カップルが別れる理由とは?今の恋人と別れるべきか悩んだ時の判断方法を解説

椎名ゆり 2022.05.03
今の恋人と別れるべきか迷っている人へ。本記事では、別れるタイミングの見極め方から、別れることによるメリットまで大公開!さらに円満に別れる方法も解説していますので、悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。

カップルが別れる理由|恋人はどんな原因で別れるの?

別れるか迷ってる人へ

好きで付き合い始めた恋人なのに、気付くと「もう別れるべきかな。」という気持ちが頭をよぎってしまう人も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、カップルが別れる理由を3つご紹介していきます。

なぜ別れたいと思っているのか、原因が分かるとすっきりするもの。ぜひどれが当てはまるのか探ってみてくださいね。


カップルが別れる原因1. 価値観が合わないから

恋人とは一緒に過ごす時間が長いからこそ、自分と大きく考えが合わないとストレスに感じてしまいますよね。

例えば、金銭感覚1つにしても、1円単位での割り勘を希望する彼氏に対して「ケチすぎる!」と思ったり、逆にショッピング好きの彼女に対して「浪費家なのかな。」と不安になってしまったり。

そんな不満が積み重なると、「疲れたな。」と感じるようになり、好きという気持ちも薄れてきてしまいます。


カップルが別れる原因2. どちらかが浮気をしたから

付き合う上で絶対的に必要なのが信頼関係。一度でも裏切られたら相手を疑う気持ちが消えず、一緒にいても安心できません。

浮気したことを謝られて、その場で許したとしても心の中ではなかなか納得できず、「また浮気されたらもう嫌だな。」なんて不安になることもあるでしょう。

もやもやとした気持ちを抱えたままでは全くリラックスできず、恋人と過ごしたくなくなるのは当然です。


カップルが別れる原因3. 嫌な部分が見えてしまったから

一度「相手のここが気になる。」という癖を見つけると、今まで以上に目についてしまうもの。

例えば、クチャクチャ音を立てながらご飯を食べていることに気付くと、恋人との食事のたびに音が気になって一緒に食事をするのも嫌になってしまいます。

このように好きという気持ちを上回るほどのマイナスポイントが見えた結果、別れを選ぶことになるカップルも多いですよ。


別れることを迷う理由|どうして別れを決断できないの?

いざ「恋人と別れたい。」と感じていても、なかなか話を切り出せず、別れないままの人も多いでしょう。

そこで、ここからは別れるべきか迷う理由を3つご紹介していきます。

なぜ自分が悩んでいるのかじっくり考えてみてくださいね。


別れを迷ってしまう理由1. 今まで長い時間を一緒に過ごしたから

彼氏彼女と同棲をしていて長い時間一緒に過ごせば過ごすほど、恋人が家族のような存在になってきますよね。

「何でも話せる。」「リラックスできる。」など、付き合いが長いからこそ作り上げられた空気感は居心地も良いもの。

嫌なことがあっても、今の関係を崩したくないという気持ちから、結局「別れない」という選択をする同棲カップルも多いでしょう。


別れを迷ってしまう理由2. 別れて後悔するのが心配だから

勇気を出して自分から別れを告げた後に、「やっぱり別れない方が良かったかな。」と思ってももう後の祭り。

1回別れてしまうと元の関係に戻ることは難しく、大切な人だと分かったときにはもう時既に遅し…。

近いと見えていなかった相手の良さに、別れてから気付くことはあるあるです。一度でもそんな経験をしたことがあると別れを躊躇してしまう原因に。


別れを迷ってしまう理由3. まだ好きな気持ちが残っているから

相手に対して「嫌だな。」と思う気持ちが芽生えていても、お互い好きで付き合った恋人。

遊びに行ったり、旅行したりと、楽しい思い出も多い分、心のどこかに「まだ一緒にいたい。」という気持ちが残っていることも。愛情とは別に、情が湧いてくることも多いでしょう。

別れを意識しても恋人への気持ちがある限り、なかなか別れには踏み出せないものです。


恋人と別れるタイミングを見極める4つの質問|別れるべきか診断してみよう!

恋人と別れるべきか別れないべきなのか、一人で考えていてもどうすればいいのか分からないですよね。

そこで、恋人と別れるタイミングを見極めるための質問を4つご紹介。

タイミングに悩む人はぜひチェックしてみて。


診断1. 将来を考えられる相手なのかどうか?

付き合い続けた恋人関係の先にあるのは、一生を共にする夫婦。

結婚すれば、今まで以上に長い時間を一緒に過ごすことになります。そのためには相手の良いところだけでなく、嫌なところも許せるのかが重要なポイント

もし将来を想像した時に、「この人とずっと一緒にいるなんて無理!」と思うようであれば、別れを検討した方が賢明でしょう。


診断2. 一緒にいて楽しい相手なのかどうか?

恋人に対して「一緒にいたい。」と感じることは、付き合う上でとても大切な気持ち。

TVを見ていて同じタイミングで笑ったり、くだらない話でもラインで盛り上がれたり、楽しい気持ちを共有できる恋人とは一緒にいたいと感じますよね。

同棲していて疲れてしまうことが多かったり、家族や友達といる方が楽しいと思うようであれば、別れる時なのかもしれません。


診断3. お互いが高め合える関係なのかどうか?

人は他人との関わり合いの中で成長していくもの。特に恋人は一緒にいる時間も長くなるため、より影響を受けやすいですよね。

相手の長所を取り入れたり、お互いの短所を補い合ったりできるようであれば、2人ともどんどん成長して、この先も良い関係性を築いていけるでしょう。

お互いが足を引っ張り合い、悪影響を受けて成長もできないような相手なら、別れることをおすすめしますよ。


診断4. 今の関係を重荷に感じてしまっていないか?

恋人とずっと良い関係を続けていくためには、ストレスなく付き合っていけるかが大切なポイント

「彼女に怒られるから、マメにラインと電話しないと。」「本当は1人でゆっくり休みたいけど、遠距離中の彼氏と会わなきゃ。」などのように、自分の気持ちに蓋をして恋人と向き合っていくのは苦痛ですよね。

今の付き合い方に対し「正直疲れた。」と感じるなら、別れるべきタイミングと考えて良いでしょう。


別れることによるメリット|恋人と別れたらどんなことがあるの?

別れるべきか悩んでしまい、結局ダラダラと恋人関係を続けてしまっている人も多いでしょう。

そこでここからは、今の恋人と別れることによるメリットをご紹介。

今の状況から一歩踏み出すきっかけになるかもしれないですよ。ぜひチェックしてみて。


別れるメリット1. 次の恋愛をスタートできる

恋愛の傷を癒してくれるのは、新たな恋愛です。彼氏彼女がいる身では、新しい恋人探しには踏み出せないですよね。

1人身になってしまえば、寂しさや焦りから積極的に次の恋愛に目を向けることができますし、周りの友達が出会いの機会を作ってくれることも増えるかもしれません。

新しい相手を見つけたら、またドキドキわくわくを楽しめる恋愛ライフが待っていますよ。


別れるメリット2. 自分の時間を確保できる

大好きならまだしも、別れを考えるような関係性の恋人だと、自分の時間を削ってまでわざわざ会うのも面倒になってくるのではないでしょうか。

ダラダラ続いている恋人関係を終わらせれば、ジム通いや習い事の時間を作ったり、美容に力を入れたり、自由に使える時間がグッと増えますよ。

誰にも干渉されずに自分時間を楽しむことで、毎日が充実すること間違い無しです。


別れるメリット3. 恋人が原因のストレスや不満から開放される

恋人に対してのマイナスな気持ちは、とても心に負担がかかるもの。

「ラインの既読スルー癖が嫌。」「遠距離でなかなか会えなくて寂しい。」など、小さなことでも積み重なると1日中もやもやしてどんどん気持ちも落ち込んでしまいますよね。

今の恋人と別れてしまばそんなお悩みともおさらば。心につかえていたものがスッと消えて一気に楽になるでしょう。


別れる時に気をつけるべきこと|恋人と円満に別れる方法を紹介

いざ別れを決意しても、方法を過ってゴタゴタするのは避けたいですよね。

そこでここでは、円満に別れるために気を付けるべきことを5つご紹介していきます。

以下の内容を参考にして、スッキリさっぱりと恋人関係を終わりにしていきましょう!


円満な別れ方1. 徐々に会う頻度や連絡する回数を減らす

どうせ別れるからと言って急にバッタリ会わなくなると、相手を傷つけたりイライラさせてしまい、別れ話がこじれてしまうことも。

まずは、今までよりもラインの返事を減らしたり、休日のデートを断ったりして、徐々に恋人との距離を取っていくことが大切

少しずつ離れていくことで、相手も別れたいという気持ちを感じ取り、お互い落ち着いた状態で話し合えるでしょう。


円満な別れ方2. 別れ話は直接会って伝える

ラインや電話で別れを告げる人は増えているものの、「嫌だ!」とごねられて結局関係が続いてしまっているカップルも少なくないでしょう。

別れる時には、直接会い、顔を合わせてしっかりと「別れたい。」という意思を見せることがおすすめ。

表情や態度からも気持ちが伝わりやすくなり、「もう無理なのかな。」と相手もすんなり別れを認めてくれるはずですよ。


円満な別れ方3. 中途半端な伝え方をしない

相手を傷つけたくないという気持ちから、ついつい別れをやんわりと伝える方法をとる人もいるでしょう。しかし、優しい言葉が原因で相手に期待を残す結果となり、ずるずる関係が続いてしまうことも。

大切なのは、別れたい気持ちが固まっていることをはっきりと伝えること。曖昧な言葉は、逆に相手にとって酷なものです。

分かりやすく伝えることで意思を汲み取り、「もう別れるタイミングなのかな。」と気持ちを受け止めてくれるでしょう。


円満な別れ方4. 感情的にならず冷静に伝える

感情的になると、つい乱暴な言葉や余計な一言で相手を傷つけてしまいがち。別れるとは言っても、ケンカ別れだけは避けたいですよね。

別れる時は、怒りや悲しみに任せて別れを告げるのではなく、落ち着いて「別れたい。」という気持ちを伝えるようにしましょう。

冷静に別れを告げる相手を見たら、今までの様子と異なることを感じ取ってくれて、こじれることなく和やかに関係を終わらせることができますよ。


円満な別れ方5. 相手にこれまでの感謝を伝える

別れたい相手にはマイナスな感情を抱いているからこそ、悪口や文句を伝えてしまう人もいるでしょう。それが相手を怒らせる原因になり、結果的に修羅場と化してしまったなんてことも。

そうならないためにも、別れを告げる時には「ありがとう。」と今までの感謝をあわせて伝えること

この方法をとれば、相手も感謝の気持ちを抱きながら穏やかに別れを受け止めてくれて、「これからも友達でいようね。」と笑顔で別れることができるでしょう。


別れるべきかを悩んだ時におすすめの名言5つ

別れるべきか別れないべきか、後悔したくないからこそなかなか勇気が出ないことも多いでしょう。

そこで、別れる時か悩んだときにおすすめの名言を5つご紹介していきます。

以下の名言は、悩むあなたの背中を優しく押してくれますよ。


名言1. 「愛がなくなったのに、一緒にいることほど惨めなことはありません」ココ・シャネル

世界的ブランド「シャネル」の創設者であるココ・シャネル氏の名言。

愛があるからこそ、どんなことでも2人で乗り越えていけるもの。相手への愛情がなくなったのであれば、正直な気持ちに蓋をしてまでその人と一緒にいる必要性は無いですよね。

今の恋人に対して好きと思えないのであれば、今の関係にしっかりと区切りをつけようと勇気が出てくる言葉です。


名言2. 「行く手に美しい希望があると、別れもお祭りのようだ」ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

ドイツを代表する文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ氏の小説『箴言と省察』内にて生み出された名言。

別れはツラいものと捉えがちですが、別れることによってプラスになることもたくさんありますよね。1人での自由な生活や、新たな恋人ととの楽しい恋愛など、ワクワクするような未来があれば1歩踏み出せるはず。

この言葉を聞けば、前向きな気持ちで別れを選ぶことができますよ。


名言3. 「女の性格がわかるのは恋が始まる時ではないわ。恋が終わる時よ」ローザ・ルクセンブルク

ドイツの政治理論家ローザ・ルクセンブルク氏が発した名言です。

付き合っている間は彼氏に嫌われたくなくて優しい彼女を演じていた場合、別れる時にガラッと豹変する可能性もあります。

彼女の本当の姿が気になる男性は、別れ話のタイミングで彼女の本性を見て、別れる別れないという選択をしてもいいのかもしれませんね。


名言4. 「男は別れの言い方が分からない。女はそれを言うべき時が分からない」ヘレン・ローランド

アメリカの作家ヘレン・ローランド氏の名言。

一般的に男性というのは面倒な話し合いを避けがち。なるべくスマートに別れたいからこそ、何と伝えればいいのか悩んでしまいます。逆に女性はしっかり話し合いたいがために、なかなか別れ話をする時期が分かりません。

男女の考え方の違いがあるからこそ、お互い納得できる形で別れ話をすることが大切ということですね。


名言5. 「別れる時にはもう次の恋が始まっている」アントニオ猪木

日本の元プロレスラーアントニオ猪木さんの名言です。

一瞬「二股?」と感じてしまうかもしれませんが、そうではなく、別れを決意した時期には、もうあなたの周りに新たな恋人になる人がいるかもしれないということでしょう。

次の恋愛が案外近くにあるかもと思えば、恋のアンテナを常に張ってみようと積極的な気持ちになれますね。


今の恋人と別れるか悩んだら、自分の気持に素直になってみよう。

今の恋人と別れるべきか、別れないべきか、というのはとても大きな問題ですよね。「別れて後悔したくない」「でももう疲れた」とぐるぐる悩む人も多いでしょう。

大切なのは、相手の気持ちではなく、恋人に対して抱いている自分自身の気持ちに正直になること。

この記事を参考に、今の恋人とどうしていくべきなのかじっくりと考え、自分にとって1番良い選択をしてみてくださいね。

【参考記事】はこちら▽

よく一緒に読まれる記事

関連する記事