無償の愛を感じる瞬間とは?見返りを求めず愛を注ぐ人に共通する10のこと

高峰ナナ 2024.06.24
無償の愛という言葉を聞いたことがありますか?この世の中には、誰に対しても優しく、無償の愛を注ぐ人が存在します。そこで今回は、無償の愛の意味から無償の愛を注ぐ人に共通する特徴を大公開!

「無償の愛」を与えられる人って素敵ですよね。

無償の愛を注ぐ人に共通すること

世の中に愛の形は様々なものがありますが、その中でも「無償の愛」という言葉を聞いたことをある人も多いのではないでしょうか?

ところが、実際に無償の愛が欲しい、与えたいと思っても、具体的な「無償の愛」が分からないことも少ないはず。

そこで本記事では、無償の愛の意味や行動、無償の愛を学べる映画をご紹介します。無償の愛が欲しい、無償の愛は存在しない、と思っている人もぜひ参考にしてくださいね。


そもそも「無償の愛」という言葉の意味とは?

そもそも「無償の愛」という言葉の意味とは?

「無償」とは「対価を払わない」「無料」という意味です。

つまり、無償の愛とは、見返りや対価を期待せず、ただ相手を愛することを指します。

「この人と仲良くすれば取引が上手くいく」など、対価やメリットを度外視した、まさに心の底から思いやる愛の形です。


「無償の愛」を感じる瞬間って具体的にどんな時?

「無償の愛」を感じる瞬間って具体的にどんな時?

無償の愛は、「相手が見返りを求めず自分に何かしてくれた」「メリットがないにも関わらず、時間やお金を犠牲にしてくれた」「自分の身を犠牲にしてまで助けてくれた」といった瞬間に感じる人が多い傾向にあります。

ではここから、具体的に無償の愛を感じる瞬間を順に見ていきましょう。


無償の愛を感じる瞬間1. 相手も仕事で疲れてるのに、自分が体調を崩した時に献身的に看病してくれた時

自分が仕事で疲れているのなら、一刻も早く自宅に帰って休みたいと考えるのが当たり前です。

けれども、無償の愛をくれる人は、疲れている体をおして体調を崩している人を看病する時間にあてています。

さらに、看病するには家に行ったり、看病に必要なものを用意したりもしなければいけません。

自分も疲れているのに休むのではなく、愛する人の看病を優先することに対して、無償の愛を感じる人が多いようです。


無償の愛を感じる瞬間2. 恋人や結婚相手が自分だけでなく、自分の親族や友人にまで優しく接してくれた時

自分の愛している人に対して優しく接するのは当たり前ですよね。ところが、愛する人の周囲の人に対しても、同様に優しい対応ができる人はなかなかいません。

けれども、初めて会う家族に対してもきちんと挨拶をしたり、優しい対応をする人は無償の愛を持っている人と見られます。

自分の大切にしている人に対して無償の愛をあげられる人は、大切な人を含めた周囲の人へも同じように無償の愛をあげられるのです。


無償の愛を感じる瞬間3. 親子の場合、自分のことを投げ売ってでも子供を優先する時

親子の場合、自分のことを投げ売ってでも子供を優先する時

親が子供に対して注ぐ愛情こそ、無償の愛の代表格でしょう。

よく言われるのが、母親と子供どちらかしか助からない場合、母が迷わず子供を助けるの選ぶなどの例が挙げられます。

他にも、親にとって子供とは自分の時間を犠牲にしてでも尽くせる存在です。

そのため、日常生活で親が子供に対して与える愛情は無償の愛と言えます。

もちろん、親は子供に対して利益や見返りを1ミリも求めていません。これこそまさに、一番身近な無償の愛の形と言えるでしょう。


無償の愛を感じる瞬間4. 何も言わずに自分の意見を素直に受け入れてくれた瞬間

身近な親友や恋人に対して、自分の事を心から理解されていると感じた時も無償の愛を感じる瞬間と言われています。

例えば、何らかの誤解で自分が疑われる状態であっても、自分のことを信じてくれたり、味方でいてくれたりするかで、相手があなたを心の底から愛しているかが区別可能です。

そのため、どんな状況でも変わらぬ優しい態度で接してくれる人は、無償の愛を与えてくれる人と言えるでしょう。


無償の愛を感じる瞬間5. 相手から「大事にされている」と単純に愛情を感じた瞬間

ふとした瞬間に、相手から自分は大切にされている、と思うことがあります。

ちょっとしたことで「ありがとう」と感謝されたり、外出時は必ず相手が車道側、自分が歩道側を歩いたりしていませんか。

これらの瞬間に、無償の愛を感じる瞬間であると思う人は多数。

彼氏彼女、夫婦間、親子など、相手を大切に思う、思われる間柄は様々にあります。

常日頃から無償の愛を注ぐ、注がれていることが分かれば、相手に対する信頼感や愛情もより強くなるのです。

【参考記事】はこちら▽


無償の愛をくれる人に共通する特徴とは

無償の愛をくれる人に共通する特徴とは

無償の愛をくれる人には、数々の共通点があります。では、一体どんな人が無償の愛をくれるのか、というと分からない人が多いですよね。

次に、無償の愛をくれる人が持つ主な10つの共通点を見てみましょう。


無償の愛をくれる人の特徴1. 見返りを求めず、心の底から自分の幸せを思ってくれる

心から相手の幸せを思っていなければ、見返りを求めずに相手に何かをしてあげることはできません。無償の愛をくれる人は、大切な人がいつでも幸せであるように思っています。

例えば、社会人になって自立した我が子でも、親はいつまでも遠くから見守ろうとしますよね。

「無償の愛が欲しい」「無償の愛を注ぐ方法が分からない」と思った時には、まずは自分も相手の幸せを心から思ってみましょう。


無償の愛をくれる人の特徴2. どんなに困難な状況でも常に味方で支え続けてくれる

無償の愛を注ぐ人と注がれる人の間には、今まで培ってきた信頼関係や愛情が蓄積しています。そのため、仮にどちらかが困難な状況に陥っても、信頼関係や愛情が簡単に失われることはありません。

自分が世間から後ろ指をさされるような状態になったとしても、常に味方として支え続けていてくれる人は、無償の愛をくれる人、ということになります。

例えば、誤解で自分が疑われている状態だとします。

彼氏や親は何も言わずに信じてくれているのなら、彼氏や親があなたにとっての無償の愛をくれる人です。

無償の愛をくれる人は、大切な人が不利な状況になっても自分へふりかかるデメリットを考えない、つまり損得で人を愛しているわけではないからです。


無償の愛をくれる人の特徴3. 自分の成長を願って、耳が痛い意見もしっかり指摘してくれる

 自分の成長を願って、耳が痛い意見もしっかり指摘してくれる

無償の愛をくれる人の特徴の一つに、自己犠牲の気持ちが強いことがあります。

誰かに意見や指摘を言述べるのは、その人に嫌われたり、良く思われなかったりする可能性がありますよね。

しかし、無償の愛をくれる人は、自分はどう思われても良いから、相手が成長したり、良い方向へ進んだりすることを願う気持ちを持っています。

そのため、耳が痛い意見を指摘したりしてくれる人は無償の愛をくれる人です。

例えば、部下の成長を願って口うるさくアドバイスをしてしまう、という上司は、部下に対して無償の愛を注ぐ状態であるといえます。

仮に怒られたり、指摘されたりしても「自分の事を考えて指摘してくれた」と思えれば、声をかけてくれた人に対して無償の愛を感じるの一つと言えるでしょう。


無償の愛をくれる人の特徴4. 利害や損得を無視して、自分のために動いてくれる

この世の愛の形は様々あり、利益やメリットのために与えられる愛もあります。

ただし、利益や損得は全く顧みず、与えるのが無償の愛です。

キリスト教の愛の教えの一つに「アガペー」がありますが、アガペーとは神が人間に対して与える無償の愛を指します。

神が人間を愛しても神に利益があるわけではありません。それでも神が人間のために動き、助けるのがアガペーです。損得ではなく、彼女や彼氏、または夫や妻が好きだから行動する、というのも無償の愛です。


無償の愛をくれる人の特徴5. 自分が落ち込んだ時には、忙しくてもすぐに駆けつけてくれる

自分よりも大切な人を優先するのも、無償の愛の形です。

例えば、仕事や実生活が忙しく、少しの時間があれば休みたい、と思っている状態の人がいます。

けれども、その人の大切な人が落ち込んでいる時には、自分が休むことよりも大切な人のもとに駆け付けます。

落ち込んだ時に自分のことを後回しにして駆けつけてくれる人は、無償の愛をくれる人なので、大事にしましょう。


無償の愛をくれる人の特徴6. 日頃から親身になって相談にのってくれる

日頃から親身になって相談にのってくれる

大切な人のことを常に考えているのも、無償の愛の形です。

自分が何かに迷っている時や、悩んでいる時に相談にのってくれる人はいませんか?

例えば、失恋した時に深夜に電話したにもかかわらず、長話に付き合ってくれるなどです。

親身に相談に乗るには時間も機会も必要です。また、悩みや相談は聞くだけでもストレスや負担がかかります。

自分のストレスや負担を考えずに、相手の悩みが解決することを優先しているため、無償の愛といえます。


無償の愛をくれる人の特徴7. 昔に口にした些細な言葉も鮮明にいつまでも覚えてくれている

昔自分が言ったことをずっと覚えてくれていた、という経験をしたことがありませんか。

口にした本人自体が忘れていても、いつまでも鮮明に覚えてくれている人も、無償の愛がある人です。

子供が小さいときに言った言葉をずっと母親が覚えていることがあります。

または、旦那さんのプロポーズに言葉を奥さんがずっと覚えていることもあります。それは、長い時の中で変わらない愛情を注いでいるからです。


無償の愛をくれる人の特徴8. “やってあげている”ではなく、“やるのが普通”のスタンスを持っている

人に対して何かをすることを、「やってあげる」のではなく、「当たり前のこと」として自然に行っている人は、無償の愛をくれる人です。

例えば、他人に対して親切にしたり、相談にのったりするのを自然に行っている人がいますよね。

この人は、人に対して親切に「してあげている」という気持ちがありません。

つまり、利益や見返りを求めない、純粋に相手のことだけを考えた上での行動であり、無償の愛を注ぐ状態です。


無償の愛をくれる人の特徴9. 自分を犠牲にしてでも相手を守るくらいの覚悟がある

自分を犠牲にしてでも相手を守るくらいの覚悟がある

無償の愛が強くなると、「相手のために自分はどうなっても構わない」と思う気持ちも強くなります。

例えば男性が大切な女性を何があっても守る、と覚悟を決めるのも無償の愛の一つです。

男性は、女性を大切に思う気持ちだけで自分を犠牲にしても良いと思います。女性に対して、見返りや利益を期待しているわけではありません。

子供が病気になった時に「自分が代わってあげたい」と母親が思うのもこれに当たります。


無償の愛をくれる人の特徴10. 相手の幸せを自分の幸せだと重ねれるくらい愛している

例え自分は幸せでなくても、相手が幸せならそれでいい。この気持ちも無償の愛の形です。

例えば、片思いをしていた相手の結婚が決まった時、自分の恋は片思いのまま実らないことになります。けれども片思いの相手が結婚して幸せになるなら…と、自分も幸せと感じれるなら無償の愛を注いでいる状態といえます。

相手の幸せを思って自分は身を引くというのも、相手に無償の愛を与えられるほど愛しているからです。


【番外編】無償の愛は存在しないと感じる方へおすすめしたい映画5選

無償の愛は存在しないと感じる方へおすすめしたい映画5選

次に、無償の愛とはどんなものかを感じられるおすすめの映画作品を5つご紹介します。

映画作品なら、無償の愛の映像を通して具体的な形が分かります。

無償の愛は存在しないと思っている人も、ぜひ映画作品から無償の愛を感じてみましょう。


おすすめ映画1. 2つの親子の絆を丁寧に描いた「そして父になる」

「そして父になる」は、福山雅治主演の映画作品です。

産院で新生児の取り違えがされてしまい、血の繋がりがない親子同士で家族として育った、2つの家族の交流と絆を描いた物語です。

血の繋がりがなくても、家族として過ごしてきた大切な時間が存在します。

血の繋がりがなくても、我が子「だった」子の幸せだけをいつまでも願っています。

「もう一人の」父親からの無償の愛が感じられる感動作品です。


おすすめ映画2. 純な恋心や愛を映画を通して学べる「ゴースト」

「ゴースト/ニューヨークの幻」は、パトリック・スウェイジ主演のアメリカの映画作品です。

愛する恋人と一緒に幸せな日々を送っていた銀行員の男性、サムはある陰謀から殺されてしまいます。

幽霊になってしまったため、恋人に姿も見えず、声も届かない状態になりますが、それでも恋人を守り陰謀を暴くために奮闘する物語です。

死んでしまった後でも、愛する恋人へ純粋な恋心や愛を向けるサムの姿は、まさに無償の愛の形の象徴と言えるでしょう。


おすすめ映画3. 孤独な男性と少女の純愛を描いた「レオン」

孤独な男性と少女の純愛を描いた「レオン」

「レオン」はジャン・レノ主演のアメリカの映画作品です。

孤独な殺し屋であるレオンの元に、家族を惨殺されて同じく一人ぼっちになってしまった少女、マチルダが助けを求めてやってきます。

孤独な二人はだんだんと心を通わせるようになり、距離もどんどん縮んできます。

そして、今まで孤独の中にあった殺し屋が、少女への無償の愛に目覚める過程に涙する人も多いです。

彼氏や彼女とのデートで観るのにもおすすめの名作と言えます。


おすすめ映画4. 何度観ても面白い。一人の男性の生涯を題材にした「レ・ミゼラブル」

帝国劇場のミュージカル作品にもなっている、不朽の名作が「レ・ミゼラブル」です。

舞台は19世紀のフランスでパンを1本盗んだという罪だけで、19年ものの監獄生活を強いられていた青年「ジャン・バルジャン」の生涯を描いた物語です。

自分を温かく迎えてくれた司教から、初めてジャン・バルジャンは無償の愛を受けます。

これをきっかけに、事業で成功を抑えめて市長にまでなったジャン・バルジャン。一人の少女との出会いが大きく彼の運命を変えていきます。


おすすめ映画5. まさに自己犠牲の塊。涙無しでは観られない名作「アルマゲドン」

「アルマゲドン」は、ブルース・ウィリス主演のアメリカの映画です。

地球に巨大な隕石が衝突することが分かり、この隕石の軌道を変えるプロジェクトに6人の宇宙飛行士と8人の石油採掘のプロが選ばれます。

石油採掘のプロの一人として選ばれた「ハリー・スタンパー」は、娘を始め、愛している人を守るために巨大隕石に立ち向かいます。

自己犠牲や無償の愛を見事に再現した名作のラストは、涙なしでは見られません。


無償の愛を与えられるような、器の大きい人になりましょう。

無償の愛を与えられるような、器の大きい人になりましょう。

無償の愛とは何か、無償の愛の意味や無償の愛をくれる人の特徴から、おすすめの映画作品まで幅広くお届けしました。

無償の愛とは、意識して与えるものではありません。無償の愛が欲しい、と思っている人も気が付かないうちに無償の愛を誰かからもらっているはずです。

無償の愛が欲しい、と思うだけでなく、自分も無償の愛を向けられるほどの大切な人が見つけられれば、無償の愛をお互いに与えられる間柄になれるでしょう。


【参考記事】はこちら▽

よく一緒に読まれる記事

関連する記事

Enjoy Men's Life