母親が嫌いな人へ。子供でも大人になってからでも嫌いになる心理&上手な付き合い方とは

母親が嫌いな人へ。子供でも大人になってからでも嫌いになる心理&上手な付き合い方とは

あやな 2022.04.06
大人になっても母親が嫌いな息子や娘は少なくありません。今回は母親が嫌いな人に向けて、母親が嫌いな心理から、子供が嫌いになる母親の特徴を原因と合わせて解説!さらに母親が嫌いでイライラしてしまう人が母親と上手く付き合う方法や、母親を許そうと思ったきっかけまでレクチャーします。

苦手な実母を許そうと思うようになる3つのきっかけ

強い嫌悪感は、そう簡単に払拭できるものではありません。よく「時間が解決してくれる」と言いますが、何年経っても母親を許せないという人もいるでしょう。

その一方で、絶縁状態から親子関係を修復できたという人もたくさんいます。母親に歩み寄ろうと思うにはきっかけが必要となりますが、関係修復ができた人々はどんなことがきっかけとなることが多いのでしょうか?


きっかけ1. 身体が弱り、介護が必要な状態になった時

男性に負けないほどのたくましさを見せていた母親でも、年齢を重ねればどんどん老いていくもの。身体が弱るのはもちろん、精神的にも弱くなりやすい特徴があります。

そんな母親を支えるのは子供の役目。介護が必要なまでに弱り切った姿を見て、今までの怒りも雪解けのように自然と消えていく人は多いでしょう。

例え頑固だった母親でも、介護をしようとしてくれる我が子を目の前にすれば、きっと素直に話を聞いてくれるようになるはずです。


きっかけ2. 母親が大きな病にかかってしまった時

突然の大病は、患った本人だけでなく家族にも大きな不安を与えます。「お母さんにもう会えなくなるのでは?」と思った瞬間に、今までの憎しみが嘘のように和らいでいくこともあるでしょう。

そんな時こそ、母親に歩み寄るチャンスです。なかなか素直になれなかった人でも、母親の死が身近なものになると、きっと話をしてみようという気持ちになれるでしょう。


きっかけ3. 母親に感謝の気持ちを持つことができた時

母親の存在は当たり前すぎて、感謝しなければならないと分かっていても何を感謝すれば良いのか分かりませんよね。しかし、実際に自分が親の立場になってみると、急に実感がわくようになってきます。

女性であれば、同じ母親となってみた時の大変さ。男性であれば、家庭を守ってくれる妻のありがたさ。それらを肌に感じることで自分の母親への感謝を感じ、今までのことを許す気持ちに進めるようになるでしょう。


お母さんが嫌いと思ったら、一度冷静になって考えてみて。

「嫌よ嫌よ好きのうち」とよく言ったもので、母親嫌いも母親を愛するあまり顔を出す感情と言っても過言ではありません。「自分を認めてほしい」「愛してほしい」という気持ちが強いあまり、時として嫌いになってしまうこともあるのです。

しかし、一度こじれた関係は、親子でもそう簡単に修復できるものではありません。時には距離を置いたり、歩み寄るまでに時間がかかったりすることもあるでしょう。

憎い母親を許すには勇気もいりますが、大変な思いをして育ててくれたのもまた母親です。難しい言葉は必要ないので、まずは「ありがとう」という言葉から始めてみてはいかがでしょうか?


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