やけ食いをする心理&理由とは?暴食や肥満を防止するおすすめの方法を紹介!

あやな 2019.01.12
何か辛いことがあるとやけ食いをしてしまう人っていますよね。今記事では、やけ食いに走ってしまう人の心理や理由から暴飲暴食を防ぐ方法について解説していきます。また、「どうしても食べたい!」と思った時に食べてもいい食材もお教えします。やけ食いに悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。

最近、やけ食いすることが多いと感じている方へ。

やけ食いをする心理&理由

ストレスがたまると、ついついやけ食いしたい気持ちが抑えきれない人も少なくありません。

けれども、やけ食いしたい気持ちのままやけ食いすると罪悪感が出たり、肥満の原因になったりとデメリットも多いですよね。

そこで今回は、やけ食いをしてしまう心理や理由、やけ食い以外で気持ちを満足させるおすすめの方法をご紹介します。


やけ食いとは?やけ食いの意味を解説

やけ食いの「やけ」とは、自暴自棄の状態である「やけになる」と同じ意味があり、ストレスなど心理的な原因を解消するために、食で気持ちを満足させようとする行動という意味があります。

現状に満足している人は自暴自棄になる必要もないため、やけ食いはしません。何かの悩みやストレス、精神的な疾患からやけ食いしたい気持ちが抑えきれなくなり、やけ食いに走ってしまうでしょう。


やけ食いと空腹は何が違うの?

人間は生きるために食物からエネルギーにするため、お腹が極限まで空いているといつもよりもたくさん食べられることがありますよね。

一方でやけ食いは、エネルギー摂取ではなくストレスや不満感を解消する、満たされない気持ちを満腹感で埋めようとする行為です。

空腹は満腹になれば満足しますが、やけ食いは食で気持ちが満たされないため食べても足りないという気持ちが強く、さらにやけ食いをした後に猛烈な罪悪感が襲ってくる違いがあります。


やけ食いしてしまう心理や理由とは

やけ食いしたい気持ちを抑えるためには、やけ食いしてしまう心理や理由を知るのが必要です。

まずは、やけ食いしたい気持ちが襲ってくる3つの心理や理由をご紹介します。

自分に当てはまる心理や理由がないか、ぜひチェックしてくださいね。


心理や理由1. 食べることでストレスを発散しようとしている

やけ食いは、辛いことや悲しいことを食べることで解消したい心理としても現れます。

自分を苦しめているストレスの原因は分かっているものの、自分では解決できる手段がないため、代替案としてやけ食いに走ってしまうのです。

仕事や人間関係、生活などでストレスを抱えている人が解消するためにやけ食いしたい気持ちとして現れますよ。


心理や理由2. やけ食いをすることで、リラックスしようとしている

食べること自体に癒しや楽しみを持っている人も多いですが、自分を落ち着かせる手段としてやけ食いしたいという心理が働くことも少なくありません。

高ぶった感情や緊張状態を抑え込むためには、その人なりのリラックス方法を身に着けますが、それがやけ食いと言う人もいるでしょう。

疲れを感じたり、自分のストレスを抑えきれなったりする時に、一端リラックスのためにやけ食いすることも少なくありません。


心理や理由3. やけ食いによる罪悪感でさらにストレスが溜まる

やけ食いで満たされない気持ちを満足させたり、リラックス方法として取り入れたりしますよね。けれども、実際にやけ食いをすると肥満になったり、食べ物を粗末にするなどが原因で罪悪感があふれてくる人も少なくありません。

罪悪感が積もり積もると、自ら嘔吐してやけ食いしたことをなかったことにする人も。

そして結局またやけ食いしてしまい、罪悪感から嘔吐してしまい…と、やけ食いを繰り返す悪循環となり、精神的なストレスにもなりやすいです。


ダイエットにもなる!やけ食いを防ぐ8つの方法

やけ食いしたい気持ちの裏には、ストレスや自分をリラックスさせる手段など、深い心理や理由があります。とはいえ、やけ食いをしていると肥満や精神疾患の原因にもなりかねません。

次にダイエットにも効果的な、やけ食いを防ぐためのおすすめの方法を8つ紹介します。


方法1. 一人だけで食事をしないようにする

やけ食いを防ぐには、誰かの目がある前で食事をして、やけ食いをしている姿を物理的に見せないようにするのも効果的です。

友達や彼氏と一緒に食事をすれば、やけ食いをするのが恥ずかしくなりますよね。自然な量の食事で満足できてダイエットも兼ねられるでしょう。

さらに、誰かと食事をすれば食事の雰囲気や会話も楽しめるので、食事自体がストレス解消になる効果も期待できますよ。


方法2. お風呂に浸かりリラックスする

やけ食いの抑制にもなるストレス解消に効果的なのが、リラックスする時間を習慣づけること。毎日たまった疲れやストレスを解消し、リラックスする方法として続けられるのが、湯船につかることです。

毎日浴槽につかるのが面倒でシャワーのみという人は、湯船に浸かるのを習慣づければ体の芯から温まることでリラックスできて、やけ食いも防げてダイエットもできますよ。


方法3. やけ食いすることに罪悪感を持たない

やけ食いしたい気持ちを抑えようとしても、初めはうまくいかないかもしれません。

ダイエットを意識してやけ食いをしないようにしても、何かのきっかけでやけ食いをしてしまうこともあるでしょう。

その時、やけ食いすることに罪悪感を持ってしまうと、さらにストレスが溜まり、またやけ食いを繰り返す悪循環から抜け出せません

もしもやけ食いをしてしまった時は、罪悪感を持たないようにするのもおすすめ。罪悪感を持たずにやけ食いすることで、正しい満腹感が得られるようになり、やけ食いの防止にも繋がりますよ。


方法4. 趣味を見つけ、食べること以外でストレスを発散する

ストレスを解消させる目的としてやけ食いをしてしまっている場合は、他のストレス解消方法を身に着けるのがおすすめです。

夢中になれる何かを見つけて、食べること以外でストレスを解消したり、気持ちを満足させたりする方法を探してみましょう。

夢中になれる趣味や方法を見つければ、やけ食いする暇もなくなるため、ダイエットにも効果的ですね。

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方法5. 運動を習慣化し気分をリフレッシュする

ストレスを解消する、リラックスするなど、やけ食いの原因を正すうえでも有効なのが運動です。

運動して汗を流せば気分もリフレッシュできますし、やけ食い以外でストレス解消や気持ちを満足させることもできます。

習慣化して運動を続ければ、リフレッシュだけでなくダイエットにも有効です。ジムに通う、運動の習い事を始めるなど、運動を習慣づけて上手にリフレッシュしてみましょう。


方法6. 量よりも質を優先し、良いものを口にする

やけ食いを防ぐには、食事をすること自体に意味を持たせるのも抑止力になるのでおすすめ。

おのずと食事をゆっくりと楽しめるように、高級な食べ物や飲み物を選ぶ、予約が取りづらいレストランで食事をするなどの方法があります。

良いものはお値段も高いため、量でお腹を満たすことはできません。ゆっくりと食事を楽しめるので満腹中枢も働き、やけ食いの防止にも繋がりますよ。


方法7. 視覚や嗅覚で食事を楽しみ、満足度をあげる

食事自体でストレスを解消したいのなら、食事そのものを楽しめる環境を整えるのがおすすめです。

食事を楽しむのは、味だけでなく見た目や臭いも重要な要素になります。

彩の良い食事を楽しんでみたり、自炊をして臭いや見た目から食事が楽しめる取り組みをすれば、食事そのものの満足度が上がり、やけ食いを止めるにも効果的ですよ。


方法8. 家に食べ物を買い置きしておかない

やけ食いを止めたいと思っても、いつでもやけ食いができる環境にあるとついついやけ食いしてしまうことになりますよね。

ストレスや不満を感じたり、リラックスをしたいと思ったりしてやけ食いしようとしても、食べ物がなければやけ食いはできません

物理的にやけ食いを止めるために、家に食べ物を置かないようにするのも止める方法としておすすめですよ。


どうしてもやけ食いしたい!肥満リスクを減らすおすすめの7つの食べ物や飲み物

やけ食いしたい気持ちを抑える方法を試しても、何かのきっかけでやけ食いしたくなってしまうこともあるでしょう。

やけ食いしても、罪悪感が少ない食べ物や飲み物を選べば、肥満のリスクも減らせるため罪悪感も得にくいですよ。

次に、やけ食いしたい時に覚えておきたい、おすすめの食べ物と飲み物を7つ紹介します。


代替食品1. ナッツ類

ナッツ類はモデルさんや芸能人が、間食としても多く取り入れられている食べ物です。

便秘解消の為の食物繊維や、血液をサラサラにするオレイン酸など、女性の美容に嬉しい栄養素もたっぷり含まれています。

アーモンドを始め、カシューナッツやマカデミアナッツ、くるみなど、種類も豊富で食感も楽しめるので、食べ応えもありますよ。


代替食品2. ダークチョコレート

甘いものが欲しい時や、スイーツ的な満足感を得たい時にはダークチョコレートがおすすめ。

ダークチョコレートは、ビターチョコレートとも呼ばれる乳原料を使っていないチョコレートを指します。

カカオに豊富に含まれているポリフェノールを摂取する上でも有効ですし、普通のチョコレートよりも脂質やカロリーは控えめですよ。


代替食品3. ゆで卵

たんぱく質を豊富に含む食物として卵がありますが、オムレツやスクランブルエッグなどの他の調理法に比べて、食べ応えも感じられる調理法がゆで卵です。

高たんぱく低カロリー、さらに食べ応えもあって満腹感も得られるため、アスリートやモデルさんの減量の際の食べ物としても取り入れられています。

また、ゆでるのに時間がかかるので、ゆでている間にやけ食いしたい気持ちを落ち着かせる上でおすすめですよ。


代替食品4. 柑橘系やベリー系のフルーツ

ビタミンや食物繊維を豊富に含んでいるフルーツも、やけ食いの食べ物としてもおすすめ。

パンやお米、麺類などの炭水化物やお菓子などをやけ食いするよりも、カロリーも低く栄養素も豊富なため、たくさん食べても罪悪感を感じません。

さらに旬のフルーツを選べば、食べることの満足感も得られるため、やけ食いの量も減らせますよ。


代替食品5. 緑茶

日本人の国民食的な飲み物といえば、緑茶ですよね。緑茶には緑茶独自のカテキンが含まれており、殺菌作用などの他ダイエットにも嬉しい作用が期待できます。

また、緑茶自体はカロリーがないため、たくさん飲んでも大丈夫。茶葉からペットボトルまであるので、気軽に取り入れられる飲み物でもありますね。

温かい緑茶を飲んでほっとすれば、リラックス効果も得られますよ。


代替食品6. ココア

寒い冬の季節に、甘くてほっとするココアを飲みたい人も多いですよね。

ココア自体はカロリーはありますが、一杯飲むだけで高い満足感が得られます。そのため、たくさん飲まなくても、1~2杯で満足できるため、ダイエットにもやけ食いを抑制する上でも効果的ですよ。

食べ物を量無理やり詰め込むよりも、1杯のココアでリラックスや満足感を得られるでしょう。


代替食品7. ハーブティー

茶葉として選ばれているハーブによって、たくさんの選択肢がある飲み物がハーブティーです。

ノンカロリーの物もあれば、カフェインレスのハーブティーもあるので、妊婦さんや授乳中の女性もリラックスのために飲める体に優しい飲み物として知られていますよね。

種類があるため、気分によって選べて飽きがこないのも特徴。良い香りに包まれて、リラックスした雰囲気も楽しめますよ。


やけ食い止めたい時は、自分に合ったストレス発散方法を見つけてみて。

やけ食いをしてしまう裏には、満たされない気持ちやストレスの解消などの心理が隠れています。それらを解消するために、やけ食いを繰り返して罪悪感にさいなまれるという悪循環にもなってしまいますよね。

やけ食いを止めるためにおすすめの方法や食べ物、飲み物を知れば、少しずつやけ食いを止めて再び食事が楽しめるようになりますよ。


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