雨の日ディズニーをマニアが攻略。ランドとシーの悪天候日の楽しみ方とは
ディズニーは雨の日にこそ、楽しめる。
待ちに待ったディズニーの日、雨の日だと落ち込みますよね。特に梅雨の時期のディズニーはなかなか酷な天気ばかり。
念入りに準備して仕事も休みを取ったのに、彼女とのディズニーデートのため服もわざわざ買ったのに、友達複数人で行くためにみんなで予定を合わせたのに、「なぜ雨が降るんだー!」と悔やまれる方が多いでしょう。でも、安心してください。夢の国は、雨の日でも楽しめます。雨の日ならではのディズニーの楽しみ方があるんです。今回は数ある楽しむ方法の中から、ディズニーマニア抜粋の楽しみ方を「ランド/シー」それぞれ3つずつ厳選してお届けします。
まず、雨の日ディズニーは「ランド」と「シー」のどっちが正解?
雨の日ディズニーの場合、多くの方がディズニーシーをおすすめしています。基本的な理由は2つ。
① ディズニーシーは雨の日でも通常営業の確率が高い
ディズニーシーはランドに比べて屋内で完結するアトラクションが多いです。ビッグバンドビート(通称:BBB)といったシアター施設はもちろん、インディー・ジョーンズやタワー・オブ・テラーなどの人気アトラクションも問題なく営業しています。対してディズニーランドは、ビッグサンダー・マウンテンやスプラッシュ・マウンテン、ジャングルクルーズをはじめ、主要アトラクションが雨天の影響を受けやすい屋外設計になっています。
② シーのショーは、“比較的”雨に強く、中止になりにくい
「あくまでディズニーランドと比べて」という話ですが、シーのド真ん中であるメディテレーニアンハーバーで行われるメインのショーは、もともと水上ショーであるためか、“比較的”雨に強く中止になりにくい傾向があります。雨天の場合には、簡易版の雨バージョンで開催することも多々。「雨の日だけどショーは変わらず見たい!」という方はシーを選ばれると良いのではないでしょうか。ただし、風の影響はもろに受けやすいので、強風の日には注意が必要です。
と、雨の日ディズニーでランドよりもシーがおすすめされる理由を述べてきましたが、極論を言ってしまえば、どちらに行っても雨の日ならではの楽しみ方は可能です。「あなたが行きたいのはランドか?シーか?」で選んでみてください。「ランドに行きたいけど、雨の日だからシーに行く」といった投げやりな感情より、心から楽しめる方を選ぶ!という気持ちが大事。雨の日はアトラクションが休止したり、ショーが雨天中止になったりと、思わぬアクシデントが多発する分、テンションを上げて前向きで楽しめるパークに行くのが正解です。
それでは、本題の雨の日ディズニーの楽しみ方をご紹介しましょう。
雨の日のディズニーランド(TDL)の楽しみ方3選
1. 雨の日の特に混雑していない時間を狙って、アトラクションに乗りまくる
雨の日は当たり前のように来場者数が減少します。特に、梅雨時期の6月は1年で最もディズニーランドが空いている月。混雑している日は60〜150分とか並ばないと乗れないスプラッシュ・マウンテンが15〜30分で乗れてしまうことだってあります。
夜まで一日中雨予報の日は、夕方になるとパーク内がガラガラになってしまうなんてざらにあること。このタイミングでアトラクションを狙いに行くと、カリブの海賊が5分待ちだったり、ミッキーの家が10分待ちだったり、アトラクションのゴールデンタイムに遭遇できますよ。屋外アトラクション(ビーバーブラザーズのカヌー探検、スタージェットなど)に乗れない可能性は高いですが、普段乗らない屋内アトラクションや施設に行ってみるのも新鮮で楽しいディズニーな一日に!
2. ワールドバザール『ペニーアーケード』で遊び尽くす
ペニーアーケードの意味は英語で「ゲームセンター」。ワールドバザールに入ってすぐ右手にあります。古き良きゲーム機がずらりと並び、昔ながらのゲームが10〜100円で遊べてしまうのです。
例えばミニゴルフがあったり、占いのおばあちゃんがいたり、自転車で競争したり、ここにいるだけでも1時間は楽しめます。他のゲスト(お客様)はアトラクションに向かってしまうので、ほとんど知られていない穴場スポット。
その他に、ビッグサンダー・マウンテンのすぐ隣りにある『ウエスタンランド・シューティングギャラリー』も、おすすめの体験型アトラクションです。
ライフルで的を狙い撃ちする人気スポット。その時々で変わるラッキーな的を打つとドナルドの金バッチ、一発も外さないで10発中10発で的を撃ち抜くと銀バッジがもらえます。雨の日ディズニーの勲章になりますよ。1回200円、トライしてみて!
3. 雨の日しか見れない“限定パレード”を楽しむ
ディズニーランドでは、雨でエレクトリカルパレード・ドリームライツ(通称:Eパレ)が休演してしまった時に開催する雨の日限定のミニパレード『ナイトフォール・グロウ』があります。Night(夜)+fall(雨)+Glow(輝き)=「光の輝きが降り注ぐ夜」という、まさにディズニーらしい魔法のようなネーミングですね。大雨や強風の場合はこの限定パレードも中止になってしまいますので、見れた方はものすごくレア。
通常の昼パレード(現在だとイースターパレード)は少しの雨なら、ミッキーたちがカッパを着る演出をして盛り上げてくれます。小雨&弱風だったら、問答無用でディズニーランドのパレードを楽しみに行ってくださいね。
雨の日のディズニーシー(TDS)の楽しみ方3選
1. 雨の日限定のグッズをGET
ディズニーにはポンチョやレインコート、長靴をはじめ、雨の日にしか販売しないグッズが多数あり、こちらはディズニーランドでもシーでも販売されています。ディズニーに行く日がたまたま雨の日だったら、逆にラッキーかもしれません。
また、ディズニーシーのアラビアンコーストにある『アブーズ・バザール』では、ゲームをするともらえる景品のピンバッジがあり、こちらが雨の日限定デザインに(デザインや配布条件などは変更になる場合もあります)。雨の日ディズニー限定のレアアイテムを手に入れて!
2. いつもは優先しないシアター施設や遊び施設をフル活用する
先述した通り、ディズニーシーは、ランドよりもシアター施設(ビッグバンドビート、マイフレンドダッフィーなど)や遊び施設が充実しています。中でもマーメイドラグーンエリアにある屋内で海の世界を楽しめる『アンダー・ザ・シー』は、レストランやショップ、アトラクションとあらゆる施設が揃った雨の日の人気スポットです。
最近リニューアルしたアリエルのシアターショー『キングトリトンのコンサート』をゆったりと楽しんで、『セバスチャンのカリプソキッチン』で美味しい「ホタテクリームコロッケサンド」を食べて、『アリエルのプレイグラウンド』へ。ここはアリエルのお気に入りの場所で、楽しい道具や不思議な仕掛けがいっぱい。例えば、船の帆が左右に張られている場所があるのですが、ここは大人もつい左右にボヨンボヨンと弾けてしまいたくなるファニーなスポットです。キャストが遊び方の書かれた「探険マップ」を配布しているので、ぜひ手に入れて自分の好きなスポットを見つけてみてくださいね。
3. 雨の景色が幻想的なシーで、インスタ映えする一枚を
雨の日のディズニーシーは、非現実的な景色が広がります。特に雨の日の夜は幻想的で、インスタ映えするフォトジェニックな写真を撮影できます。例えば、SSコロンビア号やプロメテウス火山を水溜りに反射させて、まるで逆さ富士のように綺麗に写せば粋な一枚に。雨の日は光が反射しやすいので、メディテレーニアンハーバーにあるホテルミラコスタの夜景もいつも以上に特別なワンシーンに様変わりしますよ。
鉄板のカストーディアルアートは、ランドでもシーでも楽しめる
ディズニーランドとシー、どちらのパークにも共通しますが、雨の日や雨上がりには、カストーディアルキャストという掃除キャストの方が、ほうきでディズニーキャラクターを描くパフォーマンス「カストーディアルアート」を見ることができます。キャストの方によって描くキャラクターが異なるので、誰が登場するかはお楽しみ!
最後に、雨の日ディズニー特有の持ち物やバッグとは
雨の日ディズニーの持ち物
通常ディズニーに行く際に必須の持ち物
・カメラ(iPhoneでも可)
・上着(昼夜で寒暖差があるため)
・ウェットティッシュ(ポップコーンなどを食べる場合)
・塗り薬系(夏場は日焼け止め、冬場は保湿クリーム)
・袋(記念に持ち帰りたいモノを入れる用)
に加えて、雨の日ディズニーは雨具が必須。
・レインコート、ポンチョ(パーク内でも購入可)
・長靴(スニーカーだと靴下が濡れて気持ち悪くなる)
・タオル(濡れたままだと、特に夜のディズニーシーは冷える)
傘は荷物になるので、一日中雨の日の予報の日のみ持参すると良いでしょう。
雨の日ディズニーにおすすめのバッグ
バッグは、ショルダーバッグよりもリュックサックがおすすめです。雨の日はタオルを含めて荷物が多くなりますし、雨が止んだときにレインコートをしまう可能性もあります。肩掛けバッグよりも容量の大きいリュックサックで行きましょう。ちなみに、トートバッグは両手が空かないので、雨の日は不向きです。
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楽しむ心があれば、雨ディズニーは最高の思い出になる
「晴れた日のディズニーはラッキー!」と言う方は多いですが、雨の日のディズニーも十分ラッキーです。
雨の日ディズニーは、今回選りすぐった以外にも様々なアレンジが可能。そうやってアレンジしたり、楽しみ方を探してみたりするのも雨の日ディズニーの新しい楽しみ方ですね。
大切なのは“楽しむ心”。ディズニーは、楽しもうとすれば最高の思い出が作れる場所です。混雑していない梅雨の時期や雨の日をあえて狙って、悪天候でしか体験できない雨の日ディズニーで存分に味わって!
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