夫婦関係における悩みとは?夫婦の関係性が悪化する原因や修復する秘訣を解説
夫婦関係に悩みを抱えている人は多い。
傍から見ると仲の良さそうな夫婦でも、ずっと一緒にいれば何かしら夫婦の悩みを抱えることも。世間体もあるため大きな声で言えないけれど、誰しも大なり小なり夫婦関係の悩みはあるものです。
「最近喧嘩ばかり。」「ギスギスしていて息が詰まる。」そんな夫婦でも、過度に心配することはありません。良好な関係を築く努力をすれば、問題も解消できますよ。
夫婦関係が悪化しやすい主な原因とは?喧嘩の理由などを解説
愛し合って結婚したはずなのに、何が原因で夫や妻と関係が冷え切ることになったのか、悩んでいる人もいますよね。
具体的にどんなきっかけで夫婦関係が悪化するのか、ここから詳しくご紹介します。
原因を再確認しておくと、解決へ向けた努力の方法も見えやすくなりますよ。
夫婦関係が悪化する原因1. キツい言葉遣いをする
夫婦は少しずつ新婚のような甘い会話は減っていくもの。しかし、いくら夫婦でも、言い方や言葉の選び方によってはカチンときます。
「○○しろよ!バカ。」「まじでウザイ!(キモイ)」など、相手を見下したり、命令口調だったりする話し方は、相手に上下関係を強いるようで不快になるでしょう。
お互いを罵り合ううちに愛や優しさなど微塵も感じなくなり、気持ちも離れてしまうのです。
夫婦関係が悪化する原因2. コミュニケーションが不足している
夫婦は共同生活の中でお互いの信頼や愛情を深めていきますが、コミュニケーションが取れないとなると、当然一緒にいる意味が分からなくなってしまいます。
仕事が忙しくて生活サイクルが家族とズレすぎていたり、趣味に没頭していて家族の時間を顧みなかったりすれば、夫婦がうまくいかないのは必然です。
日頃からパートナーと関わる機会が減ると、お互いへの愛情が薄れてしまいますよ。
夫婦関係が悪化する原因3. 金銭感覚が合わない
家計管理は、夫婦にとって家庭を存続させるための生涯計画ともいえる大切なもの。お互いの金銭感覚が合わない状態では、貯金もできず不満も募り、生活がラクになりません。
例えば倹約家の妻や旦那さんがいても、どちらかが浪費家だと倹約も無駄な努力になってしまい、家計も破綻してしまうでしょう。
倹約家も浪費家もお互いストレスになり、夫婦関係の修復が難しくなっていきます。
夫婦関係が悪化する原因4. 育児方針の不一致
自分の子供をどんな風に育てていきたいかが噛み合わないと、仲良い夫婦でも、子供が出来たとたんに子供に対する接し方などで喧嘩になりやすいです。
例えば、妻は夫婦で懸命にサポートしたいのに、旦那が放任主義だと楽で楽しい方に子供がなびいてしまうため「しつけにならない!」とイライラしたりします。
そんなことを繰り返すうちに、互いの考え方や価値観に寄り添えなくなり不満が募って関係も悪化するのです。
夫婦関係が悪化する原因5. 生活態度が合わない
夫婦は育ってきた環境や習慣、性格も違います。お互いが不快にならないように生活態度も擦り合わせながら円満を図るのが一般的です。
何度お願いしても服を脱ぎっぱなしにしたり、日用品の使い方が荒かったりすると、些細なことの積み重ねが不満を募らせ、互いに愚痴ばかりこぼすようになります。
生活のペースを乱されすぎてストレスが溜まることで、夫婦の溝が広がってしまうケースです。
夫婦関係が悪化する原因6. 休日の過ごし方は違う
平日は仕事や家事、育児でバタバタなので、夫婦揃って過ごす時間は休みが重なる日だけ。それなのに、1日中別行動ではコミュニケーションが取れません。
家でゴロゴロしたい、せっかくの休日は出かけたいなど、真逆の休日の過ごし方を続けていれば、仲良い夫婦とは言い難いでしょう。
休日の過ごし方が違うことで、どちらかが我慢することが多くなり、揉めたり、不満が溜まってしまうでしょう。
夫婦関係が悪化する原因7. 異性関係
パートナーへの不満が募ったまま、改善の努力もせずに時間が経ってしまうと、相手にしてくれる異性にのめり込んでしまう人もいます。
家に帰っても喧嘩ばかりで、夫婦の悩みを打ち明けるうちに、自分の気持ちに理解を示してくれる異性になびいてしましまうことも。
そのうちに一線を越えてしまい後戻りできない関係になれば、夫婦は元に戻るのも難しくなります。
夫婦関係が悪化する原因8. 過干渉な身内がいる
夫婦で力を合わせて自立した家庭を作りたいと思っても、過干渉な身内が口出し手出しすると「私(俺)の存在って何?」と感じてしまうもの。
旦那の母親が子離れできずに頻繁に訪れてきたり、自分達で決めたことに文句を言ってごねたりすれば、仲良い夫婦であっても不満が募ります。
相手の大切な親であるため文句を言いたいのに我慢ばかりで、夫婦関係もギクシャクしてしまうのです。
夫婦関係を円満にする秘訣とは?パートナーと仲良くなるコツを解説
悪化した夫婦関係の改善をするには、定期的な話し合いや歩み寄りを繰り返す以外にありません。
すれ違いが多い夫婦なら定期的に夫婦のデート日を設けたり、お互いの趣味に関心を寄せて一緒にチャレンジしてみたりするのもおすすめです。何気ない会話も優しさをプラスして、ハグやキスなどスキンシップも夫婦仲を改善させるコツになります。
お互いが心地いいと感じる距離感や、一人時間と家族時間のバランスも大切にすると夫婦円満に近づいていくでしょう。
【参考記事】はこちら▽
今は悪化していても修復可能な夫婦の特徴はあるの?
喧嘩は多いけれど、まだ関係の改善が見込める夫婦は、お互いに思っていることを冷静に話し合える人や、相手に寄り添い愛する気持ちが残っている人です。
また、夫婦円満のために相手を責めるばかりでなく、自分から変わろうとする意志のある人も、夫婦関係を見直しできるでしょう。
「ちゃんと話し合おう。」と声を掛け、感情をむき出しにせずに、焦らず少しずつ歩み寄っていけるはずです。
関係修復が難しいほど破綻している夫婦の特徴とは?
どんなに向き合おうと努力しても、態度や行動が冷静さを欠き、相手を尊重できない場合は夫婦関係の修復はできません。
浮気をやめられない、口を開けば言葉の暴力、意地の張り合いを通り越した諦めの境地、常に攻撃的な会話などは、夫婦として長くは続かないでしょう。
性格の不一致を認められなかったり、別居期間が長くても相手への気持ちが復活しない関係は、終わりを考える他ありません。
いつまでも仲の良い夫婦でいるために、夫婦関係を見直してみて。
どちらかが素直になって歩み寄り、向き合うきっかけができれば、関係性も深刻化せずにすむはずです。
「また同じことで喧嘩しそう。」と思っても、焦らずに向き合いましょう。自分を変えることは大変なことですが、努力する姿が見えれば関係回復は徐々に進んでいきます。
結婚前と同じようにとは言いません。少しでもお互いが心地いい関係だと思えたら、円満な夫婦関係を新たにスタートさせてみてくださいね。
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