「旦那と別れたいけどこの先不安…」必要な6つの準備と穏便に離婚するコツを解説
旦那さんと別れたいと思う主な理由やタイミングとは?
離婚したいと考える女性には、必ずそう思った理由やタイミングがあります。
例えば、仕事と家庭での姿をうまく分けられず、家庭にイライラをぶつけられたときや、新婚の時はあった家事・育児に対しての感謝の気持ちがなくなってきたときなどです。
まずは、なぜ離婚したいのか原因を追求してみましょう。下記の記事では、旦那さんが嫌いと感じる瞬間や原因について詳しくご紹介しています。
旦那と別れたいと思った時にすべき6つの準備を解説
離婚は、決断するのに勇気が入ります。
でも、女性は一度気持ちが離れてしまうと元に戻すのは難しいですよね。
いざ別れるとなった時は、一体何から始めればいいのでしょうか?
ここからは、旦那さんと別れたいと思ったらどんな準備をすべきかご紹介します。
別れを切り出す前にできることがあれば、準備しておきましょう。
準備1. 法定離婚事由に該当する理由があるか確認する
裁判所を介して離婚の調停を行う場合は、以下の事由に該当していなければなりません。
- 配偶者に不貞な行為があった時。
- 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
- 配偶者の生死が三年以上明らかでない時。
- 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがない時。
- その他婚姻を継続し難い重大な事由がある時。
または、裁判所が離婚に相当する事由だと認めた場合に調停の申立を受理してもらえます。
一方的に別れたい場合は、裁判所を利用することはできないので注意しましょう。
不倫の疑惑があるなら証拠集めをする
もし旦那さんの不貞行為が原因で別れたいのであれば、まずは証拠が必要になります。
証拠は浮気相手とのメッセージのやりとりや、一緒にいる写真などが挙げられます。自分で証拠を確保するのが難しい場合は、探偵を利用するのも一つの手です。決定的な証拠があれば、旦那さんは言い逃れできないでしょう。
証拠が十分にあれば、裁判所を通じて慰謝料の請求もできます。
準備2. 離婚後の住居や仕事はあるか確認する
女性は結婚や妊娠で、仕事と疎遠になってしまう人が多いです。社会的に復帰するには、少し時間がかかります。
専業主婦やパートで十分な稼ぎがない場合は、まず安定した経済力を手に入れましょう。離婚に踏み切る前に、せめて仕事と住居だけはどうしていくか考えておくと良いでしょう。
見つからない場合は、一度実家に移り住んで仕事探しから始めてみると良いです。
当面生活できるほどの貯金があるかも確認しておくと安心
独り身になると、家賃や光熱費、食費全て賄わなければなりません。万が一のために、ある程度お金を蓄えて置いた方が良いでしょう。
「万が一」は仕事の収入が安定しなかったり、夫が養育費を払ってこなくなったり様々なパターンが考えられます。特に、養育費は自分の子供であるにもかかわらず意外に渋る人が多いです。
緊急事態が起きて、「お金がない…」ということにならないよう貯金しておきましょう。
準備3. 親しい人に離婚したい旨を相談する
いきなり離婚するとまわりが驚いてしまいます。
本気で別れたい場合は、信頼できる人から少しずつ相談をしてみましょう。新婚の頃から二人を知っている両親や親友に話してみると、何か改善点も見つかるかもしれません。仮に離婚することになっても、何か起きたとき助けを求められます。
旦那さんに離婚を申し出る前に、まわりの人はどう思うのか聞いてみましょう。
準備4. 子供がいるなら親権を持つか考える
親権は、離婚後も法的に子供を育てられる権利です。
子供の意志の確認も必要なので、早めに話し合う方が良いでしょう。幼い子供には、お父さんとお母さんが離婚する事実だけでも悲しいです。「どちらの親について行くのか」という選択は、そう簡単に決められるものではありません。
前もって話しておいて、心の準備をする時間を作りましょう。
親権を持つなら夫の収入や財産をチェック
養育費は旦那さんの収入によって変動します。
親権を持つことになった場合は、子供の養育費を確認するために夫の収入を把握しておきましょう。今後生計を立てて行くためにも、あらかじめチェックしておくと安心です。
財産を隠されて、養育費を低く見積もられることのないよう注意しましょう。また、養育費で賄えない分は自分で稼がなければならないので、どのぐらい稼げば良いかの指針になります。
準備5. まずは別居をしてみる
一緒に住んでいる状態では、お互いに落ちつかず冷静な判断ができないですよね。
いきなり離婚に踏み切らず、まずは離れて過ごしてみるのも良いです。一度、別居して過ごしてみたら、夫の存在が必要なのかどうか分かるはず。
最近は、「同居」という形に拘らない夫婦も多いです。新婚で別居する夫婦もいます。夫婦関係をうまく継続できる方法を探してみるのも良いでしょう。
準備6. 弁護士に相談してみる
別れたい気持ちが一切ブレない場合は、専門家に相談してみましょう。
離婚を申し出る前に、「慰謝料は請求できるのか」「妊娠中の場合、養育費はどうなるのか」確認できます。慰謝料を請求したい場合は、どんな資料が必要なのかも聞いておくと早く証拠集めができます。また、離婚の原因で最も多い"性格の不一致"は慰謝料の請求ができません。
浮気などで、もう好きじゃない場合はこのような準備を進めても良いでしょう。
旦那さんと穏便に離婚する方法とは?上手な気持ちの伝え方を解説
離婚話を切り出すのは、旦那さんが納得していないと修羅場になります。
話を持ち出すまでも、緊張して夜も眠れないですよね。
できればことを荒立てず、済ませないと思うものです。
ここからは、実際に旦那さんに別れたい意志を伝える際の方法をご紹介します。
穏便に別れるためには、どんなことに気をつければ良いのか見ていきましょう。
コツ1. 離婚に対して本気であることを伝える
今まで一緒に暮らしてきた妻から離婚を求められたら、冗談だと思い本気で受け取ってくれない男性がいます。亭主関白タイプなら、本論に行き着くことも難しいでしょう。本気なのが伝わるように言うべきです。
まずは、真剣であることを伝えましょう。明確な理由や条件を提示すると良いです。真面目に考えていることを分かって、状況を理解してくれるはず。
離婚という重い出来事は、早めに終わらせたいですよね。一回で話を分かってもらうためにも、"本気で考えている"ということは早めに分かってもらいましょう。
コツ2. 離婚の条件について話をする
女性一人では、経済的に厳しい生活になります。
具体的に離婚に向けて話し合いができる状況になったら、条件面について話しましょう。親権や慰謝料、養育費の話題が出てくるはずです。自分が不利な条件にされないか不安であれば、弁護士さんを代理で立てるのも良いです。
ここでの条件のすり合わせがうまくいけば、苦労のない生活を送ることができるでしょう。
難しそうなら弁護士に代理で交渉をしてもらう
条件や明確な理由を持ち出しても、納得してもらえない場合は弁護士を介して交渉しましょう。
離婚に踏み切ったのは、それなりに"精神的苦痛"を負ったからだと思います。弁護士に相談して、裁判所に申し立てるための書面を作成してもらいましょう。離婚に相当する理由であれば、裁判所で離婚が成立するはずです。
弁護士を付けたら、旦那さんとの話し合いは全て弁護士がしてくれるのでストレスの心配はなくなりますよ。
旦那さんと離婚したいと思ったら、まずは冷静になって離婚後の生活を考えてみよう。
旦那さんとの離婚を考え始めたら、離婚後の生活のことを考えなけれななりません。子供がいる人は、女手一つで育てなけれならないので生活がガラッと変わります。そもそも離婚するか迷っている人は、一度離れてみるのが良いでしょう。
でも、自分でこの難しい問題を解決するのは大変ですよね。両親や弁護士の力を借りることも一つの手です。
旦那さんからのストレスに縛られず、あなたらしい人生を歩んでいきましょう!
【参考記事】はこちら▽
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