【器用貧乏診断】器用貧乏な人の意味や特徴、向いている仕事を解説!
要領がいい「器用貧乏」の正体に迫る
よく聞く「器用貧乏」。
良い意味なのか?悪い意味なのか?言葉の中でも、意味さえ知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「器用貧乏」の意味から特徴やキャラ、器用貧乏から抜け出す脱出方法まで詳しく解説します。
器用貧乏についての理解を深めて、あらかじめ対策できる状態にしておきましょう!
「器用貧乏な人」とは?意味は?
「器用貧乏」とは、いろいろなことが器用であるために、なんでもこなしてしまう人のことです。
一通り行うことができますが、これといって秀でたものがあるわけでなく、手にかけるものどれも中途半端になってしまうと言うことを表す言葉です。
せっかく器用にこなせるのに、実際は秀でたものがないため、どちらかと言うと悪口のような印象を受けるかもしれませんが、実際には、良い意味でも悪い意味でも使われる言葉です。
傾向としては、ひとつのことを極めずに終わる傾向があるので、成功させるには叱咤激励が必要なタイプの人と見られることがあります。
あなたも診断!器用貧乏な人の9つの特徴やキャラ
「器用貧乏」かどうか診断してみましょう。本当の意味を知らずに使っている言葉は意外と多いものです。
「器用」と「貧乏」で成り立っているこの言葉は、良い意味なのか悪い意味なのか、どんな性格の人を含む言葉なのかを取り上げていきます。
特徴1. 何事も好き嫌いがなくストレスなくこなせる
「器用貧乏」な人は、好きとか嫌いとか好みをださないので、基本的な好き嫌いはありません。
そのため、周囲からの依頼や、やらなければならないことを一通りこなしてしまいます。
頼まれたことを簡単に引き受けてしまう傾向があるため、一般的な取引では受け付けないものでも、ストレスを感じることはなく行います。
しかし、無理な依頼だと思われるものでも、損得考えずに受けてしまうことが「貧乏」に表されているキャラのかもしれません。
特徴2. 争いごとが好きではなく、勝つことに執着心がない
器用貧乏の人は、勝つことに執着心がないので、争わずに収める方法を考えてしまいます。
一般の企業では昇進や降格などを考えながら仕事を進めますが、「器用貧乏」の人の場合は、争ってまで進めようとしません。
ある程度の知識を持ち合わせていたり、容量の良さや明晰な頭脳なども持っていますが、人を押しのけてまで進もうとはしないキャラになります。
特徴3. 人からお願いごとをされたときに断るのが苦手
「器用」と「貧乏」の中でも、雑用や細かい仕事を頼まれると、引き受けてしまうことがあるのは、「貧乏」に含まれること。
自分の仕事をこなし実績を積んだり、成功させたり、するには程遠いことになります。
集中してやらなければならないことを考えても、実績や成功を考えたら細かな仕事を行なっている時間はないのです。
ところがこの場合、細かな仕事を受けても、それで給料が上がるわけでも収入が増えるわけでもありません。
しかし、損得関係なく他の人の役に立てるのであれば、自らの力を貸してしまうのが器用貧乏な人の特徴といえるでしょう。
特徴4. 柔軟性が高く、何事も習得するのが早い
「器用貧乏」は、柔軟性が高いと言う特徴もあります。そのため、容量よくさまざまなことをこなします。
ビジネスシーンでは、自分の責任のある仕事以外を行うことも必要な時がありますが、柔軟性の良さを発揮し、優先順位を考えながらそつなくこなしてしまうでしょう。
それが、一般の仕事でなくても、スキルアップ等の資格取得や、起業、マーケティングなどに関しても、短期間に習得してしまいます。
しかし、ある程度簡単になんでもこなしてしまうという傾向があるため、「器用貧乏」なタイプと診断されるので、細かな仕事でも引き受けてしまうわけです。
特徴5. 飽き性で、同じことをずっとやることが得意ではない
「器用貧乏」の特徴でもある、飽き性で執着心がない特質は、関心を示したことにすぐに始めてしまいます。
特に、プライベートで多種多様な趣味をやり始めますが、始めて見るとなんとなくできてしまうのです。
できないとか難しいと感じないので、できるようになるまで練習したり、うまくいかないから頑張ってみたりと言うことは少ないもの。
絶対にやってやる!という執着心がないまま、できてしまうことが飽きっぽい性格に繋がっています。
特徴6. 大きな弱点はないが、大きな強みがない
「器用貧乏」の特徴は、ひとつことで大成できませんが、マルチプレイヤーとして成長していくというメリットもあります。
好奇心旺盛で飽き性と診断されますが、幅広い分野での経験や知識があるります。さまざまな分野に触れてみると、その広さゆえに得られるものも多いのです。
また、器用貧乏な人の特徴として、仕事を覚える速度も速く、さまざまなスキルや知識を身に付けることができます。
特定の分野で成し遂げることはなくても、企業で活躍でき、多くの知識や能力を身に付けているためマルチプレイヤーとして活躍する人も多いようです。
特徴7. 好奇心が旺盛で幅広い趣味を持っている
好奇心が旺盛な「器用貧乏」は、新たなチャレンジや趣味を増やしており、幅広い趣味を楽しみます。
この場合、好奇心があっても不器用でこなせないと、すぐに諦めてしまいますよね。ですが、好奇心があり器用にこなす人ほど「器用貧乏」になってしまうのです。
しかし、成功するためには、この好奇心がなければなりません。
これが、投資の世界であれば、好奇心旺盛な「器用貧乏」が手を出すと、良い時はかなり良く、悪い波に乗ると損害を受けると言うケースになってしまうのです。
さらに、この好奇心は、新しいことに飛びつくので失敗することのハイリスクも考える必要があります。
所属コミュニティも多いので、交友関係が広い傾向にある
幅広い趣味や資格取得などを経験しているので、コミュニケーション能力も高いことで知られています。
良くも悪くもあっさりした性格は、周囲の人々に好印象となっています。
人の気持ちの動向、場の雰囲気、知らない分野の話題でも、コミュニティーを生かした対応がで切ることが魅力です。
ビジネスで言えば、取引先の業者やドライバー、プライベートでも深い付き合いのない人、近所の人や挨拶を交わすような人とも、自然な会話できると言う特技を持っています。
特徴8. 金銭感覚に疎く、お金を稼ぐことにあまり欲がない
「器用貧乏」な人が「貧乏」と呼ばれかねないのは、人を出し抜いてまで出世したいという気持ちを持っていないからです。さらに深ぼると「欲があまりない」と言うことでしょう。
欲がないので、お金がないなんて!稼ごうという気持ちが控えめです。また、そのための目標を立てて、達成しようという強い意思もかけています。
金銭や出世より誰かのために何かする、人を助けることを優先にします。
出世する事がなくても問題なく、大儲けも関心がないと診断されてしまうのです。
特徴9. 要点を理解し、行動することまでが早い
「器用貧乏」の「器用」は、高い能力です。
これは、いろいろなことをこなせる、行動することも早い「高い能力」を指しています。
ただし、この場合も幅広い範囲で活躍するため、ひとつの能力に特化しません。
とはいえ、「器用」なため要点やコツをつかむことが「早い」という特徴もあります。
専門性も磨く努力をすることで、「器用貧乏」の「貧乏」キャラではなくなることも多いのです。
器用貧乏を脱出する5つの方法!突き抜けて結果を出すために必要なこと
器用貧乏には、さまざまなメリットがありますが。上記であげてきたようにネガティブと思える部分があります。
ここからプラスになるために「器用貧乏」から脱出する5つの方法を紹介します。
方法1. やるべきこと、やらないことを明確に切り分ける
優先順位は「やるべきこと・やらないこと」を明確に切り分けることです。
上記を遂行するためには、自分でできることであっても、「やるべきこと・やらないこと」を決める必要があります。
さらに、やらないと一度決めたことは、その理由を明確にしてしっかりと断る勇気も必要です。
「やるべきこと・やらないこと」の極めるべき方向をしっかりと決めたなら、それに従います。
そうすれば、スキルの習得、キャリア・実績の形成に、徹底的に時間を十分に用いることができます。
方法2. 他人からのお願いごとを断る勇気を持つ
安請け合いはしないことが、器用貧乏の人、もしくは器用貧乏タイプと思う人は厳守することがおすすめなポイントです。
性格的に、仕事を受けてしまうことがあるとしても、まず優先順位、そして決めた仕事以外は断ると言うスタンスを崩さないようにしましょう。
他の人の仕事の受け方、引き受ける量(引き受け過ぎない)ことがポイントです。
あくまでも、自分の仕事がメインにするために他の人からの依頼を断る勇気も必要です。
方法3. 新しい価値観やワンランク上の人間と触れ合い、視点をあげる
視野を広げましょう!好奇心はありますが、野心に欠けるため「何かの分野でトップになる」ことを目指しましょう。
これこそが、「器用貧乏」からの脱出方法なのです。
例えば、ハイレベルなことでなくてもOKです。「チームで一番、社内の知り合いがいる」「お客様相談窓口の経験がある」、「企画書の下書きが作りが一番早い」等を目指してみましょう。
方法4. お金を稼ぐ仕組みを考えることに集中する
お金を稼ぐ仕組みを考えることに集中しましょう。
そのためにも、「儲かる戦略」と「仕組みを構築」に分けて必要な資料を集め、仕組みを考えることに集中します。
もし、現在経営者や経営幹部、個人事業主、起業を考えている場合であれば、まず「経営戦略」や「仕組み」の大切さを実感して進めましょう。
また、「テクニック」や「スキルの探求」を同時に進めましょう。
方法5. 1つのスキルを徹底して鍛え上げる
これも「器用貧乏」を脱出する方法になり、「何かを極める努力をする」ことが重要です。
何か1つの特別なスキルを保つためには、1つのことにゆっくりと時間をかけることが大切です。
とにかく、集中することですがあるのです。
「器用貧乏」の人は、ある程度の努力で満足してしまう習慣があります。そのため、超えられない壁を持っているのです。
その壁を突破し「器用貧乏」を脱出するには「努力」が必要です。これは、最大の強みになって行くでしょう。
器用貧乏の人が向いている仕事
一見デメリットかと思えるような「器用貧乏」のデメリットでも生かすことのできるものがあります。
ここでは、「器用貧乏」な人に向いている職種や仕事を紹介します。
仕事1. 幅広い知識が必要なコンサルタント
「器用貧乏」な人に向いてる仕事にはよく、「コンサルタント」が挙げられます。
このコンサルタントの業務は、多彩な業界の企業に対して、経営のアドバイスをするのが中心です。
そのため、幅広い知識が必要で、一般的にコンサルタント業務であれば、独自の勉強で各業界の知識を得ていかなければなりません。
コンサルタントは、各業界、各企業スタイル、各仕事に関する知識が必要ですが、すでに様々な業界の知識を得ているのが器用貧乏なのです。
仕事2. 器用さが活躍する営業事務
要領よく仕事をこなすことが求められる「営業事務」などの事務職は、器用貧乏な人にぴったりの仕事と言えます。
器用貧乏な人に向いている理由としては、「事務職」はたくさんの書類、お客さまから業者、社内書類など、幅広い仕事があるからです。
これらを要領よくこなすのが、事務職でありスピードも必要です。次々と捌く能力が重視される職業です。
幅広い知識がある器用貧乏の人なら、事務職の仕事をこなし、会社としても貴重な人物となるでしょう。
仕事3. 全体を把握し、チームの指揮を執るディレクター
チームの指揮をとるディレクターは、各プロジェクトやチーム全体を把握し企業や業界を牽引して行く仕事です。
器用貧乏な人に向いてる仕事のひとつです。
ディレクターは、コミュニケーション能力を必要とし、急なトラブルへの対応力などが求められます。
各プロジェクトやチームの中には、器用貧乏な人の広い視野・柔軟性・交友関係を活かし、各ポジションへ仕事を指示しながらゴールへ向かいます。
仕事4. 複合的な視点が生きるマーケティング
「器用貧乏」な人におすすめな仕事として、複合的にマーケティングを行う「マーケッター」です。
幅広い視点で物事を考え、市場を予測することができるのは、幅広い情報を集めているの器用貧乏に向いている仕事でしょう。
マーケッターは、市場の動向、消費者、商品、アイディアを提案します。
マーケッターは市場の変化を読む力が必要なため、器用貧乏のさまざまな業界での経験が役立ち、マーケティング能力を培うケースが多いです。
仕事5. 高い処理能力を求められる総務
高い処理能力を必要とする「総務」は、スケジュールが立てられないタイプは向いておらず、器用貧乏の人に得に向いている仕事と言えるでしょう。
総務は、企業における何でも屋のようなところで、さまざまな仕事を行い「書類の作成、電話対応、来客応対など」が中心です。
経験豊富で幅広い視点をもち、高い処理能力、柔軟性、視野の広さなどが求められます。
基本的な能力を保持しているので、企業でも高く評価されます。
何でもこなすことができるため器用貧乏な人に向いてる業務といえるでしょう。
「器用貧乏」の強みを生かしてみて
さまざまな知識を持ち、幅広い人脈などがあるのに、一般的にマイナスに考えられてしまう「器用貧乏」。
しかし、器用貧乏な人だからこそできる仕事があります。
そのため器用貧乏の特徴となっているのは、すべて仕事に生かすことができるものです。
器用貧乏かもしれないと思いつつ、ネガティヴに考えてしまうよりも、幅広い仕事がこなせると正しく理解し、アピールしていきましょう。
【参考記事】はこちら▽
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