セカンドパートナーとは、どんな関係?不倫との違いや相手を求める心理を紹介
近年では、仕事だけでなく、パートナーまで複数掛け持つ女性や男性が増えてきました。
一見セカンドパートナーと聞くと、「不倫と何ら違わないんじゃないか…」「悪いことなのではないか…」と印象を受けてしまいがちですよね。
しかし、セカンドパートナーを持つことによって、メリットがあることも確か。
今回はそんなセカンドパートナーの意味や定義からセカンドパートナーを求める男女の心理まで大公開。
セカンドパートナーとは一体何なのか、どんな関係なのか知りたい人は必見です!
セカンドパートナーとは?意味や定義を解説
セカンドパートナーとは、配偶者ではない人と男女の親密な関係を持つこと。
配偶者にできない相談をもちかけたり、連絡を頻繁にとったりなど、様々な交流をもちます。
配偶者で補えない部分をセカンドパートナーで埋めることにより、配偶者との関係も良好になるという仕組みのようです。
時にはキスや、ハグもすることはありますが、決して男女の肉体関係を結ぶことはありません。
セカンドパートナーは浮気や不倫とは違うの?
浮気や不倫とセカンドパートナーの絶対的な違いは、肉体関係がないこと。
肉体関係を結んでしまうと、不貞行為となってしまい、離婚へつながってしまいます。
セカンドパートナーとは、恋人以上不倫未満というスタイルを守ることがルールとされています。
肉体関係がないから不倫ではないのか…という疑問は少々残りますが、あくまでもセカンドパートナーは配偶者を一番に考えての関係ということです。
セカンドパートナーはどこまでOK?キスやハグはしてもいいの?
セカンドパートナーは、基本的には法に触れないところまでがOK。なので、肉体関係を持ってしまうのはNGです。
あくまでも配偶者との関係を悪くしないことが前提としての関係なので、キスやハグをすることや恋人のように手を繋ぎながらデートをすることもあります。
ただし、キスやハグを許せない配偶者もいるのでその場合はすり合わせが必要となります。
セカンドパートナーが欲しい男性の心理とは?
セカンドパートナーがどんな関係なのか分かったところで、セカンドパートナーを求める男性はどんな心理なのかを詳しく見ていきましょう。
セカンドパートナーに対して、“頭おかしい、気持ち悪い”と思ってしまう人ももしかしたら納得できる理由があるかもしれません。
1. 男としての自信を取り戻したい
結婚して数年、十数年と歳を重ねて誰からも褒められなくなったり求められなくなる男性は結構多いです。
妻や子供と家族になって毎日幸せを感じていても、男としての自分に自信を失ってしまい、他の女性から男性として見てもらうことで自信を取り戻したいと感じています。
セカンドパートナーができることで誰かに必要とされる喜びから自分磨きを頑張るようになり、男としてのプライドを復活させたいのでしょう。
2. 毎日の生活に刺激が欲しい
毎朝決まった時間に出社して休みは家のことをするといった男性は、ふとした瞬間に毎日が退屈に感じてしまうことも。
毎日同じことをするマンネリした生活から脱却して、新しいパートナーと新鮮なデートを楽しむことで日々の生活にメリハリを付けたいという心理です。
特に自分の趣味がない男性によくある感情といえますよ。
3. 妻への愛情を維持したい
妻のことが大好きだからこそ、セカンドパートナーが欲しいと思う男性もいます。
「365日×何年もずっと一緒にいたらいつか妻に対して“飽き”が来てしまうんじゃないか」と未来が怖くなって、そうならないように予防線を張っておきたいという心理です。
大好きな妻に対して飽きがこないよう、常に新鮮な気持ちを味わいたいからこそ、他の女性とも会いたいと思うようです。
このタイプの男性は肉体関係だけでなく、キスもせずにただ食事デートを楽しむ人が多いそう。
4. ストレスを発散させたい
会社での理不尽なことや家庭での鬱憤を発散させたいと思っても、ストレスを大切な家族に吐き出すことができずに溜め込んでいる男性は多いです。
家族に話せないからこそ、他の女性に話を聞いてもらいたいと思って、セカンドパートナーを求める男性の心理といえます。
ただ話を聞いてもらうだけでいいから気兼ねなく話せる相手が欲しいようです。
セカンドパートナーが欲しい女性の心理とは?
リサーチしたところ、セカンドパートナーを求める女性は、男性とは違った理由の人が多そうです。
ここからは、セカンドパートナーが欲しい女性の心理について紹介。
夫とは別の男性を求める女性は何を考えているのかじっくり見ていきましょう。
1. 男性から女性扱いしてもらいたい
妻になり、母になり、夫から求められることが減って自分が女性であることを忘れてしまう女性は多いです。
欲求不満な気持ちが募って他の誰かに埋めてもらいたいと思っても不倫する気持ちはない…という女性はセカンドパートナーのようにライトな関係の男性を欲します。
セカンドパートナーから「可愛い」などと女性扱いされることで自分を取り戻したいと思っています。
2. 寂しさを埋めたい
単身赴任をしている夫や趣味に夢中な夫、成長して手が離れた子供を持つ女性は、毎日にぽっかり穴が空いたような寂しさを感じています。
寂しさを夫に埋めてもらいたいと思ってもそれが無理だと分かっていたら、他の男性に求めてしまうのです。
セカンドパートナーと休日にデートをしたり夜にLINEをしたりして、寂しさを埋めたい女性は一定数いますよ。
3. ドキドキしたり、ときめく気持ちが欲しい
男性は女性に対してマンネリを感じやすいといいますが、女性だってそれは同じ。
毎日顔を合わせていたらドキドキやときめきを夫に感じなくなってきます。
そんなマンネリを解消するために他の男性を頼りたいという心理です。
不倫にならないライトな関係とはいえ、夫以外の男性と出かけるドキドキやスリルからときめきを取り戻したいと思っています。
セカンドパートナーを作るメリットとデメリットとは?
セカンドパートナーがいることによって、どんな風に生活が変わっていくのか想像がつきませんよね。
セカンドパートナーをもつことは、変わらない日常にたくさんのメリットをもたらしますが、もちろんデメリットも存在します。
ここからは、具体的にどんなメリット/デメリットがあるのかをご紹介していきます。
セカンドパートナーを作るメリット
後ろめたいイメージを持っている人もいるかもしれませんが、セカンドパートナーをもつことで様々なメリットを受け取ることができます。
ここからは、セカンドパートナーをもつことによって、具体的にどういったメリットが生じるのか、いくつかご紹介します。
メリット1. 相談できる相手ができる
配偶者には相談しにくいことや、中には話を聞いてもらえないという人もいますよね。
そんな時、第三者であり親密な関係性にあるセカンドパートナーに胸の内を打ち明けることによって、意見をもらえたり精神的に支えてもらえることができるのです。
友人よりも親密な関係なので、熱心に聞いてもらうことにより、安心を得ることもできます。
メリット2. 異性と関わることで、自分磨きをするきっかけになる
配偶者以外と関わることで、結婚してからもフレッシュな気持ちでいることができます。
関心を抱いてくれない配偶者だけでは、モチベーションも下がってきてしまいますが、自分を見てくれてる人がいることによって、独身の頃のようにもっと自分を高めようという気持ちが出てきます。
自分磨きを積極的に行うことで、綺麗になるだけでなく、配偶者との関係も修復できることがあります。
メリット3. 心に余裕が生まれやすい
人間は幸せを感じると、他人にも優しくなれるものです。誰かに必要とされている、愛されているということで心が満たされ、余裕が生まれてくるのです。
配偶者とうまくいかない時があったとしても、セカンドパートナーという存在がいることで、逃げ道ができ、心を立て直すことができます。
配偶者に求めすぎてしまうこともなく、余裕を持った対応ができるようになるのです。
メリット4. 生活のオンオフをつけやすい
夫婦人生は長いもので、ついつい馴れ合いになってしまいがちですが、セカンドパートナーという刺激を加えることによりイキイキとした生き方ができるようになります。
長い結婚生活でマンネリ化してきてしまっても、セカンドパートナーから刺激を受けることができるのです。
安定は悪いことではありませんが、生きてくうえでオンオフをつけるのは、より生活の質を向上させることに繋がります。
セカンドパートナーを作るデメリット
良いことばかりではなく、無視できないデメリットも存在します。
生活をより良くしようと考えてセカンドパートナーを作ったとしても、デメリットの方が大きくなってしまったら元も子もありませんよね。具体的にどんなデメリットが出てくるのかをご紹介いたします。
デメリット1. バレてしまった時に離婚の原因になってしまう可能性がある
いくら法に触れてないからといえ、独身のように好き勝手やってしまうのはNGです。配偶者が嫌だと感じてしまったらそれまでです。セカンドパートナーは配偶者ありきの関係なので、配偶者が離婚だといえば反論のしようがないですよね。
肉体関係がないとしても、他の異性と仲良くされることを嫌がる人もいるので、絶対に離婚にならないという話ではないため、十分な配慮が必要になってきます。
デメリット2. 周囲から理解が得られにくい
いくら自分が納得しているからといって、周囲に同調を求めたとしても、理解してもらえないことが多いでしょう。他の異性と親密になる関係は、浮気だと捉える人が多く存在します。
まだまだセカンドパートナーという関係は浸透しておらず、独身のようにオープンにはできないケースが多く存在します。
そのため、どうしても隠すような、コソコソしたら付き合いを強いられてしまいます。
デメリット3. 肉体関係を持ち、不倫になってしまう事が多い
セカンドパートナーと割り切るのは、簡単なことではありません。気持ちが通じ合っていて、体を重ねてしまうというのは自然なことですよね。
セカンドパートナーは、肉体関係をもつことができないですが、キスやハグをしているうちに、独身のようについ一線を超えてしまい不倫に至ってしまうケースも多く存在するのです。
配偶者を軸におき、セカンドパートナーには、それ以上を求めないという強い意志がないと、継続が難しくなります。
セカンドパートナーと出会う方法とは?
セカンドパートナーを作りたいけど、どうすればいいのか分からず、行動に移せない方も多いはずです。
ここからは自分に合ったセカンドパートナーに出会うために、おすすめの方法を5つ紹介していきたいと思います。
出会う方法1. 合コンや街コンなどの飲み会で出会う
お酒を飲んで緊張がほぐれたところで、気軽にセカンドパートナーを探すことができます。
女性も男性も気軽な気持ちで参加していることが多く出会いにも積極的になっていることから、セカンドパートナーを見つける成功率は上がることでしょう。
生活の不満などを語り合いながら、自分に合った女性や男性を見つけられます。
出会う方法2. 居酒屋や行きつけのバーで出会う
自ら出会いを探していると知られるのが、恥ずかしいと感じる人もいますよね。居酒屋やバーなどで意気投合し、自然とセカンドパートナーになることもできます。
合コンなどが恥ずかしい人でも、アルコールが入った状態で自然と会話が盛り上がるので、奥手な人でも女性や男性と出会いやすい状況といえるでしょう。
わざわざ出会いを探している訳ではないという雰囲気を装えるので、自然な出会いを求めている女性にもおすすめです。
出会う方法3. 趣味や習い事のコミュニティで出会う
セカンドパートナーに、共通する好きなものがあったら楽しいですよね。
コミュニティには興味がある、それが好きだという人が集まっているので、その中でセカンドパートナーができるととても楽しい関係が作れます。
初めからお互いの趣味が共通しているので、話題に困ることもなく、自然と距離を縮めていくことができます。
出会う方法4. 職場や取引先で出会う
職場や取引先で出会った異性は、セカンドパートナーへの発展がしやすいです。職場で信頼関係を築いているうちに、それ以上の関係になることや、取引先で好みの異性と出会うこともあります。
職場の人間は、共に過ごす時間が長くなることから、親近感がわきやすく、比較的セカンドパートナーを見つけやすい環境にあるのです。
仕事を通じて、飲み会や社員旅行など、距離を縮めることができるイベントも多く存在します。
出会う方法5. 出会い系アプリや、SNSで出会う
セカンドパートナーと出会う、手っ取り早い手段と言えます。
セカンドパートナーを探している人を、ダイレクトに探すことができるし、合コンのように直接会うことなく気軽に始めることができます。
躊躇してしまう人でも、お互いの個人情報を明かすことなく、やりとりを始めることができるので、警戒心もなく楽しくコミュニケーションを取ることが可能です。
【参考記事】セカンドパートナーが作れる既婚者専用マッチングアプリとは▽
セカンドパートナーと関係を築く上で大切な4つの条件とは?
生活の質を上げたくてセカンドパートナーを作ったのに、ストレスになってしまっては意味がありません。
セカンドパートナーの関係性を良好に保つためにはいくつかの条件を守っていく必要があります。
それは一体どういった内容なのか、4つに絞り条件していきます。
条件1. お互いが干渉しすぎない
セカンドパートナーとは、距離感が重要です。あくまでも配偶者が一番大切なので、セカンドパートナーにあれこれ求めすぎてはいけません。
好きになりすぎてしまい、干渉し始めるようになってしまうと、お互いに歯止めが効かなくなってしまい私生活に悪影響を及ぼしてしまいます。
足りない部分を補う相手だということを忘れないようにしなくてはなりません。
条件2. 何があっても、体の関係を持たない
離婚してしまっては元も子もありません。
配偶者がいるから、セカンドパートナーなのに、その配偶者を手放すようになってしまっては、関係が成立しませんよね。
体の関係を持って不貞行為となり、離婚をすることはご法度です。独身のようにキスやハグをしていたとしても、節度を守りましょう。セカンドパートナーに対し、それ以上の気持ちを持ってしまうと、良好な関係は続けられなくなってしまいます。
条件3. 現在のライフスタイルを崩さないようにバランスを取る
セカンドパートナーとは、補い合うということを忘れずに。自分の私生活に支障をきたしてまで関係を続けているのであれば、それはもうセカンドパートナーというくくりから外れてしまっています。
お互いにメリットを感じるところ積極的に行っても良いですが、無理をしてしまうのであればやめましょう。
バランスが崩れないように、自分のライフスタイルを重視しながら関係を続けていくべきです。
条件4. お互いが自立した関係を保つ
セカンドパートナーがいないと生きていけなくなってしまってはいけません。お互いの私生活はしっかりと切り離し、なあなあにならないように意識するようにしましょう。
お互いに依存し過ぎてしまうと、家庭にまで悪影響がおよび、配偶者から別れを切り出されてしまうこともあり得ます。
セカンドパートナーとは、男と女であってもあくまでもセカンドということを忘れずに、自立した関係を保ちましょう。
セカンドパートナーという新しい関係性の理解を深めよう。
マイナスイメージだったセカンドパートナーは、実は悪いことばかりではないということがわかりました。
割り切ることで、たくさんのメリットが生じ、配偶者との関係までもが良好に保つことができます。
ずっと同じ生活を続けていくことにうんざりしているのなら、セカンドパートナーを作りイキイキとした人生に変えるのも悪くないでしょう。
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