筋トレでオーバーワークした時の症状|やりすぎかどうかの見極め方とは?
筋トレにおけるオーバーワークとは?

筋トレは、トレーニングを行うことで筋繊維に傷をつける行為。
傷つけられた筋肉繊維が回復することで、筋肉を強くしていくのです。
この回復を待たずにさらに強い負荷をかけすぎて、筋トレをやりすぎてしまう行為がオーバーワーク。
きちんとした休息を入れず筋トレを続けることで、回復が追いつかなくなってしまい、常に疲労が蓄積した状態に。
そして慢性的な疲労になると、免疫が落ちて熱や風邪の症状が現れたり、体調を崩してしまったりと、「オーバートレーニング症候群」といわれる症状になることがあり、体全体に影響を及ぼす危険があります。
放置すると疲労が抜けないだけではなく、治療が必要になることもありますので、少しでも症状が見受けられたらトレーニングはストップしましょう。
筋トレでオーバーワークに陥ってしまう原因とは?

どうしてオーバーワークになってしまうのか?
ここでは、オーバーワークに陥りやすい原因について、解説していきます。
日常的に筋トレをしている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
オーバーワークの原因1. 負荷が大きすぎる

トレーニングに慣れていない初心者の方は、なんとなく「負荷が大きければそれだけ効果も大きいはず。」と考え、自分に合わない負荷で筋トレをしてしまうことがあります。
負荷は大きすぎれば良いものではなく、自分に合った負荷でトレーニングを行うことが大切。
過負荷状態のトレーニングを続けると、疲労が蓄積しやすくなり、オーバーワークに陥ることがあります。
早く筋肥大させたいと考えて高重量のダンベルやバーベルなどでトレーニングしても、オーバーワークを促進してしまうだけ。
筋肉は急に育てるのではなく、あせらず時間をかけて鍛えることを念頭にトレーニングしましょう。
オーバーワークの原因2. 筋肉が回復する前にトレーニングしている
筋トレの後の筋肉は、筋繊維が傷ついている状態。筋肉痛でトレーニングをした部位が痛いことから、自分でも実感できますよね。
この状態のまま、休むことなくさらにトレーニングをしてしまうと、筋繊維の回復が追いつかず、オーバーワークになってしまいます。
トレーニングを行う際には、前回のトレーニングからきちんと回復していることが大切。休息期間を作らずに筋トレをするのは控えましょう。
【参考記事】はこちら▽
オーバーワークの原因3. 正しいフォームで行えていない

崩れたフォームで筋トレを行うと、必要のない筋肉を使ってしまい、余計な部分に疲労を溜めてしまいます。
筋肉痛になる必要のない部分まで痛みを感じるため、通常よりも疲れやすくなるというわけですね。
前述の通り、筋肉に疲労が溜まればオーバーワークになる可能性が出てきます。
特にトレーニング初心者は、回数や負荷のことばかり考えてしまいがちですが、筋トレでしっかりと効果を出すためには、正しいフォームで行うことが重要。
まずは正しいフォームを身につけることを大切にして、トレーニングを行いましょう。
オーバーワークの原因4. 同じ部位ばかり鍛えすぎている
「脚をほっそりさせたい!」
「胸板を厚くしたい!」
など、理想の体を目指してトレーニングをすると、同じ部位ばかり毎日続けて鍛えてしまうことがあります。
筋肉は回復するまで時間が必要です。同じ部位だけ鍛えると回復が間に合わず、オーバーワークに陥ります。
日によって部位ごとに分けてトレーニングを行ったりして、一度鍛えた筋肉をしっかり休ませるようにしましょう。
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!