語彙力がない人の特徴&多用する言葉とは?言葉を知らない人の鍛え方も解説!
語彙力をチェックしたいなら診断テストを受けてみよう!
友人や知人とのお喋りで、知らない言葉が多くてぎこちなくなってしまったり、自分では問題ないと思っていた言葉遣いを他の人から注意されたりした事ありませんか?
それって、もしかしたら、あなたの語彙力が少ないために、戸惑っているのかもしれません。
自分に語彙力があるのかないのか、オンラインでできる語彙力チェック診断テストがあるので、1度試してみるのもおすすめですよ。
語彙力がない人の特徴9選|言葉を知らない人の共通点とは?
語彙力とは、ただ知っている言葉の数が多い事を意味するわけではありません。
言葉を知り、その言葉を正しく使える能力が語彙力です。
まずは、語彙力がない人の多くに共通する特徴をチェックしていきましょう。
語彙力がない人の特徴1. 擬音語を多用する
「この間、信号待ってたらワッサーって毛だらけの白い犬がギャンギャン凄くてさ、信号ピカピカしてるのに、無視して渡ったらすっごいプープー車に鳴らされちゃったよ。」
何気ない会話でも擬音語を多く使う人は、知らない言葉を擬音語に言い換えている可能性があります。
「ワッサー=長毛」、「ピカピカ=点灯」、「プープー=クラクション」など、いつも同じ擬音語を使っている人は、一度その擬音語を表す他の言葉を調べてみるのも良いでしょう。
語彙力がない人の特徴2. 読書をしない
言葉の知識は、放置していても勝手に増える事はありません。
様々なジャンルの本を読んで積極的に新しい言葉や言い回しに触れないと、頭の中に蓄積されている語彙や表現の数は変わりません。
また、絵で気持ちや状況を表現する漫画は、その気持ちや状況に当てはまる言葉を書く必要がないため、語彙力アップのサポートにはなりにくいでしょう。
語彙力がない人の特徴3. 回りくどい言い方をする
語彙力がない人の中には、知らない言葉を他の言葉で補おうとするため、わざわざ周りくどい言い方をするという特徴もあります。
「12月だけ特別なカレンダーがあるのよ。〇〇さんご存知かしら?毎日、ちょっとしたプチギフトがあってね。クリスマスまでだから24日とか25日分なんだけど。パパがドイツ土産で買ってきてくれたよ。」
「あぁ、それ、アドベントカレンダーね。いろんなタイプのカレンダーがあるのよね。」
語彙力がないまま会話してしまうと、本人にその気がなくても「いつも、周りくどい言い方しかしない、ちょっと面倒な人」という印象を与えてしまいがち。
語彙力がない人の特徴4. ボディランゲージが多い
「えぇと、これぐらいの大きさでこんな形で、こんぐらいの量で500円だって!」
など、語彙力がない人は、ぴったりとくる言い回しや言い換えできる言葉が分からないので、それをボディランゲージでカバーしようと、つい身振り手振りが大きくなってしまいます。
言葉の知識だけでなく、表現力の知識も少ないため、まるでパントマイムのように身体表現をしてしまうのです。
語彙力がない人の特徴5.「あれ」「それ」など固有名詞が出てこない
固有名詞は、他の言葉でピンポイントに言い換えしにくい言葉です。
そのため、語彙力がない人は、知らない固有名詞を「あれ」「それ」などの指示語といわれる言葉でなんとか伝えようとしてしまいます。
しかし、固有名詞を指示語だけで的確に伝えるのは至難の技。
そのため、会話が微妙に食い違ったままぎこちなくすすみがちです。
語彙力がない人の特徴6. 「やばい」「すごい」といった言葉を多用する
「ちょっ!このパンやばい!まじすごい!」
「ホントだ!すっごく美味しい!こんなに柔らかいの初めて!」
美味しいパンでも、素敵な景色でも、高価な宝石でも、何でもかんでも「やばい」「すごい」。
言葉の知識が少なくてもまだ世間から許される子供や学生なら、いざ知らず、社会人がこの2単語ばかりを多用しているのは、お世辞にも品が良いとはいえません。
また、「やばい」「すごい」の多用は、頭が悪い印象を与えてしまうので気をつけましょう。
語彙力がない人の特徴7. 話の起承転結がぐちゃぐちゃ
起承転結とは、1つの話を相手に分かりやすく伝えるために必要な技術。
語彙力がないまま、誰かに話をしようとすると、自分の語彙力のなさをカバーするための言い回しや言い換えばかりに気を取られてしまうため、起承転結がぐちゃぐちゃになりがちです。
そのため、せっかく面白い話をしたはずなのに、その面白さが充分に相手に伝わらないことが多いでしょう。
語彙力がない人の特徴8. 相手が話していることに対して理解力が低い
語彙力がないまま、他の人と話していると会話の中に自分が知らない言葉が出てきて、その意味を聞けないまま話がどんどん進んでいってしまいがち。
そのため、相手の話を充分に理解する事ができません。
時には、理解できないだけでなく、大きな誤解をしてしまう場合もあるので注意が必要です。
また、相手から話を振られても、相手の話を充分に理解できていないので、適切な返事ができず黙り込んだり、話を不自然に逸らそうとしてしまいがちでしょう。
語彙力がない人の特徴9. 物事への興味関心が薄い
語彙力ない人は、新しい物事や自分が知らない知識などへの興味も関心も著しく低いという特徴もあります。
なぜなら、自分には理解できないから。
知らないジャンルの話題や知識は、自分が知らない言葉や表現だらけ。
理解するために必要な語彙力がないため、興味も関心も薄くなっているのです。
そのため、自分が興味のあるテーマの話題ばかりをしてしまいがちなのも、語彙力がない人の特徴といえましょう。
語彙力を鍛える方法5選|ボキャブラリーを増やして言い回しを上手くするコツは?
「もっと、他の人ともスムーズに会話できるようになりたい!」
そんな時には、語彙力を増やして、お喋りの幅を広げるのがおすすめです。
ここからは、語彙力を鍛えるためにぴったりの方法をチェック。
どの方法も今すぐ始められるので、ぜひ、試してみましょう。
語彙力の鍛え方1. 読書をする習慣をつける
語彙力を鍛えるために、もっともおすすめの方法といえば、読書。
読書といっても、言葉での表現が少ない漫画や、写真や絵が多く文章が少ない雑誌ではなく、挿絵があるかないかぐらいの文字だらけの小説やエッセイなどが良いでしょう。
とはいえ、いきなり数百ページある小説を読み切るのは、なかなかハードルが高いもの。
まずは、数ページから数十ページ程度の短編小説から初めてみましょう。
語彙力の鍛え方2. 分からない言葉は意味を調べる
テレビや雑誌で出てきた知らない言葉や、誰かとのお喋りで意味が分からなかった言葉は、そのまま放置するのではなく毎回意味をきちんと調べましょう。
特に、意味が分からないと思った時にすぐ調べると、その言葉の前後の文章なども合わせて記憶に残りやすいので、語彙力強化に効果的。
また、その言葉を使った言い回しや言い換えなども一緒に調べると、自分でもその言葉を上手に使えるようになるのでおすすめです。
語彙力の鍛え方3. 言い換えできる言葉がないか?を常に考える
友達との気軽なお喋りや、会社での同僚との打ち合わせなど、1日に何度でも、今から話す言葉を他の言葉に言い換える事ができないか考えてみましょう。
言いたいとこをスパッと言い表してくれる単語や熟語があるかもしれません。
語彙力がない人は、言葉のバリエーションが乏しいのも特徴の一つ。
自分では言い換えできる言葉が見つからなくても、「これって他に何か言い方あるかな?」と、周囲の人に聞いてくるのもおすすめですよ。
語彙力の鍛え方4. 目に入るものを実況中継して言葉にしてみる
会社までの通勤途中、すれ違う人の服装を言葉で表してみたり、会社での同僚の仕草をこっそり実況してみたり、思いつく限りの語彙でどれくらい表現する事ができるか試してみましょう。
「社会人が来てるスーツの袖の飾りって、なんて言うんだろう?」
それまで、気にも留めていなかった表現方法が気になって自発的に調べたりするようになったらしめたもの。
乏しいと悩んでいた語彙力を、楽しく増やす事ができますよ。
語彙力の鍛え方5. 語彙力のある人と会話をする機会を増やす
自分の語彙力が乏しい自覚があっても、そもそも言葉を知らないので、言い回しや言い換えのバリエーションがある事すら知らない場合もあります。
そんな時は、普段から豊富な言葉を使う人と積極的にお喋りするようにしてみましょう。
「それ、どういう意味の言葉なの?」
と知らない言葉が出てくるたびに聞いてみたり、調べてみるとお喋りの中で少しずつ自分の語彙力を増やす事が可能ですよ。
語彙力が低いのなら身近なところから意識してみましょう!
本を読むのが好きじゃないから。自分以外にあんまり興味がないから。
などなど、語彙力が乏しい原因には様々な理由があります。
「もう、大人だからこんな言葉も知らないとか思われたくない。」
「社会人にもなって何いってんだ。とか言われたら恥ずかしい。」
語彙力がない事を自覚してしまうと、そんな自分が気恥ずかしく感じてしまうもの。
でも、恥ずかしいからと語彙力のなさを適当な言い回しや身振り手振りでごまかしていると、いつまで経っても語彙力は増やせません。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。
語彙力を本気で増やしたいなら、恥ずかしがってごまかしていないで、積極的に語彙力を増やす努力をしていきましょう。
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