婿入りとは?婿養子との違い&婿入り婚のメリット・デメリットを解説

yukimi 2019.09.09
婿入り婚を考えている男性へ。今記事では婿入りで起こる変更点やメリット、デメリットから、婿入り婚をする際の注意点や親に反対された時の解決法まで詳しく解説していきます。幸せな結婚生活を送るためにも、ぜひ婿入り婚に関する知識を深めてくださいね!

婿入りならではの善し悪しは?気になるメリットやデメリット

婿入りのメリット デメリット

男性が結婚後に女性側の家に入る婿入りには、嫁入りとは異なる特徴がたくさんあります。

特に長男である場合、婿入りには様々な壁も生じます。

婿入りならではのメリットとデメリットを理解した上で結婚することで、後悔のない納得のいく婿入りができるようになるでしょう。


婿入り婚をするメリット

まだまだ嫁入りの方が一般的である中で、婿入りのメリットはあまり広く知られていません。

しかし男性が婿入りをすることで、妻を嫁として迎えるよりもメリットが受けられる場合があります。

以下ではまず、婿入りのメリットをご紹介しましょう。


メリット1. 相手の家庭に男性が居ない場合、手厚く迎え入れてくれる

相手の女性の家が女姉妹しかいない家である場合、相手の女性の家族にとってはお婿さんが長男のような存在です。

そのため、婿に行くことで手厚く迎え入れてもらえる可能性があります。

特に義理の父に当たる妻のお父さんは、仲間として婿の男性と付き合ってくれるでしょう。

婿入りする場合、後継ぎとして妻の両親に迎えられることもありるため、後継ぎとして婿に行く場合も息子として大切に扱ってもらえるでしょう。


メリット2. 世間で言われる嫁姑問題が起こりにくい

婿入りは嫁姑問題が起こりにくい

妻の女性が嫁入りしてくる場合、どうしても嫁姑問題が起こる可能性もあります。自分の母親と妻の関係が悪化すると、男性にとってもストレスになることが多いです。

しかし、男性が婿入りすることによって、妻と自分の母親の板挟みになる場面がなくなります

婿入りは嫁姑問題を予防し、夫婦間のストレスを軽減させる効果が期待できます。


メリット3. 婿入りだけなら、義両親への扶養義務が発生しない

男性が女性の家に入ることになる婿入りですが、婿養子とは異なり比較的気楽ではあります。

養子として迎えられる婿養子とは異なり、婿入りは義理の両親に対して扶養の義務が発生しないのです。

そのため婿入りは婿養子よりも気楽に夫婦生活を過ごせます。


婿入り婚をするデメリット

多くのメリットがある婿入りですが、もちろんマイナスな面も存在します。

婿入りをすることによるデメリットを理解することで、より幸せな結婚ができるようになるでしょう。

ここからは婿入りのデメリットをご紹介します。


デメリット1. 一人息子の場合、跡継ぎ問題が生じる

婿入りのデメリットは一人息子の場合跡継ぎ問題が生じる

特に女姉妹だけの家や長女との結婚の場合、男性を長男として迎え跡継ぎにしたいと思っている可能性はあります。一方で、男性側の家が跡継ぎとして男性に残って欲しいと思っている場合も。

男性が婿入りをする際、双方の家の後継ぎ事情が関わってくることがあるということを覚えておきましょう。

双方の家の事情を考え、後継ぎに関する問題を解決することで、円満な婿入りができるようになります。


デメリット2. 自分の苗字を変える必要がある

まだ結婚して苗字を変える男性が少ない世の中で、婿入りをして苗字が変わることに抵抗を覚える男性は少なくないでしょう。

結婚の際に女性側が男性側の苗字に変えることの方がまだまだ一般的です。

男性が妻の苗字に変えるケースはほとんどありません。

婿入りをして苗字を変える男性は、苗字が変わることによって起こる変化を事前に予想しておく必要があります。


デメリット3. 義両親などに対して肩身が狭い

女性が嫁入りをした後に嫁姑問題が起こることがあるのと同様、男性が婿入りをした場合は義理の両親との関係性に悩むリスクが発生します。

婿入りをする場合、義理の両親に対して気遣いをしなければならなくなることがあります。

結婚する際には、相手の両親といい関係を築く努力も必要です。適切な距離感を探り、良好な関係を築けるよう工夫しましょう。


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