無口な人の心理とは?あまり喋らない人のあるあるな特徴と仲良くなる方法を解説

HaRuKa 2024.05.08
身近に無口でほとんど喋らない人がいて、関係性に困った経験はありませんか。今回は、無口な人が周囲から思われてしまう印象から、無口な人の心理や特徴、上手に会話をする方法や仲良くなる方法をレクチャー!さらに、自分が無口で仕事に悩みがある方へ、向いてるおすすめの仕事も紹介します。

無口であまり喋らない人っていますよね。

無口な人

無口で喋らない人っていますよね。会話が続かなくて困っている、本当は仲良くしたいのにどうしたらいいか分からないという人もいるでしょう。

無口な人と会話を続ける、仲良くするためにはちょっとしたコツが必要です。

そこで今回は、無口な人との会話の続け方や仲良くなる方法について紹介します。


周りからこう思われてしまう…。無口な人の印象とは?

無口な人にとっては自然体でも、「口数が少ないよね」「寡黙な人だね」などと言われることがあります。

では、周りから無口な人とはどのような印象を持たれているのでしょうか。ここでは、無口な人の印象について紹介します。


印象1. 会話が続かないのでは?と思ってしまう

無口な人とのコミュニケーションを取ることに、相手はハードルを感じています。その理由が、話を振っても「はい」「そうですね」といった会話が続かない可能性があるからです。

場を盛り上げようと話を振っているのに、喋らないと「つまらないのかな?」と受け取られてしまうことも。

そのため、口数が少ない人との会話は、相手から一方的に苦手意識を持たれてしまうこともあるのです。


印象2. こっちが話しても反応が無いので、無口な人との会話はつまらない

無口な人との会話で相手が気にするのは反応がないことです。

例えば、パーティーや交流会で「休日はいつも何をしているんですか」と話題を振っても「家で過ごすか、たまに出かけます」といったそっけない返事をされてしまうと相手は会話がつまらないと感じます。

口数が少ないと無愛想とも思われることもあり、誤解されてしまうことも。


印象3. 何を考えいるか分からず、怖い

無愛想でいつも口数が少ない人は、周りから見ると取っつきにくい人と思われていることも。

本人は全く普通に過ごしているだけなのに、周りが勝手に「あの人、何を考えているのかわからないし、表情も固いから怖い」と思ってしまい、話しかけることをためらうのです。

そのため、本当は気さくな人なのにその笑顔の少なさから誤解されていることも。


印象4. ベラベラ喋る人よりは好き

無口な人を好きという人もいます。口数が少ないと怖いという印象を持たれることが多いですが、あまり人と話さないため、なぜか信頼できる人に見えるのです。

おしゃべりが好きな人は、他の人にも色々とウワサ話を話してしまうことがあっても、無口な人であれば、そういった心配がないと思われることも。

会話が苦手な人でも知らないうちに好かれていることもあります。


実はこんなこと考えている?無口な人の心理

何を考えているかよく分からないと周囲から誤解を受けやすい無口な人。一体何を考えているの?と不思議に思うことも多いでしょう。

実は、無口な人はただ黙っているだけではなく、実は色々と考えているのです。

ここでは、気になる無口な人の心理について紹介します。


心理1. 過去の失敗経験から自分に自信がない

無愛想で口数が少ない人の心理には、過去のトラウマが尾を引きずっているパターンもあります。

昔はよくお喋りが好きで話していたのに、友人に裏切られたことがきっかけで周りから嫌われてしまったという経験がある人も

過去の苦い経験から、相手との関係は必要以上に深めないようにあえて距離を取っていることもあります。


心理2. 一人の時間を大切にしたい

無口な人の心理として、誰かと一緒にいるよりは自分の趣味やボーっとできることを優先したいと考えている人も。

誰かと一緒にいることで気を使い、話をしなければいけないと思うのが大変だと感じる人もいます。

趣味や自分がリラックスできる時間を確保したいと考えるあまり、相手とのコミュニケーションを、最低限に済ませて早く帰りたいと考えている場合があるのです。


心理3. 会話について行けず、何を喋れば良いか分からない

会話が苦手な人ほど、周囲の会話に馴染むことができません。おしゃべりが好きな人はポンポンと会話のスピードについていけますが、そもそも話すことが苦手な人は話を割ってでも入ろうとはせずに「話さない」という選択肢を取るのです。

話題を振られたとしても自分が主になって話すことは苦手なので、無愛想になってしまったり、喋らないといった行動を取ってしまうのです。


心理4. 人見知りなため、どう話しかければ良いか分からない

無口な人はコミュニケーション能力が高い人は少ないです。

どちらかというと人と話すことを苦手としています。相手への話題は何を振ればいまいちわからず、無言で過ごしてしまうことも。

アレコレ頭の中では話題を考えているのですが、実際に行動に移すにはややハードルが高く結果的に喋らないという事になってしまうのです。


心理5. 話すと緊張してしまうので、なるべく目立ちたくない

話すことが得意な人は、自分の話をペラペラとすることが大好きです。

しかし、無口な人は話すことを苦手と感じている人が多く自分がメインになって話すのを極力避けようとします。

特に、普段話さない人が話し始めると、周囲が気を遣って話に耳を傾けます。そのことがさらにプレッシャーになり、上手に話せません。そのため、極力目立たないように適度に相槌を打って影を潜めているのです。



無口な人のあるあるな特徴8選

仕事や近所で無口な人って1人はいますよね。何であの人は話をしないんだろう?と不思議に思うことも。

そこでここでは、無口な人の8つの特徴について紹介します。

無口な人は意外と繊細で、周りに気を遣っている人もいることがわかります。


特徴1. 何事も深く考え込んでしまう

無口な人は実は周囲のことをよく観察しています。そのため、「これを言ったら相手が傷つくのでは?」「このことを話したら相手は嫌がるかな?」とアレコレ考えている間に話が進んでしまうのです。

質問に対してもきちんと答えようと考えてしまうため、しばらく沈黙が続いてしまうこともしばしば

相手のことが好きとか嫌いとかで喋らない訳ではなく、色々と考え込んでしまっているのです。


特徴2. 考えていることを頭の中で整理できず、言葉にできない

無口な人は、無愛想で口数が少ないため「怒ってる?」「機嫌悪い?」と周囲に誤解を与えがちです。

しかし、本当は伝えたいことを言葉に表現するのが苦手で時間がかかってしまうのです。

特に、複数の人と話していると話の変わるスピードも早く、展開についていけず、自分の言葉を話せなくなることも。そのため、喋らないというよりは話したいけど上手にまとめることができない人なのです。


特徴3. どんな人に対しても警戒心が強い

無口な人は自分が心を開いたごく一部の人にしか素の自分を見せません。特に初対面の人にはよほどのことがなければ、心を開くことはほとんどありません。

そのため、あまりの警戒ぶりに最初は「私は嫌われている?」と相手が感違いしてしまうことも。

無口な人は相手を嫌いというわけではなく、どんな人かじっくりと観察しているのです。

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特徴4. 行動が全てで、会話に必要性を感じていない

無口な人とのコミュニケーションを難しく感じるのは、合理的な一面があるからです。

会話を大切にして関係を築いていく人からすれば、「話し合うことでお互いが理解できる」と考えているのに対して、無口な人は「目標が明確であればコミュニケーションは最低限でOK」と考えています。

特に、仕事の場合は最低限の会話だけでいいと考えている人もいるので、不要な会話を嫌い、口数が少ない傾向にあるのです。


特徴5. 会話をしなくても、苦にならない

周囲を気にせず自分のペースで会話を楽しみたいという人も中にはいるので、話したくない時は無言でいるというタイプも。

沈黙も特に気にならないので、相手が「会話が途切れてしまった。何か話さなくちゃ」と焦っていても、無口な人は全く気にしていません

無口な人は誰かと話していなくても、特に気にしないていないのが特徴です。


特徴6. 感情表現が苦手

口数が少なくて怖いと思われている人は、自分の気持ちを相手へ伝えることが下手です。

自分でも下手ということは認識しているのですが、どう相手に伝えればいいのか分からないため、笑顔を作るのも苦手で、無愛想に伝えてしまいます

そのため、周囲からも誤解を受けやすく「あの人、ぶっきらぼうで嫌い」と言われてしまうことも。


特徴7. 集団の中にいるのが苦手

無口な人はワイワイとした雰囲気が苦手で人見知りの人が多いです。集団の中にいると話の展開が早く、「自分に話が回ってきたらどうしよう」とドキドキしていることも。

一刻も早くこの場から立ち去りたいと考えてはいるものの、口下手なので結局最後まで抜け出す機会がなく、相槌を打って自分に話が回ってこないように影に隠れています。


特徴8. 孤独が好き

喋らない人は一人でいることを好む人が多い傾向も。そもそも人と関わることを苦手とし、誰かと一緒にいるよりは1人で旅や趣味に没頭することを好む人もいるのです。

そういった孤独が好きなタイプもいるので、無理に話しかけて親しくしようとしても嫌われる可能性が高くなるのです。


無口な人とはどう会話したら良い?あまり話さない人との上手な会話の仕方

自分の周りにも無口な人がいて、どうやって話しかけていいか分からなくて苦手意識を持っている相手がいる人もいるのではないでしょうか。

どうやって無口な人とみんな会話するの?と気になりますよね。

そこでここでは、無口な人と気まずい空気にならない会話の方法を紹介します。


会話の仕方1. 質問する時はYes or No?で聞く

無口な人との会話で困っているのであれば、話し方を変えてみるのがおすすめです。

「今日は何をしていたんですか?」と聞くとぼんやりとした問いかけになるので、「今日は1日仕事していたのですか?」といった質問をすることで、相手は答えやすくなります

漠然とした問いかけではなく、相手がYESかNOで答えられる質問にすることで、無口な人とのコミュニケーションを取れるようになります。


会話の仕方2. なるべく一対一の会話を心掛ける

口数が少ない人は大人数での会話が苦手です。表立って話すのが苦手なので大人数になると影を潜め、相槌だけ打っている人になります。

相手があまり喋らない人だということがわかっていれば、なるべく少人数での会話を意識することが大切です。

少人数であれば、無愛想で喋らないと思っていた人も、意外とよく喋る人だったということも判明しますよ。


無理に会話を継続しようとしない

無口な人の中には、そもそもペラペラと話すこと自体が嫌いな人もいます。

軽く話題を振ってみて、あまりにも会話が続かないようであれば、無理に喋り続けなくても大丈夫です。

相手は意外と気にしていません。むしろ会話をしなくても居心地が良いと感じていることも。


会話の仕方3. 会話が続かなくても、イライラしないで「こういう人だ」と割り切る

無口な人との会話のポイントは、話しかけたら必ず返事が返ってくると思わないことです。

会話が苦手な人は意外と多くいるもの。そのため、会話のキャッチボールが上手く出来なくても、「この人はこういう人」と思えば、必要以上に会話をしようとはしなくなり、お互いにストレスがなくなります。

相手のことを「なんで会話してくれないの?この人つまらなくて嫌い」と思ってしまえば、その人の関係をそれ以上築くことはできませんが、思い切って割り切ることでお互い気にしないで済みます。


もっと仲良くなりたい!無口な人と仲良くなる3つの方法

寡黙で何を考えているか分からない、だけどなぜか気になる。そんな人は周りにいませんか。

声をかけたいけど、どうやって仲良くなれば良いのか分からないという人もいるでしょう。

実は、無口な人と仲良くなる3つの方法があるのです。コツを抑えることでグッと距離を縮めることができるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


方法1. 自分への警戒心を解くために、気さくに笑顔で接する

無口な人とのコミュニケーションを取るためには、まず自分から積極的に声を掛けることがポイントです。

自分を知ってもらうことで相手との壁を少しずつ取り払っていきます。

笑顔で話しかけると好感を持たれるので、なるべく笑顔で話しかけましょう。時間がかかるかもしれませんが、少しずつ距離を縮めていくことが大切です。


方法2. 相手の興味がある内容を知り、話題の中心として話す

無愛想な人だけどなぜか興味があって惹かれるという人がいた場合は、相手の得意な分野の話題を振ることが大切です。

例えば「◯◯に興味があって、☓☓さんが詳しいって聞いたんですけど、教えてもらえますか?」と話をすることで、相手は説明をしてくれます。

コツは自分の話をするのではなく、相手が興味ある話を振ることです。


方法3. 相手にペースに合わせて関わる

仲良くなりたいがあまり、マシンガントークで無理に話しかけても、相手はどんどん殻に閉じこもっていくだけです。

喋らない人と仲良くなりたいと思ったら、相手の話すタイミングに合わせて自分も相槌を打つことや話しかけることが大切。

具体的には、相手が沈黙になっても無理に話しかけず向こうから話しかけるのを待ってみたり、こちらから2択の質問を問いかけてみたりと会話に工夫を持たせましょう。


無口な人はこんな仕事に向いている!?

自分は無口だと自覚している方は、仕事をするならなるべく人と関わらない職業を考えている人も多いのではないでしょうか。

仕事選びを間違えれば仕事をすること自体が辛くなる可能性も。

そこでここからは、無口な人に向いている仕事について紹介します。人と話したいけどコミュニケーションに自信がない方や、あまり人と喋りたくないと感じている方は、一度チェックしてみてくださいね。


仕事1. プログラマー・SE(システムエンジニア)

スキルがあれば黙々と作業を進めていくことができるシステムエンジニアやプログラマーは、無口な人に向いている職業です。

営業や事務とは違い、人とのコミュニケーションというよりは、システムの保守や構築といった会社で、必要なシステムを作っていく側なので、対人スキルというよりは技術スキルが求められます。

1人で完結する仕事ではないですが、会話もチャットを使って話しかけることも普通なので、話下手な人にはおすすめの仕事です。


仕事2. 工場の作業員

商品の箱詰めや加工など、決まった作業をひたすら繰り返していく仕事です。

定位置にそれぞれ別れひたすら作業を行っていくので、作業中に話すことはほとんどありません。誰かとコミュニケーションを取りながら進めていく仕事ではないため、1人で黙々と仕事をしたいと考えている人にはおすすめの仕事です。

話しかけられることも仕事の内容が中心なので、プライベートを話すことが好きじゃない人にはぴったりでしょう。


仕事3. カメラマン

カメラ1台あれば、どこでも仕事ができるカメラマン。

基本的には、1人で依頼された場所へ向かい被写体を撮影します。大人数で仕事することは少なく、風景や動物などの被写体を中心としたカメラマンであれば声を掛けて撮影するということもありません。

気を使いながら誰かと話すこともないので、少人数で仕事をしたい人に向いています


仕事4. 研究職

一つのことに集中して取り組みたい、仕事中は誰にも話しかけられたくないという人は研究職が良いでしょう。

チームで研究することはあっても、基本的に作業中は話しません。同じ志を持った仲間ばかりなので、会話が苦手な人でも話をしやすい環境です。

話すことは苦手でも、誰かとコミュニケーションは取りたいなと考えている人には向いている仕事です。


仕事5. トラック運転手

誰かに気を遣って仕事をするのが苦手という人は、1人で仕事ができるトラック運転手が良いでしょう。

トラック運転手は、勤務中は基本的に1人荷物を運びます。食事や休憩も全て1人で行うので周囲に気を遣う必要もありません。

会社に戻っても仕事仲間とは、最低限のコミュニケーションを取るだけで仕事は問題なく行なえます


無口な人の心理を理解して、上手に付き合っていきましょう。

無口な人と会話を続けたい、仲良くなりたいと思ったら相手のペースに合わせることが大切です。

時間をかけることであなたを少しずつ信頼してきます。最初は取っつきにくいなと感じた人も、意外と良い人で気が合うなと感じることも。

決して無口な人は気難しい訳ではなく、感情を表現するのが少し下手なだけです。もし、周りに無口な人がいたら少しずつ信頼関係を築いていきましょう。


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