一人暮らしがしたい時に必要な準備とは?引っ越しにかかる気になる費用を解説

椎名ゆり 2021.01.18
一人暮らしをしたいと思っている方へ。今記事では、一人暮らしのメリットやデメリットから、一人暮らしをするのに必要な準備まで詳しくご紹介します。実家暮らしに比べて費用もかかるため、しっかりシミュレーションをして、実行してみてください!

「一人暮らししたい」と思う主な理由とは?

一人暮らしをしたいと思う主な理由

家族から離れて、単独で生活を始める一人暮らし。年齢が上がるにつれて「一人で生活したい」と感じる人は多く、特に大学生や社会人になったタイミングで一人暮らしを意識する人はたくさんいるでしょう。

その理由は人によって様々ですが、

  • 親からの自立
  • 一人の時間がほしい
  • 学校や職場から近い場所に住みたい

などが、一人暮らししたい人の主な理由となっているようです。


一人暮らしのメリットは?一人で住むことの魅力を解説

一人暮らしのメリットは?一人で住むことの魅力を解説

様々な理由から「一人暮らししたい」と考えるものの、実際一人暮らしすることにはどのようなメリットがあるのか、詳しく知らない人は多いでしょう。

そこでここからは、一人で住むことにはどのようなメリットがあるのかを詳しく解説していきます。一人暮らしを検討している人は、ぜひ参考にしてください。


一人暮らしのメリット1. 誰にも気を使わず生活が送れる

一人で住むということは、自分の好きなタイミングで好きなことをやれるということ。

帰宅する時間を自由に選べたり、お風呂に入る順番や食事のタイミングを気にしなくて良かったりするだけでなく、テレビや音楽の音量も自由に調節できます。

一緒に住む親や兄妹に気を遣う必要がなく、自由な生活ができる点は大きなメリットと言えるでしょう。


一人暮らしのメリット2. 通学や通勤に便利な所に住める

実家が職場や学校から遠いと、どうしても通勤・通学時間が長くなってしまうもの。通っている場所が遠いがゆえに早起きをしたり、長時間満員電車に乗る羽目になったりすることを不便に感じる人は多いでしょう。

一方、実家を出て好きな場所に住めば、通勤・通学時間を短縮することが可能です。このように、自分の生活しやすい場所に住めるというのも、一人暮らしの魅力的なポイントでしょう。


一人暮らしのメリット3. お部屋を好きにアレンジできる

実家暮らしだと親や兄妹とスペースを共有しているため、自分の好きなように部屋をコーディネートするのが難しい人は多いでしょう。

その点、一人暮らしをすると家の中の全ての場所が自分だけのものになるため、インテリアや食器はもちろん、趣味のスペースを作ることも可能となります。

このように、自分だけの空間を作れることも一人暮らしの大きなメリットでしょう。


一人暮らしのメリット4. 人を招待しやすい

家族と一緒に住んでいる場合、他の人の都合があるため簡単には家に人を呼べないもの。両親が在宅だったり、受験生の弟や妹がいると友人や恋人を招待しにくいですよね。

しかし、一人暮らしの場合は、そのようなことを気にする必要は全くありません。自分の好きなタイミングで呼びたい人を呼べるため、自由に人付き合いができる点は大きな魅力だと考えられます。


一人暮らしのメリット5. 自立できる

実家暮らしの場合、何かと両親に甘えてしまうという人は少なくありません。大学生ならともかく、社会人ともなると「独り立ちしたい」と感じる人は多いでしょう。

その点、一人暮らしだと家賃や光熱費を自分で用意したり、家事や身の回りのことも自分でしたりする必要があるため、一人で生活する感覚を養うことが可能です。

親から自立しやすい点も、一人暮らしをすることの大きなメリットであると言えるでしょう。


反対に、一人暮らしのデメリットは?実家ぐらしに比べて大変な点とは

反対に、一人暮らしのデメリットは?実家ぐらしに比べて大変な点とは

自由に生活できたり、自分の好きな場所に住めたりする一人暮らしには、大きな魅力があるもの。しかし、一人暮らしをすることはメリットばかりという訳ではありません。

そこでここからは、一人暮らしする上でのデメリットを詳しく紹介していきます。


一人暮らしのデメリット1. お金がかかってしまう

一人で住むということは、当然生活にかかる費用を全て自分で負担しなくてはいけないということ。

実家では払う必要がなかった家賃や光熱費、食費などを支払う必要があるため、出費が増える事態は避けられません。

社会人なら給料でまかなえる場合もありますが、大学生や専門学校生の場合は、金欠になる可能性が高くなることを覚悟しておいた方が良いでしょう。


一人暮らしのデメリット2. 体調不良の時に苦労する

体調不良になってしまった時も、一人暮らしをしていることをネガティブに感じやすいシーンの一つ。

病院に連れていってくれる人は誰もいませんし、食事や薬の準備なども自分でする必要があるため、不便を感じやすいものです。

病気や怪我で体を動かすのが辛い時に助けてくれる人がいないことは、一人暮らしの大きなデメリットと言えるでしょう。


一人暮らしのデメリット3. 生活リズムが崩れやすい

一人暮らしは自由な生活ですが、その分自己管理が難しいもの。

夜更かしをして昼過ぎまで寝ても注意をしてくれる人はいませんし、休みの日にずっと引きこもっていても誰にも何も言われません。

人によっては生活リズムが大きく崩れたり不健康になる可能性がある点は、無視できないデメリットであると言えます。


一人暮らしのデメリット4. 女性の場合は防犯対策が不安

女性が一人で生活すると決めた時に必ず注意しておきたいのが、自分が住む家が安全かどうかということ。

一人暮らしの女性を狙った犯罪は少なくなく、オートロック付きの家に住むなど、セキュリティ対策が万全の家を見つけておかないと不安を感じてしまうものです。

このように、女性で一人暮らししたい人にとっては、防犯対策ができているかが不安な点も大きなデメリットでしょう。


一人暮らししたい場合、必要となる準備や費用はどのくらい?

一人暮らししたい場合、必要となる準備や費用はどのくらい?

自由に生活できるというメリットがある一方で、金銭面での不安やトラブルがあった際の対応を考えると、デメリットもあると言える一人暮らし。しかし、その特徴を知った上で、「それでも一人暮らししたい」という人もいるでしょう。

そこでここからは、一人暮らししたい人向けに、実際に必要な準備や費用に関することなどを詳しく紹介していきます。長所や短所を踏まえた上で、「どうしても一人暮らししたい」と感じる人はぜひ参考にしてください。


一人暮らしに必要なお金1. 家賃を含め、部屋を借りるお金

一人で生活する上でまず必要となるのが、住むための家でしょう。部屋がないと生活ができないため、当面の間の家賃と部屋を借りるためのお金は必ず用意しなければなりません。

入居する部屋にもよりますが、敷金礼金や仲介手数料、鍵の交換費用や火災保険など、様々な費用が必要となります。基本的には家賃の4ヶ月分〜半年分ぐらいの出費になると考えておけば問題ないので、しっかり準備しておきましょう。


一人暮らしに必要なお金2. 引っ越しにかかるお金

新しい家に入居するとなると、当然のことながら引っ越しをする必要があります。

新居が実家から近かったり、持っていくものが少なかったりする場合は特に引っ越し費用はかかりませんが、荷物が多い場合や自分で引っ越し作業ができない場合は、業者に依頼しなければなりません。

引っ越し業者を使うとなると1〜3万円ほどはかかるため、その分の費用も必ず見積もっておくようにしましょう。


一人暮らしに必要なお金3. 家電を購入するお金

生活に必要なものは住居だけではなく、最低限の家電も必ず必要となります。特に冷蔵庫やエアコン、洗濯機や電子レンジなどは必須になる場合が多く、最低でも10万円は見積もっておいた方が安心です。

さらに、人によってはテレビや掃除機、調理器具なども追加で必要となるため、十分な費用を用意しておいた方が良いでしょう。


一人暮らしに必要なお金4. 日用品を購入するお金

家電だけではなく、日用品の中で生活に必須となるものも意外と多いもの。

トイレットペーパーやティッシュ、キッチン用品や洗剤類などはもちろん、シャンプーやボディソープなども無くては生活できないでしょう。

必要最低限のものだけ揃えたとしてもそれなりにお金がかかるので、2万円前後は見ておいた方が安心だと考えられます。


初期費用をきちんと貯金できている場合、あとはお部屋を探すだけ!

初期費用をきちんと貯金できている場合、あとはお部屋を探すだけ!

家賃や敷金礼金、家電や日用品など、意外と多くの費用がかかる一人暮らし。しかし、ここまでで紹介した初期費用がきちんと貯金できているのであれば、あとは部屋を探すだけです。

住みたいエリアの不動産屋さんに足を運んだり、インターネットを駆使したりして、自分にぴったりの家を探しましょう。

なお、家探しの際はいくつかの家を回った上で決めるのがおすすめの方法ですよ。


一人暮らしの資金を貯めて、新生活を楽しもう!

一人暮らしの資金を貯めて、新生活を楽しもう!

大学生や社会人になった段階で、考え出す人が多い一人暮らし。自由な生活ができるものの金銭面での不安などが大きく、一人暮らしするべきか悩んでしまう人は多いでしょう。

しかし、メリットとデメリットを理解した上で、それでも一人暮らししたいと感じる場合、しっかりと準備をすれば後悔することはないはずです。

どうしても一人暮らししたい場合はしっかりと初期費用を用意しておき、自分に最適な部屋を根気良く探してみてくださいね。

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