高圧的な人の心理&特徴とは?威圧的な言動や態度をとる人との上手な付き合い方も解説
高圧的な人の「7つ」の特徴
相手の精神を追い詰めるような言動をする高圧的な人。その態度や話し方には分かりやすい特徴があります。
ここでは、高圧的な人に見られる特徴を、「態度や行動」と「言動や話し方」の2つの側面で分析して解説します。
高圧的な人の「態度や行動」の特徴
高圧的な人は言葉を発しなくても、周囲を威圧したり不快にさせたりしますよね。
彼らは、意識的または無意識的に相手を脅すように振る舞うものです。
高圧的な人が相手に圧迫感を与える「態度や行動」の特徴を見ていきましょう。
態度&行動の特徴1. 自分に都合が悪いことがあると、露骨に機嫌が悪くなる
不機嫌な態度の人には、あまり積極的には接したくないですよね。その心理を利用するかのように、高圧的な人は自分に不都合なことがあると、人との接触を拒もうとして不機嫌な姿を見せます。
相手よりも常に優位に立ちたいので、自分の弱みを握られたくないと思っているから。
高圧的で露骨に不機嫌な態度が見られる時は、都合が悪いことを隠そうとする行動だと見なして良いでしょう。
態度&行動の特徴2. 睨みつけているように見る癖がある
高圧的な人は相手を見下す傾向があるので、思いやりや優しさを見せることは少ないです。
そのため、他者とコミュニケーションを取る時にも愛想がないばかりか、あら捜しをするかのように厳しい目付きで見る癖があります。
無意識であることが多いとはいえ、威嚇するかのごとく相手を睨みつけているように見えてしまうのが高圧的な人の特徴です。
態度&行動の特徴3. 相手を自分の思い通りに動かそうとする
自分が一番だという意識が強いせいか、高圧的な人は支配者的な考えを持ちやすいです。独占欲や支配欲が強く、自分の思うままにコントロールできない事があるとイライラしてしまいます。
言うことを聞かせるには、高圧的な態度を見せるのが常套手段。相手を萎縮させて自分の思い通りに動かそうと仕向ける特徴があります。
高圧的な人の「言動や話し方」の特徴
相手をひるませてマウントを取るのに有効な手段だと知った上で、攻撃的な話し方をしてくるのが高圧的な人です。
具体的にどのような言動や話し方の特徴があるのか、以下に4つ分析しましたので順に確認していきましょう。
言動&話し方の特徴1. 大きな声で怒鳴る
高圧的な人は自分本位の性格なので、感情的になると怒りを抑えられずに周囲に当たってしまいます。
自らの感情を吐き出すかのように大声で怒鳴り散らすか、特に女性ならヒステリックに騒ぐことも。
普段から攻撃的な言動をしているため、怒りに任せて大きな声を出すことを幼稚で恥ずかしいことと思わないのも、高圧的な人の特徴と言えるでしょう。
言動&話し方の特徴2. 自分の言いたいことだけを述べて、相手に話をさせない
常に優位に立ちたいと考えている高圧的な人は、自分の言いたいことだけをひたすら述べます。相手に話をさせないことで会話の主導権を握ろうとするのですね。
相手への不満や文句などを一方的に言い、相手に反論の余地を与えません。「ずっと俺のターン!」と言わんばかりに攻撃し続ける高圧的な話し方は、非常に特徴的です。
言動&話し方の特徴3. 自分の意見を押し通そうとする
高圧的な人は視野が狭く、自分の考えが間違っている可能性をほとんど考えません。相手と意見が対立すると、自分の方が正しいと思いこんでいるので無理にでも意見を押し通そうとします。
理屈や道理に関係なく相手を屈服させるため、高圧的な言動でねじ伏せようとするのです。そこに建設的な議論はなく、ただ自分の意見が通るかどうかが重要だと考える特徴があります。
言動&話し方の特徴4. 上から目線でアドバイスや助言をしてくる
自分の方が偉いと思っている高圧的な人は、対等な立場で人と接することができません。相手と同じ目線の高さで、優しくアドバイスや助言をすることはまずないと言っていいでしょう。
職場などで困っている人がいたら、「しょうがない、教えてやるか」という、あからさまに上から目線で「指導」してくるのが、高圧的な人の特徴です。
▷次のページ:会社にいる高圧的な物言いをする上司に共通する特徴7選