「夫婦関係が破綻している」と言える定義や条件とは?夫婦仲の修復が難しいケースも解説
夫婦関係が破綻している定義や条件とは|修復が難しい関係性を解説
現在の夫婦関係が修復できるのか破綻しているのか、見極めるポイントを知りたい人もいますよね。
重大な原因によって仲が悪い夫婦になると、夫婦関係を修復するのは難しいでしょう。
どんな状態だと夫婦関係が破綻していると言われるのか、最初に詳しくご紹介します。
夫婦関係破綻の定義1. お互いに夫婦関係を修復する意思がない
愛し合って結婚した夫婦でも、お互いに関心がなく干渉することもなければ、一緒に過ごす意味がありません。
喧嘩した後も謝罪の意志がなかったり、不貞をはたらいても「勝手にどうぞ。」と気にも留めないようになれば、夫婦関係の修復は手遅れでしょう。
理由が何であれ少しも歩み寄ろうとしない妻と旦那は、離婚前に既に関係性が破綻しているのです。
夫婦関係破綻の定義2. 5年以上別居をしている
夫婦仲が悪く別居している方々は多いもの。状況によっても異なりますが、長期間にわたって別居が続き向き合う意志のない夫婦は、実質、結婚状態にあるとは言えません。
法的にも約5年以上の別居で夫婦関係は破綻しているとみなすケースが多くなります。
傍から見ても、明らかにパートナーのいる生活ではないと判定されるのが夫婦関係破綻の定義となるでしょう。
夫婦関係破綻の定義3. 性格や価値観の不一致
一人一人性格や価値観が違うのは当たり前ですが、結婚して末永く共に生活するためには、お互いの合わない部分もすり合わせが必要なはず。
自分と違う性格や価値観を認めて共存していけるような広いキャパがなければ、邪魔な存在として扱うことになりかねません。
お互いに歩み寄る姿勢がないと拒否や否定ばかりになり、離婚の原因になっていくのです。
夫婦関係破綻の定義4. モラハラ/DVがある
憲法24条にも定められている通り、家庭生活では個人の尊厳が守られなければなりません。
肉体的にも精神的にも相手を追い詰めてしまう行為は、夫婦で起こるなど前代未聞。いびつな主従関係になってしまっている時点でアウトです。改善の見込みがなければ、証拠と共に訴えられる離婚原因となるでしょう。
モラハラやDVは明らかに尊厳を踏みにじる行為であるため、夫婦関係の破綻とみなされます。
夫婦関係破綻の定義5. 夫婦関係の悪化
一般的な生活に支障をきたすような問題点が見え始めると、夫婦関係が悪化する原因にもなってきます。
例えば、浪費癖が直らず必要なお金を残せずに生活苦になったり、過度な宗教活動で献金が増え極貧生活になったりすれば、夫婦関係も悪化するでしょう。
一緒に暮らす相手のストレスが限界に達すれば、最初は小さな問題だとしても破綻に陥る可能性は十分にあります。
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夫婦関係が修復できるケースはあるの?改善の余地がある状態を解説
以下のような状態なら、まだ夫婦関係の修復が可能です。
- 今は仲が悪くても、別居していても、お互いが少しでも協力し合って解決していこうとする意志や行動がある。
- 相手に寄り添いながら冷静に話し合いができる
- 相手を労わるような気持ちが残っていたりする
- 「あの人が必要だ。」という気持ちが残っている
相手の問題点ばかりに目を向けずに、自分にも原因がないか振り返ることができれば、また仲のいい夫婦に戻れますよ。
現在の夫婦関係がどうか確認して、お互いに歩み寄ってみて。
夫婦関係の破綻を定義する基準や条件は明確ではありませんが、本人が肉体的・精神的な限界に達すれば、確実な夫婦関係の破綻になるでしょう。
しかし、限界に達する前に修復できないと、身も心もボロボロになってしまい病んでしまいます。
現状まだ破綻に至っていないなら、少しでも歩み寄れる行動ができるよう方法を慎重に考えていきましょう。
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