運動後に体重が増加する原因は何?ダイエットの成果を出す対策方法を解説!
運動後に体重が増えすぎないコツ|効果的に痩せるポイントを紹介!
運動した次の日に体重が増加する原因は、体の正常な機能によるものから油断による過食まで様々。いずれにせよ、せっかく痩せるために運動しているのに体重が増えるのは悲しいですよね。
そこでこれから、運動後に体重が増えすぎないようにするコツをお教えします。効果的に痩せるポイントにもなりますので、参考にしてください。
体重が増えすぎないコツ1. 塩分のとりすぎに注意する
運動した次の日に体重が重くなってしまう原因は主に代謝の低下や水分不足のためですが、塩分の摂りすぎもその要因に。
体には塩分濃度を調整して一定にする働きがあるため、体内の塩分量が多くなるとそれを薄めるために水分を多く溜め込もうとする性質があります。
ただでさえ、エクササイズ後は汗をかいて水分量が減っているため、塩分濃度が高くなっている状態。塩分をとりすぎると代謝の低下と相まって、よりいっそう体に水が溜まってしまいます。
そのため、水分を溜め込んで体重を増やさないためにも、塩分の摂り過ぎには注意しましょう。
体重が増えすぎないコツ2. 脂肪燃焼に必要な運動量を計算する
水分を溜め込むなど、体の修復や自浄作用以外の原因で体重が増えていることが疑われる場合は、トレーニングのやり方を見直すことも大切。考えられる要因の一つは脂肪燃焼に必要な運動量や負荷に達していないからかもしれません。
一般的に脂肪1kgを消費するためには7200kcal必要と言われています。毎日ランニングなどの有酸素運動で240kcal分消費すれば1か月で1kg減る計算になりますが、これは現在、体重の増減がないことが前提。
体重が増え続けている場合などは、摂取カロリーが消費カロリーを上回っている可能性が高いため、もう少し運動量を増やすか食べるのを控えなければ痩せられないでしょう。
それらを詳しく調べるためには、まず計算式や体組成計などを用いて基礎代謝量を知ることが得策です。ほとんど体を使わないデスクワークなどの方は基礎代謝量を1.2倍したものが1日の消費カロリー量の目安となります。
例えば基礎代謝が1500kcalなら、1800kcalが日常生活で消費するカロリー量を加えた数値という感じ。後は1日の摂取カロリーを計算して収支を出せば、どれだけ運動しなければならないかがわかることでしょう。
体重が増えすぎないコツ3. 食事は低カロリー&高タンパクを意識する
ダイエットをする場合、できる限り摂取カロリーは抑えたいところ。そのため、運動後の体重増加の対策としても低カロリー食を心がけましょう。
また、基礎代謝がアップすればそれだけ消費カロリーが増えるため、高タンパクな食材も意識して取るようにしてください。筋肉が多くなれば基礎代謝量も増えますが、その筋肉の材料となるのはタンパク質だからです。
筋トレをする方はもちろん、たとえ有酸素運動しかしない方の場合でも、トレーニング中の筋肉減少を抑制するためにはタンパク質の摂取は重要となります。
おすすめの高タンパク食材は、赤身の牛肉や魚、鶏のささみや皮なし胸肉、豆類など。低カロリー食にするために、主食を米や麺、パンからオートミールや豆腐にするという方法もありますよ。
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体重が増えた原因を把握して、効果的にダイエットしていきましょう!
有酸素運動や筋トレをした翌日に体重が増える理由の多くは体の正常な反応のため、それほど心配する必要はありません。
ただ、食べすぎによる場合も考えられるので原因を究明することは大切ですし、何よりダイエットのために運動している方にとっては、理由にかかわらず体重が減らないのは悲しいことでしょう。
そんな場合は、ご紹介した解消法を参考にしてください。きっと良い結果につながるはずですよ。
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