レッグプレスとスクワットの違い。筋トレ効果やおすすめの人とは?

織田琢也 2024.05.08
下半身のトレーニングとして代表的なのが「レッグプレス」と「スクワット」。しかしどちらのトレーニングが下半身に効果的なのかよくわかりませんよね。この記事では、レッグプレスとスクワットの特徴とどんな場合に行えばいいのかを紹介します。ぜひ参考にして下半身の筋トレに活かしてください。

レッグプレスとスクワットってどっちがいいの?

レッグプレスとスクワットどっちがいいの?|それぞれの特徴とは1. レッグプレスは軌道が安定しているためバランスを取りやすい

太ももやお尻を鍛えるトレーニングと言えばスクワット、レッグプレスが代表的ですよね。

ここでは、筋肉をより強化したい方や筋トレ初心者の方などに合わせた、レッグプレスとスクワットの特徴や違いを解説していきます。同じ筋肉を鍛えることができるスクワットとレッグプレスの違いを知り、使い分けられるようにしましょう。


1. レッグプレスは軌道が安定しているためバランスを取りやすい

スクワットは自分の体重を使ってその場でしゃがむ動作を繰り返すので、疲れてくると体幹がブレて正しいフォームで行えない可能性があります。

正しいフォームで行えないと、負荷がちゃんとかからないだけではなく、怪我をする原因にも。

それに対して、レッグプレスはマシンを使って行うトレーニングなので動作の軌道が安定しています。筋トレ初心者でも正しいフォームをキープしやすく安全にトレーニングできますよ。

【参考記事】レッグプレスの正しいやり方はこちらを参考に


2. スクワットは体幹を使うため全身の強化におすすめ

レッグプレスとスクワットどっちがいいの?|それぞれの特徴とは2. スクワットは体幹を使うため全身の強化におすすめ

レッグプレスは動作の軌道が安定して安全にトレーニングを行えるのがメリット。しかし、身体が固定されているため脚以外を鍛えることには向いていません。

スクワットは自重を使ったトレーニングなので、単純な筋力トレーニングだけではなく、体幹の強化にも効果的。またダンベルやバーベルを使ったり脚の幅を変えたりとバリエーションを変えながらより効果的に体幹を鍛えることができます

普段からトレーニングを行っている方、スポーツのパフォーマンス向上を目指している方には、スクワットがおすすめです。

【参考記事】正しいスクワットのやり方はこちら


レッグプレスとスクワットは目的に合わせて行うのが良い。

スクワットとレッグプレスはどちらにもメリットやデメリットがあるので、目的に応じて使い分けるのが良いでしょう。

ここからは、スクワットとレッグプレスをそれぞれの目的別に紹介していきます。


1. レッグプレスに適した目的|どんな人におすすめ?

トレーニング初心者でも比較的安全で簡単にレッグプレスマシンを使ってトレーニングを行えるレッグプレス。

マシンを使うので自宅では取り組めないのが難点ですが、下半身のみを重点的に鍛えたい方や怪我をしている方にはレッグプレスがおすすめです。


下半身のみに負荷をかけたい場合

1. レッグプレスに適した目的|どんな人におすすめ?下半身のみに負荷をかけたい場合

レッグプレスはマシンを使用して自分に合った重量を脚で押し上げるトレーニングです。

軌道が安定しているので、初心者でも下半身を重点的に鍛えることができます。重さも自在に変えられるので、スクワットが筋力不足でできなかった方は自分の体重よりも軽い重さでレッグプレスを行うのがいいでしょう。


腰を痛めている人

1. レッグプレスに適した目的|どんな人におすすめ?腰を痛めている人

もともと膝や腰にトラブルがある方は、スクワット運動によって症状を悪化させてしまう危険性があります。

レッグプレスは下半身が固定された状態で、脚のみに負荷をかけるトレーニングですので、腰痛持ちの方におすすめ。脚を蹴り出す動作でマシンを動かすので、腰に痛みがある方でも無理なく鍛えることができます。

また、普段運動しない方がいきなり激しいトレーニングをすると腰を痛める原因になるので、レッグプレスで慣らしてから行うと他のメニューも効果的に行えますよ。


2. スクワットに適した目的|どんな人におすすめ?

筋肉が使われる範囲が広いスクワットは、肉体強化やダイエットに向いています。レッグプレスよりも負荷が強いため、効果が目に見えて分かるため、モチベーションのアップにも繋がりますよ。

手軽に効果を期待できるトレーニングを行いたい方にはスクワットがおすすめです。


自宅で手軽にトレーニングしたい人

2. スクワットに適した目的|どんな人におすすめ?自宅で手軽にトレーニングしたい人

レッグプレスはマシンを使用したトレーニングですので、スポーツジムなどに行く必要があります。それに対して、スクワットは特別な器具もマシンも使用せず行えるため、自宅でも外出先でも場所や時間を問わず取り組むことができます

まとまった時間が取れない方は、家事の合間や歯磨きの合間などに行う「ながらトレーニング」もスクワットはできますよ。


全身を鍛え脂肪燃焼効果を高めたい人

2. スクワットに適した目的|どんな人におすすめ?全身を鍛え脂肪燃焼効果を高めたい人

レッグプレスは下半身が固定された状態で行うトレーニングのため、主に脚の筋肉にしか効果がありません。

それに対してスクワットは、体幹を使いながら行うトレーニングですので、全身の筋力アップに効果的です。スクワット15回は腹筋の300回に相当するとされており、効果的に鍛えていきたい方にはおすすめ

また、全身の筋肉量が増えることに比例して、自然とカロリーを消費する基礎代謝も増えるので、脂肪燃焼効果が高まり痩せやすく太りにくい体質になれますよ。


レッグプレスとスクワットは、目的に応じて使い分けよう

レッグプレスもスクワットも目的に応じて使い分けることがトレーニングでは大切になります。

筋トレ初心者や腰を痛めている方はレッグプレスで脚を重点的に鍛え、全身の筋力アップをしたい方はより負荷が高いスクワットがおすすめです。

うまく使い分けて効果的に身体を鍛えていきましょう。

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