代表的な準備運動10種類|運動前に取り組みたい準備体操&動的ストレッチメニューとは
準備運動を行う意味|運動前に行うことでどんな良いことがあるの?
準備運動とは比較的激しい運動を行う前に行う簡単な運動のこと。
運動前にしっかり準備運動をしていると怪我を防ぐなどの効果があることは知っているかもしれませんが、それ以外にもいい効果がたくさんあります。
そこで、運動前に準備運動を行う意味について、具体的に紹介していきます。
準備運動を行う意味1. 筋肉を温めて怪我を防ぐ
運動前の体は深部の体温が低く、筋肉は緊張状態にあります。その状態で激しく体を動かすと、筋肉が動きに対応できずに筋肉を痛めたりする可能性があります。
準備運動で筋肉に流れる血流が増加して体の深部体温が上昇し、筋肉が伸び縮みしやすくなることから体が様々な動きに対応できるようになり、怪我の予防に繋がります。
怪我のリスクをできるだけ少なくするためにも、運動前のウォーミングアップに準備運動は欠かせません。
準備運動を行う意味2. 体の目を覚まして、運動パフォーマンスを高める
体が冷えている状態だと血流が滞って筋肉も硬くなっており、酸素と栄養素が全身に行き渡りにくい状態です。そのままだと、関節や筋肉を動かしにくく、思うように体を動かせません。
準備運動には体を温める効果があり、筋肉が伸び縮みしやすくなり体を動かしやすくなります。
できるだけ体を運動しやすい状態に近づけるためにも、準備運動を行ってからトレーニングに取り組んでください。
準備運動を行う意味3. 運動へと切り替える心の準備
ランニングや筋トレなど、いきなり激しい運動を始めてしまうと気持ちがついていかず、効率がなかなか上がらないことがあります。
準備運動で軽く身体を動かすと、気持ちが高ぶってきて、「これから運動をするぞ!」という感覚になります。気持ちが運動モードに切り替わることで、準備運動後の筋トレやスポーツなどが意欲的に取り組めますよ。
準備運動せずにダラダラと体を動かしてしては、効果もパフォーマンスも発揮できません。準備運動で心の準備を整えてから運動に取り組んでみてください。
準備運動を行う意味4. 心肺機能へ適度な負荷を与えて、運動による身体への負荷を減らす
運動を行う前は、体の深部の体温が冷たい状態。できるだけ体の熱を逃さないよう筋肉は硬く、毛細血管が細い状態になっています。
血管が広がっていない状態で急に激しい運動を行ってしまうと、酸素を取り入れることができない状態のまま心拍数が上がり、息切れをしてしまうことに。息切れは疲労感を感じる原因にもなりますので、その後の運動が長続きしません。
準備運動で体を温めて毛細血管を徐々に広げることで、酸素を取り入れやすい状態に。心肺機能へ適度な負荷を与えて体を慣らすことで、ハードな運動をしても体への負荷を下げられますよ。
大切な人にシェアしよう。Enjoy Men’s Life!