共依存親子の特徴とは?過干渉な親&甘えている子供が互いに自立する方法を解説!

共依存親子の特徴とは?過干渉な親&甘えている子供が互いに自立する方法を解説!

HaRuKa 2022.03.10
共依存している親子について知りたい方へ。今記事では、共依存親子の特徴や原因から、克服する方法まで詳しくご紹介します。さらに、共依存するデメリットや共依存している親子に読んで欲しいおすすめの本も解説。ぜひ参考にして、お互いに自立した親子関係を目指しましょう!

共依存親子になってしまう原因はどうして?

共依存になってしまう原因

共依存親子の特徴についてご紹介しましたが、やはり共依存というのは、母にとっても息子や娘にとっても、決して良い関係とは言えませんよね。

ここからは、親子が共依存関係になってしまう原因について解説します。共依存について知るためにも、まずは原因を探ってみましょう。


共依存になる原因1. 母親が子供に対して過保護を超えて過干渉になっている

過干渉というのは、過保護とは全く違うものです。

過干渉は、母親が息子や娘に干渉するあまり、自分の思い通りにしようとするなど、支配的な要素が出てきてしまい、異常な関係にある場合が多いです。

中には子供の意思、気持ちなどは無視してしまい、母親の思うままに子どもを動かそうとすらする親も。

母親は「こうするのがこの子のためだ」と思い込んでいるため、罪悪感などがありません。子供は母親に心の中まで支配されてしまっているため、いつの間にか母親なしでは生きられない人になってしまうのです。


共依存になる原因2. 子供の要望は全て叶えるなど、甘やかしすぎている

こちらもある意味、過干渉とも言えますが、母親が自分の時間などを一切持たず、全てを子供のために尽くすことも、共依存の原因になってしまいます。

何年もそういった状況を続けていると、次第に母親の中の自分の存在意義が「子供を喜ばせる事」になってしまうのです。

子供を喜ばせるために自分は生きているとすら思ってしまうので、いつまでも子供から離れる事ができなくなってしまいます。


共依存になる原因3. 執着心が強く、子供に対して依存や執着している

共依存になる原因は子供に執着している

愛情を受けずに育った母親など承認欲求が強いタイプには、執着心が強く、執着する事で自分の価値を見い出す人もいます。

そういったタイプの人が母親になってしまうと、子供に対して強い執着をしてしまい、子供との関係も異常なものになってしまう事が。

本来であれば、子供が大人になるに従って、自立させる事が親の役目ですが、執着しているために、手放せなくなってしまうのです。

【参考記事】はこちら▽


共依存になる原因4. 子育て以外に人生の意義を見出せていない

過干渉、執着心にもつながる部分もありますが、母親としての自分しか持っていない人は、子供から離れる事が怖くなってしまうのです。

子供がいなくなってしまうと、「自分の存在価値がなくなってしまう」と考えてしまい、子供に強く依存してしまう事があります。

一見すると、子供に深い愛情がある母親にも見えるため、自分で自分を肯定してしまいます。そのため、なかなか共依存に気づかないのです。


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