スピーチのコツとは?演説を成功させる相手に伝わりやすい話し方を解説

HaRuKa 2022.06.13
スピーチのコツが知りたい方へ。今記事では、スピーチが上手く出来ない原因から、スピーチが上手くなるコツや分かりやすい話し方まで詳しくご紹介します。

どうすれば良くなる?上手いスピーチのコツ8選

自分がスピーチで失敗してしまう原因が分かったら、次はスピーチが上手い人の技を真似して、成功に向けた準備をしましょう。

ここでは、スピーチが上手くなるコツ、事前準備や構成、スピーチに臨むマインドについて紹介します。


スピーチのコツ1. スピーチ前に会場の雰囲気に慣れておく

初めての場所というだけで緊張感はアップし、会場の空気に飲まれてしまいがち。慣れない場でのスピーチは、本番前に実際にスピーチをする場所に行き、自分の立ち位置に立ってみることが大切。

そして、本番の見晴らしに慣れ、そこに人がいることを想像し、自分の目線はどこに向けるのかなどのリハーサルをし、会場の雰囲気に慣れておきましょう。


スピーチのコツ2. 自己開示をして聞き手から共感を得る

スピーチは聞き手の反応によって自分のモチベーションが変わるため、話の進み方も大きく変わります。聞き手から、何も反応がないよりも、「うん、うん」と頷くような動きや、たまに笑いが起きたりすると、話している方も気分がよくだんだん緊張がほぐれていきます。

聞き手の反応を得るには、聞き手の心を掴むことが大切。それには、自己紹介でオープンな自分をみせたり、失敗談で親近感をもたせたり、自己開示で聞き手からの共感を得ることが効果的です。


スピーチのコツ3. 始めにスピーチのメインテーマを明確に伝える

「どんな話の流れになるのか」が明確じゃないと聞いていて楽しいスピーチとは言えませんよね。何の話なのかを知らされぬまま話を聞いてると、「もやもやとして落ち着いて聞いていられない」「なんだかイライラする」という人も多いと言えます。

スピーチのメインテーマを知らされないことで、逆に話に集中できず、聞く耳を持ってもらえないということになりかねませんので、スピーチの序盤でメインテーマを明確に伝えるようにしましょう。


スピーチのコツ4. スピーチの節々にジョークや小ネタを挟む

堅苦しい話を聞き続けるよりも、少し笑いのある話の方が好ましいという人が多いでしょう。硬い話はよっぽど興味がある話でなければ、聞いていて疲れてしまい、聞くことから脱線しがちです。

聞き手を飽きさせないためにも、スピーチの節々にジョークや小ネタを挟み、たまに笑いのあるスピーチにするのが成功のコツです。


スピーチのコツ5. 具体例を用いて聞き手の理解度を深める

言葉で説明し、自分と聞き手のイメージを共有することは、とても難しいこと。そのため、より具体的に説明したい部分は、偉人の名言やことわざ、映画のワンシーンなどを例に出すことで、聞き手に具体的なイメージをもたせることができます。

聞き手が理解度を深めることができれば、よりあなたの話に引き込まれて耳を傾けてくれる傾向にあるのです。


スピーチのコツ6. 起承転結など、スピーチ内容の構成を事前に考える

スピーチ前に「どんなテーマにするか」ということを決めるだけでは、スピーチの成功へは結びつきません。そもそも、スピーチの構成を考えることが苦手で、「どんな話をしたらいいのかまとまらない」という人も多いでしょう。

そういった人は、起承転結などがしっかりと定まっておらず、話の整理ができていないといえます。まずは、スピーチのテーマを決め、その後に構成を考えてみることが成功のコツです。


スピーチのコツ7. 入念なイメージトレーニングや練習を繰り返す

いくらカンペがあっても本番で緊張してしまうと、思うように読めなくなったりするものです。

「日本語で書いてあるのだから大丈夫」と思うかもしれませんが、緊張をすると急に、どこを読んでいたのか分からなくなったり、噛んでしまったりするもの。

スピーチの内容を暗記するくらいに練習を何度も繰り返し、寝る前に入念なイメージトレーニングをするなど、万全な体制を整えることで上手いスピーチができるのです。


スピーチのコツ8. ワンセンテンス・ワンパーソンの法則を活用する

ワンセンテンス・ワンパーソンの法則とは、3~5秒ずつ1対1で話しているようにスピーチを進めていくこと。

例えば、一番後ろの席で一番人が良さそうな方の目を見ながら3~5秒かけ「こんにちは、わたしは〇〇です」。1つ前の席でニコやかな人の目をみて3~5秒で「今日は、〇〇について話します」と続けていきます。

この3~5秒がワンセンテンスといい、人数が多い場合のスピーチでは、ワンパーソンではなくワンブロックを意識するといいいでしょう。

なぜ、ワンセンテンス・ワンパーソンの法則が良いのかというと、反応のある人だけをみて話しを進めることで、自分のモチベーションをアップさせながらスピーチを進めることができるのです。

【参考記事】はこちら▽


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