「昔に戻りたい」「昔は楽しかった」と過去ばかり振り返る人の心理やきっかけとは?

HaRuKa 2022.05.19
ふと、昔に戻りたいって思う瞬間がありますよね。昔に戻りたいと思ってしまうのはどうしてなのでしょうか?そこで今回は、昔に戻りたいと思う人の心理や原因を解説すると共に、戻りたくなる瞬間やきっかけを紹介していきます。

過去に戻りたいと思う時の7つの対処法

過去に戻りたいと思う時の7つの対処法

過ぎてしまった過去が美しく素晴らしいものに感じる経験は、誰しも一度は味わったことがあるはず。

ただ、過去にはどうやっても戻れませんから、現在、そして将来をどう生きるかを考える方が有益と言えます。

昔に戻りたいと思った時にはどうしたらいいのか、対処法を7つご紹介します。


対処法1. 思う存分過去の思い出に浸る

昔に戻りたいと思ったら、なかなかその思いから抜け出せないこともあります。

学生時代の思い出がまぶしく感じられて、つい感傷的になってしまうのは自然なこと。

それならいっそ、どっぷりと思い出に浸ってみるのもいいでしょう。

子供の頃から小学生、中学生…と成長し、卒業して就職してと自分が生きてきた軌跡をたどることで、自らの成長を感じることができれば、「よし、頑張ろう!」と現実的になれるかもしれません。


対処法2. なぜ”昔に戻りたい”と感じるのか自己分析する

昔に戻りたいと思う瞬間が割と頻繁にあるようなら、昔に戻りたくなる何らかの心理が原因になっているはずです。

過去にやり残したことが気になっている、現在よりも過去の方が楽しかったと思えるなど、その心理は人によりますが、「なぜ自分は昔に戻りたいのだろう」と冷静に自己分析してみましょう。

昔に戻りたいと思う理由が分かれば、現状のどこに不満があってどうしたいと思っているのかがはっきりするため、今後の目標が決まってやる気が出る可能性が高いです。


対処法3. 「過去は変えられない」ことに気づく

昔に戻りたい時の対処法は過去は変えられない事に気付く

意識が過去に向きやすい状態だと、どうしても現在がつまらなく感じている原因が過去にあるような気持ちになるものです。

「あの時こうしていれば」「あの人の言うことを聞いていたら」など、心に引っかかっていることをやり直したいと考えます。

しかし、いくら後悔したとしても既に過ぎたことであり、変えられないことなのです。

変えられない過去に対して後悔するのはやめて、今この時から自分が変わっていく意識を持つこと大切。


対処法4. 現状の不満を紙に書き出し気持ちを整理する

現在仕事も恋愛もうまくいっていて、日々が充実している場合は、昔に戻りたいという気持ちは生まれません。

逆に考えると、昔に戻りたいと思っている時は、現状に何らかの不満を抱えていると自覚することが重要です。

まず、どんな不満を抱えているのかを把握するために、不満点を紙に書きだしてみましょう。

現状を変えるヒントが見つかりやすくなりますし、気持ちの整理にも繋がります。


対処法5. 過去の経験を今に活かせないか考える

社会経験を重ねてくると、失敗したことだけでなく成功したことや学んだことも増えてきているはずです。

「自分は大した取り柄がないから昔に戻ってやり直したい」と考えているなら、過去にやってきたことを思い出してみましょう。

大小様々な経験が糧となって、今の自分を築いているのは確かなこと。前向きに過去を見れば、現在に活かせそうな経験が見つかるはずです。


対処法6. 友人や家族に話してスッキリさせる

昔に戻りたいと思った時は家族や友人に話しスッキリさせる

現在の生活は変化がなく、過去と比べると楽しくないと感じる場合はあります。

つい昔の楽しかった頃を思い出して、もう一度その頃に戻れたらいいのにと思ってしまうのです。

こうした感情は一人でいるほど強くなってしまいますから、周囲の信頼できる人に話を聞いてもらうのも一つの方法。

友人や家族などに話しているうちに、過去は過去だと割り切れて気持ちがすっきりするはずです。


対処法7. 明るい将来を具体的にイメージする

昔に戻りたいと考えている時は、現状に対する不満がたまっているものです。周囲ばかり楽しくしているように見えて、劣等感が強くなったりします。

そんな時は、「自分にもこんな長所があるんだ」「こういう経験をしてきたんだ」と自己評価を高めて、自分にできることを考えてみましょう。

そして少しずつでも前向きな自分をイメージすれば昔への執着が消えていくはずです。


昔のことばかり思い出す人は、自分に合った対処法を試してみて。

昔に戻りたいと思ったら自分にあった対処法を試そう

仕事での失敗や失恋など、何らかのきっかけで「昔に戻りたい」と考えることはあるもの。

ただし、たとえ楽しく輝かしい過去だったとしても、過ぎた時間は二度と戻らないと認識することが必要です。

辛い経験を糧にして現在を充実した日々にするために、この記事を参考にして、将来に向けて一歩を踏み出せるよう、できることから実践してみてください。


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