独り言がうるさい人の心理とは?職場などで迷惑な行為をやめさせる対策を解説
独り言がうるさい人がいると気が散りますよね。
独り言がうるさい人に悩まされることってありますよね。職場の他の人間からすると、どうしてこんなにうるさい独り言を言ってしまうのか気になるところ。
そこで今回の記事では、独り言をしてしまう心理や原因、うるさい独り言への対策、さらには独り言をやめさせる方法を紹介します。
周りにいる独り言を言う男女に困っている人はぜひ参考にしてくださいね。
何を思ってる?独り言がうるさい人の心理とは
横で聞いていると、イライラしてしまう独り言。周りに聞こえているとわかっているはずなのに、うるさいほど独り言を言う人の心理はどのようなものなのでしょうか。
ここでは、独り言がうるさい人がどんなことを思っているのかを詳しく解説していきます。
心理1. かまってほしい
誰かに相談したりするほどのような用事ではないけれど、ちょっとだけアピールしたいと思う時に、独り言を言う人がいます。アピールしてどうするのかというと、単に反応してほしいだけ。
自分の状況や愚痴をそれとなくぶつぶつと唱えることで、周りに「どうしたんですか」とかまってもらいたがっています。
何となく会話がなくて寂しいと思ったり、疎外感を感じたりするような時にも、気にかけてほしくて独り言を言うのです。
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心理2. 心配性で間違えや誤りがないよう安心したい
仕事中に、一つ一つの作業に対して「〇〇、OK」のように、声に出して確認する人っていますよね。周囲にとっては特に重要な内容でもないため、ただのうるさい独り言と捉えられるでしょう。
しかし、独り言を言う人は、自分の仕事の進捗状況をアピールすると同時に、見落としなどのミスがないか確認する気持ちで独り言を言っています。
心配性のため、声出し確認をして安心したいという心理です。
心理3. 考えを声に出して整理したい
新しく何かを学んだり覚えたりした時、独り言を言い出す人がいます。これは、暗唱することでしっかりと記憶にとどめようとする行動です。
人によっては、誰かに語りかけたり説明したりするかのようにしゃべりだすので、周りの人の気を散らして迷惑をかけることがあります。
自分の頭の中を整理したいという心理から、独り言を言うように声に出して確認するのです。
原因は?どうして独り言がうるさくなってしまうの?
独り言をする人は、何らかの心理に基づいて誰にともなく言葉を発しています。気にならない程度なら良いですが、独り言が度を越してうるさくなってしまうことも。
その原因はいったい何なのでしょうか。ここでは、うるさい独り言になってしまう原因について説明します。
独り言がうるさい原因1. ストレスが溜まっている
会社でのストレスのせいで、声を出して発散させたいという衝動に駆られることがあります。かと言って、同僚や上司に愚痴を言うわけにもいかず、どうでも良いことを大きな声で発するというのがストレスを解消させる行動です。
例えば、「さあ、昼飯だぁ、今日は何を食おっかな~」と、周りが反応しづらい内容を言ったりします。実際には別のことでストレスが溜まっていて、このような独り言を言う原因となるのです。
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独り言がうるさい原因2. マイペースで周囲が気にならない
独り言がうるさい人は、自分の作業に意識が集中しすぎて、周囲にとって独り言が迷惑だと気配りできない場合があります。
元々マイペースな性格で、あまり周りの人が気にならないタイプの人は、自分で思っている以上に大きな声で独り言をしてしまいがち。
複雑な仕事を確認しながら行う時などは特に、周囲がうるさく感じているのも気づかないほど夢中になって独り言を言ってしまいます。
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独り言がうるさい原因3. 孤独感を感じている
言っている内容から独り言なのは明らかでも、まるで反応を催促するかのように繰り返す人がいます。うるさく感じるほど独り言を言うのは、かまってほしい気持ちの表れです。
寂しさや孤独さを感じているから誰かと話したい。だけれど、うまく会話に持っていけないような時、独り言を拾ってほしいと思ってうるさくなってしまうのでしょう。
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独り言がうるさい原因4. 失敗などを犯した自分へ忠告したい
「何であの時、ああしなかったんだろ」や、「もっとこうすれば良かった」などと少し大きめの気合の入った声でうるさい独り言を言う人がいます。
これは誰かに聞いてほしいというよりも、失敗した自分への忠告で、喝を入れるための独り言です。
まるで自己暗示をかけるかのように同じ言葉を唱えて、周囲をギョッとさせることもあります。失敗を避けようという強い心理から、周りに聞こえるのも構わずに独り言を言ってしまうようです。
職場で独り言がうるさい人はもはやハラスメント?悩まされないための対策とは?
職場に独り言を言う人がいると、気が散って仕事に集中できませんよね。ここでは、仕事中にうるさい独り言に悩まされないように、簡単にできる対策を2つ紹介します。
独り言を黙らせるのが難しい場合に、とりあえず緩和したい人にはおすすめの方法ですよ。
対策1. 可能であれば、耳栓をつける
聞くつもりはなくても、耳に入るとどうしても気になるのが独り言です。無視するには、声をシャットアウトしてしまえばいいので、耳栓をするのが手軽で簡単な対策方法。
「無音のほうが仕事に集中できるので」など、適当な理由をつけて耳栓をしてしまいましょう。ただし、職場によっては耳栓の使用が不可であることもあるので、確認は必須ですよ。
対策2. 離れて仕事をする
独り言が多い人の近くだと、集中力をかき乱されて仕事になりませんよね。可能なら、独り言を言う人ととは離れて仕事をするのがベター。個人のデスクがない職場に勤めているなら、すぐにできる対策です。
そうでなくても、会社の上司に事情を伝えて会議室などの他の部屋で仕事ができないか相談してみてください。独り言をずっと聞かされているとストレスになるので、まずは物理的に距離を置くのが大切です。
迷惑な独り言をどうにかしてやめさせる方法とは
周囲をイライラさせ、職場の生産性を下げてしまう迷惑な独り言。できればさっさとやめさせて、仕事に集中できる環境を整えたいですよね。ここでは、うるさい独り言を上手に黙らせる方法を紹介します。
「言ったらトラブルになるかも」と心配な人も使える方法なので、ぜひ参考にしてください。
やめさせる方法1. 独り言をしていると注意する
「独り言を言ってますよ」とストレートに言ってあげましょう。独り言が迷惑であると責める口調ではなく、あくまで気づかせるような言い方をするのがコツです。
本人がどんなつもりで独り言をしていたかに関わらず、「無意識に声が出ていますよ」というスタンスで注意すれば、相手に逃げ道が残るので、むやみに傷つけることもありません。
やめさせる方法2. ネガティブな独り言なら、「大丈夫?」と声をかけてあげる
独り言の内容には注意したほうが良いです。ネガティブな独り言が多い場合は心のSOS信号かも知れません。そのまま放って置くとうつ症状になってしまうことも。
自分と相手の関係性にもよりますが、「大丈夫ですか。良かったら話を聞きましょうか」と声をかけてあげれば悩みを打ち明けてくれるでしょう。
心の中の霧が晴れれば、独り言も止むはずです。
やめさせる方法3. 上司の独り言が多い場合は、他の上司に相談して注意してもらう
パワハラが問題視されている昨今では、会社内で部下が直接的に上司に怒鳴られるケースは減ってきました。
その一方で、自分がイライラしていることを愚痴で表現し、雰囲気で部下を圧迫しようとする上司がいます。
これは故意に行っている独り言であり、部下が注意して黙らせることは難しいです。そのため、他の上司に相談してやめさせるのが得策だと言えます。
独り言がうるさい人とは距離感を大切にしていきましょう。
今回の記事では、独り言がうるさい人の心理や原因、対策ややめさせる方法などを紹介しました。本人の自覚の有無に関わらず、周囲からすると迷惑でしかない場合がほとんどですよね。しかし、なかなか注意ができなくて悩んでいる人も多いことでしょう。
独り言はその人の内面を映す鏡です。独り言がうるさい人が何を考え、どんな感情なのかを読み取れたら、自ずと適切な対処方法が見えてきます。もっと良好な人間関係を築くためにも、独り言を言う人の気持ちを察してみましょうね。
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