羽毛布団のおすすめ宅配クリーニング8選。料金・期間・お手入れまで解説
羽毛布団をクリーニングに出す頻度や目安は?
羽毛布団を使っている間はカバーを洗ったり干したりするものの、長期間洗っていないと、やはり汚れが気になりますね。
実は羽毛布団のクリーニング頻度は人によって様々。年1回の人もいれば、2週に一回のハイペースの頻度の人もいます。羽毛は洗いすぎるとへたってしまって本来の効果が発揮できなくなってします。そのためクリーニングに出す頻度は年に一度程度を目安にしましょう。
羽毛布団では打ち直し(羽毛自体を洗浄・乾燥して減った分、羽毛を追加すること)というメンテンスもあります。羽毛がへたってきたり、暖かさを感じなくなったり、5年以上使っているようであれば、専門業者に打ち直しを依頼する事も検討して下さいね。
羽毛布団を長持ちさせるためのクリーニングは主に4種類
一口にクリーニングと言っても、さまざまな種類があります。今回は、主な4種類について見ていきましょう。
自分で手入れする方法からプロに任せる方法まで、羽毛布団は年に1度のクリーニングで済むとはいえ、大きいものなので手間や費用などを事前にしっかりと把握しておくのがおすすめです。
それぞれのメリットやデメリットなどを比較して検討してくださいね。
羽毛布団をクリーニングする方法① 宅配クリーニングに依頼する
次は、宅配型のクリーニングを利用する方法を紹介します。自分でわざわざ羽毛布団を店舗まで持っていったり、取りに行ったりしなくても、店側が自宅や会社まで集配・配送を行ってくれます。
家族の羽毛布団を複数まとめてクリーニングに出したいときや、忙しくて店舗まで行く時間が取りづらい方にも手軽に利用できる便利なサービスです。
宅配クリーニングのメリット
宅配クリーニングは、何と言っても家まで集配・配送を行ってもらえる手軽さが大きなメリットです。
家族の分の布団をすべて店舗まで運ぶのは重労働ですし、忙しい中で時間を確保するのも一苦労です。そんなときは、便利な宅配クリーニングをおすすめします。
また、宅配クリーニングなら羽毛布団の扱いにも慣れており、羽毛布団専用の特別な洗い方を採用しているところが多いです。大切な羽毛布団を安心して預けられますよ。
宅配クリーニングのデメリット
一方で、集配・配達を行ってもらう日数が含まれることもあり、店舗型のクリーニングと比べると、日数が長くかかってしまう点はデメリットと言えるでしょう。
羽毛布団を使いたい時期が迫っている場合など、早く仕上げてもらいたいときには、所要日数に注意する必要があります。
業者によっては、料金をプラスすれば早く仕上げてもらえるところもあるため、確認しておくことをおすすめします。
羽毛布団をクリーニングする方法② 店舗型のクリーニングへ持ち込む
プロによるクリーニングと言えば、まず思い浮かぶのが自分でクリーニング店へ持ち込む方法です。羽毛布団を長い期間にわたって大切に使いたいのなら、やはりプロに頼むのが安心。
店舗によってクリーニング方法はさまざまで、羽毛布団専用の洗剤で洗っている店舗やすし巻きにする方法があります。羽毛や生地に配慮した洗い方をしている店舗を選ぶと良いですよ。
店舗型クリーニングのメリット
近所の店舗型クリーニングなどでお願いする場合は、自分で直接お店に持ち込むため、インターネットなどで注文する場合と比べると、スタッフと直接顔を合わせて話せる安心感が得られる点がメリットと言えます。
また店舗型クリーニングは、スーパーなどに併設されていることも多いので、買い物ついでに注文すれば、忙しい人でも手間もあまりかからずおすすめです。
店舗型クリーニングのデメリット
店舗型クリーニングを利用する場合、近くに布団丸洗いの専門店がないこともあります。専門店でないお店は、羽毛布団に関する知識を十分持っていないことも考えられます。
そのため、水洗いをするのかドライクリーニングなのか、気になる汚れがきちんと落ちるのかなど、あらかじめ細かくスタッフに確認しておく必要があるでしょう。
また、布団丸洗いの設備が整っていないお店では、別の業者へ外注で出されることがあるため、その分期間が長くなったり、料金が割高になる可能性も考えられます。
羽毛布団をクリーニングする方法③ コインランドリーを使う
自分で羽毛布団のクリーニングを行う方法では、コインランドリーが挙げられます。完全にプロに任せるよりも少々手間はかかりますが、まとめて複数枚洗うこともできるので便利です。
事前に、水洗いができる羽毛布団かどうかを確認しておきましょう。また、シルクやウール素材の場合はコインランドリーでは洗えないため注意が必要です。
おすすめはできません
コインランドリーは便利ではあるのですが、羽毛布団を洗うためにはコツを要します。洗う際も、羽毛布団をくるくると折りたたんできれいに詰めるほか、バランスを取るためにドラムの90%程度は埋めるなど、ポイントを抑えた上で使用する必要があります。
うまくコツを押さえていないと、脱水がうまくできなかったり、乾燥が不十分で生乾きになったりして、失敗したら取り返しが付かなくなリますのでプロに任せましょう。
羽毛布団をクリーニングする方法④ 自宅で洗う(手入れをする)
最後は、自宅で洗う方法です。家庭の洗濯機の容量がだいたい8キロ以上のものであれば、シングルの羽毛布団が1枚洗えます。
洗う際は、羽毛布団を折りたたんでネットに入れ、おしゃれ着用洗剤を使って洗うと生地の痛みを防げます。ネットは、寝具用の大きいサイズを選ぶと便利。洗濯機に布団用のコースがある場合は、それに従って洗ってください。
とはいえ難しいので、おすすめはできない
羽毛布団を家庭の洗濯機で洗えれば便利ですが、やはり難易度が高いため、自宅で洗うのはあまりおすすめできません。
乾燥が不十分だとカビが発生してしまったり、羽根の軸が腐って匂ってしまったりすることもあります。しっかり乾かすには2日ほどかかりますが、天気によっては生乾きになるかもしれません。さまざまな不安要素があるため、他の方法を選ぶ方が安心でしょう。
素材によっては水洗いNGなものもある
羽毛布団を自宅で洗う際には、布団に付いているタグを必ず確認してください。水洗い不可やドライマークの表示がついている場合は、水洗いができないため注意が必要です。洗濯機や手洗いのマークが付いていれば、家庭でも洗濯できます。
また、シルク素材は生地が傷む可能性があるため、家庭では洗わない方が無難です。ほかにも、羊毛やウレタンも洗えない素材に含まれます。
羽毛布団のクリーニングにかかる料金や平均費用の相場は?
4つのうち、宅配クリーニングと店舗型クリーニングに依頼することが現実的なchoiceだと分かりました。
ではプロに任せると、一体いくら掛かるのでしょうか。それぞれ価格相場を解説していきます。
宅配クリーニングの料金・平均費用の相場は?
費用は、1枚あたり平均約7,000円。ですが、2枚以上のお得なパック料金なら、1枚当たり5,000円台に設定されている場合もあるため、利用の際は複数枚まとめて出すのがおすすめです。
衣替えの季節に家族分まとめて出すことで、一枚あたり4000円位まで抑えられる業者もあるので、羽毛布団を宅配クリーニングにお願いするときは、まとめて出すことがコツです!
安い費用で羽毛布団をクリーニングするなら『ふとんリネット』がダントツ!
ふとんリネットは、4枚パックを利用することで、、一枚3,700円でクリーニングしてもらえる、コスパの良い布団クリーニングサービスです。
羽毛布団でも値段変わらずにクリーニングしてくれるのはうれしいポイント。夫婦の羽毛布団を2組4枚セットでクリーニングすれば3,700円になるので、負担なく申し込めますよ。
ふとんLenetに依頼する店舗型クリーニングの料金・平均費用の相場は?
羽毛布団丸洗いの相場は3,000円~7,000円ほどです。羽毛布団は店舗によって取扱の有無、料金が異なっているので、詳しくは各店舗へ問い合わせてみてください。
ただし店舗で受け付けても専用の工場へ送ってクリーニングしてもらうため、実質宅配クリーニングと仕組みは変わりません。事前に値段を問い合わせて確認して、宅配クリーニングと比較してみましょう。
羽毛布団が仕上がるまでの平均日数や期間も大切!
羽毛布団は主に冬に使用するので、暖かくなる春先〜秋口にかけて使わない期間があります。そのため、そこまで急いでクリーニングする必要がありません。
それでも、急な来客でゲスト用の羽毛布団が必要だけどキレイにしておきたい、といったことも想定できます。
そこで宅配と店舗型それぞれの平均日数をお教えしますので依頼するタイミングの目安にしてください。
宅配クリーニングの仕上がり平均日数は?
宅配型クリーニングは業者によって幅がありますが、通常の所要日数は約10日。繁忙期で1ヵ月が目安です。配送日数が含まれますが、店舗型と大して変わりません。
『リナビス』なら最短10日で羽毛布団をクリーニングしてくれます
最短仕上がり日数:10日(時期によって変動)
『リナビス』は最短10日でクリーニングしてくれるだけでなく、無料で最長6ヶ月の長期保管も無料でやってくれるので、コスパ最高の羽毛布団宅配クリーニング。
羽毛布団一枚の値段は最安ではないものの、長期保管が無料なのは大きなメリット。半年後の冬まで場所を取らずに保管できるのは嬉しいですね。
リナビスに依頼する店舗型クリーニングの仕上がり平均日数は?
羽毛布団を店舗でクリーニングしてもらう場合は、だいたい1~2週間ほどかかるのが一般的です。残念ながら羽毛布団は即日は不可能。洗浄と乾燥で1日以上かかるので余裕を持って依頼しましょう。
ですが、店舗型も工場に一度送って、まとめてクリーニングに出すため、工程としては宅配クリーニングと変わりません。店舗を挟むのでもっと時間がかかる場合すらあります。
羽毛布団をクリーニングに出すときは宅配クリーニングと近所のクリーニング店をしっかりと比較しましょう。
宅配クリーニングを利用して、清潔な布団を楽に手に入れましょう
羽毛布団はとにかくかさばるので、クリーニングへ出すならやっぱりお店よりも宅配クリーニングの利用が正解!
自宅まで集配・配達を行ってもらえるので、忙しい人にもぴったり。プロのクリーニングで、羽毛布団を長持ちさせましょう。おすすめの宅配クリーニング業者を8つご紹介していくので、ぜひ参考にしてみて!
羽毛布団のおすすめ宅配クリーニング1. KAJITAKU
最初にご紹介するのは、イオングループのKAJITAKUです。布団丸洗いパックサービスでは、水洗いで皮脂やダニ、汚れなどを落としてくれます。
長期間使ってぺしゃんこになった羽毛布団も、ふかふかになって戻ってきますよ。KAJITAKUでは年1回の丸洗いをおすすめしているので、ぜひ利用を検討してみてください。
最長9ヶ月の長期保管は嬉しいサービス
KAJITAKUでは、「布団3点丸洗いパック」が1万3,000円(税別)で利用できます。布団の種類によって点数換算が異なりますが、羽毛布団の場合は2枚出せます。
丸洗いで目に見えない菌なども撃退し、布団専用の乾燥機でふっくらと仕上げます。その後は、希望に合わせて最長9ヶ月まで保管(+1,000円)してもらえるので、自宅の収納スペースもすっきりとするでしょう。
保管の際は、羽毛布団に合わせた適切な場所を選んでもらえるので安心です。
KAJITAKUに依頼する羽毛布団のおすすめ宅配クリーニング2. ふとんlenet
ふとんlenetも、人気の宅配クリーニングです。布団クリーニングの料金は、1枚8,800円(税別)から設定されています。
布団の枚数が増えるほど、1枚当たりの料金が割安になっていくので、家族の布団をまとめてクリーニングしたいときにもおすすめです。布団専用の乾燥室・タンブラーで、羽毛布団もふんわりとリセットされます。
検品で汚れの原因に直接手を加えるからきれいになる!
ふとんlenetでは、検品をする段階で、シミや黄ばみに対して「タンパク質分解酵素」をスプレーします。酵素によってシミなどを分解して、汚れが落ちやすくなるのです。
また、抗菌・防臭効果のある洗剤を使用しているため、アレルギーの原因のひとつとされるダニやカビも洗い落としやすくなっています。
ほかには、防ダニ加工をしてもらえるオプションも用意されています。肌への安全性も高いため、お子さんにも安心。ぜひ検討してみてください。
ふとんlenetに依頼する【参考記事】
ふとんリネットで依頼するといくらかかるのか。対応素材や枚数制限と一緒に解説!
羽毛布団のおすすめ宅配クリーニング3. リナビス
リナビスは、年間1万名限定で宅配クリーニングサービスを行っている兵庫県の業者です。創業50年以上のリナビスでは、熟練の職人が手間をかけて高品質なクリーニングを行っています。
「ふとん丸ごと水洗いクリーニング」では、1枚から6枚までのパックが用意されていて、6枚出せば1枚当たり4,150円(税別)でクリーニングしてもらえます。
職人の丁寧な仕事ぶりで徹底的にクリーニング!
リビナスは創業以来、140万枚以上もの布団クリーニングを行ってきた実績豊富な業者です。丁寧なシミ抜きサービスのほか、ダニなどのアレルゲンもしっかりと除去してくれるから、大切な家族の羽毛布団も安心して預けられると人気を呼んでいます。
また、最初に集荷キットを一式購入すれば、2回目の利用からは、クリーニング料金のみで利用できるのも嬉しいポイント。20年以上のキャリアを持つ熟練職人の宅配クリーニングをぜひ利用してみてください。
リナビスに依頼する【参考記事】
リナビスの布団洗いサービスの対応素材や料金をまとめてお教えします。
羽毛布団のおすすめ宅配クリーニング4. せんたく便
日本各地に30店舗以上展開している宅配クリーニングサービス『せんたく便』。革モノや着物は対応していませんが、基本的にどんな衣類でもクリーニングへ出せるのが特徴です。
せんたく便の布団パックは、出荷キットに圧縮パットがついて2点パックで9,800円と価格帯もとってもリーズナブル。染み抜きも無料で行ってくれるため、汚れが気になる方にもおすすめ。買ったばかりの新品に近い状態で戻ってくれるので、上質で快適な寝心地を体験できるのもせんたく便の魅力です。
専門機関が認めた清潔さ!
専門機関での試験の結果、コナヒョウダニの死亡率は100%と認定されました。さらに黄色ブドウ球菌や大腸菌に対しても高い除菌効果を発揮することが証明されています。
赤ちゃんや小さな子供がいる家庭はもちろん、花粉やハウスダストに悩まされている方にとってもおすすめしたい布団クリーニング業者です。
せんたく便に依頼する羽毛布団のおすすめ宅配クリーニング5. リアクア
全国に認定工場を持ち、徹底したコストカットと、高品質の維持を両立した『リアクア』。
7,000円以上で送料無料になるのは、比較的良心的な設定なので、一人暮らしの方の2枚組セットだけ出したいときにも送料を気にすることなく利用できますよ。
大バッグの詰め放題がお得
羽毛の掛け布団二枚と羽毛の敷布団、それに毛布二枚を加えても20,000円以内に収まる大バッグの詰め放題がお得に羽毛布団を出せます。送料も込みで、簡易的なしみ抜きもしてくれるのは嬉しいポイント。
2週間ほどで返却してくれるほか、6ヶ月の無料保管サービスもあるので、かさばる羽毛布団の置き場所に困っているならぜひ利用してみて。
公式サイトを見る羽毛布団のおすすめ宅配クリーニング6. 洗宅倉庫
特殊な溶剤を使って前処理をしっかりとして、羽毛一枚一枚までしっかりと浸透させるため、汚れの落ち方が段違いな『洗宅倉庫』。
速乾でダニを死滅させたあとにしっかりと乾燥にかける念入りなメンテナンスでふかふかな状態へ戻してくれますよ。羽毛の布団が特にフカフカに戻る工程のため、羽毛布団を出したい方には特におすすめです。
2枚で6,980円と少量でも安い
最安値で6,980円から利用できるので、たくさん出せない人でもOK。
しかし、ダニのフンまで完全駆除してくれる、100℃近い高温で約4時間乾燥。死滅させたダニも乾燥時に吸引して布団に残さない徹底ぶりです。
安かろう悪かろうではなくしっかりと品質を保ったサービスを受けられますよ。
公式サイトを見る羽毛布団のおすすめ宅配クリーニング7. ザブザブ
累計610万枚以上を洗ってきた確かな実績と経験に裏打ちされた羽毛布団クリーニング店『ザブザブ』。
布団クリーニング専用の工場で処置してもらえるため、布団への負荷を低減した高品質なクリーニングが受けられますよ。
寝具のプロが一つ一つ検品をして丁寧に洗って乾燥してくれるので熟睡できる清潔な羽毛布団を手に入れたいなら『ザブザブ』をお試しあれ。
他にはない抗菌防臭コースが目玉
最近流行りの銀イオンを使った、抗菌防臭コースは『ザブザブ』オリジナルのコースのためぜひとも利用してほしいサービスです。
毎日寝る羽毛布団は常に清潔であってほしいですし、なるべく長い期間匂いのない状態で快眠したいですよね。布団お表面に銀付着支えることで抗菌効果が持続するという優れものです。
上質な睡眠のために、常にいい状態の羽毛布団が欲しいなら抗菌防臭コースを選んでみて。
公式サイトを見る羽毛布団のおすすめ宅配クリーニング8. ダスキン
ハウスクリーニングでおなじみの『ダスキン』も羽毛布団の宅配クリーニングを行っています。
料金は2枚パックで10,530円なのでやや高めですが、洗浄し終わった溶剤が真っ黒になるほど徹底的に洗い上げてくれるので、寝心地抜群の羽毛布団となって返ってきますよ。
羽毛布団に合わせた洗剤を使用
汗やアカ、フケをしっかりと取り除くために、中身までしっかりとまるごと水洗いをします。
その際に羽毛にあった洗剤を使用することで、負担をかけずに最大限汚れを取り除いてくれますよ。
大切な羽毛布団を傷めることなくきれいにしたいならダスキンの羽毛布団クリーニングを利用しましょう!
公式サイトを見る羽毛布団を出すならおすすめの店舗型クリーニング
布団を店舗で受け付けているクリーニング屋さんはそこまで多くないんですが、どうしてもという場合は、大手チェーンに問い合わせると良いでしょう。
大規模な工場を持っているので、時間はかかりますが寝具を洗ってくれるサービスを提供しています。大手のチェーン店を2つご紹介しますね。
店舗のおすすめクリーニング1. ホワイト急便
ホワイト急便は、全国で8,000店舗を展開する大規模なクリーニング店です。「お布団丸洗いクリーニング」サービスでは、1枚ずつ羽毛布団の汚れやほつれをチェックしたあと、最新の大型洗濯機で温水を使って洗濯していきます。
中までしっかりと乾燥させてくれるので、ふかふかの気持ちいい羽毛布団になって返ってきますよ。
公式サイトを見る店舗のおすすめクリーニング2. 白洋舎
東京都内だけで約250店舗もある『白洋舎』。大手クリーニングチェーン店として歴史と信頼が有るクリーニング店です。
白洋舎の羽毛布団クリーニングは掛け布団が6,000円、敷布団が7,000円となっていて、ちょっと高め。
ただし、追加料金を払えばクリーニング品1点だけでも集配に来てくれるので、全部自社でやっている方が安心できると言う方は、白洋舎に頼ってみてはいかがでしょう。
公式サイトを見るクリーニング後の羽毛布団にやりたいお手入れをお教えします
羽毛布団をクリーニングに出した後の保管方法などもチェックしておきましょう。ここでは3つのポイントを、その理由とともにご紹介していきます。
羽毛布団の質を長く保つためのちょっとしたコツなので、ぜひ実践してみてください。もしもクリーニング業者から布団が戻ってきた後の対処法について案内があれば、それに従ってください。
その① 配送用のビニールカバーは外す
まずは、配送用にかけられたビニールカバーを外しましょう。洋服のクリーニングなどでも、返ってくるとビニールカバーが掛けられているのが一般的です。
取り外さずに、そのままにしておいた方が、ホコリなどもかぶらず、きれいに保管できそうだと思う人もいるかもしれませんし、面倒なので放置しがちですが、外しましょう。
なぜ、ビニールは外す方がいいの?
羽毛布団クリーニングの後に、ビニールカバーを掛けたままにしている家庭もあるかもしれませんが、羽毛布団はビニールカバーをそのままにしていると、通気性が悪くなってしまいます。
羽毛布団に湿気がたまると、カビや匂いの原因にもなってしまうため、布団が届いたら、取り外す必要があるのです。カビが発生すると、きれいに落とすことが難しいので、忘れないようにしてください。
その② 3〜4時間陰干しをする
羽毛布団は、クリーニングでしっかり乾燥されていますが、収納する前に、一度3~4時間を目安に陰干しをすると良いでしょう。
また、クリーニングの後だけでなく、お天気のいい日を狙って、定期的に風通しが良い場所で陰干しすることをおすすめします。収納時に乾燥剤を使う場合は、半年に1回程度を目安に陰干ししてください。
なぜ、陰干しをするの?
羽毛布団をきれいに保管するためには通気性が重要です。クリーニング店でしっかりと乾燥をしていますが、念のため3〜4時間ほど天気のいい午前中に陰干ししましょう。
保管する前にある程度干すことで、しっかりと湿気を飛ばせるので、布団にとって良い状態が保たれます。せっかくクリーニングに出しても、もし湿気が残ったまま保管してしまうと、カビなどの発生につながります。大切な羽毛布団を守るためにも、陰干しはお忘れなく。
その③ 圧縮袋で保管しない
クリーニング後、ふわふわになって戻ってきた羽毛布団は、ボリュームも増えて、収納スペースを取ってしまいがちです。少しでもスペースを節約しようと、圧縮袋に入れて保管したいと思う人もいるかもしれません。
しかし圧縮袋は、デリケートな羽毛布団をきれいに保つためには不向きです。強く圧縮されると、羽毛や側生地を傷めてしまう可能性があるので、避けてください。
スペースが限られているなら保管サービスを利用してみて。
圧縮袋が向いていないとはいえ、かさばる羽毛布団を家庭ですべて長期間保管するのが難しいケースもあるはずです。そんなときに、おすすめしたいのが、クリーニング業者による、布団の長期保管サービスです。
先ほどおすすめしたクリーニング業者の中にも、羽毛布団クリーニングと合わせて保管サービスを提供しているところが複数あるので、ぜひチェックしてみてください。
【参考記事】
布団を保管したいときに利用するのがおすすめの宅配クリーニングをお教えします
その④ 通気性の良い収納ケースを使い、収納場所の空気の入れ替えをする
羽毛布団の通気性を保つために、収納ケースにも気を付けましょう。通気性の良い収納ケースを選び、湿気がこもらないような場所に保管するのが理想です。
収納スペースが限られている場合は、こまめに収納場所の空気を入れ替えるなどの工夫をすると良いです。羽毛布団の定期的な陰干しと合わせて行うことで、布団をよりきれいに保管できます。
なぜ、通気性を意識するの?
特に羽毛布団の場合天然素材を使っているので、良い状態で保管するには湿気を避けなければいけません。湿気がたまると、カビの原因になってしまうほか、ダニも発生しやすくなってしまいます。
そうなれば、クリーニングをしても、すぐにまた羽毛布団の状態が悪くなってしまうでしょう。だからこそ、羽毛布団を保管する上で、通気性は重要なのです。家庭の収納スペースの中で、できる限り通気性の良い場所を選んで、羽毛布団の保管を心がけてくださいね。
日頃からできる羽毛布団のお手入れ&管理方法でふっくら感を長持ちさせよう。
羽毛布団は、日常的にお手入れを行うことで、長持ちさせられます。丁寧にお手入れすることで、洗濯の頻度も下げられるので、時間とお金の節約にもつながりますよ。
今回は、忙しい人でも簡単にできる羽毛布団のお手入れ方法を4つご紹介します。今すぐできることばかりなので、ぜひ参考にして実践してみてください。
簡単なお手入れと管理方法① カバーを掛けて使う
羽毛布団にカバーをかけず使う人も多いですが、長持ちさせるためには、きちんとカバーを掛けて使うことが大切です。カバーを掛けることで、側生地の汚れや擦り切れなども防げます。
また、保温力もアップするので、より暖かく快適に使用できるでしょう。しかし、カバーの汚れを放置しておくと、羽毛布団まで汚れが浸透してしまうため、こまめに取り替えて洗濯するのがおすすめです。
時間が経ってしまうと汚れが酸化して落ちにくくなるので、気を付けてください。
簡単なお手入れと管理方法② 起床後に片付けるタイミングに気をつける
朝起きたばかりのタイミングでは、自分の体温による熱や湿気が布団に残っています。そのため、起きてすぐに片付けるのではなく、しばらくそのまま放置して、熱と湿気を発散させましょう。
そうすることで、羽毛布団に湿気がこもらず、カビの発生も防げます。またフローリングなど、通気性が低い床の上に、敷き布団や羽毛布団を敷きっぱなしにしていると、水分がたまってカビが発生することがあるため、必ず毎日上げ下ろししてください。
簡単なお手入れと管理方法③ 中で偏った羽毛を均一に整える
特に、キルティングがしっかりされていない羽毛布団だと、布団の中で羽毛が偏ってしまいがちです。
また、布団を干した後なども羽毛が偏っているため、その都度整えておきましょう。まずは、羽毛布団を広げ、四方のうち一方をつまみます。そのあと、2~3回上下に振りながら、偏りを整えてください。四方全てで同じように行います。
使用していると足の下の方へ羽毛が偏りがちなので、気付いたときは、足下の端を持って上下に振り整えてもOKです。
簡単なお手入れと管理方法④ 強い匂いを発するモノの近くに置かない
羽毛は、空気をたくさん抱え込む性質があります。そのため、空気とともに周囲の匂いも取り込んでしまう場合もあるのです。羽毛布団を長く愛用するためにも、匂いが強いものはそばに置かないようにしたいものですね。
例えば、香水や化粧品、整髪料などは、寝室に置いている人も多いので、チェックしてみてください。また、室内に据え置きタイプやスプレータイプの消臭剤を使用する際にも、羽毛布団に匂いが移らないように気を付けましょう。
羽毛布団をクリーニングに出すときの注意点まとめ
最後に、羽毛布団をクリーニングに出す際の注意点をまとめます。慣れないサービスの宅配クリーニングを利用するにあたって気をつけるべき点を発送前/返送後に分けてお伝えします。チェックしながら手続きを進めてみて下さいね。
【忘れずチェック】羽毛布団をクリーニングに出す前に確認すべきこと
羽毛布団をクリーニング店に出す際には、事前にチェックしておくべきポイントがあります。以下の4つのポイントを確認してみてください。
ちょっとしたことですが、後々のトラブルを防ぐためにも大切です。業者側から確認される場合もありますが、確認漏れがないよう自分でも必ず意識しておきましょう。それでは早速ご紹介します。
確認すること① ふとんカバーは外して送る
まず、基本的なことですが、カバーはきちんと外してからクリーニングに出してください。忙しいときに慌てて送ると、うっかりカバーを付けたままにしてしまうことが意外と多いです。
カバーを着けたまま送ると、カバーも1点換算されてしまって余計な費用がかかります。
スムーズにクリーニングを行ってもらうためにも、必ず確認しておきたいですね。外し忘れた状態で送っても別々に分けてくれるそうですが、あらかじめ自分で取っておきましょう。
確認すること② シミや汚れはないか
羽毛布団にシミをはじめ、カビや汚れがないかどうかもチェックしてみましょう。中には、生地を傷めないよう特殊なシミ抜きの処理をしてくれる業者もあるため、気になるシミがあれば、事前に問い合わせてみても良いですね。
羽毛布団の生地が傷まないように強力な薬剤を使っていない業者の場合は、古いシミやカビの色などが、完全に落とせないこともあります。
確認すること③ 穴やほつれがないか確認する
羽毛布団に穴や破れ、糸のほつれなどがあると、クリーニングの際に羽毛が寄ったり、穴が広がったりしてしまう可能性があります。
また、長い期間使っている羽毛布団の場合は生地が弱って破れやすくなっていることもあります。穴が空いている布団や、生地が弱っている布団は受け付けない業者もあるため、見落としのないように確認しましょう。
確認すること④ 長期保管やお急ぎ便のオプションがあるか
近年では、羽毛布団のクリーニングをするだけでなく、長期保管までしてくれるサービスも登場しています。羽毛布団はどうしてもかさばるため、収納スペースを作るのも手間になってしまいがちです。
クリーニング後、そのまま次のシーズンまで預かってもらえるなら助かりますね。また、急な来客があるときなどに便利なお急ぎ便を用意していることもあるため、自分の要望に合うサービスを見つけてみてください。
【必ず確認】クリーニングから返ってきたときの注意点まとめ
クリーニングから返ってきてからも確認したいところがいくつか。注意点としては、店舗型でも宅配型でも布団の場合、一旦別の場所の専用工場に移されてからクリーニングされるので気をつけることは一緒です。
- ① 出した羽毛布団が全部あるか必ず確認
- ② 仕上がりはきれいにできているか確認
- ③ 再仕上げの期間はいつまでか確認
クリーニングを利用したときに次回以降もお願いできるほど、信頼できるお店かを確認もできるので、特に初回はチェックしてみてください。
① 出した羽毛布団が全部あるか必ず確認
最近では紛失もだいぶ減って遭遇の可能性はゼロに近いですが、それでも必ず送ったものが全て帰って来ているか、の確認は必須です。
紛失していればすぐに業者に連絡をして探してもらうか、紛失時の保証を適応してもらいましょう。
② 仕上がりはきれいにできているか確認
穴が空いたり、破れていたりと言った破損はもちろん、シミや汚れもしっかりと落ちているかの確認をしましょう。
羽毛布団であれば、しっかりとふわふわ感が戻っているか、中の羽毛は均一になっているかなど購入したときに状態を思い出しながらチェックしてみて下さい。
特に赤ちゃんやアレルギー持ちの方が使うなら汚れなどに敏感。汚れが落ちていないようなら再仕上げも検討すべきですね。
③ 再仕上げの期間はいつまでか確認
業者によっては再仕上げを受けているクリーニングサービスも存在します。再仕上げがいつまでできるのか期間を確認して、それまでに再度依頼をしてきれいにしてもらいましょう。宅配クリーニングの場合、ほとんど再仕上げの制度を設けていて、無料で行ってくれます。
通常再仕上げ申し込みの期限は1週間〜2週間。届いたらなるべく早く確認して、仕上がりの出来を細かくみてくださいね。
クリーニングで生まれ変わった羽毛布団なら快適な睡眠間違いなし!
羽毛布団のクリーニングについてご紹介してきましたが、参考になったでしょうか。プロによる宅配クリーニングはやはり、安心して手軽に利用できるのでおすすめです。忙しいあなたも、ぜひ今回の情報を参考にして、宅配ランドリーをうまく活用してみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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