女性で筋肉量38kgはけっこう多い?正確な計算方法や筋肉率の平均値も解説!
女性で筋肉量38kgはけっこう多い
「筋肉量を調べたら38kgだったけど、多いの?少ないの?」
ジムや体組成計で筋肉量を調べても、その数字をトレーニングに活かさないともったいないですよね。
そもそも筋肉量とは、体重から体脂肪量や骨量・内臓などを除いた分の重さのこと。
女性の筋肉量の平均は、およそ18.2kgです。そのため女性で筋肉量が38kgある場合は、かなり多いと言えるでしょう。
【参考記事】筋肉量の平均値を詳しく解説!▽
体重から体脂肪量と骨量を引いたもので計算される場合もあるため注意
「特に鍛えていないのに筋肉量が38kgもあるんだけど、この体重計はおかしい?」
もし、筋トレが趣味というわけでもなく心当たりがないのに、平均よりかなり重い筋肉量の場合は体重計のメーカーを確認してみましょう。
お使いの体重計がタニタの体組成計なら、他で計測するより重い筋肉量が表示される可能性があります。
多くの場合、筋肉量は体を動かすのに使う骨格筋を指し、筋肉率は骨格筋が体に占める割合の骨格筋率を表しています。しかしタニタの体組成計の筋肉量は、体重-(体脂肪量+骨量)で計算。
この方法で計算すると、心臓や消化器官も筋肉として含まれるため、除脂肪体重を2で割って求める骨格筋量よりも重くなるのです。
タニタの体組成計で計測した場合は、運動をあまりしていない人でも筋肉量38kgくらい出るかもしれませんね。
一般的な筋肉量の計算方法|筋肉率や除脂肪体重の算出方法とは?
除脂肪体重とは、人体を構成する筋肉・骨・脂肪・水分などから、脂肪を除いた体重のことです。体脂肪率が分かれば以下の2ステップで算出できますよ。
- 体重(kg)×体脂肪率=体脂肪量(kg)
- 体重(kg)-体脂肪量(kg)=除脂肪体重(kg)
また、筋肉率は体内の筋肉の割合のこと。筋肉率は、上記の除脂肪体重をもとに算出できます。
- 除脂肪体重(kg)÷2=筋肉量(kg)
- 筋肉量(kg)÷体重(kg)×100=筋肉率
【年齢別】女性の筋肉率の平均値と目指すべき目安を解説
ダイエットや筋トレの目安として使える筋肉率。筋肉率が高いと体脂肪率が低めで体が引き締まっていることになります。目安として自分と同年代の女性の筋肉率がどのくらいか把握しておくと良いでしょう。女性の年代別における筋肉率の平均は以下の通りです。
- 20代:39%
- 30代:37%
- 40代:33%
- 50代:30%
- 60代:26%
- 70代:23%
筋肉量は20~30代をピークに、年齢を重ねると減少していく傾向があります。筋肉量が減ると当然筋肉率も下がり、体がたるんでしまいます。
まずは現在の自分の筋肉率を調べることから始めましょう。その上で、筋肉率の平均を参考に適度なトレーニングをすれば、年齢を重ねても引き締まった体を保てますよ。
女性が筋肉量を増やすコツ|どうしたら筋肉率を高めることが出来るの?
計算してみたら筋肉率が低めだった場合、もっと筋肉量を増やしたいですよね。
以下では筋肉量を増やすコツを3つ紹介。
スクワットやレッグランジで下半身の筋肉を鍛える
下半身には「大臀筋」「大腿四頭筋」などの身体の中でも特に大きな筋肉があります。鍛えれば効率的に基礎代謝がアップしますよ。有酸素運動で脂肪を燃焼させる
筋肉率が低いということは、脂肪が多く運動不足なはず。毎日30分以上有酸素運動をして、脂肪を燃焼させましょう。タンパク質を毎日十分に摂る
タンパク質は、筋肉をつくる材料になる栄養素です。肉や卵、魚などのタンパク質が豊富な食材を意識して毎日摂りましょう。また、必要に応じてプロテインでタンパク質の摂取量を増やすのもおすすめです。
しっかり体を動かし食事に気を遣ってあげると、効果的に筋肉を増やせますよ。
【参考記事】効果的な筋肉の付け方を解説▽
女性で筋肉量38kgはけっこう多め。きちんと計算して判断しましょう!
タニタの体組成計ではない計測方法で、女性の筋肉量が38kgは多い方だと分かりました。
「筋肉を増やして引き締めよう」と、やみくもにダイエットや筋トレをするのは辛いので、筋肉量や筋肉率といった数字を把握しておくと目安になります。
これからも引き締まったスリムな体を維持するために、筋肉量や筋肉率などを定期的にチェックすると良いでしょう。
【参考記事】はこちら▽
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