なぜ許せない人がいるの?どうしても許せない怒りを抑えて相手を許す方法を伝授

ほのか 2021.11.01
他者を許せない人の原因や特徴から、怒りを解消する方法まで詳しくご紹介します。やり場のない怒りを収めるコツや許せない人を許す方法も解説するので、中々許せないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください!

「どうしても許せない」と思う人がいるケースは意外と多い

他者を許せない人の原因

もう何年も前のことなのに、昨日のことのようにはっきりと覚えているだけでなく、思い出すだけでイライラが止まらないほど許せない人っていますよね。

浮気や不倫、理不尽な要求、裏切り、侮辱など、自分でもなんでこんなにイライラを引きずってしまうのか分からないほど許せないと思う人は意外と多いもの。

今回は、どうしても許せない人がいる場合の主な原因や、その対処法などを詳しくご紹介していきます。

もうこれ以上、過去のイライラに振り回されたくない人は必見ですよ。


許したくても許せないと思ってしまう原因とは

許せないという怒りの気持ちが強すぎてトラウマレベルにまでなってしまうのは、一体なぜなのでしょうか?

まずは、そもそもなぜそんなに許せないと思ってしまうのか、主な原因について、一つずつ詳しくチェックしていきましょう。


許せない人の心理的な原因1. 自分の意見が正しいと思っているから

浮気や不倫、裏切りなど、誰がみても相手の方に非がある場合、どんなに謝罪されても怒りが収まることはありません。

特に、自分の怒りの度合いが強すぎると、相手の非だけでなく、悪いところばかりが目につくようになり、「なんで、あんな奴許さなくちゃならないんだ?」と、腹ただしく思うだけ。

そのため、「あいつが悪い。自分は全く悪くない!正しい!」という気持ちが強くなりすぎて、ますます許せなくなってしまいます。


許せない人の心理的な原因2. 許す=負けたと思っているから

許す、許さないという行為が、まるで勝負事のように感じてしまう人も、そう簡単に他人を許すことができません。

なぜなら、「許す=負ける」「許さない=勝った」と考えてしまうから。

この考え方は、プライドが高く、負けん気が強い性格の人に多い傾向があります。

そのため、どんなに謝罪されても、許してしまうと、結果的に自分が負けたような気がして、それはそれでギリギリと歯軋りしたくなるほど悔しくなってしまうのです。


許せない人の心理的な原因3. トラウマを抱えているから

うっかり目の前で生々しい浮気現場を見てしまったり、信頼していた人から、直接、屈辱的な言葉を吐きかけられて裏切られたりと、怒りだけでなく、ショックや悲しみなど他の感情を思い出してしまうこともあります。

そんな悲惨な体験を1度でもしてしまうと、それはまさに大きな悩みにもなってしまうトラウマレベルの思い出。

許す許さない以前に、その時の状況がいつまでも強く心に焼き付いて離れません。

その結果、いくら時間が経っても許せなくなってしまうのです。


許せない人の心理的な原因4. 自分に自信がないから

比べても仕方がないと、心のどこかで分かっているものの、ついつい比べてしまうのは人間の哀しい性。

怒りを覚えた相手と自分の内面や外見などを隅々かで比較しては、強い劣等感を抱いてしまうのです。

なぜなら、自分に自信がないから。

そのため、相手に対しての怒りが余計に大きくなってしまい許せなくなってしまいます。


許せない人が他人を許せるように改善する方法とは

怒りとイライラが解消されず、なかなか許せない場合、一体どのようにすれば、許せるようになるのでしょうか?

ここからは、怒りが収まらない人必見!

他者を許せない人が許せるようになるために、今日から少しずつ取り組んでいける主な改善方法を一つずつチェックしていきましょう。

他者を許せるようになる改善方法
  1. 割り切る気持ちを持つ
  2. 私生活を充実させる
タップすると移動します

他者を許せるようになる改善方法1. 割り切る気持ちを持つ

他の人を許せないのは、無意識のうちに自分の価値観を自分以外の人にも要求し、その価値観に沿わない人にイライラしてしまうから。

まずは、「自分は自分、他の人は他の人」と割り切った考え方をしてみましょう。

友達や恋人、職場の同僚など、一緒に過ごす時間が長くても、それぞれ価値観の相違点があることをきちんと理解し認めることで、他の人に対する怒りの感情も軽減できるようになりますよ。


他者を許せるようになる改善方法2. 私生活を充実させる

他者に対して怒りの感情がいつも心を占めているのは、自分自身が暇で時間が余っているか、自分自身に対して不満があるから。

「仕事がつまらない」「私生活がうまくいっていない」など、自分自身を取り巻く環境と自分自身に対して不満がある場合、ついつい過去の怒りを思い出しやすくなります。

また、特に不満はなくても、刺激が少なくいつも同じことの繰り返しだと退屈すぎて、やぱりついつい過去の怒りを思い出しやすくなってしまうのです。

まずは、怒りというネガティブな感情に気持ちが向かなくなるぐらい、自分の私生活を充実できるように試みてみましょう。

新しい習い事を始めたり、部屋の模様替えをしてみたり、友達と遊ぶ予定をたくさん入れてみたりと、毎日が充実してくると、過去のイライラも自然と思い出さなくなってきますよ。


許せない人がいたら、自分の感情と上手に付き合ってみよう。

過去のイライラにいつまでも囚われてしまうのは、時間が勿体なさすぎます。

怒りというネガティブな感情にばかり心が支配されてしまうと、せっかく楽しいことがあっても存分に楽しめなくなってしまうもの。

怒りの感情を上手に解消できるように改善方法を試していくことで、少しずつ過去のことは過去として割り切って考えられるようになるので、いつまでも怒りの感情に囚われてしまうこともなくなりますよ。

よく一緒に読まれる記事

関連する記事