全能感の意味とは?勘違いしたまま子供から大人になった人の10の特徴
全能感が抜けなかった3つの原因|幼児性を手放せない理由とは?
「どうして全能感が抜けないまま大人になったの?」
「自分は全能感がある大人かも…」
一般的な大人とは、大きく異なる特徴や考え方を持っている全能感がある大人。どんな経験が原因でそうなってしまったのか、知りたい人も多いですよね。
そこでここから、全能感が抜けなかった原因を解説。
どのような経験や育ち方をして幼児性を手放せなくなったのか、原因を把握してみましょう。
原因1. 甘やかされて育ったから
子供は様々な経験を通して、自力で困難を乗り越えたり、自分の実力や現実を知って折り合いをつけたりして成長していくもの。
しかし、親が過保護であったり過干渉であったりすると、自分で何もしなくても物事が整う経験しか得られません。
- 欲しいものはなんでも買ってもらえた
- 「やって」と言ったら親が代わりに宿題をしたり、学校の準備をしたりした
など、自分が人をコントロールしている錯覚に陥ってしまうのです。
自分の望むことを人がしてくれる経験が積み重なり、全能感が克服されないまま大人になります。
原因2. 本気を出さずに生きてきたから
人に依存してなんでも思い通りになる環境で育ってきたため、全能感がある人は思い通りにならないことがあるとすぐに投げ出します。
地道で辛い努力をする習慣がなく、本気で物事に取り組んだ経験もありません。
例えば、うまくいかない出来事に直面しても「これまでもなんとかなったから大丈夫」と考え、実際に努力したり克服したりしようとはしないのです。
自分の本当の能力や限界を知らないので、「いつか本気を出そう」「自分が本気を出したら相当すごいことになる」と思い、それがずっと続いています。
原因3. 両親からひたすら褒められてきた
自分の可能性は無限大だと思っている全能感のある人。それは、小さい頃に言われた言葉が大きく影響しています。
「あなたはなんでもできるすごい子」
「こんなことできるなんて!天才ね」
など、両親からひたすら褒められて育ってきたんです。
そんなことを言われ続けたため、本人も「自分はすごい人間なんだ」と勘違いしたまま大きくなってしまうのです。
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