“二分の一成人式”の目的&内容とは|いらないと言われる理由を解説

最近、「二分の一成人式」を導入している小学校が増えています。そこで今回は、二分の一成人式の意義や目的から、イベントの具体的な内容まで詳しくご紹介します。さらに、学校でやらない場合の対処法も合わせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
SaoRi0

2019.04.07

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最近流行ってる“二分の一成人式”について徹底解説!

「二分の一成人式」の目的&内容

最近ニュースでも取り上げられるようになった二分の一成人式。成人式は有名ですが、二分の一成人式となると経験していない人も多いでしょう。

そのため「二分の一成人式とは?」「二分の一成人式ではどんなことをすればいいの?」といった疑問が出てきてしまいますよね。

この記事では、二分の一成人式の意味や内容、父親、母親から子供への手紙の内容などについて解説。記事を読めば、安心して二分の一成人式に参加できますよ。


どんなイベント行事?今話題の「二分の一成人式」の意味とは

二分の一成人式とは、20歳の半分、つまり10歳を祝うイベントのこと。親にとっては子供の成長を実感できる場、子供にとっては親への感謝を示すきっかけとなるイベントですので、二分の一成人式を楽しみにしている親御さんも少なくありません。

二分の一成人式は全国各地で行われていますが、地域や小学校ごとに呼び名が異なることもあります。


いつから始まったの?二分の一成人式の発祥について

二分の一成人式を始めたのは、兵庫県で教員をしていた一人の男性だと言われています。10歳と言う年齢は、小学校高学年に上がる前の大切な時期

1980年代ごろ、子供にとっても親にとっても貴重な10歳というタイミングを、式典という形で祝ったのが二分の一成人式の始まりです。


二分の一成人式の意義や目的は?

最近は、二分の一成人式を取り入れる学校が増え、ニュースでも多数取り上げられるようになってきました。

しかし、二分の一成人式の意味や目的はどのようなところにあるのでしょうか。ここからは二分の一成人式をやる意義について、詳しく解説していきます。


目的① 成人の半分である10歳を迎えたことをお祝いする

通常の成人式のように、子供が無事成長したことをお祝いするイベントは世界各地にあります。そのため二分の一成人式も、子供の成長を記念するための行事としての意味合いが大きいと言えるでしょう。

父親と母親が子育ての思い出を振り返り、今までもこれからも子供が健やかに育つよう、祈る場であるとも考えられます。


目的② 「これから大人に近づいていく」と自覚してもらい、子供の精神的成長を促すため

子供にとって、小学校高学年に上がる前の10歳という年齢は非常に大切なもの。二分の一成人式という正式な式典をすれば、子供自身が「自分は大きくなったんだ」と自覚し、自分のこれまでの日々について振り返ることが出来ます。

そして、本当の成人を意識することで、夢や目標を持ち子供がさらに健やかに成長していくきっかけにもなるでしょう。


目的③ 10歳という節目の年齢に、家族同士で感謝を伝え合う場を設けるため

二分の一成人式の目的は、子供の成長を親が実感すること、そして子供が今まで育ててくれた親に改めて感謝をすることにあります。

普段子供と生活をしている中で、親子の存在は当たり前となり感謝の言葉を交わす機会の少ない家庭も多いでしょう。

しかし、10歳と言う節目に式典を行えば、感謝を伝える大きなきっかけになります。


小学校で二分の一成人式が行われる場合の主なイベント内容とは

小学校からいきなり来た二分の一成人式の開催通知。一体どんなことをするのか、不安で仕方ないという保護者さんも多いでしょう。

ここからは初めて二分の一成人式に参加する父親、母親の方に向けて二分の一成人式のイベント内容を解説していきます。


内容① 生まれてからの年表を作成した

生まれてから今までのことについて詳しく知れば、子供自身が成長の実感を得られます。そのため父親、母親と協力し生まれてからの年表を作るのは二分の一成人式における大きなイベントの一つ。

生まれてから今までの年表があれば、家族で今までの思い出について話すきっかけにもなりますので、年表作成に力を入れる小学校も多いです。


内容② タイムカプセルを埋める

これから自分がどんな人生を歩むか、しっかり考えたことのあることもは少ないはず。二分の一成人式のい面との一つとしてタイムカプセルを埋めることで、20歳を迎えた自分がどんなことをしているか、あらためて考えることが出来ます。

タイムカプセルには未来の自分への手紙や作文、思い出に残っている品などを埋めるようお願いする小学校が多いようです。


内容③ 将来の夢や親へのメッセージなど、子供が個別発表を行う

二分の一成人式は、普段言えない本気のメッセージを子供が伝える大切な日。二分の一成人式のメインベントの一つとして、子供の個別発表があります。

発表の内容は、将来の夢や親への感謝など、子供によって様々。自分の子供以外の作文発表を聞ける小学校も多く、保護者全体で子供の成長を見守る大切なシーンでもあります。


内容④ 合唱や演劇など、保護者を集めて子供達が出し物をする

小学校にもよりますが、子供たちが一緒に作品を発表することで、親に成長の証を見せるイベントも少なくありません。出し物のアイデアは劇や朗読会、合唱など様々ですが、どれも子供たちの頑張りを実感できるイベントとなっています。

発表の間、ビデオカメラなどで二分の一成人式を迎えた子供を撮影し、思い出に残しておくことも可能です。


内容⑤ 誕生から10歳までの成長過程を辿った記念アルバムを作成する

生まれてから10歳までの年表を作るのとは別に、記念アルバム作りを行う小学校もあります。作り方は様々ですが、父親と母親、子供が今まで撮った写真を集め、特に思い出に残っているものをアルバムとしてまとめるところが多いようです。

二分の一成人式に向け、アルバムを作れば自然と子供の成長過程を実感することが出来るでしょう。


内容⑥ 10歳を迎えた記念の写真撮影を行う

二分の一成人式は、大切な子供の成長を祝うための式典。今までの成長を記念して、写真撮影を行う小学校がほとんどです。写真撮影のやり方はそれぞれですが、クラスごとで全体写真を撮ってくれる学校も多く、二分の一成人式終了後記念に貰うこともできます。

また、二分の一成人式当日に子供の写真撮影をしておくこともできますので、記念として写真をたくさん残しておきましょう。


内容⑦ 保護者から子供へ手紙を書いて贈る

二分の一成人式には、子供から保護者へ送る手紙のお返しとして、保護者が子供に手紙を書くイベントもあります。

子供の成長を喜ぶだけでなく、父親、母親から手紙を渡すことで親としての実感もさらに高まるはず。子供にとっても、親の素直な気持ちを聞くのはとても貴重な機会です。

一体何を書けばいいか、迷ってしまう方も多い方は、ぜひ次の見出しを参考にしてください。


二分の一成人式で、子供へ手紙を書く時の内容は?

二分の一成人式に参加する時、一番迷ってしまうのが子供への手紙。普段言えないことを言おうにも、一体どんなことを書けばいいか、分からなくなってしまいますよね。

ここからは手紙でお悩みの父親、母親の方に向けて手紙に書くべきおすすめの内容やアイデアについて、解説していきます。


書き方① 妊娠が発覚した時や出産時の状況について

子供にとって、物心つくまでの時間はとても興味深いものです。せっかくの二分の一成人式、「普段話していないことを手紙で伝えたい」という方は子供を妊娠した特に状況や、出産した時の気持ちについて書くと良いでしょう。

「あなたを授かって、本当に嬉しかった」と素直な気持ちを伝えれば、子供もきっと感動してくれるはずです。


書き方② 名前の由来について

子供の名前についての話は、二分の一成人式で親が書く手紙の中で最もスタンダードな内容とも言えます。「まだ子供に名前の由来を伝えていない」という方は、ぜひ二分の一成人式を機に名前に込めた思いを伝えるのがおすすめ。

保護者から名前の由来を聞けば、今まで以上に子供が自分の名前に自身を持って毎日を過ごせるようになるでしょう。


書き方③ これまでの10年で思い出に残っていること

子供の成長を振り返る、という意味合いの大きい二分の一成人式。今まで子供がどんな風に成長してきたか、親だけが知っているエピソードで子供に伝えるのも良いでしょう。

これまでの10年間、子育てをしてきて印象深かったことはたくさんあるはず。両親でアイディアを出し合い、どのエピソードを書くのがベストか考えてみるのもおすすめです。


書き方④ 無事に生まれて、ここまで成長してくれた事への感謝

子供が10年間も無事に生きてきてくれたこと自体、親にとっては非常に嬉しいことのはず。子供への手紙でも素直に、「今まで生きてきてくれてありがとう」「無事に生まれてきてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えれば、子供もきっと喜んでくれます。

親から子への感謝をきっかけに、二分の一成人式で親子の絆を深めていきましょう。


書き方⑤ どんな人へ成長してほしいか子供への願い

二分の一成人式では、これからの目標や夢、大人になった時のイメージについて話す機会もたくさんあります。

そのため、親からの手紙でも、「これから子供にどう育ってほしいか」「これからどんな風に頑張ってほしいか」伝えて、将来をイメージしてもらうと良いでしょう。

もちろん子供への願いが理想の押し付けになるのはNGですが、子供の気持ちを尊重しつつ、将来への願いを話してみるのもおすすめです。


感動的なイベントだけどいらない?批判が多い理由とは

親と子供の絆を深める二分の一成人式ですが、「二分の一成人式はいらない」という批判も少なくありません。

一体、どうして感動的なイベントがいらないと言われているのか、ここからはその理由について見ていきます。


理由① 家庭環境は人ぞれぞれなため、場合によっては傷つく子もいるため

両親との愛情を再確認するため、二分の一成人式を行う小学校も少なくありません。しかし片親に育てられた子や実の両親に会った事のない子、親ととにかく仲が悪い子など、家庭環境は様々。

穏やかな家庭に生まれ育った子の作文発表を聞くことで、心に深い傷を負う子もいます。そのため、二分の一成人式で親を呼ぶことを疑問視する声も多数あるのです。


理由② 成人式があるため、無理にやる必要性を感じないから

そもそも二分の一成人式とは、成人式に向け「自分は成長した」という自覚を持つために始まった行事。

「成人式で十分成長を実感できるんだから、二分の一成人式をする意味はないのでは?」と感じる人も少なくありません。

二分の一成人式にはコストもかかりますし、小学校にとっても開催は大変。「わざわざ苦労してまで二分の一成人式をやらなくていい」と感じている親もいます。


理由③ 子供ではなく、親を喜ばせるイベントになっているから

そもそも小学校は、大人としての教養や常識を身に着けるため、子供が健やかに学ぶ場所です。しかし、昨今の二分の一成人式は、親を感動させるためのイベントとなっている部分もあり、「子供の役に立っていないのでは」と疑問に思う人も少なくありません。

確かに親にとって子供の成長を実感できる二分の一成人式は感動的ですが、子供の感じ方を考慮したものは少ないと言えるでしょう。


学校でイベントがないけれど、思い出だけ残したい時の対処法は

二分の一成人式には批判も多く、また開催するのも大変なので「二分の一成人式は行わない」と決めている小学校もあります。

二分の一成人式をしたいけれどそのチャンスがない時、家族でどんな思い出を残せば良いのでしょうか。最後に、子供の成長を記念するための方法について、解説していきます。


対処法① 写真スタジオなどで記念撮影をする

10歳という節目の年に限らず、今までの思い出を形に残すことは大切です。二分の一成人式がない場合、子供個人や家族全員で、記念撮影をするのも良いでしょう。

ただ撮影するのも良いですが、写真スタジオなどで本格的な撮影をすれば、それ自体が家族全員の思い出になります。

せっかくの記念ですので、お金を惜しまず綺麗に撮影してもらいましょう。


対処法② 親族だけでちょっとしたお祝いをする

子供の成長は、家族にとっても親戚にとっても嬉しいもの。二分の一成人式という正式な形でなくても、親族だけで10歳記念のお祝いをするのもおすすめです。

親族で集まり、いつもよりちょっと豪華な手料理を作ったり全員で子供の好きなものを食べに行ったりと、お祝いのアイデアは様々。

子供が一番喜ぶ形で、二分の一成人のお祝いをしてあげましょう。


子供の人生に役立つ“二分の一成人式”をしましょう。

保護者も子供も成長を実感できる二分の一成人式。正式な式典としてしっかり時間をかけて行う小学校も多いので、親からの手紙は気合いを入れて書きましょう。

しかし、手紙を書いたり、10歳のお祝いを家族でする際は「子供がどう感じるか」をきちんと意識することが一番大切です。

せっかくの二分の一成人式、子供も大人も感動できるものにしていきましょうね。


【参考記事】はこちら▽

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