苦手な人との付き合い方の正解は?|嫌いな相手との上手い接し方を伝授!
人のことを苦手!嫌い!だと思うきっかけや心理
「この人はなんだか苦手だな」とか「この人は嫌いだ」などと思うのは、何かきっかけがあったり、心理的なマイナス要素があったりするためです。
こんな些細なことでと思うことでも、自分にとっては重大な出来事になり得ます。
きっかけや心理1. 自分の価値観を否定されるなど、許せないことをされた
価値観を否定されることは、自分自身を否定されたのと同じように感じてしまいがち。価値観は自分が生きてきた積み重ねで形成されたものであり、自分の根幹に関わるものとも言えます。
どんな理由があれ価値観を否定されてしまえば、相手がそこまで深く考えていなかったとしても許せなくなってしまいます。
きっかけや心理2. 汚い、臭いなど、生理的に受け付けない
「うわ、汚い」「この臭いは無理」など、視覚や嗅覚でわかる嫌なポイントがあれば、嫌いになってしまうのも仕方ありません。誰でも汚い人や臭い人には近付きたくないものです。
もう一つ、生理的に無理というケースがあります。この場合、必ずしも五感で確認できるものではなく、どちらかといえば心が受け付けない状況です。
きっかけや心理3. 相手の気持ちが理解ができないため、敵だと思う
人は何を考えているかわからない相手を警戒する生き物といえます。わからないという事実が不安感につながるのです。
そして、「このような意見を持っているとは理解できない」との思いから、相手を自分とは異質な存在として感じたり、自分の意見をはねつける敵として感じたりします。
いったん敵として認定してしまえば、余程のことがない限り嫌いな感情が消えることはないでしょう。
きっかけや心理4. 相手の立ち位置や境遇が気に食わなくて、妬む
相手のポジションや境遇が妬ましいとか、相手がとにかく気に食わないということは珍しいことではありません。妬ましいと思ってしまう自分を嫌悪する人も少なくないです。
しかし、自分を嫌悪しても妬ましい気持ちは消えません。そんな時、自分の中で原因を相手に転嫁して折り合いをつけようとすることがあります。
人間心理の複雑なところと言うべきでしょう。「あいつが悪い」「あいつは敵だ」と、どんどん嫌いになってしまいます。
きっかけや心理5. 周りの悪口に便乗して、自分も苦手だと思い込む
誰かの悪口をいっている周囲に同調したことがあるという人は少なくないでしょう。
ターゲットとなっている人に対して悪感情を持っていなかったとしても、その場の雰囲気に流される心理状態です。また、少しモヤっとした感情があれば、便乗して悪口を言うことも。
それが講じると、自分もその相手を苦手になってしまうことがあります。一種の自己暗示と言えるでしょう。
きっかけや心理6. 相手に自分が嫌われているため、自分も相手のことを嫌うようになった
相手が自分を嫌っていると感じれば、自分も相手を嫌いになるのが人間の心理です。理屈ではなく、危険を回避する本能とでも言うべきものでしょう。
相手にとって自分が苦手な人になれば、自分も相手を苦手な人と感じます。
ただ、本当に相手が自分を嫌っているのかが問題です。それによって、対処法や接し方にも一考の余地が生まれるでしょう。
ストレスを溜めないように、苦手な人との付き合い方を習得しよう。
苦手な人や嫌いな相手がいることは悪いことではなく、苦手な理由や嫌いになるきっかけも様々です。無理に好きになる必要もないでしょう。
ただ、縁を切れない相手であれば、無理のない付き合い方や上手に避けるテクニックが重要です。
原因を考え、自己分析をして、効果的な対処法を考えます。そして、自分を変えることができれば、随分と楽になることでしょう。
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