“客観的に見る”の意味とは?第三者の目で見る癖をつける6つの方法
客観的に見る上での3つの注意点|勘違いしてはいけないポイントとは?
常に客観視することはいいことですが、実は注意しなければいけないこともあります。
ここからは、客観視する時に注意すべき3つのポイントを紹介します。
客観視することだけに注力しすぎると、自分の意見がない空っぽな人になってしまうかもしれないので、勘違いしてはいけないことを見極めましょう。
注意点1. 自分の感情を押し込める訳ではない
自分の感情に嘘をついて客観的な意見を出してしまうと、気持ちが消化できずに精神的に疲れるだけでなく、納得のいかない結果に繋がることもあります。
例えば恋人との映画デートで、
「俺はアクション映画が見たいけど、彼女の好きなものにした方が喜んでもらえるから恋愛映画にしよう」
と決めてしまう人がいます。でもそれは不正解。
こんな時は、
「2人とも楽しめるコメデイ映画にしよう」
と、お互いが納得できる答えを導き出すことが大切なのです。
あくまでも自分と相手の感情を客観視して、どんな判断をするべきか考えましょう。
注意点2. 非情すぎる意見にならないようにする
客観的に見ようと意識しすぎると、感情が全く見えないロボット的な考えになってしまいます。
少数派の意見は聞き入れない、感情論は否定するなど、非情すぎる判断や言動には気をつけましょう。
これらが癖づいてしまうと、人からの信頼を集めることが難しくなり、客観視する意味がなくなってしまいます。
あくまでも人間関係の場合などは、それぞれの立場の感情を考慮しつつ、客観視して折り合いをつけることが大切です。
客観的な答えが必ず正しいわけではない、と留意しておきましょう。
注意点3. 主観的な視点も常に持っておく
客観的視点にこだわり過ぎると、いつしか自分の意見を見失ってしまうことがあります。
例えば、会議では、
「みんなの意見をまとめると、A案が最適だろうな」
「でも私の意見としてはB案を推したい」
など、客観的・主観的な考えの両方を持っておくことが大事。
こうすることで何か聞かれた時にも自分の意見をしっかり述べることができます。両方の視点を臨機応変に使い分けるのがベストです。
客観的に見る癖をつけて、仕事やコミュニケーションに活かそう!
物事を客観的に見ることで、冷静な判断ができたり、多くの人を納得させる意見が出せたりするなど、たくさんのメリットが得られます。
しかし、「今更自分の考え方を変えられるの?」と不安に感じている方もいるでしょう。
客観視する習慣を身に付けるには、自己分析をすることや、周囲の人の意見を参考にすることが大切です。
今すぐにでもできることがたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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