大胸筋内側がスカスカな原因とは?筋肉をつけて胸板のへこみをなくすコツを解説!

織田琢也 2023.09.14
大胸筋を鍛えても内側がスカスカになってしまうとお悩みの方へ。今記事では、大胸筋の内側がつかない原因から、内側の筋肉をしっかりつけるコツまで詳しくご紹介します。きちんと大胸筋を鍛えたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!

大胸筋はきちんと鍛えないと内側がスカスカになりやすい

大胸筋はきちんと筋肥大しないと内側がスカスカになりやすい.jpg

今回お話する大胸筋の内側とは、みぞおちの真上あたりの部分です。この部分に「なかなか筋肉がつかない。スカスカになってしまう。」とお悩みの人も多いのではないでしょうか。

大胸筋の外側は、胸のトレーニングをする際に最初に動き出す部分なので、比較的負荷をかけやすいと言われています。

一方、大胸筋の内側は最後まで収縮させないと負荷がかかりません。そのため、外側よりも鍛えにくくなっています

鍛えにくいからといって、対策をせずに放置していると大胸筋の外側だけがどんどん発達してしまい、理想のボディメイクからかけ離れたアンバランスな見た目になってしまいます。


大胸筋の内側がスカスカになる原因|筋肉が綺麗につかない理由とは?

大胸筋の内側がスカスカになる原因|筋肉が綺麗につかない理由とは?.jpg

しっかりと筋トレを重ねているのに、なかなか大胸筋の内側が大きくならないと、「トレーニング方法を見直した方が良いのかな?」と感じられるでしょう。

しかし、トレーニングのやり方を変える前に、まずは原因を知ることが大切です。

そこで、ここから大胸筋の内側がスカスカになってしまう理由として考えられることを紹介していきます。当てはまることがないかチェックしてみましょう。

大胸筋の内側がスカスカになる原因
  1. 外側の筋肉の方が発達が速いから
  2. 可動域が狭い
  3. 大胸筋をしっかり刺激できてない
タップすると移動します

原因1. 外側の筋肉の方が発達が速いから

大胸筋の外側というのは筋肉が集中しており、筋繊維の密度が高くなっています。一方、大胸筋内側は筋肉が上部、中部、下部に分散しており、外側に比べると筋密度が低いです。

筋肉の密度が高い部位は筋肥大も速く、鍛えることで外見的にも成長を実感しやすいです。そのため、大胸筋の内側と外側で見た目のギャップが生まれます。

これが「なんだか内側がスカスカだな...。」と感じる理由の一つです。

あくまでも大胸筋の外側の方が発達が速いということにより、そう見えているだけなので、トレーニングを続けることで徐々に内側も鍛えられて厚い胸板になります。


原因2. 可動域が狭く大胸筋全体を刺激できていないから

可動域とは関節が動く範囲のこと。胸を鍛える場合は、ベンチプレスやダンベルを使ったトレーニングなど、肩、腕の可動域を最大限活用し大きく動かすことが重要です。

例えば、ベンチプレスで手幅を広くすると、肩の可動域が小さくなり大胸筋が収縮しづらくなります。収縮しづらいということはしっかりと負荷がかかっていないということ。

このように、可動域を活用したトレーニングができていないと胸の内側の筋肉が追い込めず、真ん中がスカスカになってしまうのです。


原因3. 正しいフォームで大胸筋を刺激できていないから

原因3. そもそも大胸筋を刺激する筋トレができていないから.jpg

もう1つ考えられる原因として、フォームなどのトレーニングのやり方に問題がある可能性があります。

きちんとしたフォームでトレーニングに取り組んでいないと、肩や腕といった胸以外の部分に負荷が逃げてしまい、胸筋が刺激されません。

筋トレをする際に大切なことは、狙った筋肉に負荷をかけることです。いくら重い重量をあげていても、他の部位に負荷が逃げて大胸筋が刺激されていなければ、外側も内側もバルクアップしていかないのです。


▷次のページ:大胸筋内側の筋肉をつける方法|効果的なトレーニングの秘訣を大公開

よく一緒に読まれる記事