夫婦喧嘩が子供に与える影響とは?|絶対に子供の前では避けるべき理由を解説
子供の前では夫婦喧嘩はしないのが好ましい
どんなに好きな相手でも、毎日一緒に暮らしていれば多少の行き違いはあり、そこから喧嘩になったりするもの。夫婦もその例外ではありません。
しかしお子さんがいる場合は、噴火してしまう前に一呼吸を。
基本的に子供の前での夫婦喧嘩は、教育に良くないと言われています。子供の将来を考えるなら、止めておくべきことなのです。
夫婦喧嘩が多いと子供に与えかねない悪い影響とは?
夫婦喧嘩が子供に与える影響は、決して小さいものではありません。では、子供は具体的にはどんな良くない影響を受けてしまうのでしょうか。
ここでは、夫婦喧嘩が多い家庭で子供の性格、教育に与えかねない主な悪影響を詳しくご紹介します。
お子さんの性格などによっては絶対とは言い切れませんが、一度参考にしてみてくださいね。
夫婦喧嘩が子供に及ぼす影響1. 自己主張が苦手になる恐れがある
近くで誰かが言い合い、喧嘩をしていると、それだけで萎縮してしまうもの。ましてやそれが日常的に接する両親ならなおさらです。
何とか両親の間を取り持とうとしたり、喧嘩が始まらないか怯えたり。そんな生活をしていると、人の顔色を伺う癖がついてしまいます。
結果として自己主張が苦手な子供になってしまい、社会生活の中でいらない苦労を負うことになりかねません。
夫婦喧嘩が子供に及ぼす影響2. お家にいるのが嫌になりやすい
身内の喧嘩を見たいと思う人間はそういません。
自宅は本来ならば、安らげる場所であるはずです。そんな場所に帰った時に両親がいつも喧嘩をしているとなれば、居座りたくならないのは当然です。
そのため、家に帰るのが遅くなったり、用事もないのに出かけたりするなど、家を空けるケースが増えやすくなってしまいます。
夫婦喧嘩が子供に及ぼす影響3. 自己嫌悪に陥りやすくなる
先の項目でも触れましたが、子供の前での夫婦喧嘩が多いと、子供はその間を取り持とうとすることがあります。しかし、その成果が出なければ、「自分が悪いのだ」と考えてしまうことも。
「自分は仲悪い両親のもとに産まれて運が悪い」と家庭を呪ったり、「両親の仲を取り持てないのは自分の責任だ」と自分を責めたり。
自己肯定感の育ちにくい環境に置かれた結果、自己嫌悪に陥りやすい子になってしまいかねないのです
夫婦喧嘩が子供に及ぼす影響4. 周囲と衝突しやすくなる恐れがある
両親は子供の一番の手本のため、性格形成に大きな影響を与えます。
頻繁に喧嘩ばかりしている両親を見ていると、子供の喧嘩に対するハードルも下がってしまいます。何かがあったら両親のように喧嘩で解決すればいい、と考えるようになってしまえば、他人にキツく当たりやすくなるのは想像に難くありません。
そうなると、周囲と衝突しやすくなり、息子さんや娘さんの人生に無用のトラブルを呼び込んでしまいます。
夫婦喧嘩が子供に及ぼす影響5. 怒られるのがトラウマになりやすい
夫婦喧嘩が多いと、ご両親自身も常日頃からピリピリしやすくなります。
家庭内の空気も悪くなり、子供自身も何かの拍子に怒られることも増えるでしょう。夫婦喧嘩からの半ばやつあたりのようなそれで、トラウマを作ってしまうのです。
結果萎縮しやすくなったり、怒られることに対して過剰に怯えてしまいやすくなったりするため、注意が必要です。
夫婦喧嘩が子供に及ぼす影響6. 結婚願望がなくなる恐れがある
結婚して誰かと夫婦になることは、大きな幸せを手に入れる機会でもあります。
しかし、両親の夫婦喧嘩を見て育つと、「結婚しても相手と喧嘩ばかりすることになるかもしれない」という考えを持ってしまいかねません。
結果として、結婚それ自体を悲観し、忌避してしまうことに。子供の将来の幸せを一つ潰してしまう可能性があるのです。
子供に安心感を与えるよう夫婦円満でいるコツとは?
子供の前での頻繁な夫婦喧嘩は、彼らから自宅と言う安息の場所を奪ってしまいます。
逆に当然のことですが、夫婦円満の両親の元であれば、子供が安心して過ごすことができる可能性は高いです。
夫婦円満の秘訣は、日頃からコミュニケーションをしっかり取ったり、感謝の気持ちを口にして出すなど。
他にも方法はあるので、ぜひお子さんが伸び伸びと過ごしやすくなるよう仲良しの家庭を作り上げてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
お子さんのためにも、夫婦喧嘩は避けるよう心掛けましょう。
夫婦喧嘩がお子さんに与える良くない影響は、総じて彼らの人格形成と人生に大きく関わるものです。
どうしても怒りをこらえきれない、ということもあるかもしれませんから、その場合は場所を移すか、時間を改めて夫婦だけで話し合いましょう。
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