婿入りとは?婿養子との違い&婿入り婚のメリット・デメリットを解説

婿入り婚を考えている男性へ。今記事では婿入りで起こる変更点やメリット、デメリットから、婿入り婚をする際の注意点や親に反対された時の解決法まで詳しく解説していきます。幸せな結婚生活を送るためにも、ぜひ婿入り婚に関する知識を深めてくださいね!
yukimi0

2019.02.09

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婿入りを考えている男性へ。

婿入りとは

婿入り婚という言葉を知っていますか?

一時期、ドラマでも取り上げられたテーマですが、その意味を知っている人は少ないはず。そこで今回は、婿入り婚を考えている人や婿入りする可能性がある人、また、婿入りとはどういうものなのか知りたい人のために徹底解説していきます。

婿入り婚のメリットやデメリットをしっかり理解して、自分がどうしていきたいのか選択してみてくださいね。


大前提として「婿入り」の意味とは?

結婚して男性が女性の家に入ることを婿入りと呼びます。最近では男性が女性の家に嫁ぐことも珍しくありません。

特に多様な価値観が受け入れられ、結婚後どちらの苗字を使ってもいいとされる現代では、以前よりも婿入りが広く受け入れられつつあります。


「婿入り」と「嫁入り」の違い

従来では結婚の際、女性が男性の家に入る嫁入りが一般的でした。嫁入りは妻である女性が男性の家にお嫁に行くことで婚姻関係が成立します。

結婚に関する様々な手続きや儀式も、女性が男性の家に入る前提で行われます。

一方で「婿入り」は男性と女性の立場が逆です。夫である男性が、女性の家に婿に行くことを婿入りと言います。


「婿入り」と「婿養子」の違いについて

よく混同されがちな「婿入り」と「婿養子」という言葉ですが、両者は全く異なるものです。

婿入りとは単純に男女の婚姻関係を指すものであるのに対し、婿養子は女性側の両親の養子になることを指します。婚姻手続きだけでなく、養子縁組も婿養子になるには必要です。 男性は妻である女性の両親にとって養子になるので、相続権や扶養の義務が発生します。


婿入りするとどうなるの?独身時代や嫁入り婚との相違点とは

価値観が変化し、以前よりも婿入りは一般的になりつつある現代ですが、まだまだ具体的なイメージが分かりにくいのが実情です。

婿入りと嫁入りとの違いや、独身でいることからの変化、気をつけることをご説明します。


相違点1. 入籍した際、奥さん側の苗字を名乗る

婿入りと嫁入りの違いの中で、もっとも分かりやすいのは名乗る苗字です。

嫁入りの場合は妻になる女性側が男性側の苗字に変更していましたが、婿入りではその立場が逆になります。

夫になる男性側が妻の苗字に変えることで婿入り婚が成立します。

現代の日本では結婚する際に男性・女性どちらの苗字を使ってもいいとされていますが、まだまだ夫が妻の苗字に変えることは珍しく、初婚の場合3%しかいないとされています。


相違点2. 戸籍の筆頭者は男性ではなく女性側の名前を書く

男性が女性の家に婿入りすることで、戸籍の筆頭者も嫁入りの場合とは変わってきます。

戸籍の筆頭者も妻の女性になり、役所の手続きなどで代表者の名前を書く際には妻の名前を書く必要があります。

妻側が世帯主になることも珍しくありませんが、世帯主は婿入り結婚をした後でも変更可能です。

しかし、あくまでも名前が変わるだけで、税金などが変化するわけではありません。


相違点3. 結納金は女性側の家族から、男性側の家族へ渡す

結婚する上での儀礼的な流れも、嫁入りと婿入りとでは流れが逆になります。

嫁入りの場合、結納金は男性側の家族から女性側の家族に渡すものですが、婿入りではそれらの流れが変わるのです。

女性側の家族から、男性の家族に結納金が渡されることで結納がなされます。

しかし近年では結婚の際の結納を省略する傾向も強まっているので、両家の話し合いによって結納の有無や金額は変わってくるということも念頭に入れておきましょう。


婿入りならではの善し悪しは?気になるメリットやデメリット

男性が結婚後に女性側の家に入る婿入りには、嫁入りとは異なる特徴がたくさんあります。

特に長男である場合、婿入りには様々な壁も生じます。

婿入りならではのメリットとデメリットを理解した上で結婚することで、後悔のない納得のいく婿入りができるようになるでしょう。


婿入り婚をするメリット

まだまだ嫁入りの方が一般的である中で、婿入りのメリットはあまり広く知られていません。

しかし男性が婿入りをすることで、妻を嫁として迎えるよりもメリットが受けられる場合があります。

以下ではまず、婿入りのメリットをご紹介しましょう。


メリット1. 相手の家庭に男性が居ない場合、手厚く迎え入れてくれる

相手の女性の家が女姉妹しかいない家である場合、相手の女性の家族にとってはお婿さんが長男のような存在です。

そのため、婿に行くことで手厚く迎え入れてもらえる可能性があります。

特に義理の父に当たる妻のお父さんは、仲間として婿の男性と付き合ってくれるでしょう。

婿入りする場合、後継ぎとして妻の両親に迎えられることもありるため、後継ぎとして婿に行く場合も息子として大切に扱ってもらえるでしょう。


メリット2. 世間で言われる嫁姑問題が起こりにくい

妻の女性が嫁入りしてくる場合、どうしても嫁姑問題が起こる可能性もあります。自分の母親と妻の関係が悪化すると、男性にとってもストレスになることが多いです。

しかし、男性が婿入りすることによって、妻と自分の母親の板挟みになる場面がなくなります

婿入りは嫁姑問題を予防し、夫婦間のストレスを軽減させる効果が期待できます。


メリット3. 婿入りだけなら、義両親への扶養義務が発生しない

男性が女性の家に入ることになる婿入りですが、婿養子とは異なり比較的気楽ではあります。

養子として迎えられる婿養子とは異なり、婿入りは義理の両親に対して扶養の義務が発生しないのです。

そのため婿入りは婿養子よりも気楽に夫婦生活を過ごせます。


婿入り婚をするデメリット

多くのメリットがある婿入りですが、もちろんマイナスな面も存在します。

婿入りをすることによるデメリットを理解することで、より幸せな結婚ができるようになるでしょう。

ここからは婿入りのデメリットをご紹介します。


デメリット1. 一人息子の場合、跡継ぎ問題が生じる

特に女姉妹だけの家や長女との結婚の場合、男性を長男として迎え跡継ぎにしたいと思っている可能性はあります。一方で、男性側の家が跡継ぎとして男性に残って欲しいと思っている場合も。

男性が婿入りをする際、双方の家の後継ぎ事情が関わってくることがあるということを覚えておきましょう。

双方の家の事情を考え、後継ぎに関する問題を解決することで、円満な婿入りができるようになります。


デメリット2. 自分の苗字を変える必要がある

まだ結婚して苗字を変える男性が少ない世の中で、婿入りをして苗字が変わることに抵抗を覚える男性は少なくないでしょう。

結婚の際に女性側が男性側の苗字に変えることの方がまだまだ一般的です。

男性が妻の苗字に変えるケースはほとんどありません。

婿入りをして苗字を変える男性は、苗字が変わることによって起こる変化を事前に予想しておく必要があります。


デメリット3. 義両親などに対して肩身が狭い

女性が嫁入りをした後に嫁姑問題が起こることがあるのと同様、男性が婿入りをした場合は義理の両親との関係性に悩むリスクが発生します。

婿入りをする場合、義理の両親に対して気遣いをしなければならなくなることがあります。

結婚する際には、相手の両親といい関係を築く努力も必要です。適切な距離感を探り、良好な関係を築けるよう工夫しましょう。


婿入り婚をする際に気をつけることや注意点5つ

婿入り婚ならではの注意点がいくつかあります。

どんなものがあるのかを理解することによって、より幸せな結婚ができるようになるでしょう。

後悔のない婿入り婚をするために、気をつけること5つをご紹介します。


注意点1. 事前に彼女の両親へ挨拶し、仲良くなれそうか検討する

結婚する際には相手の両親に対する理解も必要になってきます。

婿入りして結婚をする前に、相手の両親にきちんと挨拶に行くようにしましょう。

挨拶をすることで相手がどのような人物なのかを把握できます。

相手の両親に挨拶に行き、仲良くなれそうかどうかを事前に知ることで、より安心して婿入りができるようになるでしょう。


注意点2. 相手の家柄や地域の慣習を早い段階で習得しておく

婿入りをする際には、妻になる相手の女性の背景を理解しておくことも重要です。

女性の育ってきた家柄や地域の慣習を理解することで、よりスムーズに婿として馴染めるようになるでしょう。

ただ、婿入り先のことを理解するためには一定期間が必要になります。結婚が決まった早い段階から、相手の背景や婿に行く先のことを習得するようにしましょう。


注意点3. 婿入り婚の手続きや変更点をきちんと婚前に把握しておく

結婚するためにしなければならない手続きが数多く存在します。

特に婿入りする場合、男性は苗字だけでなく身の回りの多くのものが変更されます。婿入りに必要な手続きと、変更する点を結婚する前に把握するようにしましょう。

手続きや変更点を事前に把握することで、結婚後に慌てることなく新しい生活に馴染めるようになります。


注意点4. 一番大きいのは、婿入りか婿養子になるかをしっかり判断する

婿入りをする際、義理の両親との関係性をはっきりさせておく必要があります。上記の通り、婿入りと婿養子では発生する義務や権利が大きく異なります。

適切な判断をすることで、後悔のない結婚ができるでしょう。

単なる婚姻関係である婿入りなのか、義理の両親と養子縁組をする婿養子になるのかの判断に気をつけることでトラブルの発生を防げます。

また向こうの家が女家族である場合、長男のような扱いを受けることも予想しておくと対策が取りやすいです。


注意点5. 自分の両親に対して婿入り婚することを理解、承諾してもらう

婿入りをする際には相手の両親の理解だけでは不十分です。

自分の両親にも婿入りのことを理解してもらえるようにしましょう。結婚することによって自分の両親と確執が生まれてしまうのは悲しいですよね。

どうして婿入りという形で結婚をするのかをきちんと説明し、承諾してもらうようにしてください。

婿入りによる手続きや行政上での変更点についても、理解してもらう必要があります。自分の両親にも納得してもらうことで、より良い婿入り婚ができるようになるでしょう。


万が一、婿入り婚を親に反対された場合の解決法は?

男性のご両親は息子が婿入りすることを快く思わないケースも存在します。

特に男性が長男である場合は婿入りに反対する場合もあるでしょう。

自分の親に婿に行くことを反対された場合、しっかりと向き合って問題を解決していかなければなりません


解決法1.感情論の場合、彼女の良さを伝えて結婚を許してもらう

男性の両親が息子の婿入りに反対する場合、その理由が感情論であることがあります。特に家の後継ぎ問題を抱えていたりするわけではない場合はうまく説得することで問題が収まります。

妻にする女性の良さを積極的にアピールすることで婿に行くことを納得してもらえるでしょう。

婿入りすることによるメリットを説明することで、両親は納得できます。


解決法2. 冷静な話し合いの場を設けて、お互いに納得できる妥協案を模索する

両親が息子の婿入りに対して感情論ではない理由で反対している場合は、きちんと話し合って妥協案を探る必要があります。

結婚する前に一度、冷静な話し合いの場を設けてください。場合によっては女性側の家族も交えた方が良いこともあります。

お互いにとって最善の道を探ることで自分も両親も納得のいく、幸せな婿入りが果たせるでしょう。


魅力的な婿入り婚をしたい男性は、ぜひ検討してみて。

世間的にもまだまだあまり一般的ではない婿入りですが、今後は結婚に対する考え方の多様化により、婿入りする男性が増えることも予想されます

お互いの家の関係でもあるので、婿入りには両家の家族の理解を得る努力も必要。

メリット・デメリットや、婿入りによる影響を事前に把握することで、より幸せな結婚ができるようになりますよ。ぜひ素敵な婿入り婚をしてみてくださいね。


【参考記事】はこちら▽

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