HIITトレーニングの消費カロリーはどのぐらい?ダイエット効果が高い理由を解説!

織田琢也 2022.08.01
HIITトレーニングの消費カロリーを知りたいの方へ。本記事では、HIITトレーニングの消費カロリーから、脂肪燃焼効果が高い理由まで大公開!短期間で減量やダイエットをしたい人にもおすすめの内容になっていますので、気になった方はぜひ活用してみてください!

HIITトレーニングの消費カロリーは?

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1回あたりにかかる時間は平均して5分~15分だけ。短時間で効率よくカロリーを消費できると注目のHIIT。高い負荷をかけたトレーニングを短い時間に凝縮し、高い脂肪燃焼効果が得られます。

実際にどのくらいのカロリーを消費できるのか、体重70Kgの人を例に時間ごとの消費カロリーを見ていきましょう。

  • 5分間のHIIT:43Kcal
  • 10分間のHIIT:86Kcal
  • 15分間のHIIT:129Kcal

同じ体重の人が15分間ウォーキングした時の消費カロリーは55Kcalなので、HIITは短時間に濃い内容でカロリーを消費できるトレーニングと言えますね。


HIITトレーニングのメリット|ダイエットに効果的な理由を解説!

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HIITトレーニングがダイエットにいいと聞いて、カロリーもご紹介しましたが、「消費カロリーは高そうだけど本当に痩せる効果があるの?」「HIITを選ぶのは他にどんな効果があるからなの?」と感じる人もいるでしょう。

そこで、ここからはHIITトレーニングがダイエットに効果的な理由を解説していきます。


HIITの効果1. アフターバーン効果で脂肪燃焼が続く

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高負荷な運動のHIITトレーニングをすると、疲れた体を元の状態に回復させるためにカロリーが消費され続けるのです。この状態をアフターバーン効果と呼び、24~72時間ほど持続すると言われています。

つまり、トレーニング終了後の日常生活や普段の食事量でも、脂肪燃焼が続く状態を維持できることになるので、太りにくい体が作れると言えます。


HIITの効果2. 筋肉量が増え、基礎代謝アップに繋がる

ウォーキングなどの有酸素運動だけでは、脂肪の燃焼には役立ちますが、筋肉量のアップには期待できません。

HIITのメニューに筋トレを加えることで、有酸素運動と無酸素運動の両方を行えて、脂肪の燃焼とともに筋肉量がアップ。筋肉が増えると、基礎代謝と言われる生命維持のために消費されるカロリーが多くなります

筋肉量が増え、基礎代謝がアップすると座っていても寝ていても消費カロリーが高くなるので、リバウンドのしにくい体を作れますよ。


HIITの効果3. 心肺機能が高まり、自律神経が整う

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HIITは負荷の高い運動と低い運動を繰り返し行うとてもハードなトレーニング。短時間で負担をかけるトレーニングは息が切れて体内の酸素が不足します。そして足りなくなった酸素を運ぶため、肺には大量の酸素が取り込まれ、心臓が活発に動き出し血液が循環することに。

その結果として、心肺機能が高まり、呼吸も深くなるので自律神経が整う効果にも期待ができるでしょう。

自律神経は、発汗を促して体温調整したり、血圧や体温を調整したり、胃腸の働きをコントロールするなど、生命活動を支える役割を果たしています。そのため自律神経を整えることで、体の活動量が向上し痩せやすい身体になりますよ。


HIITの効果4. 自身のレベルに合わせて負荷を調整できる

これからダイエットのためにトレーニングを始める人は、いきなり高負荷の筋トレをする方法は負担が大きく、しっかりとしたトレーニングができないでしょう。

HIITトレーニングは、筋トレやランニングマシンのような高い負担をかけるトレーニングから、エアロバイクのような膝への負担をできるだけ抑えたメニューまで柔軟に取り入れることができます。

自身の経験や体調に合わせて、適切な負荷を調整できるので、始めやすく長く続けやすいトレーニングだと言えるでしょう。


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