左利きのあるあるネタ特集。右利きにはない困りがちな“悩みポイント”とは?
左利きの人って、どのくらい存在するの?
普段、何気なくボールペンや箸を握る際に使う利き手。左と右では左利きの方が少数派で、その割合は成人の約8〜15%と言われています。
このように一般的には右利きの人が多いため、左利きの人ならではのあるあるや共感できるポイントは意外と多いのです。
あなたにも「そうそう」と頷きたくなるようなあるあるが見つかるでしょう。
左利きの人ならではのあるあるネタ|共感できるポイントを大公開
左利きの生活にはちょっとした不便さを感じる場面があったり、つい違和感を感じてしまう瞬間も。
ここからは、左利きの人ならではのあるある20選をご紹介します。ぜひご家族やご友人と共有して楽しんで見てくださいね。
- 横書きすると手が汚れる
- 食事の際、隣の人と肘がぶつかりやすい
- 改札が逆側なため不便
- スポーツで優遇されやすい
- 左利きの著名人を見ると親近感が湧く
- はさみは左利き用じゃないと使えない
- 左利き用の商品は種類が少ない
- 腕時計が扱いづらい
- 天才肌みたいな印象を持たれやすい
- 手帳型のスマホケースが不便
- カメラのシャッターが切りにくい
- おたま(レードル)が使いづらい
- 回す式のドアノブが開けづらい
- 急須で注ぐのが難しい
- 自販機や券売機に手間取る
- 意外と右手も器用に使える
- 習字が苦手
- カトラリーの位置を逆にする
- ボールペンが書けなくなりやすい
- 幼少期に矯正をされた
左利きあるある1. 横書きすると手が汚れる
横書きのノートを書くときは「左から右」へと文字を並べていくため、書いたばかりの文字の上に手をかぶせることに。
文章を書き進めると手が汚れることがほとんどで、鉛筆を使うと黒くなりますし、水性のボールペンを使うとインクが伸びてしまいます。
ただ、作文などの縦書きの場合は、右利きと違って手が汚れる心配がなくて楽という意見も。
左利きあるある2. 食事の際、隣の人と肘がぶつかりやすい
食事の際はお箸やスプーンを左手で持つので、左隣の人が右利きの場合は肘がぶつかりそうになってしまいます。
普段カウンター席で誰かと並んで食事をする時は、席の間隔に気を付けたり率先して左端の席に座るなどの、陰での努力が必要に。
左利きならではの悩みなので、右利きの人にとっては不思議な行動に見えてしまうことがあるでしょう。
左利きあるある3. 改札が逆側なため不便
きっぷやICカードを使用する改札は、利用する人に対して右側に設置されているので、左利きの人は手をクロスしたりわざわざ持ち替えたりする必要があるのです。急いでいる時は改札の手前でもたついて、変なポーズになってしまうことも。
同じようにもたついている人を見ると、「あの人も左利きかな?」とつい目がいってしまいます。
左利きあるある4. スポーツで優遇されやすい
世の中に右利きの人が多いということは、スポーツをやる上で「左利きの敵」に慣れていない人が多いということ。「左利きである」というだけで相手をひるませることができるのです。
特に野球のようなスポーツでは『左利きのピッチャー』というだけで戦力として優遇され、『サウスポー』という特別感のある肩書きまで手に入ります。
左利きあるある5. 左利きの著名人を見ると親近感が湧く
自分と似たような「左利きならではの悩みを持っているのかな」と感じるので、同じグループに所属しているような親近感が湧くこともあるあるの1つです。趣味や出身地が同じであることに気づいた時のように嬉しくなるでしょう。
テレビ番組やCMなどの『食事シーン』で左利きだということがわかると、それだけでも他の著名人より興味を持ってしまうことも。
左利きあるある6. はさみは左利き用じゃないと使えない
一般的に普及しているはさみのほとんどが右利き用。左利きの人にとっては握りづらい上に切りにくいので、とても扱いにくくて不便です。
最近は左利き用のはさみも多く見かけるようになりましたが、まだまだその数は多くはありません。はさみを使うこと自体を諦めるか、仕方なくガタガタに切るかのどちらかになってしまいます。
左利きあるある7. 左利き用の商品は種類が少ない
日用品からスポーツ用品まで、生活を取り巻く製品は困ったことに多くの物が右利き仕様のものばかり。
運よく左利き用の商品を見つけられたとしても、品ぞろえが少なくてがっかりしてしまうなんてことも。右利き用の商品の方が購入してくれる人が多いので仕方ないことですが、なんだか少し切なくなってしまいますよね。
左利きあるある8. 腕時計が扱いづらい
一般的な腕時計は、「左手に巻いて右手で時間を調整する」ことを想定して設計されています。左利きの人が右腕につけた場合、時計を操作しようとすると手がおかしな角度に。いちいち腕から外さないと、スムーズに設定することができないのです。
そんな不便さを解消するため、左腕に腕時計を付けている左利きの人もいますよね。
左利きあるある9. 天才肌みたいな印象を持たれやすい
左利きの人からは、右利きの人には感じられない『特別さ』を感じるため、その雰囲気が『天才』を連想させます。「アインシュタインやピカソといった世界の偉人達も左利きだった」という説がそのイメージをさらに強くしているのでしょう。
ただ、嬉しい反面周りからのハードルが上がることを少し面倒に感じてしまうことも。
左利きあるある10. 手帳型のスマホケースが不便
手帳型のスマホケースはほとんどのものが「右から左に開く」仕様になっています。この動作は左利きの人にとっては違和感があってなんとも言えない使いづらさ。どうしても両手を使って開く機会が多くなってしまうでしょう。
ただ、最近は左利き用の「左から右に開く」スマホケースも少しずつですが増えてきています。
左利きあるある11. カメラのシャッターが切りにくい
被写体にカメラ向けた時、シャッターは右側に位置するようになります。右利きの人のは難なく押せますが、左利きの人はシャッターを切るだけでも一苦労。
仮に右手でボタンを押すことに慣れても、他の細かい操作に関しては左手で行うことになります。
結局カメラを持ち変える手間は減らないので、扱いづらさはなくなりません。
左利きあるある12. おたま(レードル)が使いづらい
注ぎ口が手前にあって、スープなどが注ぎやすくなる便利なレードルも、左利きにとっては天敵の1つです。左利きの人が使う場合は注ぎ口が奥側になるため、わざわざ右手に持った食器をレードルの奥側にして注ぐという動作になってしまいます。
どれくらいの量が入ったかわかり辛いですし、熱いものだと慎重にやらなければいけません。
左利きあるある13. 回す式のドアノブが開けづらい
回す式のドアノブは、ほとんどが「握ってから右に回転」させてドアを開ける仕様。左利きの人が開けようとする際、ノブを握る手を逆手にするなどの工夫が必要になることもあるあるです。
レバータイプであれば押し引するきだけなのでストレスは軽減されますが、ドアノブは右側についている場合が多く、左利きの人のもやもやがなくなることはありません。
左利きあるある14. 急須で注ぐのが難しい
急須を右手で持った場合注ぎ口は手前に向くようになりますが、左利きの人が持つと奥側に向いてしまいます。湯呑との距離感がつかみづらくなるので、慎重に注がないとお茶をこぼしてしまう可能性も。
お茶を注ぐ難易度が上がるので、人一倍時間をかける必要があるでしょう。左利き用の急須を使うのも手かもしれません。
左利きあるある15. 自販機や券売機に手間取る
自動販売機や券売機のお金の投入口は右側にあることが多く、横方向に体をスライドすることが地味にストレスです。さらに紙コップに注がれるタイプの自動販売機だと、扉の開く向きが逆で取り出しづらくなるため、左利きの人にとっては2重のトラップに。
右利きの人のようにスムーズにできないので、予想以上に手間取ってしまいます。
左利きあるある16. 意外と右手も器用に使える
左利きの人には、今まで「仕方なく右利き用の物を使った」という経験があるので、意外にも右手を器用に使える場面があったりします。周りの人からは両利きであるかのように思われるので、賢いイメージを持ってもらえることも。
普段右利きの人の日常は左手を仕方なく使う場面が少ないので、左利きならではの特技ですね。
左利きあるある17. 習字が苦手
そもそも習字の正しい筆の入り方は右からです。左利きの場合かなり書きづらくなってしまいますし、習字を教える先生も当然のように右手で書く方法を教えます。
中でも特に大変な点は「とめ」や「はね」などといった筆独特の表現。右利きでも苦手とする人が多いので、左利きの人であればさらに難しく感じてしまうでしょう。
左利きあるある18. カトラリーの位置を逆にする
フランス料理などの高級なレストランで食事をする際、テーブルに用意されたカトラリーの配置も右利きの人を想定したもの。右手側にナイフ、左手側にフォークが当然のように並べられているので、まずは配置を直す作業から始めることもあるあるです。
同様に、和食に用意されるお箸の向きが右利きの人用なことも悩みです。
左利きあるある19. ボールペンが書けなくなりやすい
ボールペンはそもそも右利き用に作られているため、左利きの人が使うとインクが出にくくなります。原因はペン先のボールが上手く回らないから。右利きだと引く動作で書くのに対して、左利きだと押す動作で書くことになります。
加圧式や左利きの人用のボールペンがない場合は、インクが出続けることを祈るしかないでしょう。
左利きあるある20. 幼少期に矯正をされた
「左利きだと不便なことが多くなるから」という理由で、右利きになるように幼少期から矯正を受けた経験がある人もいるでしょう。「なんで右手を使わなきゃいけないんだろう…」ともやもやを抱えていた人も少なくないはずです。
ですが利き手はそんな簡単には変えられないもの。矯正が上手くいかずに結局左利きに落ち着くこともあります。
左利きの人に多い性格の特徴ってあるの?
少数派であるがゆえに、日常生活の中にちょっと不便なあるあるが存在する左利き。実は左利きの人は「天才肌」というだけではなく、「寂しがり屋」であったり「白黒はっきりつけたがる」といった性格を持っていることも。
同じような少数派の立場を経験した人が多いからか、他にもこれらのように左利きの人に共通する性格がありますよ。
どんな性格の人が多いのか、以下の記事を参考に調べてみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
右利きにはない、左利きあるあるをあえて楽しんでみて。
日常の中には右利きの人のためのものが多く、左利きの人は不便さや違和感を感じる場面が数多くあります。
ただその一方、左利きグッズを見つけた時に喜びを感じられたり、少数派だからこそ周りの左利きの人との連帯感を味わえます。
不便に感じる部分は工夫しつつも、右利きの人には感じられないちょっとした特別さを感じながら楽しく暮らして行きたいですね。
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