夏の間に目指せ“細マッチョ”。近道は腹筋を鍛えること
鍛える前に持っておきたい、正しい筋トレ知識
多くの男性は、筋トレをする前に女性にモテる筋肉をチェックしますよね。チヤホヤされているマッチョな男性を見ると「俺もモテたい」というオスの本能に火をつく。そして、モテる筋肉をひたすらその部位だけ一生懸命鍛えてしまいます。ただし、重要なことを忘れてはいけません。本当に美しく男らしいボディとは、バランスが取れていて総合的に鍛えられている身体のこと。今回は、筋トレの前に知っておきたい筋肉に対する正しい考え方を解説します。
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そもそも「マッチョ=モテる」は間違い。
例えば、女性にモテる筋肉の一つ「大胸筋」。ひたすら胸筋を鍛える集中メニューをこなし、高負荷をかけるためにプッシュアップバーを購入し、毎日鍛錬を重ねて完成させた美しい大胸筋。しかし、たくましい大胸筋を手に入れても、腕が細く腹筋がポニョポニョの男性はモテませんし、細マッチョにもなれません。大切なのは貴方自身のカラダにマッチした程よい筋肉を、バランス良く付けること。しかも、一部分を集中的に鍛える筋トレメニューばかりこなしていると、怪我や故障まで引き起こしてしまうのです。
細マッチョになりたいなら、体幹を鍛えるべし。
筋肉には、体幹部分と体肢筋の2つ存在しています。体幹部分とは頭部と手足を除いた体のコア(幹)となる部分で、体肢筋とは体幹部ではないその他の部位のこと。そして筋トレをする上で大変重要になってくるのが、体幹部分です。体の幹の部分がしっかりしていないとバランスの取れた美しい体を手に入れることはできません。また体幹部分がしっかり鍛えられていないと、怪我をする確率を飛躍的に上がってしまいます。アスリート選手が体幹トレーニングを意識的に取り入れているのは、怪我から自分自身の体を守るため。
中でも集中的に鍛えたい体幹部分が「腹筋」
腹筋は、体のバランスを取る骨盤部分と、肋骨部分のボックスをつなぐ重要な役割を果たしています。そのため腹筋をバランス良く鍛えることが、オーラをまとった男らしい体を手に入れる近道なのです。逆に腹筋が弱いと、トレーニングを重ねる毎に体に痛みが生じて、怪我・故障を引き起こします。つまり腹筋を鍛える=全身の筋肉を発達させる、という図式が成り立ちます。筋肉を鍛える前の下準備として腹筋の体幹部分を鍛えると、より効果的なトレーニングを行えるということ。
腹筋の体感部分を集中的に鍛える筋トレメニュー
腹筋を鍛えることが理想のボディを手に入れる近道だと分かったところで、腹筋を集中的に鍛える筋トレメニューをお教えします。
器具なし。自重の体幹トレーニング
バランスボールやゴムチューブなど器具を揃えることなく、自重で体幹部分を鍛えられます。腹筋の体幹を鍛えるとともに、全身の体幹も鍛えるメニューをこなしてみてください▽
最強の腹筋トレーニングとも言えるクランチ
器具を使わずに腹筋を追い込みたいなら『クランチ』と呼ばれる筋トレメニューをこなしましょう。骨盤の前部を引き上げる、体幹を屈曲させる、お腹を引き締めるという3つの効果が見込めるトレーニングで、ダイエットにも効果的。下腹、ビール腹が気になる貴方におすすめ▽
CMでお馴染みの腹筋ワンダーコア
「腹筋ワンダーコア〜」というキャッチフレーズが特徴的なCMでお馴染みの器具『ワンダーコア』。腹筋を鍛えるイメージが強い筋トレ器具ですが、実は背筋や大胸筋、上腕三頭筋など全身を鍛えられる最強の筋トレグッズなんです▽
腹筋に高負荷をかけられる腹筋ローラー
腹筋ローラーは、腹筋に与える負荷を大きくして、より効率的に腹筋を鍛えることができる便利な筋トレ器具です。自宅でやるにはラバーマットなどのグッズも用意する必要がありますが、短期間で一気に美しいシックスパックが欲しい方にはおすすめ▽
腹筋を鍛えて、バランスの良い“強く美しいカラダ”に近付こう。
繰り返しになりますが、胸筋が欲しいから大胸筋の筋トレをすれば良い!という訳ではありません。腹筋を中心に体幹部分を念入りに鍛えて、強く美しい理想のカラダを手に入れる準備を。全身をバランス良く鍛えて、真の“たくましい男”を目指してくださいね。
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