むっちり太ももを細くするストレッチメニュー|太もも痩せに効果的な柔軟体操とは?
むっちり太ももの原因|ぽよぽよの脂肪がついてしまう理由とは?
太ももは、脂肪がつきやすくなかなか痩せられない厄介な部位の一つ。食事制限のみのダイエットでは結果が出にくいため、悩んでいる方も多いことでしょう。
ここからは、太ももがむっちりしてしまう原因について解説していきます。
原因を把握しておけば対策が取りやすく、より効率よく痩せることができるので、ぜひダイエットに取り組む前にチェックしてみてくださいね。
太ももがむっちりする原因1. 老廃物がたまったむくみ
むっちりとした太ももの多くは、むくみが原因。
血行不良により老廃物が溜まってしまうとむくみ、脂肪がつきやすくなってしまいます。立ちっぱなしや座りっぱなしなど、同じ姿勢が続くと血流が滞ってむくみやすいので、習慣的なケアが必要ですよ。
特に、日常生活ではあまり使われない太ももの内側の筋肉は、血行不良になりがちでむくみやすいので、ストレッチやマッサージで集中的に老廃物を流すことが大切です。
太ももがむっちりする原因2. 食べ過ぎによる脂肪溜まり
食事制限だけではなかなか部分痩せしにくい太もも。
ですが、食事が全く影響しないわけではなく、やはり食べ過ぎでカロリーを多く摂取してしまうと、太ももに脂肪がついてむっちりしてしまいます。
特に、お菓子やパンなどの甘いものや、肉類は太ももに脂肪がつきやすい食材なので注意。毎日スイーツを食べている人や、お肉をたくさん食べる人は、摂取する量を減らしてみましょう。
太ももがむっちりする原因3. 骨盤の歪み
太ももの前側が張り出ている場合は、骨盤の歪みが主な原因。
骨盤が前に傾くと反り腰になり、体の重心のバランスを取るため、太ももの前側の筋肉に負荷がかかってしまいます。すると、立ったり歩いたりするだけで、過度に太ももの筋肉が使われるので、どんどん太ももが張り出て太くなってしまうのです。
特に、ヒールを履く機会が多い人や、もともと反り腰の人は、骨盤の歪みが原因で太ももがむっちりしている可能性が高いので、ストレッチや柔軟体操で骨盤の位置を正すことが重要です。
太ももがむっちりする原因4. 筋肉が固まった筋肉太り
筋肉太りとは、発達していた筋肉に脂肪が蓄積されて固ってしまった状態のこと。
特に、太ももの表面にあるアウターマッスルは、一度鍛えた後に使わなくなると脂肪を溜め込みやすいので、以前サッカーやバスケット、テニスなどのスポーツをしていた人は筋肉太りになりやすいと言われています。
筋肉太りを解消するためには、まずストレッチやマッサージで筋肉を柔らかくし、脂肪が溜まりにくく燃焼されやすい状態を作ることが重要。そして、有酸素運動や筋トレで脂肪を燃焼させると、徐々に太もものむっちり感が解消されていくので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
むっちり太ももに効果的なストレッチメニュー|むくみ改善に効く柔軟体操とは?
むっちりとした太もものダイエットには、ストレッチでむくみをとったり、歪みを改善するのがおすすめ。
そこでここからは、むくみや骨盤の歪み改善に効果的なストレッチメニューをご紹介していきます。
体が硬い人でもできる簡単なトレーニングや、自宅で手軽に取り組める柔軟体操も多数ピックアップしたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
むっちり太ももに効果的なストレッチ1. 寝ながら足伸ばし
仰向けになり、腰と脚を交互に持ち上げて取り組む、「寝ながら足伸ばし」。
骨盤の歪みを改善したり、太ももの前側の筋肉をほぐしたりするのに効果的な柔軟運動です。ヒールをよく履く人や、筋肉太りに悩んでいる人に特におすすめですよ。
寝転がるスペースさえあれば、自宅でも取り組めます。また、寝ながらできる簡単なストレッチなので、ぜひ寝る前のリラックスタイムや起床時、テレビを見ている時など、気軽に取り入れてみてくださいね。
ストレッチの正しいやり方
- 仰向けに寝転がる
- 足の裏を床につけたままで、両膝を90°に曲げる
- 肩から膝までのラインが一直線になるよう、腰を上に持ち上げる
- (3)の時、腰の後ろ側を下から両手で支える
- 腰の位置と膝の高さが変わらないよう注意しながら、右脚を伸ばす
- そのまま1分間キープする
- ゆっくりと脚を下ろし、(3)のポジションに戻る
- 左足も同様に行う
- (5)〜(8)の動きを2セット行う
- 終了
「寝ながら足伸ばし」を行う目安は、1分間×2セット。
鍛えるのではなく、ほぐすことが目的なので、セット数は少なくても問題ありません。ゆっくりとした動作で、リラックスして取り組みましょう。
ストレッチのコツ
- キープしている最中に、腰の位置が下がらないように注意する
- 脚を伸ばした時に、両膝を同じ高さに揃える
- 深い呼吸を意識しながら取り組む
- 膝がしっかりと伸びきるまで、脚を伸ばす
- ゆっくりとした動作で取り組む
「寝ながら脚伸ばし」では、膝をしっかりと伸ばしきるのがポイント。
伸びが緩いと、太ももの前側の筋肉が十分にストレッチされなくなってしまいます。膝をしっかりと伸ばし、脚を、壁に向かって遠くへ伸ばすようなイメージで行うのがコツです。
ただし、早い動作で行うと膝に負担がかかり、痛める可能性があるので、ゆっくりと膝を伸ばすよう意識しましょう。
むっちり太ももに効果的なストレッチ2. 立ち前屈
立った姿勢から前屈することで、太ももの裏側にあるハムストリングスを効果的にストレッチできる「立ち前屈」。
立ちっぱなしや座りっぱなしで硬くなった筋肉をほぐし、むっちり太ももの原因である、むくみを改善する効果が期待できます。
体が硬くてあまり前屈できない人も、何度も取り組めば徐々に柔らかくなっていくので、ぜひ習慣にしてみてくださいね。
ストレッチの正しいやり方
- 姿勢を真っすぐ伸ばし、立った状態でスタート
- かかとを互いにくっつけたまま、つま先をやや外側に向ける
- 両肘が曲がらないよう注意しながら、ゆっくりと前に上体を倒す
- (3)の時、手の指先を伸ばし、真っすぐ床へと近づけていく
- 指先を、ゆっくりと足のつま先に寄せていく
- そのまま30秒〜1分間キープする
- ゆっくりと上体を起こし、(2)のポジションに戻る
- これを3セット繰り返す
- 終了
「立ち前屈」を行う目安は、30秒〜1分×3セット。
立った姿勢で手軽にどこでも取り組めるので、ぜひ仕事の合間、家事の合間に取り組んでみてくださいね。
ストレッチのコツ
- 前屈した時に、腰が後ろに引けないように注意する
- ゆっくりとした呼吸で取り組む
- 腰を痛めてしまうので、上体を起こす際、素早く行わないよう注意する
- 体が硬くて痛い場合は、指先をつま先へと近づけず、真っすぐに下ろしたまま行う
「立ち前屈」では、前屈する時に、腰が後ろに引けないよう注意が必要です。
骨盤の位置が後ろに移動してしまうと、太ももの後ろ側のストレッチが緩み、効果的にむくみを改善できなくなってしまいます。
特に、体が硬い人や慣れていない人はフォームが崩れやすいので、鏡でチェックしながら、正しいやり方で行いましょう。
むっちり太ももに効果的なストレッチ3. 寝ながらストレッチ
「寝ながらストレッチ」は、寝た姿勢のままリラックスした状態で取り組める柔軟体操。
太ももの前側と内側、股関節周りを柔軟にし、血行を良くする効果が期待できるので、脚がむくみがちな立ち仕事の人、ヒールでお出かけする機会の多い女性に特におすすめです。
取り組む際は、ストレッチされている部位に意識を向けることと、ゆったりとした呼吸を続けることが大切。特に慣れてくると、なんとなくで取り組んでしまいがちなので、注意しましょう。
ストレッチの正しいやり方
- 仰向けに寝転がった状態でスタート
- 右膝を曲げ、真横に開く
- 右足の裏を、左足の膝の内側にくっつける
- できる限り、右膝を床に近づける
- 深呼吸しながら、そのまま20秒キープ
- ゆっくりと右膝を伸ばし、両足を揃える
- 左脚も同様に行う
- 左右さらに1回ずつ行う
- 終了
「寝ながらストレッチ」を行う目安は、左右20秒ずつ×2セット。
体が温かい状態だと、より一層血の巡りが良くなりむくみの改善に繋がるので、お風呂上がりに行うのがおすすめです。
ストレッチのコツ
- 20秒キープする時は、特に深呼吸を意識する
- 太ももの筋肉が伸ばされているのを感じながら取り組む
- ゆっくりとした動作で行う
- 背骨、腰が反らないよう注意する
- 体の力を抜き、リラックスした状態で取り組む
「寝ながらストレッチ」では、力を抜いて、リラックスした状態で取り組むことが大切。
体が緊張していると筋肉がほぐれず、血行促進やむくみ改善の効果が低くなってしまいます。
体をリラックスさせる為には、深呼吸を続けながら行うのがコツ。特に、吐く息を長くすると、体の力が徐々に抜けていくのを感じられるはずなので、ぜひ意識して取り組んでくださいね。
むっちり太ももに効果的なストレッチ4. 寝ながら内ももストレッチ
ベッドや布団の上に寝転がったまま、内ももの筋肉をほぐせる「寝ながら内ももストレッチ」。
左右合わせて合計1分ほどでできる簡単な柔軟運動なので、忙しくてなかなか時間が取れない人でも取り組みやすいですよ。継続することでむくみにくくなり、むっちり太ももの改善へと繋がるので、ぜひ毎日の習慣にしてみてくださいね。
こちらのストレッチでは、腰を浮かさないように意識することが大切。特に慣れないうちは、フォームが乱れてしまいがちなので、注意しながら取り組みましょう。
ストレッチの正しいやり方
- 仰向けに寝転がった状態でスタート
- 裏を床につけたまま、右膝を90°に曲げる
- (2)の時、右の土踏まずを、左膝のすぐ真横に置く
- 左の脚をまっすぐに伸ばしたまま、右膝を左側に向かってゆっくりと倒す
- ゆっくりとしたスピードで、右膝を繰り返し左側に向かって倒す(30秒間)
- 右膝を伸ばし、仰向けの姿勢に戻る
- 左足側も同様に行う
- 終了
「寝ながら内ももストレッチ」を行う目安は、左右30秒ずつ×1セット。
短い時間で手軽に取り組めるので、ぜひ起床時や寝る前、テレビのCM中などに取り入れてみてくださいね。
ストレッチのコツ
- 骨盤が左右に傾かないように注意しながら行う
- 安定した呼吸を意識しながら取り組む
- 伸ばした脚のかかとを、壁に向かって遠くに押し出す
- 腰が床から浮かないよう注意する
- 曲げた脚の土踏まずを、伸ばした脚の膝の真横に置く
「寝ながら内ももストレット」では、骨盤を平行に保つことが大切です。
骨盤が傾いてしまうと腰が浮きやすくなり、内もものストレッチ効果が薄くなってしまいます。さらには、背骨がねじれて腰を痛める原因にもなりうるので、注意しましょう。
力を入れて膝を倒そうとするとフォームが崩れやすくなるので、膝をいかに倒すかよりも、骨盤の傾きに注意を向けて取り組んでくださいね。
むっちり太ももに効果的なストレッチ5. 内ももリフト
横になり、脚を上下させることで、内ももの筋肉を刺激する「内ももリフト」。
筋肉をほぐすだけでなく、程よく鍛える筋トレ効果もあるので、むっちりとした太ももを引き締めたい人に効果的なおすすめエクササイズです。自宅でテレビやスマホを見ながらでもできるので、気軽に毎日続けやすいですよ。
ただし、何となくで取り組むと、引き締め効果が薄れてしまうので、太ももの内側の筋肉がしっかり収縮しているのを感じながら取り組んでいきましょう。
ストレッチの正しいやり方
- 体の左側を下にして、横向きに寝転がる
- 上半身を起こし、左肘を立てる
- (2)の時、右手は体の前で床につき、バランスをとる
- 右膝を曲げ、足先を床につけて体を支える
- 左脚を伸ばしたまま、床から離して持ち上げる
- ゆっくりと左脚を下げ、床の上に下ろす
- (5)〜(6)の動きを15回繰り返す
- 体の右側を下にして、反対側も同様に行う
- 左右3セットずつ繰り返す
- 終了
「内ももリフト」を行う目安は、15回×左右3セットずつ。
伸ばした脚を持ち上げる時に息を吸い、下ろす時に息を吐くなど、呼吸を意識しながら取り組みましょう。
ストレッチのコツ
- 背中が丸まったり、反ったりしたりしないよう、真っ直ぐな姿勢をキープする
- 脚を上下させる運動は、ゆっくりとした動作で行う
- 体の前についた手と、曲げた脚で、体をしっかりと支えながら取り組む
- 物足りない時は、上下させる脚を床につけず、宙に浮かせたまま取り組む
「内ももリフト」では、姿勢を真っ直ぐに保つことが最も重要です。
背中が前に曲がると、内ももにかかる負荷が減り、ダイエット効果が薄くなってしまいます。また、背中が反りかえると腰に負担がかかり、痛める可能性があるので十分に注意しましょう。
慣れていないうちは、全身鏡を置いてチェックしながら行うと、正しいフォームを保ちやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
むっちり太ももに効果的なストレッチ6. ひねりストレッチ
「ひねりストレッチ」は、体をひねる動きを行うことで、太ももの筋肉や股関節周りをほぐす柔軟運動。
特に、ももの内側の筋肉が効果的にストレッチされて引き締まるので、内もものぽよぽよとした脂肪が気になる人は、ぜひ積極的に取り組んでみてくださいね。
素早く行うとフォームが崩れてしまいがちなので、ゆっくりとしたスピードで取り組み、正しいフォームを意識してくださいね。
ストレッチの正しいやり方
- 体の右側を壁に向けて、壁から30cmほど離れた位置で真っ直ぐに立つ
- 左脚を伸ばしたまま、右足を一歩前に大きく出す
- 背筋を伸ばした状態で、上半身を右側にゆっくりとひねる
- 両手を壁につけ、少しだけ体重をかける
- 左側の股関節周り、内ももが伸ばされていくのを感じながら、20秒キープする
- ゆっくりと体を正面に向け、右脚を元に戻す
- 体の左側を壁に向けて、反対側も同様に行う
- 終了
「ひねりストレッチ」を行う目安は、左右20秒ずつ×1セット。痛気持ちいいと感じる、無理のない範囲で取り組みましょう。
ストレッチのコツ
- 後ろに伸ばした脚のかかとが、床から離れないよう注意する
- 背筋を伸ばし、姿勢を真っ直ぐに保ったまま取り組む
- 深呼吸を意識しながら行う
- 体をひねる時に、膝も一緒に壁側へ回転しないよう注意する
「ひねりストレッチ」では、背筋を伸ばしながら体をひねるのがポイント。
ただひねってしまうと、股関節周りや内ももが効果的に伸ばされないだけでなく、背骨に負担がかかり、腰痛の原因となる可能性があるので注意しましょう。
胸を斜め上に向けるようにしながら体をひねると、正しい姿勢で取り組みやすくなるので、ぜひ意識してみてくださいね。
むっちり太ももに効果的なストレッチ7. 椅子を使ったストレッチ
家でもオフィスでも気軽に取り組める、『椅子を使ったストレッチ』。
ハムストリングスのストレッチに効果的な柔軟運動で、太ももの裏側のむっちり感を解消して細くできます。
椅子一つさえあればいつでもできるので、ぜひ仕事や家事の合間に取り入れてみてくださいね。
ただし、背中を丸めてしまうと、太もも裏の筋肉が過度に引っ張られ過ぎてしまうので注意が必要。上半身の姿勢をキープしたまま、心地よく筋肉が伸びるポジションで行いましょう。
ストレッチの正しいやり方
- 座面が膝の高さと同じ椅子を、一つ用意する
- 椅子から1m離れた位置で、真っ直ぐに立つ
- 右足を椅子の上に乗せて、膝を曲げる
- (3)の時、左の膝が伸びきらないように注意する
- ゆっくりと右足に体重をかけ、腰を下げていく
- 痛みが出ない位置で止め、20秒キープする
- 右脚をおろし、直立姿勢に戻る
- 反対の脚も同様に行う
- 左右あと1回ずつ取り組む
- 終了
「椅子を使ったストレッチ」を行う目安は、左右20秒ずつ×2セット。
転倒してしまうと危険なので、ゆっくりとした動作で行いましょう。
ストレッチのコツ
- ロックできるタイプや、滑り止めがついているものなど、動かない椅子を使う
- 呼吸を意識しながら取り組む
- 痛みが出るほど、腰を下げ過ぎないよう注意する
- 床についている方の脚の膝が、伸びきらないよう注意する
「椅子を使ったストレッチ」を行う時は、無理のない範囲で取り組むことが重要。
痛みが出るほど腰を下げてしまうと、体に無駄に力んでしまい、筋肉がストレッチされなくなってしまいます。また、筋繊維を痛めてしまう可能性もあるので注意しましょう。
特に慣れてくると、物足りなくなって無理をしてしまいがち。慣れてきてからも気を抜かず、体の感覚に意識を集中させて取り組むことが大切ですよ。
むっちり太ももに効果的なストレッチ8. 家で座って行うストレッチ①
座ったままの姿勢で、太ももの裏側の筋肉を効果よく伸ばせるストレッチです。
立ちっぱなしや、歩きっぱなしで溜まった老廃物を流し、むくみによるむっちり太ももを改善する効果が期待できます。簡単なフォームで取り組めるので、初心者の方にもおすすめ。
前屈する時に、上半身全体を前へ倒すのが効果的に行うコツ。頭だけ下げてしまうと、太もも裏の筋肉が刺激されなくなってしまうので、注意して取り組みましょう。
ストレッチの正しいやり方
- マットやカーペットの上に、あぐらをかいた状態でスタート
- 右足の位置を変えず、左足を前に伸ばす
- 背筋を伸ばし、姿勢を正す
- 両腕を前に伸ばし、ゆっくりと上半身を前傾させる
- 痛気持ちいと感じる位置で止め、20秒キープする
- ゆっくりと左脚を曲げ、あぐらのポジションに戻る
- 右足を前に伸ばし、反対側も同様に行う
- あと左右1回ずつ繰り返す
- 終了
ストレッチを行う目安は、左右20秒ずつ×2セット。
毎日続けるとよりむくみにくくなり、むっちり太もも解消へと繋がるので、ぜひ習慣にしてみてくださいね。
ストレッチのコツ
- 前に伸ばした脚の膝が曲がらないよう注意する
- 頭を下に下げるのではなく、上半身全体を前傾させる
- 前傾する時、息を吐きながら取り組む
- 物足りなく感じたら、伸ばしている足先を手で掴み、右側、左側、中央にそれぞれ10秒ずつ倒す
伸ばした足を手で掴み、右側、左側、中央へそれぞれ10秒ずつ倒す方法は、むっちり太ももをより効率よく解消するコツ。
伸ばした足の向きを変えてストレッチすることで、太ももの全体をバランスよく伸ばせるので、ぜひ挑戦してみましょう。
ただし、初心者の方や体が硬い方が行うと、痛みが出たり、フォームが崩れてしまったりするので、慣れてきてから取り組んでみてくださいね。
むっちり太ももに効果的なストレッチ9. 家で座って行うストレッチ②
足を前後に開いて行う「家で座って行うストレッチ②」は、太ももの前側をほぐす柔軟運動で、ムチムチになる原因のむくみ改善に効果的。
また、股関節の前側も同時にストレッチでき、骨盤の歪みを矯正する効果も期待できるので、座りっぱなしで太ももが縮こまりやすく、骨盤も歪みやすいデスクワークが多い方におすすめです。
ただし、太ももの前側の筋肉が強く伸びるため、場合によっては痛みを感じることも。体が硬い人や初心者の方は、難易度の低いストレッチである程度柔らかくしてから挑戦しましょう。
ストレッチの正しいやり方
- マットやカーペットの上で、姿勢よく立つ
- 右足を大きく一歩前に出し、腰を下まで落としていく
- 両手を右足の両サイド、床の上につく
- (3)の時、左足のかかとは浮かせて、足の指先のみ床につけておく
- 深呼吸を続けながら、そのまま20秒キープ
- 左脚を引き寄せて立ち、(1)の姿勢に戻る
- 反対側も同様に行う
- 終了
こちらのストレッチを行う目安は、左右20秒ずつ×1セット。
体が温まっている状態の方が、痛みが少なくストレッチ効果も高まるので、ぜひお風呂上がりに取り組んでみてくださいね。
ストレッチのコツ
- 前に一歩踏み出す時、後ろの足の位置がずれないよう注意する
- 常に深い呼吸を意識しながら取り組む
- 背中が丸まらないよう注意する
- 曲げた足の膝を、真っ直ぐ前に向けたまま行う
- 太ももの前側、股関節の前側のストレッチを感じながら取り組む
どのストレッチでも呼吸は大切ですが、「家で座って行うストレッチ②」では特に深呼吸を意識することが重要。
太ももや股関節周りが、他のストレッチと比べて強く引っ張られるので、呼吸ができていないと筋肉が緊張してしまったり、痛みが出てしまう可能性があります。
特に吐く息を長くすると、体の緊張が解けて筋肉が伸びやすくなるので、取り組む際はぜひ意識してみてくださいね。
むっちり太ももに効果的なストレッチ10. 家で寝ながらできるストレッチ
「家で寝ながらできるストレッチ」は、太ももの裏側を伸ばすのに効果的な柔軟運動。
両足を宙に上げる動作により、ムチムチになる原因である老廃物を流す効果が期待できるので、立ちっぱなしや座りっぱなしが多くむくみやすいという方は、ぜひ取り入れてむっちり太ももをケアしましょう。
高さ5cmほどのクッションを使うのが理想的ですが、もしも無い場合は、枕や折りたたんだバスタオルでもOK。家にある物を使って手軽に取り組めるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ストレッチの正しいやり方
- クッションを腰の下に弾き、仰向けに寝転がる
- 両膝を立てる
- 両足をゆっくりと天井に向かって持ち上げていく
- 両手でつま先を掴んで引き寄せ、お尻を軽く浮かせる
- (4)の時、膝は軽く曲げた状態で行う
- 呼吸を続けながら、そのまま20秒キープ
- 手を離し、ゆっくりと足を下ろす
- さらに1セット行う
- 終了
こちらのストレッチを行う目安は、20秒×2セット。
寝転がったまま、力を入れることなくリラックスして取り組めるので、毎日寝る前やバスタイムにぜひ取り組んでみてくださいね。
ストレッチのコツ
- クッションから腰が浮くほど、お尻を持ち上げすぎない
- 手がつま先に届かない場合は、膝を深く曲げて取り組む
- 呼吸を続けながら行う
- 体に力を入れず、リラックスした状態で取り組む
- かかとで天井を押し上げるようなイメージで行う
- 膝と膝の間は、拳一つ分ほど間を空ける
「家で寝ながらできるストレッチ」を取り組む上で最も重要なのが、20秒キープする間、かかとで天井を押し上げるようなイメージで行うこと。
手でつま先を引っ張るのと同時に、かかとを天井に向かって押し出すように取り組むと、太ももの裏側がよりしっかりとストレッチできますよ。
ただし、痛みが出るほど力をいれると、筋肉が緊張し、逆にほぐれなくなってしまうので、心地良いと感じる場所で取り組んでくださいね。
むっちり太ももを細くするなら、運動と食事制限も大事!
むっちりとした太もものむくみを取るには、ストレッチが効果的ですが、より着実に痩せるなら運動と食事制限が欠かせません。
ここからは、運動と食事制限がむっちり太ももを細くするために必要な理由や、取り組むと良い具体的な方法についてご紹介していきます。
「太ももを細く、美しくダイエットしたい!」「できるだけ早く結果を出したい。」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
食事制限は、短期間でしっかりと痩せられる
ストレッチはむくみを取るのに効果的ですが、残念ながら脂肪は減らせません。むくみが取れる分多少細くなりますが、脂肪は残ってしまうので、より短期間で着実に太ももを痩せる為には食事制限が必要です。
特に、脂肪になりやすいとされる油っこいものや甘いものなどはなるべく避け、脂肪を燃焼するに必要な筋肉をつけるため、タンパク質を多めに取るのがおすすめですよ。
また、単純に普段の摂取カロリーが多い人は、食事の量を減らすことも大切。ただし、減らしすぎると筋肉が痩せ細り、かえって脂肪を燃焼しにくくなってしまうので、無理せずバランスの良い食生活を心がけましょう。
有酸素運動に取り組めば、脂肪が燃焼して太もも痩せできる
ストレッチでむくみは取れても、脂肪は減らせないので、結局太ももが太く見えてしまうことも。太ももの脂肪を減らして細くするためには、有酸素運動も欠かせません。
有酸素運動を取り入れれば、基礎代謝が上がり、一日のカロリー消費量がアップします。それにより、脂肪の燃焼が促されるので、結果的に太ももが細くなる効果が期待できますよ。
運動初心者の方には、気軽に始めやすいジョギングやウォーキングがおすすめ。また、水泳やサイクリングも太ももの筋肉が多く使われるので、自分にとって継続しやすい好みの運動から始めてみてくださいね。
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筋トレで太もも周りを引き締める
キュッと引き締まった太ももには、誰しもが憧れるもの。そんな美しい太ももを手に入れる為には、筋肉をつける必要がありますが、ストレッチのみでは筋肉は増やせないので難しいでしょう。
太もものむっちり感をなくすだけなく、引き締めてダイエットするなら、筋トレもおすすめ。特にたるみやすい、ももの内側や、後ろ側に効く筋トレを重点的に行うと、太ももの間に隙間ができやすくなりますよ。
今記事でご紹介した「内ももリフト」でも、ももの内側の筋肉を鍛えられるので、ぜひ参考にしながら挑戦してみてくださいね。
ムチムチの太ももを解消して、憧れの美脚を作り上げよう。
上半身やウエストが引き締まっていても、太ももがむっちりしていると、ぽっちゃりして見えてしまうことも。せっかくダイエットを頑張っても、太く見えてしまうなんてガッカリですよね。
ですが、太もものむっちり感を解消し、美しいシルエットを手に入れれば、スタイルがグッと良く見えます。また、スキニーパンツやショートパンツなど、脚のラインが出る洋服も自信を持って着られるので、おしゃれの幅も広がるでしょう。
ぜひご紹介したストレッチメニューや、食事制限、運動を取り入れて、憧れの美脚をゲットしてみてくださいね。
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