デートの定義とは。男女で意味&基準が変わる「デート」と「遊び」の違い
男女が思う「デート」の定義に迫ります
「デート」とは何かと言われると、お付き合いを希望する男性や女性、またはカップルが、一緒に出かけたりすることをイメージします。
でも、2人だけでなく、同行者がいたり複数の人が一緒だったりしても、「デート」ということはありますよね。
今記事では「デート」の定義や、どこからがデートなのか、男性と女性それぞれがイメージするデートについて解説していきます。
「デート」とは?どういう意味?
デートとは、固く説明すると「男性と女性が、日付や時間、どこで何をするかなどを決めて行うこと」を指しています。
この場合、男性と女性が一緒に行動することなので、ふたりだけのこともあれば、複数人が集まるのもグループ交際としてデートに含まれます。
自宅でくつろいだりする「お家デート」や、外出や旅行など、幅広いプランで楽しむもの。
交際を申し込んだり、プロポーズをしたり、日付を決め事前に計画を立てたプランに基づいて出かける、これが「デート」とされています。
また、英語の「日付」を意味するDateが、日本語の「デート」の語源となっていることに関係しているからでしょう。
恋愛的な意味の「デート」は、交際を深めたり順調にしたり、楽しむだけではない目的を持った行動が含まれます。
どこからをデートと言うの?デートの定義や基準とは?
男性から女性、または、女性から男性を食事やお出かけに誘い、一緒に時間を過ごすのは「これがデートかな?」と考えたことはありませんか。
「デートとは」という定義は、個人差も大きく、男性や女性のそれぞれの立場でも違いがあります。
ここでは、どこから「デート」に含められるのか考えてみましょう。
1. 休日に2人きりで出かけること
多くの男女は、ゆっくりと過ごせる休日に、2人で出かけることがデートと考えている人が多いようです。
男性の場合は、2人で出かけることが重要になりますが、女性の場合は、2人が「いつ・どこで・何をするか」ということも関係しています。
「お家デート」としてどちらかの家で過ごしたり、「外出デート」としてお気に入りの場所に行ったりして、楽しむこともあるでしょう。
どちらの場合も、一緒に出かけることがあれば「デート」を楽しんでいることになります。
2. 片方でも好意を持っている人がいる
デートとは、「男性か女性のどちらか一方が好意を持っている」ときに始まります。
進展も早く、お互いに好意があれば、ロマンチックな関係になりやすいですね。
自分が恋愛感情を持っていても、お相手の気持ちはわからないので、どこからデートなのか少し判断基準難しいものがあるかもしれません。
「交際を申し込もうと思っている」なら男性か女性のどちらか一方が好意的であるなら、一緒に過ごせるため、デートに含まれるでしょう。
3. 友達同士でもお互いが関係の発展を望んでいる
男性も女性も、お互いが幸せなカップルになりたいと思っている時に、2人で出かけるならデートだと考える男性や女性は多いです。
この場合は、一緒に出かけることが「目的」が重要となっています。
しかし、特にデートとはどこからと意識していない女性と、真剣にその後のことを考えている男性が、2人で出かけることもあります。
いずれの場合でも、お互いの関係が友達から進むことを願っているなら、デートに含まれるかもしれません。
4. 手を繋ぐなどのスキンシップがある
これはデートかなと思うシチュエーションには、2人のボディタッチなどが関係していることもあります。
歩くときに手を繋いだり、段差があるときに腕に触れたりするでしょう。
また、肩を組むこともあれば、腰に手を回すなどのスキンシップもあります。
出かけたときには、デートとは思っていなくても、スキンシップがあったりすることで、「デートだった」と認識する人も多いですよ。
5. 行き先が一般で言うデートスポット
ふたりで一緒に出かける、複数人の男性や女性が一緒に外出するときに、行き先がデートスポットと呼ばれる場所なら「デート」だと考える人もいます。
有名なデートスポットでは、テーマパークなどの「水族館」や「遊園地」、「公園」などもあるでしょう。
また、「映画」を観たり、「レストラン」で食事をしたりするのも、デートに含められます。
場所がどこであれ、誰もが考えるデートスポットにデートに二人で行くなら、デートになるでしょう。
6. お互いがデートだと思っているなら、すべてがデートになる
もっと簡単な定義としては、「お互いがデートだと考えているなら一緒に過ごす時間はすべてがデート」という考え方です。
この場合は、お相手の目的が自分の目的と同じかどうか、ということがポイント。
出かける場所、日時、共通の趣味など、2人の目的が合うならば、デートだと考えるということ。
恋人同士の男女が、一緒に出かけると思えば、デートになるのです。
【男女別】デートと遊びの違いは?10個の見分け方を解説
デートの定義は個人差があるので、判断は微妙なもの。
付き合っていなくても食事に行ったらデート、食事が3回目になったらデートなど、考え方も変わりますね。
恋愛をする男女の「デート」と「遊び」には相違点がありますが、何が基準に決まるのでしょうか。
ここで、「デート」と「遊び」の違いと見分ける方法を紹介していきます。
「男性」がデートだと思っている場合の見分け方
男性の場合、「これがデート!」だと判断するポイントは「一緒に出かけるお相手が好きな人」ということがポイントになります。
つまり、片思いでも両思いでも、好きな人と一緒に出かけたり、時間を過ごしたりするなら、デートだと考えていることになるでしょう。
男性がデートだと思っている場合の見分け方を5つ紹介します。
見分け方1. リサーチが入念で、プランがしっかりと組まれている
デートとは、行き当たりばったりでなく、しっかりと立てられたプランに基づいていることが、男性のイメージです。
男性の場合、デートプランがしっかりとしていれば、それだけ「真剣なデート」ということになり、「遊び」ではなくなります。
例えば、一緒に行くお相手の女性が好きな人で、目的地に行って何をするか、また、どこでゆっくり過ごすかなどが計画のポイントです。
しっかりリサーチして念入りな計画を立てられていれば、男性側としてはデートだと考えていると言えるでしょう。
見分け方2. お店は基本的に予約してある
レストランでの「お食事デート」、宿泊や日帰りの「旅行デート」など、お店の予約が完了しているのは「男性のイメージするデート」です。
男性心理として、予約を取っていてもさりげなく女性を連れていき、サプライズかのようにデートプランに加わらせることがあります。
いずれの場合でも、お店の予約がある、つまり計画的であるならデートということになるでしょう。
見分け方3. 食事代やテーマパークの入場料を奢ってくれる
男性からすれば、できる限り計画したデートとは「自分で仕切り、成功させたいもの」。
そこで、関係するのは「デートの費用を負担するか」ということです。
当然、自分の分にお相手の費用も負担することになります。
それでも、高額の費用になりそうな場合は、交通費は各自で負担し、テーマパークの費用や食事代を男性が負担するというカップルもいます。
多くの場合、女性にお金を出させることなく、男性が全額負担もしくはほとんど支払うというのが、デートプランになるでしょう。
友達関係や、興味のない相手に奢る男性は少ない
「デート」だと思って行ったけど、「遊び」だったとわかるのは、男性が費用を割り勘にするような時。
友達関係や興味のない相手に奢ることはほとんどありません。
特に、恋人関係になりたいお相手や付き合い始めたばかりであれば、デートの費用は負担する人が多いでしょう。
「遊び」の範囲で構わないと思う、ただの友達や興味のないお相手の女性には、あえて格好つける必要もないですよね。
見分け方4. 1回で終わらず、次の出かける予定を決めようとしてくる
男性がデートだと思うのは、予約つまり約束して出かけることですから、英語の「Date」同様に、日付や場所を決めて出かける約束。
それで、楽しかったデートの後には、次回のデートを計画を考えるものです。
そのため、デートとは好きな人と一緒にいたいと思うから、「1回で終わらせず次の出かける予定を決める」ことですね。
「次の出かける予定」となれば、また一緒に過ごすためのプランとなるので、お相手の女性は好意を持たれていることになります。
これは、紛れもなく「デート」と言えます。
見分け方5. エスコートしてくれたり、女性として接してくれる
男性が誘った女性に対して、「常に気を配った紳士的なエスコートするかどうか」もデートとして考えるポイントの1つです。
例えば、フォーマル寄りのお店で食事をする時。
この場合、車やお店のドアを開けてくれたり、荷物を持ったりする当日のエスコートなどがあれば、ほとんどの場合「デート」と判断できます。
なんとも思っていない人を誘ったり、エスコートしたりすることはないでしょう。
「女性」がデートだと思っている場合の見分け方
女性は、付き合い始める、つまりデートとは「交際がスタート」してからのお相手の男性と一緒に過ごす時間だと考えます。
そのため、2人だけであってもどちらかが片思いなら、手を繋いだり肩や腰に手をかけられたりしても、「遊び」の一部と考えるもの。
では、女性が考えるデートとは何か、男性との違いのある見分け方を紹介します。
見分け方1. いつもより、服装やメイクに気合いが入っている
女性がデートか遊びかを見分けるのは、「いつもより服装やメイクに気合いが入っているかどうか」ということです。
交際がスタートしていることを前提としているため、好きな男性と一緒に出かけられる時間はデートに含んでいます。
そのため、女性がイメージするデートとは、ファッションやヘアスタイル、メイク、ネイルアートまで、可能な範囲でばっちりと決めることでしょう。
遊びの時とは、しっかりと境界線を引き、男性を意識したコーディネートや、自分らしさを引き出すおしゃれを目指す時はデートだと言えますよ。
見分け方2. 女性からボディタッチをしてくる
交際は自然体で始めたいと思う女性が多く、男性とも自然に距離を縮めたいと思うのが「デート」。
自然と2人の距離を縮まるデートで、男性に触れたいと思うのが女性心理です。
女性は、友達のように思っていれば、距離を置いて振る舞います。好きな人には積極的に腕を組んだり手を繋いだり、「ボディタッチ」をすることも。
そのため、一緒にいるときに、触れてくれるなら「デート」、触れてくれないなら「遊び」という分け方になります。
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見分け方3. 女性の好みなど恋愛に関する質問をしてくる
好きな人のことは、とにかく知っていたいのが女性心理です。
そのため、関心があれば好みや恋愛に関する質問をするか、関心がないので全く聞いたりしないのが、デートか遊びかを見分ける基準になります。
デート中の会話であれば、相手の表情や反応を見ながら、相手のことを知りたいと思うもの。
仕事や趣味、家族、友達、ペット、ハマっといることなど無難と思えることから聴き始めるでしょう。
また、好きな女性や結婚に関する会話が出れば脈ありになります。
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見分け方4. 一緒にいるときにスマホを見ることがほとんどない
デート中にどのくらいスマホをチェックするかも、本気でデートしているか、遊び気分なのかを見分けるポイントになります。
せっかく2人でいるなら、一緒にいる時間を遮られないようにしたいものです。
スマホばかり見ている、LINEでメッセージを送ってばかりいるなどの反応は、「遊び」の範囲と感じるでしょう。
好きな人といてデートを楽しんでいるなら、マナーモードを活用したり、2人の会話を楽しむためスマホの利用を考えたりするでしょう。
見分け方5. 声のトーンが高く、目が合う回数が多い
女性は、気に入ってる男性や恋人に対して、声のトーンが高くなる特徴があります。
これは、自然と声を高くすることで、女性らしい声を発声するため。
デートの時や2人で会話している時など、声のトーンで周囲にもわかってしまいます。
また、よく目が合うかどうかも、自分に好意があるか、興味があるか、どのくらい気になっているかがわかります。
全く興味がない男性を何度もチラ見する女性はいませんし、頻繁に見つめることはないかもしれません。
気になっている男性が、自分の方を見ていれば両思いや脈ありかもしれないと思えますよね。
女性が会話にする内容と声のトーン、また、よく目を合わせることがあるかを基準に、素敵な恋をしているかどうか判断してみましょう。
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付き合う前なら2人の距離を縮める「デート」を楽しんでみて
男性と女性では、考え方も反応の仕方も異なるので、「デート」なのか「遊び」なのかも、定義や見分け方が変わるのは興味深いですね。
異性と出かけるときや、どちらかを好きになっていることが、「デート」の基準とも言えますね。
男性の素敵なエスコートに嬉しくなったり、目を合わせてちょっと緊張しながらも高い声で話したり、「デート」の魅力は2人の距離を縮めることになります。
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