逆三角形を手に入れる筋トレメニュー|三角筋・広背筋・腹斜筋を効果的に鍛える方法とは
逆三角形を作るために鍛えるべき筋肉は?
逆三角形の体型は1つの筋肉だけで作られるわけではありません。
三角筋、広背筋、腹斜筋、僧帽筋といった複数の筋肉で構成されているため、どの筋肉もバランスよくトレーニングしていくことが大切です。
ここでは、逆三角形を目指すために鍛えておきたい筋肉について、特徴を一つずつ見ていきましょう。
筋肉の部位1. 三角筋
三角筋は肩の先端あたりにある筋肉。逆三角形で言うと上辺の両端部分に当たり、この三角筋を鍛えると、肩幅が広くなり正面から見て大きくてがっしりした体型をアピールできます。
三角筋が関係してくるのは、腕を前後左右、水平、垂直に動かすときの動作です。日常生活で必要になる肩や腕の動きほとんどに関係してくるといっていいでしょう。
スポーツでは、腕を振る動作、投げたり持ち上げたりする動作などに影響してくるので、どのアスリートもパフォーマンスアップのために必ずトレーニングしておきたい筋肉です。
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筋肉の部位2. 広背筋
広背筋は肩甲骨の下辺りから腰にかけて、背中の両サイドにある筋肉。広背筋を鍛えることで腕のつけ根あたりから背中の中心にかけて盛り上がったようになります。
背中全体の面積が広くなるので、頼りがいのある大きな後ろ姿になりますよ。
広背筋は目の前にある物体を自分のほうへ引き寄せるときに使われるので、発達しているほど重いものを動かせるようになるでしょう。
水泳ではスピーディーに水をかけるようになり、レスリングや柔道などの格闘技では対戦相手をしっかり捕まえてコントロールしやすくなるので、これらのスポーツに取り組んでいる方は広背筋の強化を意識してみましょう。
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筋肉の部位3. 腹斜筋
腹斜筋は脇の下から骨盤の上あたりにかけ、体の横についている筋肉。腹斜筋はウエストを引き締めるので、体の両サイドが脇腹のたるみを感じさせないシルエットになり、広くなった両脇から腰にかけて直線的になっている美しい体つきになりますよ。
腹斜筋が関係してくるのは、上半身を前や横に倒したり、ひねったりする動作。また、内臓の位置を安定させ、息を吐くときにも関係するといわれています。
腰を軸とした上半身の動きがよくなるので、どのスポーツでもアスリートならしっかりと鍛えておきたい筋肉といえるでしょう。
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筋肉の部位4. 僧帽筋
僧帽筋は首筋から肩、さらに背中の中心を腰までかけて広がっているひし形の筋肉。僧帽筋が鍛えられると背骨に沿って筋肉が盛り上がり、首が太くて安定感を感じさせる体型になります。
主に肩甲骨の動作に関わってくる筋肉で、三角筋と連携しながら腕の動作をサポートする働きを持っています。また、首を伸ばすときの動作にも使われます。
僧帽筋も広背筋同様に発達していると物体を引き寄せる能力が上がるので、鍛えておくと日常生活で重いものを持つのが楽になりますよ。
スポーツでは、格闘技や重量挙げなどの選手が強化しておくと、パフォーマンス向上に繋がるでしょう。
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