退職祝いで人気のプレゼントランキング。手紙や熨斗の気になるマナーも解説!
難しい退職祝いのプレゼント、その悩みを解消しましょう。

結婚や転職、定年など職場では様々な理由で退職される方がいると思います。これまで一緒に頑張ってきた仲間や、友人が仕事を辞めることになったと聞いた時、新しい人生のスタートを気持ちよく祝って送り出してあげたいですよね。
そこで今回は、一般的な予算や贈る時のマナーも含めて、退職祝いに相応しいプレゼントを世代別、性別、金額別にランキング形式でご紹介します。
1ページ目は渡す際のマナー。2ページ目はおすすめのプレゼントをランキング形式で紹介します。
退職祝いにおすすめのプレゼントを見たい方は2ページ目をどうぞ。
退職祝いのプレゼント予算&熨斗や渡し方の決まりとは。

同僚の退職であれば3,000円〜5,000円、上司であれば10,000円以内が一般的に多いそうです。しかしながら、相手との関係性や職場で連名で贈る場合など様々考えられるので、まずは、一緒に働いている先輩や同僚と話してから個人的に贈るのか、みんなで贈るのかを決めても決して遅くはありません。
退職祝いのプレゼントを選ぶ時に注意すること&マナー

プレゼントをする時に迷う熨斗(のし)ですが、退職祝いに必須でしょうか。礼儀正しく贈りたい方必須の正しい贈り方をご紹介します。
退職祝いは熨斗(のし)を付けましょう
上司や定年退職をする方へは目上の人間に当たりますので、格式を考えれば熨斗(のし)を付けるのが一般的です。
水引は紅白の蝶結び(=花結び)が基本(熨斗紙に印刷されている場合は、赤と銀または赤と金)。
※結婚退職の場合は“結び切り”を選んでください。
表書きは感謝を伝えたいなら「御礼」がおすすめ。その他には「謹呈(きんてい)」もあります。これは“謹んで差し上げる”という意味で“相手に敬意と礼儀正しさを表す言葉”です。
逆に仲の良かった仲間や同僚に個人的に贈る時、または有志数名で贈る時はカジュアルに熨斗は無くても構いません。
仲が良くても熨斗をつけることは悪いことではないので、相手との関係性を考えつつ、迷ったら熨斗を付けるという認識でいれば失敗はありませんよ。
プレゼントを渡すタイミングは?
同僚などと連名で贈るなら送別会の席がベストでしょう。タイミングが合わず最終出社日に渡すなら、職場から持ち帰る荷物の多いこともあるので「かさばるもの」や「重いもの」は避けるのが大人としてのスマートな振る舞い。
個人的にプレゼントを渡す時の“配慮”も忘れずに

特にお世話になった直属の上司や先輩方へ個人的に贈ること自体は問題ではありません。しかし、贈り物を用意していない職場仲間などが気まずい思いにならないように、タイミングをみて他の人の目に付かないように渡しましょう。
《注意!》退職祝いでNGなプレゼントもあり
退職祝いに限らないことですが、目上の方へ贈るのにふさわしくない品物として、下に身に着けるものや踏みつける物が挙げられます。具体的には、靴下や下着類、靴など。昔からの慣習を気にする方もいらっしゃいますので避けるのが無難と言えます。
退職のときに花を贈る際のマナー

当然ですが、華やかな種類の花を選びましょう。退職する最終日や送別会で渡すことが多いため、持ち帰りやすいタイプを選びましょう。
花の予算は5,000円から10,000円と言われていますが、グループで渡すなら一人500円〜1,000円の予算×人数で考えましょう。
贈り物をたくさん持って帰らなければならないため、持ち帰りやすいように袋を用意するのを忘れずに。
退職祝いで手紙やメッセージを贈る時の書き方のポイント

これまでの活躍やお世話になった感謝の気持ちを伝えるには、言葉やプレゼントだけでなく手紙やメッセージカードも一つの手。
でも、いざその瞬間になったらどう書いていいのかわからないのでは?
ポイントは以下の3点
- ① 感謝や活躍、労いの言葉
- ② 寂しさを伝える
- ③ 次の活躍やチャレンジ、新しいライフステージの応援
この3点入れましょう。では1項目づつ詳しく解説します。
① 感謝や活躍、労いの言葉
まずは、これまでお世話になったことへの感謝、共に働けた喜びの気持ちを書きましょう。定年退職であれば、これまで会社一筋で勤め上げたことへの労いもあるといいですね。一緒に働いた時間を簡単に振り返り、感慨深い内容を意識してみて。
② 寂しさを伝える
もう一緒に仕事ができない、などの寂しさをストレートに書きましよう。でも相手が転職を伴うに退職の場合は、無理に引き止めるような内容は避けて。あくまでも、相手の存在感の重要さを伝えつつ寂しさを書き記してくださいね。
③ 次の活躍やチャレンジ、新しいライフステージの応援
最後は前向きな言葉で締めるのがセオリー。新しい人生のスタートに対して、心からの成功や充実を願う文章が最適です。もしくは、新しい環境への不安や希望の気持ちを抱いていることも考えられるため、励ましや応援の言葉で結ぶのもOK。
参考になる例文のサイト
KDDIの電報サービスのサイトに短い文例があります。相手の住所が分かる場合は、後から電報を使ってメッセージ(祝電)を贈ってみてもいいですね。詳細はコチラ。
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