何がしたいかわからない人の心理とは?自分がやりたいことを見つける方法を解説
人生で何がしたいかわからない主な5つの原因
人生の目標もなく、ただただ毎日が過ぎていく日々を送っていませんか。「何かをしなくては」と焦るものの、具体的に行動が起こせないという人もいるでしょう。
ここからは、自分が何をしたいのかわからない人にある5つの原因について紹介します。
原因1. 自己肯定感が低く、自分に対して自信がないから
何がしたいか分からない人は、元々の性格や今までの生活環境が原因で何をするにも、「自分はダメな人間だから、これをやってもどうせ無理」と常にネガティブ思考です。
傷つきたくないと思っているので、ネガティブに考えることで失敗したとしても「やっぱり自分ってダメな奴だから何をやっても無理だよね」と深く傷つかずに済みます。何がしたいのかわからない人は、ネガティブで自己評価が低いことが原因です。
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原因2. 一番やりたかった事で挫折をしたから
小さい頃から得意なことで、周囲から褒められていると「自分これが得意だし、1番だ」と思い込みます。
しかし、世の中に出てみると上には上がいることを思い切り見せつけられて、心が折れてしまうのです。
自己肯定感が強くなっているところから、現実を突きつけられると大きな挫折感を味わうことになります。「自分からこの得意なことを奪われたら何が残るのだろう」と考え、何がしたいのか分からなくなるのです。
原因3. 本当はしたいことがあるのに、自分で勝手に無理だと決めつけているから
男性でも女性でも自分の気持ちを押し殺している人は多いです。それは、周囲の目と「自分なんて無理」という自己肯定感の低さが原因です。
やる前から「もういい大人なのに失敗したら恥ずかしい」と考えてやりたいことがあっても、行動に移そうをはしません。
何がしたいのかわからないのではなく、自分のやりたいことを自分で押し殺しているのです。
原因4. 自分の長所に自身で気がつけていないから
「20代、30代と自分は本当に何がやりたいんだろう?」と悩みを抱えることがあります。悩んでしまう原因は、自分の長所を知らないからです。
「何となく自分の良いところはここだよな?」とぼんやりはわかるものの、自分でも気がついていないような長所が隠れていることも。
本当の自分に気がついていないために、何がしたいことなのかわからないのです。
原因5. 何かに全力で打ち込んだ経験が少ないから
何がしたいかわからない人は、全力で物事に打ち込んだことがありません。適度にこなせてしまうので、いつも満たされないのです。
一度、自分の全力を出し切るという経験をすると、自分でも気が付かなかったようなことが起こります。
例えば、仕事に全力で取り組んだときにお客さんが本気で「ありがうございます」と言ってくれた時に、「もっと営業を極めたい」と思うかもしれません。全力で取り組んだことがないので、打ち込んだ時の発見を知ることができないのです。
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