筋トレすると翌日がだるい原因|運動後の疲労感を軽減する方法も解説!
筋トレの翌日にだるい原因とは?
「筋トレした翌日はいつも朝からだるいなあ…。」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
疲れがなかなか抜けないと、日常生活にも支障が出てしまいますよね。
そこでまずは、運動した次の日にだるいと感じる原因について解説します。
原因がわかれば、対処法も必ず見つかりますよ。
筋トレの翌日に身体がだるい原因1. 筋肉痛が起きている
筋トレや体幹トレーニングをして筋肉に強い負荷がかかると、筋繊維がダメージを受け炎症を起こした状態となり、筋肉痛が起こります。
一般的に筋肉痛はトレーニングの翌日以降に出ると言われており、発症すると熱っぽさや腫れを伴う痛みが出たり、身体を動かすのがしんどいと感じたりするように。
そのため運動した次の日は体のコンディションが悪く、階段の上り下りやお風呂掃除など、日常生活の何気ない動作や行動にも時間がかかってしまうのです。
筋トレの翌日に身体がだるい原因2. 夜遅くに筋トレしていて睡眠の質が落ちた
身体の働きを調整する自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。
寝る時には副交感神経が優位になることで、脈拍や心拍数が下がり、疲労回復やリラックス効果が見込めるのです。
しかし、夜遅くにトレーニングすると、血管が収縮されて交感神経が優位になるため、脳は興奮状態に…。
結果として覚醒状態のまま布団に入ることになり、睡眠の質も下がってしまい、体がきちんと回復せずに翌日もだるいと感じるのでしょう。
筋トレの翌日に身体がだるい原因3. 疲労回復に必要な栄養が不足している
筋トレ後の体はエネルギーが消費されたり、使われた筋肉の細胞が傷ついたりして、疲労が蓄積した状態になっています。
にもかかわらず、トレーニング後に食事を抜いたり、ジャンクフードのような体に悪いものばかり食べたりしていませんか?
疲労回復に有効なビタミンやミネラルなども十分に摂取できず、筋トレで失われたエネルギーの補給が難しくなるため、翌日も疲れが抜けないままになってしまうのです。
筋トレの翌日に身体がだるい原因4. オーバーワークになっている
自分にスパルタな人ほど早く筋肉をつけようとして、限界以上にトレーニングをやりすぎる「オーバーワーク」になる傾向があります。
しかし筋トレによって生じた疲労やダメージがしっかり回復しない間に再び体を動かすと、慢性的に疲労が蓄積して、翌日も体がだるい状態に。
またセット数を増やしたり強度を上げたりして身体に高い負荷をかけることも、オーバーワークに繋がり、回復しきれずに次の日もだるく感じます。
【参考記事】オーバーワークには他の症状も出ます▽
筋トレの翌日に身体がだるい原因5. 適切なケアができていなく疲れが残っている
運動後はトレーニングで壊れた筋細胞を回復しようと炎症反応が起こります。その際に筋肉痛や筋肉の張りが出てくる結果、体はだるく重い状態に。
この時ストレッチやマッサージなど適切なケアをしないと、血行が促進されず筋肉の緊張も解けないままとなるので、翌日の朝も体調不良が続くことに。
また、アフターケアを怠ることで筋肉痛が長引けば、筋力や耐久性が低下してトレーニング時の総負荷量を高められなくなるので、効率的な筋肥大も期待できません。
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