金銭感覚がおかしい人の15の特徴。正しい感覚にする改善方法とは?
そもそも『金銭感覚』とは?
金銭感覚とは、お金に関しての価値や使い方についての考え方を意味する言葉のこと。
お金に対して多いのか少ないのかといった考え方や、お金の使い方などを「金銭感覚」と言います。
よく言われる「金銭感覚のズレ」とは、
- 1万円の服でも気に入ったらすぐ買う
- 1万円の服は高いから、他のもっと安い服を買った方が良い
といったように、金銭の捉え方や使い方に違いがあることを指します。
金銭感覚がおかしい人の特徴|自分や周りの人をチェックしてみよう!
「友達から金銭感覚がおかしいと言われたけど、本当に自分っておかしいの?」
「金銭感覚が変な人ってどんな人なの?」
金銭感覚がおかしいという言葉は聞いたことがあるけど、どのような特徴があるのか知りたい人も多いのではないでしょうか。
そこでここからは、金銭感覚がおかしい人の特徴について、解説していきます。
一般的に金銭感覚がおかしいと言われる人について紹介しているので、自分や周囲の人が該当していないか、チェックしてみてください!
- 身の丈に合わないブランド品を買う
- 欲しい物はすぐに買う
- 家計を把握していない
- 買い物でストレス発散をしている
- 将来への計画性がない
- 借金をしてでも物を買ってしまう
- 支払いの滞納をしてしまう
- 給料をすぐに使ってしまう
- お金の使い方が偏っている
- ギャンブルが好き
- クレジットカードを頻繫に使う
- 外見を派手に飾ろうとしている
- 要らない物まで買ってしまう
- コンビニによく行く
- ATMの手数料を気にしない
1. 身の丈に合わないブランド品を買う
一般的な人は、自分の貯金や収入などに合ったアイテムを買う傾向があります。
しかし、金銭感覚がバグっていると言われる人は、身の丈を考えずに他人からよく思われたいがために、ハイブランド品を買い揃える傾向があります。
例えば、気になる彼との初デートに向けて、
「おしゃれな子!」
と思ってもらいたく、持っている洋服からコーディネートするのではなく、ブランド品に手を伸ばし見栄を張ってしまうことも。
このような行動が、金銭感覚がズレているように思われてしまいます。
特徴2. 欲しい物はすぐに買う
金銭感覚がおかしい人は、自分に甘く欲望のままに欲しいものを買ってしまうため、我慢することが出来ません。
例えば、街中を歩いていて
「かわいい!欲しい!」
と思った洋服は迷わず購入するなど。
その洋服の値段やコーディネートの仕方などを考えずに、衝動買いをしてしまうなんてこともあるでしょう。
特徴3. 家計を把握していない
お金の管理がしっかり出来ている人は、無駄な出費をしません。
逆に、毎月自由に使えるお金がいくらあるのか把握出来ていない人は、浪費していることすら気づいていないことも。
例えば、
- 毎月食費や飲み代にいくらかかっているのか把握出来ていない
- 自分の収入をきちんと把握していない
など。
時には、毎月の収入以上使ってしまうことも。
全く収支の計算ができていないため、周りからは「金銭感覚バグってるよ。」なんて思われてしまいます。
特徴4. 買い物でストレス発散をしている
このような人は、買い物以外で気分転換できるものがなく、結果的に見合わない出費をしている可能性があります。
例えば、
「ストレス発散のためには買い物が大切!」
という考えになっていると、冷静にお金を使えません。
お金を使うことでしかスッキリしてしないため、金銭感覚がおかしいと思われる結果に。
特徴5. 将来への計画性がない
金銭感覚がおかしい人は、我慢するのが苦手な性格です。
例えば、
- 奨学金返済のために貯めていたお金を、旅行にいくために使ってしまう
など。
計画性がないと言えますね、
目先の欲望に流され我慢できずにお金を使ってしまう性格。
そんな人は、周りから金銭感覚がズレていると思われてしまいます。
特徴6. 借金をしてでも物を買ってしまう
「お金がなければ借りればいい!」
というように、借金することをなんとも思ってない人もいるでしょう。
例えば、手元にお金がないと分かっているのに、
「この時計が欲しいなぁ。今お金ないけど、お金借りちゃえば良いか!」
とお金を借りてまで欲しいものを手に入れようとするなど。
家や車などなら借金は分かります。
しかし、必要性が低いものでも借金してまで買おうとする姿勢は、やはり金銭感覚がズレている可能性があります。
特徴7. 支払いの滞納をしてしまう
固定費の支払いを滞納している人は、家計の管理が出来ておらず、収入に見合わないお金の使い方をしている可能性があります。
例えば毎月の
- 家賃
- 光熱費
- 携帯代
などは、ある程度金額が決まっていて把握しやすい支出のはずですが、それすら支払えない。
となると、やはり「金銭感覚がおかしいとしか思えない。」と感じさせてしまいます。
特徴8. 給料をすぐに使ってしまう
一般的に、お給料は計画的に必要な時に必要なだけ使うものです。
しかし、振り込まれてすぐ使ってしまう人は、お金の使い方が荒いと思われます。
例えば、
- 先月欲しかったものをお給料が入ったからといって、貯金もせずにすぐに購入する
など。
給料が入ったにも関わらず、すぐ金欠になってしまうといった状態は、まさに金銭感覚がおかしい人の典型例です。
特徴9. お金の使い方が偏っている
金銭感覚のおかしい人は、趣味や交際費にどのくらいお金をかけたら日常生活に支障があるかを考えていません。
その為、趣味など好きなことにお金を使い過ぎて、生活費や食費にお金をかけれなくなってしまうことも。
例えば、
- 好きなアイドルのライブ代やCD、グッズなどにお金をかけ過ぎて、携帯代を滞納してしまった
などは、さすがに好きなことにお金をかけすぎ。
必要最低限残しておく分のお金まで使ってしまっているため、金銭感覚がズレていると思われてしまいます。
特徴10. ギャンブルが好き
ギャンブル好きな人は、一度に使う額も普通ではありません。
しかも、たいてい依存傾向にあり、賭けることが癖になっています。
競馬で負けたとしても、一発逆転を狙って大金を賭けようと考える人も。
そして負けても「今日こそは!」なんてお金がないのに、賭け続けてしまうのです。
金銭感覚がバグっていると周りから思われてしまいます。
特徴11. クレジットカードを頻繫に使う
クレジットカードは、手元に現金がなくても気軽に使えるのが便利ですね。
ただ、金銭感覚がおかしい人は、自分のお金を使っている感覚が持てず、ついついカード決済をし過ぎてしまう特徴があります。
例えば、ネットショッピングで
「あれも欲しいな。あ、これも欲しい!」
とどんどん買い物かごに入れて決済。
現金を出さない分、支払っている感覚がなくて、支払金額など頭に止まりません。
そうやってあっという間に限度額になり、支払いに苦しんだという経験も。
特徴12. 外見を派手に飾ろうとしている
「自分をよく見せたい!」という願望が強く、洋服や美容代にお金を使い過ぎてしまうことも。
例えば、ネイルサロンやまつエクなどはそれぞれの単価も高く、数週間毎にメンテナンスを行う必要があります。
その為、「気づいたら美容代に年間数十万円使い込んでいた!」ということも。
その桁外れの出費は、周りから金銭感覚がマヒしていると思われがちです。
特徴13. 要らない物まで買ってしまう
本当に必要なものか頭で考えずに行動してしまう人は、その時の気分やノリで衝動買いをしてしまう傾向があります。
例えば、使いみちをしっかりと考えずに物を買ってしまったり…。
結果的に、
「よくよく考えたら似たような洋服を持っていた!」
「今月の出費はもう既に予算を超えていたのに!」
など不要なものを買ってしまった後悔が出てくることも。
特徴14. コンビニによく行く
コンビニはとても便利な面がありつつも、商品が基本的に高い傾向があります。
お金の管理が出来ている人は、毎回の買い物でコンビニに行くことは少ないでしょう。
ただ、金銭感覚がおかしい人はそもそも用がなくてもコンビニに寄って何か買うことが習慣になっています。
例えば、
- 帰宅時にコンビニにふらっと立ち寄り、なんとなく美味しそうなスナック菓子や飲み物を”毎日”買っている
など。
スーパーに行けば多少安く収まるのに、ちょっとした便利などを考えてコンビニを利用。
結果的に、無駄な出費が増えて、金銭感覚がズレていると思われることも。
特徴15. ATMの手数料を気にしない
計画性のある人は、手数料のかからない銀行や時間帯にお金を引き出すようにしています。
しかし、金銭感覚がズレている人は、節約せずに「楽だから!」という理由で手数料のかかるATMで引き出す傾向があります。
おかしくなった金銭感覚を改善する方法|価値観のズレを直すには
「金銭感覚が麻痺していておかしい。なんとかしたい。」
「夫婦間で金銭感覚が合わない。結婚生活も怪しいし、このままだと離婚するかもしれない。今からでも直せるのかなぁ。」
金銭感覚がおかしくなってしまうと、周囲との価値観が合わなくなり、苦しい思いをするかもしれません。
しかし、金銭感覚は正常に戻せますよ。
ここからはおかしくなった金銭感覚を改善する方法を解説します。
方法1. 家計簿アプリを使って、お金の使い方を見直す
金銭感覚がおかしい人は、基本的にお金をどのくらい使っているのか把握してないもの。
まずは自分が使いすぎなのかどうか見直す必要があります。
そこでおすすめなのが、スマホで家計簿を作成する方法。
資産管理アプリ利用率No.1の『マネーフォワード ME』は、資産を見える化し、グラフで表示してくれるアプリです。
食費、美容、交際費などジャンルごとに支出を計算し、何にお金がかかっているのかすぐ把握できるようになっています。
しかも、銀行やクレジットカード、ポイントや証券会社など一度情報を登録すれば、残高や支出情報を自動で読み込んでくれるので、面倒な家計簿作成が漏れなく手軽に行なえますよ。
また、現金で支払った際も管理が楽。
アプリ上でレシートをアップするだけで、あとは自動で支出計算してくれます。
ズレた金銭感覚を戻すなら、お金の管理はマスト。
必ず家計簿アプリを使って、収支を計算しましょう。
iPhoneユーザーはこちら Androidユーザーはこちら方法2. 給料が入ったら必要な金額だけおろす
金銭感覚がズレている人は、欲求に負け、考えずにお金を使ってしまう癖があります。
なので、毎月自分で決めた金額しか手元にないようにし、その金額内で計画的に使うようにしましょう。
まず、日常生活を送るために必要な
- 家賃
- 光熱費
- 携帯代
- 交際費
などを把握し、自由に使える金額を計算した上で、必要な金額だけ引き出しておくなど。
計画的にお金を使うように心掛けると、無駄な出費も減り、
「今月は使い過ぎた!」
なんてことがなくなりますよ。
方法3. 買う前に本当に必要かどうかを考える
購入する前に、冷静に考えることが出来ると、衝動買いを防ぐことができます。
例えば、
- 「今、この瞬間欲しいと思っただけじゃないか?」と少し考えてみる
- 「これを買わないことで損をしたり生活に支障があるのか?」と既に持っているものを思い返してみる
- 同じ商品がネットで安く売られていないか比較してみる
など。
今、本当に必要なものかどうか考える癖が身につけると、無駄な買い物が大幅に減るはずですよ。
方法4. レシートを残しておく
レシートを見返すと、何にどれくらいお金を使ったのか知れて、無駄遣いにも気づくことがあります。
毎月レシートを合算して家計簿をつけてみましょう!
最近では、レシートを読み込ませるだけで自動入力してくれる家計簿アプリもあります。
面倒くさがり屋なひとでも簡単に出費を記録できるので、ぜひ活用してみて!
方法5. 周りの人の意見やアドバイスを聞く
金銭感覚がしっかりしている人のお金の使い方を知ることもおすすめ。
そうすれば、自分の金銭感覚がズレていることに気づけて、お金の正しい使い方ができるようになります。
例えば、
- 洋服や趣味に毎月どれくらいお金をかけているのか聞いてみる
- 将来の計画性やお金の貯め方についてアドバイスをもらう
などを行ってみましょう!
方法6. 自分で稼いだお金だけで生活する
借金をしたり親からの仕送りで生活をしていると、お金の大切さが分からなくなることも。
その為、自分で稼いだお金で生活することが大切。
お金を手にする大変さを知り、金銭感覚が改善される可能性があります。
- 親からの仕送りを止めてもらい、バイト代だけで家賃や光熱費・食費などを負担する
たったこれだけでも、自身のお金の使い方を改めることができます。
この時大切なのが、いくら生活が苦しくなっても誰かにお金を借りたりしないようにすること。
借金すれば良いや精神だと金銭感覚がおかしい状態に戻ってしまうので、ちゃんと自制しましょう!
方法7. お金に関するセミナーに参加してみる
自分ひとりの力で金銭感覚を改善するのって、意外と大変と思う人もいると思います。
そこでおすすめなのが、お金に関するセミナーを受講してみること。
専門家から節約の大切さや稼ぐことの大変さを教えてもらえます。
例えば、
- 保険や子どもにかかる教育費を学びマネープランを立てるセミナー
- 老後に向けて必要な費用を学び貯蓄の必要性を知るセミナー
- 投資について知りお金の増やし方を学ぶセミナー
などが良いですね。
将来必要なお金やお金の運用方法を知ることで、消費していたお金がどれだけ無駄だったのかに気づき、向き合い方が変わることでしょう。
金銭感覚がおかしいと思ったら、お金の使い方や考え方を改めてみて!
お金の管理をしなかったり、衝動的に買い物をしてしまったり。
度が過ぎてしまうと、付き合っている恋人やパートナーを苦しめることがあります。
お金に対する考え方を変えることで、金銭感覚は変えられます。
この記事を参考にして、お金の使い方を改めてみてはいかがでしょうか。
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!