お人好しな人診断。善良すぎる性格の11の特徴&改善方法を大公開
お人好しな人っていますよね。
誰かからお人好しだと言われた経験はありませんか。
お人好しは優しい人だからこそ言われる言葉ですが、優しいがあまり、恋愛や仕事で損したことがある人もいるでしょう。
そこで、今回はお人好しの基本的な意味から、お人好しな人の特徴や自己診断項目を紹介します。さらに、お人好しの直し方まで解説するので、悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
「お人好し」とはどういう意味?
お人好しとは、「気が優しい純粋な人」のことを意味しますが、優しすぎるあまり「甘い人、ドジな人」といったマイナスのニュアンスを持つこともあります。
そのため褒め言葉としても、けなす言葉としても使われることがあります。
お人好しな人の特徴には何があるの?
単語を聞いたことがあるけれど、お人好しとは具体的にどんな人のことを指すのかわからない人もいるでしょう。
ここでは、お人好しな人の共通している特徴の中で、代表的なものを性格と行動に分けてご紹介します。
お人好しな人の「性格」の特徴
お人好しとは褒め言葉として使われることも多いですが、中には違う意味を含まれて言われることも。
ここでは、お人好しな人の性格や心理のなかで、いい意味でも悪い意味でも特徴的なものを、7つご紹介します。
性格1. 素直で人を信じやすい
自分に接する人は、基本的にみんないい人だと思っている傾向が強いというのが特徴。
素直で人を信じやすい性格をしており、会ったばかりの人に対しても、すぐに警戒心を解いて接することがよくあります。
誰かから嘘をつかれたり、騙されてしまったりすることがあったとしても、自分から気が付くことはほとんどないでしょう。
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性格2. 他人に甘い
優しいことはいいことですが、それも行きすぎてしまうと人の能力アップにつながらず、自分のためにもならないもの。
お人好しの人は、他人に対して甘いと言われる優しさを持っていることがあります。
どんなことでも頼まれてしまうと断ることができないという理由は、この甘い性格からきていることが多いです。
性格3. 他人からどう思われてるか気になる
お人好しな人は純粋な優しさを持っていますが、時には、周りから感謝されたり、よく思われたいという心理が働いていることも。
それが理由で、周りから好かれようとするあまり、無理な行動や異常な優しさに繋がります。
単純な人を思いやる甘い気持ちだけで動いているわけではないというポイントが、特徴的な性格の一つ。
性格4. 何事もポジティブに捉える
無邪気で純粋な性格をしているため、基本的に自分がしてあげたことは、その人のためになったという感覚でいるはず。
どんなことに対してもポジティブなので、お人好しの人に、「お人好しだ」と言っても、マイナスの意味ではとらないでしょう。
たとえ悪い人に利用されるようなことがあっても、そこまで深く傷ついたりはしないことが多いです。
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性格5. 控えめで大人しい
人から何かを頼まれると、お節介と呼べるレベルにまで動くことがありますが、基本的には大人しいというのもお人好しな特徴。
大人しく、静かそうであるが故に、周りの人が「何も文句いってこないだろう」という心理が働いて、どんどんお願い事をしてしまうことになります。
自分からは仕事や恋愛などをバリバリとこなそう、といった積極的な考えはもっていないことが多いです。
性格6. とにかく優しすぎる
周りから嫌われたくない、自分に対していい印象をもっていてほしいと思うあまり、周囲の人たちがダメになってしまいうほどの優しさを発揮する時があります。
優しい行動をとっている自分に少し酔ってしまっているという、ある意味自己満足な行動に陥りやすい性格ともいえるでしょう。
そんな、一般的に言われる優しさのレベルを超えた、良くない優しさを持ってしまっていることも特徴の一つ。
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性格7. 基本的に平和主義者
お人好しな人は、自分が関わっているかどうかによらず、周囲の人たちの喧嘩やトラブルといった揉め事が嫌いだという傾向があります。
基本的に平和主義のため、自分が折れることで丸く収まるのであれば、そうすることで終息させるでしょう。
相手が怒っている時に、自分は悪くなくても謝ってしまうという気の弱さがあるともいえます。
お人好しな人の「行動」の特徴
お人好しの人の優しすぎる性格や心理が、周りの人の目に見える行動として、どう表れるか気になりますよね。
ここでは、お人好しな人がついついとってしまいがちな行動のなかで、代表的なものを4パターンご紹介します。
行動1. 頼まれごとを断らない
お人好しの人の優しさにつけこみ、周りにいる人は頼みごとをたくさんしてしまう傾向にあります。
そんな頼まれごとを、忙しくて断りたい状況であっても断らないというのが、よくみられる行動として代表的なものの一つ。
また、それが習慣になっていることも多いため、特にストレスや負担にも感じていないのも特徴です。
行動2. 周囲に合わせる
お人好しな人は、自分の考えや意見を積極的に周りに主張することが少なく、いつも周りに流されてしまいがち。
意見が対立している場や、ギスギスした雰囲気が嫌いな傾向があるため、争い事になるくらいなら周囲に合わせるという行動をとります。
そんな保身的な特徴を逆手に取られ、多数派や主張が強い人たちに、うまく利用されるということも。
行動3. すぐに謝ってしまう
特に自分がミスや失敗をしたわけでもないのに、周りに気を遣ってしまうのがお人好しの人が良くやってしまう行動です。
自分に関わりがなく、非がないようなことでも、自分のせいかもしれないという気持ちが強くなってきて、ついつい謝ってしまいます。
強気に出られると、反抗することができないという弱気な考え方に支配されていることが多いです。
行動4. 恋人など尽くしてしまう
恋愛においても、あまり自分の意見を主張せず、決めきれないため、相手のいうがままにしてしまうことも。
恋人がどんな無茶なお願いをしてきても、どうにかしてそれを受けてあげようとする甘い部分があります。
そのため、理想的な恋愛関係を構築することができず、尻に敷かれたような状態になっていることが多いでしょう。
お人好しは損をする?得をする?
お人好しな人にはいい面も悪い面もありますが、結局人生において損なのか得なのか、知りたい人も多いでしょう。
ここでは、それぞれメリットとデメリットに分けて、代表的なものをご紹介します。お人好しになりかけている方はチェックしてみてくださいね。
お人好しな人が損をすること
優しすぎる性格というのは、現代の社会において様々な危険性やリスクを持っているといえるでしょう。
まずは、お人好しでいることでどんな損をしたり、不都合なことが起こるってしまうのか、代表的なものを4つ紹介します。
損すること1. 騙されることがある
お人好しな人は、性格が悪い人や他人を利用しようとする人にとって、最も扱いやすく、便利な存在となってしまうことがあります。
やるべきことではない仕事や雑用を押し付けられたり、最悪の場合はお金を騙し取られたりといった犯罪に巻き込まれることも。
一般的な感覚からは考えられないようなことも信じてしまう傾向があるため、危険なのです。
損すること2. 相手に有利になるよう利用される
交渉上手な人は押し引きのバランスがうまく、お人好しであればすぐにそれが見抜かれ、利用されてしまいます。
そのため、仕事や恋愛などのする上で、相手が賢い人であれば、常に相手が有利な状況をコントロールされるという危険性があるでしょう。
正当な報酬や評価が受けれないまま、それに気付かず過ごしてしまうこともありえます。
損すること3. 恋愛ではいい人止まり
異性といい感じになっても煮え切らない態度なため、あまりモテないということも、損するポイントの一つ。
優しいことは恋愛においては有利ですが、あまり行きすぎてしまうと、モテない要因になってしまいます。
お人好しな人は、そんなモテない自分に対してもあまりがっかりせず、達観してしまっているような場合もあるでしょう。
損すること4. 優柔不断になりがち
争い事やトラブルを避けるため、自分の意見を飲み込んで、人に合わせる特徴があります。
場合によっては、誰でもやってしまう行動ではありますが、それがあまりにも何回も続くと、自己決定ができなくなっていきますよ。
意見を考察しなくなったり、自分で熱意を持って何かを進めたりということができなくなったりすることは、人生において大きなリスクです。
お人好しな人が得をすること
利用されたり、騙されたりといった悲しいことが起きる可能性があるリスクもありますが、優しい性格自体は当然悪いものではありません。
ここでは、お人好しな人が得をすることの中で、よくある代表的なものを3つご紹介します。
得すること1. 多くの人から愛される
どんな理由であれ、他人に優しくしたり、頼まれごとを受けてあげたりということは、本当に必要な人にしてみればとてもありがたいことです。
そのため、お人好しな人の行動によって救われた人たちからは、当然感謝されますし、多くの人から愛されます。
褒め言葉としてお人好しと言われる時は、そんな愛情や親しみを込めているケースも多くあるでしょう。
得すること2. 余裕がある人と思われる
どんな頼みごとも、わがままも聞いてくれる人は器が大きい人に思えるものです。
忙しくても優しく丁寧に対応することを続けていると、余裕があって素敵だという印象を与えることもあります。
少なからず他人のいいところをよく観察してくれている人はいるので、そんな人にとってはとても魅力的な人物に思えているでしょう。
得すること3. 仕事の成長度が早い
本人にしてみればただ断れなかっただけの頼まれた仕事でも、仕事は仕事としてこなしています。
そのため、同僚など同じ会社やチームにいる人たちと比較すると、かなり多くの量を経験しているでしょう。
人が嫌がるようなことでもやってきているので、視野も広がり、仕事に対しての成長度は早いことが多い傾向にあります。
あなたはお人好し?5つのお人好し診断項目でチェックしよう!
自分がお人好しかどうかわからないという人のために、診断項目を作成しました。1つ該当ごとにお人好しである確率が20%増加し、MAX100%となります。
該当項目が多いほど、お人好しな可能性が高いですよ。早速診断してみましょう。
診断1. 人から頼まれごとをされることが多い
お人好しな人は優しい性格をしているため、周りにいる人はついつい頼ってしまいがち。
本来は自分でやるべきことや、少し頑張ればできるはずのことも、なんでも対応してくれるお人好しに任せてしまうこともあります。
誰かからよく何かをお願いされたり、めんどくさいことを丸投げされていないか確認することは、良い診断基準です。
診断2. 初対面ですぐにいい人と思ってしまう
お人好しな人は、仕事関係で出会う人や友達の友達など、初めて会った人をすぐ信用してしまう傾向があります。
良くも悪くも初対面でもいい人だと思ってしまうことで、誰かに騙されてしまったり嘘をつかれてしまうこともありえるでしょう。
会ったばかりの人なのに、すぐに警戒心を解いて優しく接してしまうことが多いのであれば、お人好しの可能性大です。
診断3. 人が困ってる時につい助けがち
自分よりも、他人の状況が気になってしまうお節介な傾向にある人も、お人好しの可能性が高いでしょう。
お人好しな人は、時として自分よりも他人を優先してしまうという特徴があり、自分に余裕がなくても、つい誰かを助ける方に気がいくときがあります。
周りから見れば、とてもありがたい存在ですが、本人からしてみれば辛いと思う一因になってしまっているでしょう。
診断4. 自分の意見があっても、他人に譲りがち
お人好しな人は、空気を読みすぎてしまう場合が多いです。
そのため自分の考えや意見が正しいという自信が減っていき、ついつい周りに流されてしまう傾向があります。
自分がお人好しかどうかを判断するために、仕事の会議中や、友達と何かを決めるような場で、いつも他人に遠慮して譲ってしまっていないかどうか、確認してみましょう。
診断5. 自分に非がなくても謝ることがある
「すみません」や「ごめんなさい」といった言葉が口癖になってしまっている人は意外と多いもの。
しかし、明らかに非がないことでも、心から申し訳なく思ってしまうような人は、お人好しである可能性は高いです。
トラブルになりそうな時や、空気がギスギスした時、つい先に謝ってしまうことが多いという特徴があります。
お人好しをやめたい!5つの改善方法とは
お人好しであることは周りから愛される素晴らしい特徴でもありますが、本人にとってみては、やはり騙されたりすることは辛いでしょう。
ここでは、そんなお人好しにうんざりして、もうやめたいと思っている人におすすめの直し方を5つ紹介します。
改善方法1. 自分の気持ちに素直になる
あまり他人からの評価や周囲の人の表情を伺ってばかりいても、楽しくなく、疲れるだけの時があるはず。
それらを全く気にしなくなるのも問題ですが、たまには本当の自分を解放してみて、自分がやりたいように動いてみるのもいい方法です。
自分で楽しさを見つけられることで、他人へ異常な優しさをかけたりすることがなくなってくるでしょう。
改善方法2. 本当に相手の為の優しさなのか考える
人のことを助けようとしたり、協力してあげることはいいことです。
しかし、それが本当の優しさといえるものなのか、相手のためになるのかということを一度冷静に考えてみましょう。
相手からするとただのお節介に思えてしまうことは、感謝されることもありません。何かしてあげたくなっても、堪える我慢が時には必要になります。
改善方法3. 人を疑うことの大切さに気づく
この世の中にはいろいろな人がいて、お人好しな人に対して甘い態度で接してくれない人も事実としています。
普段接する人全員を疑うべきではありませんが、あの人は怪しいかもしれないというセンサーを働かせることは大切。
コツコツ継続していくことで、自分を騙そうとする人を見分けられるようになっていくでしょう。
改善方法4. 他人を頼る
いつも他人に頼られてばかりで、文句も言えず、気がつけば多量の仕事に囲まれていて、辛い思いをしたことがある人も多いでしょう。
そんな時のために、他人に頼って、仕事を任せてみるということを覚えておきましょう。
他人を頼ることを覚えれば、自分で抱え込みすぎてパンクしてしまうということは避けられるため、おすすめの直し方です。
改善方法5. 依頼された内容が少しでも嫌だと感じたら断る
なんとなくダラダラしてしまう状況をやめたいのであれば、まずは断る勇気を持ちましょう。自分にはできそうにないと感じたり、明らかな悪意を感じる時は、その人に意見を主張するべきです。
普段何もいわない人がいきなり断ったら、びっくりされて、意外とすんなり聞きれてくれることも十分考えられます。
お人好しになりすぎていないか、判断してみてくださいね。
お人好しの特徴や、損すること、得することについてご紹介しました。お人好しな人は優しく、頼ってしまう安心感がありますが、頼られる側からしたら、辛い気持ちを抱えていることもありますよね。
魅力的な部分も多いため、何が何でもやめるべきではありませんが、損することが嫌であれば、思い切ってやめてみるのもいいでしょう。
この記事を参考にしていただき、より優しくて素敵な人になってくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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