結婚しない人生ってどうなの?一生独身でいる男女の幸せな生き方とは

高峰ナナ 2024.05.09
結婚しない人生っていい?悪い?と気になる人へ。本記事では、結婚しないデメリット・メリットを6つずつご紹介!さらに、年齢別に結婚しない人生と結婚する人生の違い、結婚しない人生を楽しく過ごすためにやることも解説します。独身人生を送ろうと思った人は、ぜひ確認してみてくださいね。

結婚しない人生って幸せなのか気になりますよね。

結婚しない人生

女性も男性も一生独身で老後を迎える人も多い現代、「結婚する人生、結婚しない人生、結局どちらの生き方が良いのだろう?」と思っている人もいるでしょう。

そこで今回は、結婚しないメリットとデメリットをご紹介します。結婚しない人生と結婚する人生を比較し、もし結婚しない人生を選んだ場合、どうすれば楽しく過ごせるかも徹底解説しているので、参考にしてみて下さいね。


結婚しない人生のデメリットって?

「一生独身の方が気楽でいいじゃん!」と思っている人もいるでしょう。しかし、結婚しない人生には、多くのデメリットがあります。

経済的なことや、老後のことなど、女性でも男性でも自分一人では難しいことがたくさん。ここで紹介するデメリットを読んで、自分が本当に独身向きかどうか、今一度考えてみましょう。


デメリット1. 一人で生活費を稼ぎ続けなければならない

もし結婚する人生を選んで、パートナーを得れば、万が一あなたが働けなくなった時でも、パートナーが経済的に助けてくれます。

しかし、一生独身なら、老後の資金確保からお墓の手配まで、全て自分自身で行わなくてはなりません。そのためには、定年まで、場合によっては定年を越してからも、生活費を稼がないと路頭に迷ってしまいます。


デメリット2. 怪我を負っても、支えてくれる人がいない

自分では動けないような怪我をしてしまうと、女性も男性も、料理、お風呂、トイレといった日常生活が途端に困難になります。

もし、独身で一人暮らしなら、松葉杖を付いたり、車椅子に乗ったまま、全てをこなさなくてはならないでしょう。怪我のせいで、思うように体が動かない時に、誰も助けてくれないと、生活全般が行き詰ってしまいます。


デメリット3. 自分の子供を育てられない

自分の子どもを育てるのは、苦労もあるけどそれ以上に喜びも大きいものです。

「子どもが欲しい!」と思っている人にとっては、結婚しないのは大きなデメリットでしょう。結婚していれば、安心して夫婦で子どもを持つことができますが、独身のままだと、妊娠のチャンスにすら恵まれないことも。

子育てという貴重な体験を逃すのは、将来後悔するかもしれません。


デメリット4. 親に孫の顔を見せられない

「孫は最大の親孝行だ。」と思っている親世代も多いです。結婚しない人生を選ぶということは、孫を親に見せられず、親孝行ができない可能性があるということ。

子育てを終えた老夫婦にとって、孫の顔を見るのは、最後の楽しみなので、それを叶えてあげられないのは、デメリットですよ。親は、口には出さなくても、「老後は孫と過ごすのが幸せだ。」と思っているかもしれません。


デメリット5. 老後が孤独に感じることがある

結婚しないと、老後を一緒に過ごしてくれる家族ができません。

今は友達がいて楽しいかもしれませんが、友達がどんどん結婚して夫婦になり、年を取り、家族との時間を優先するようになれば、あなたと過ごしてくれない可能性もあります。

みんなが家族や孫に囲まれて生活しているのを見ると、老後「私だけ孤独だ。寂しい。」と感じるでしょう。


デメリット6. 内面に問題があると思われてしまう

年齢を重ねてしまうと、周囲の人から、「あの人は全然結婚しないよね。性格が悪いんじゃないの?」など、あらぬ噂を立てられることがあります。

特に、外見も収入も問題ないのに結婚しないと「内面に問題がある。」と思われがち。

周囲から、性格や人間性を疑われてしまうのは、社会生活を送る上で、デメリットになります。


結婚しない人生もあり?気になるメリットとは

結婚しないのは、デメリットばかりではありません。最近は、「自由になれる幸せがある」「親孝行ができる」というメリットを感じて、あえて一生独身でいる人も増えています。ここからは、結婚しないメリットをまとめました。


メリット1. お金や時間を自由に使える

結婚すると、給料も休みも夫婦や子どものために使わなくてはなりません。

しかし、独身なら、給料を全額好きな服つぎ込むのも良し、休みの日に趣味に没頭する生き方をするのも良しなのです。誰からも何も文句は言われません。

好きな時に好きなだけお金や時間を使い、思いっきり人生を楽しめるのは、結婚しない最大のメリットですよ。


メリット2. 恋愛するのも自由になる

結婚しない生き方をすれば、好きな時に恋人を作って、好きな時に別れられます。

付き合っているパートナーがいたとしても、夫婦じゃないので、「他に好きな人ができた。」という理由だけで簡単に別れたり、付き合ったりしてもOK。もしも法律上の夫婦なら、好きな人ができたら不倫になってしまいますよね。

結婚しないと、法律に縛られずに一生自由に恋愛することができるのです。


メリット3. 両親へ親孝行をし続けられる

結婚すると、一般的には、同居する親元を離れ、新たに家庭を作ります。大なり小なり両親は、寂しさを覚えるものですが、結婚しないなら一生親と同居して世話ができるので、両親に寂しい思いをさせません。

独身なら、配偶者に遠慮することなく、好きな時に両親と過ごし、旅行に行き、お金を援助し、思う存分親孝行をしてあげることができますよ。


メリット4. 仕事をし続けられる

仕事だけに集中すればいいのは、特にキャリア志向の女性には大きなメリットです。

育児することと、夫の料理を作る必要がないなど家事の手間もないので、とにかく仕事一筋の生き方ができ、キャリアウーマンにとってはいいことずくめ。

もちろん、出産による産休育休でのブランクや、姑舅への介護のために離職する必要もないので、思う存分出世できます。


メリット5. 仕事など自分で決められる

結婚していると家庭を支えるために、嫌な仕事でも続けなくてはいけないパターンがあります。

特に男性の場合、「もっと好きな仕事がしたい。」と思っても、配偶者から「給料が下がるのは絶対ダメ!」と、反対されて転職できないことも。

誰からも何も言われずに、自分の好きな仕事を選ぶことができるのは、結婚しないメリットです。


メリット6. 一家を支える責任を持たなくて済む

「配偶者や子どもを支えるために、何としても稼がなくては。」「家族のために、家事を完璧にしなくちゃ。」と思い、責任を持って行動し続けるのは、非常に疲れます。

結婚しなければ、自分だけを優先すればいいので、仕事も家事も責任がありません。責任がないということは、毎日がストレスフリーということ。気楽に楽しく生きられます。


【年齢別】「結婚しない人生」と「結婚する人生」の主な違いとは

年齢によって、「結婚しない人生」と、「結婚する人生」に違いが生じることはご存知ですか?

ここでは、30代までの人生と、30代~60代の人生、60代以降の人生が、結婚する、しないによってどのように変わるか解説していきます。


30代までの人生の違い

結婚していない人生は、仕事や恋愛など自由に選べるので、比較的充実感を感じやすいです。まだ独身の友達も多いので、遊び相手には困らずに、学生時代の延長で楽しい時間を過ごすことができます。

結婚している人生は、「好きな人と結婚できた!」と、幸福感を感じるとともに、まだ社会経験が浅くて給料も高くないので、経済的に窮屈に感じてしまうことも。

特に、子どもがいると「自由がない。」「お金が足りない。」とストレスを感じてしまいます。


30代〜60代の人生の違い

結婚していない人生は、男性も女性も、周りの友人が結婚をしていき、友人と疎遠関係になることがあります。そのため、自分の趣味を持つなど、楽しみを感じないと孤独感を感じることも。

しかし、経済的には豊かになってくる年代なので、好きなものや趣味に思う存分お金を使え、満足感を得られやすいです。

結婚している人生は、パートナーと暮らしたり子育てをしたりと家庭を持つため、孤独感を感じることが少ない傾向があります。

ただ、子育てにお金がかかるので、趣味やレジャーを控え、「稼いだお金を好きに使えない。」という不満が出ることもあるでしょう。


60代以降の人生の違い

結婚していない人生は、60代以降は定年退職もあり得るため、一人で老後生活を送ることになります。その時に、男性も女性も、恋人や友人がいれば楽しいですが、周りに親しい人が誰もいないと孤独感を感じやすいです。

退職金を得て、経済的には恵まれていても、老後の資金には手をつけられないので、思ったよりもバブリーな生活はできない場合も。

結婚している人生は、パートナーや孫と一緒に生活を送れ、心の充足感を得やすいです。夫婦仲や家族仲が良好な場合は、一緒に旅行をしたり、趣味を楽しんだりと、楽しい毎日が送れます。

万が一金銭面が苦しかったとしても、子どもたちが援助してくれることもあるでしょう。


結婚しない人生を送る人が行うべき5つのこと

もし、あなたが、「やっぱり結婚はしたくない。結婚しない人生を選ぼう。」と思っているのなら、計画的に生活しなくてはなりません。

ここでは、一生独身でいたい人が行うべき、5つのことをご紹介します。用意周到に老後の準備をしておくのがポイントですよ。


行うべきこと1. 貯金を計画的に行う

現状の生活維持と、老後資金を一人で稼ぐ必要があるため、男性も女性もとにかくお金を貯めることが大切です。

具体的には、「今月○○円を貯金する。」「5年後には○○万円、10年後には○○万円を貯める。」というように、短期的な目標だけでなく、中長期的な目標も立てること。定期預金をしたり、投資をするのも有効ですよ。

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行うべきこと2. 仕事を一生懸命取り組む

仕事をクビになってしまっては、老後どころか、今日明日の生活にも困ってしまいます。

一生独身を選ぶなら、生活費のために、仕事を頑張ることが大切。今の会社で十分な給料を得られるなら、できるだけ出世を目指して日々のスキルアップに努めましょう。

もし、「今の仕事じゃ収入が足りないかも。」と思うなら、転職して新天地で仕事に励むのもアリです。


行うべきこと3. 生涯付き合える友人を作る

老後、周りに誰もいないと、寂しいですよね。今のうちに、気の合う友人を見つけましょう。

ポイントは自分と趣味や価値観が合う人を選ぶこと。共通の話題が多ければ多いほど、ベターです。

一緒に旅行に行ったり、趣味のサークルに行くなど、楽しいことが共有できますし、一緒にお茶を飲みながら語り合うこともできますよ。

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行うべきこと4. 楽しいと感じる趣味を作る

今は仕事や恋愛で毎日が楽しく過ぎていても、老後打ち込めるものがないと、毎日がとても退屈です。

結婚しない生き方を選ぶなら、今から趣味を見つけましょう。できれば、老後でも続けられて、「楽しい!幸せ。」と感じるものがベスト。

例えば、パーティーやスノーボードといった趣味は若い頃しかできませんが、読書やウォーキングならずっと続けられますよね。

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行うべきこと5. 独身生活を謳歌している姿を親に見せてあげる

特に、昭和世代の親は、「ウチの子は、いつになったら結婚するのかしら?早く結婚して幸せになってほしい。」と思っています。

両親は、結婚しないあなたのことを非常に心配しているため、「独身で満足している!とても楽しいよ。」という姿を見せて、安心させてあげましょう。

仕事で結果を出したり、友人と趣味に打ち込む姿を見せると効果的です。


結婚しなくても、自分の人生を謳歌しましょう。

結婚しない人生は、何でも自由になるといったメリットや、老後寂しくなるといったデメリットがありましたね。

「一生独身もいいかも。」と思ったら、趣味を見つけたり、友人を作ったり、貯金に励んだりして老後に備えましょう。

年齢が変わるにつれて、結婚する生き方と結婚しない生き方の違いも変わってくるので、どちらが自分に合うか考えてみて下さいね!


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