転勤族な男性との結婚ってどう?結婚後に感じやすい悩みやメリットを解説!

椎名ゆり 2021.07.19
転勤が多い男性と結婚すべきか迷っている女性へ。今記事では、転勤族な旦那さんを持つ女性ならではの悩みから、結婚すべきか迷った時に確認したいポイントまで詳しくご紹介します。引っ越しが多いのは気がひけるとお悩みの女性は、ぜひ参考にしてみてください!

転勤が多い男性と結婚した女性ならではの悩み|どんな所が不満に感じてしまうの?

転勤が多い男性との結婚ってどう?

付き合っている彼氏から「今度転勤になるんだ。」と言われたら、戸惑ってしまいますよね。

転勤族の彼氏と結婚した後に、「こんなはずじゃなかった。」と後悔するのだけは避けたいところ。

そこで、転勤族の男性と結婚した女性がよく感じる悩みを紹介していきます。

具体的にどんな所に悩むことがあったのか、確認していきましょう。


転勤族と結婚した女性の悩み1. 単身赴任だと寂しい

単身赴任になると、夫と離れて急に一人暮らしになるので、孤独を感じやすくなるでしょう。一人で食べるご飯や、一人で過ごす休日は「結婚してるはずなのに独身みたい」と寂しくなります。

また、子どもと妻だけ残るパターンだとしても、休日に他の家族が家族でピクニックなどをしているのを見ていると、「うちはどうしてパパがいないの?」と子供から言われたりして寂しく感じることがあるかもしれません。

これは同様に、お子さん自身も寂しい想いをすることにも繋がります。


転勤族と結婚した女性の悩み2. 単身赴任だと浮気が心配

離れて暮らす夫の生活を全て知ることは難しいもの。

そのため、たとえ夫が単身赴任中のアパートに女性を連れ込もうが、休日に誰かとデートをしてようが、把握のしようがありません

ちょっとでも連絡がとれないと「夜、電話に出ないことが多いけど、もしかして女性と会ってる?」など、浮気をしているかどうか心配になってしまいます。


転勤族と結婚した女性の悩み3. 引っ越しが大変

転勤が決まると、全ての引っ越し作業を短期間で行わなくてはなりません

それに伴い、「知らない土地の家探しはどうしよう。」「引っ越しの荷物をまとめるのは私がやるの?」「引っ越し業者の見積もり作業が大変」といった悩みが出てきます。

家族が増えればそれだけ荷物も多いので、引っ越しだけで毎回多大な労力を費やさなければならないことが悩みの種になるのでしょう。


転勤族と結婚した女性の悩み4. 子供の転園・転校が心配

もし子どもがいる場合、今まで慣れていた幼稚園・保育園・学校を変えることになります。

子どもの性格によっては、新しい環境に馴染みにくいタイプの子もいるでしょう。

「うちの子は、新しい園で楽しく過ごせるかな?」「新しい小学校はイジメとか大丈夫かな?」「新しい中学校は荒れていない?学力は大丈夫?」など、悩みが尽きません。


転勤族と結婚した女性の悩み5. 近所付き合いが大変

転勤すると、近所付き合いもイチからやり直しになります。

具体的には、引っ越しのあいさつ回りから始まり、自治会や、何かの当番、地域の風習といったものにも馴染んでいかなくてはなりません。

「よそ者だから。」と思われてしまわないように、1日も早く地域に溶け込めるように当たり障りなく近所付き合いをするのが大変です。


転勤族と結婚した女性の悩み6. 友達や両親と会えない

例えば、実家が九州なのに、転勤先が北海道だと、物理的に中々友達や両親に会えなくなってしまいます。

交通費がかかるし、移動時間もかかるので、今までのように気軽に親しい人に会うのが難しくなるでしょう。

「ストレス発散に友達とランチできなくなくなるかも」「体調の悪い時も両親に会えないのが心配」といった悩みが多くなります。


転勤族と結婚した女性の悩み7. 自分の仕事が定着しない

全国展開の企業でない限り、転勤族だと妻がずっと同じ場所で働くのが難しくなります。

せっかく正社員やパートで入社できても、すぐに転勤になってしまい辞めることになってしまいます。転勤ごとに仕事を変えることになるので、キャリアも中断されがちになりますし、仕事が定着しません。

そのため、「私のキャリアって何だろう…?」と悩んでしまうこともありますよ。


ただし、転勤が多い男性と結婚するとメリットもある!

一見デメリットが多そうな転勤ですが、実はそうではありません。

転勤によって得るものもたくさんあるので、あなただけでなく家族にとってもメリットは多いですよ。

ここからは、転勤が多い彼氏と結婚するメリットについて詳しくご紹介します


転勤が多い男性と結婚するメリット1. いろんな場所での生活が経験できる

転勤するということは、今まで住んだことのない場所に住める可能性があるということ。

例えば、今まで東京でしか生活したことがないなら、北海道や沖縄の自然に囲まれた生活は魅力的でしょう。その土地ならではの食べ物や、スキーや海といったレジャーも気軽に楽しめますよ。

また、転勤先が海外だった場合でも、異文化を体験したり、外国での生活ができるのは、プライスレスな経験になるでしょう。


転勤が多い男性と結婚するメリット2. 新しい出会いがある

新しい土地には、新しい友人やご近所さん、ママ友、職場の人がいます。

最初は不安でも、生活し、頻繁に顔を合わせるうちに、新しい人とも仲良くなれるでしょう。中にはあなたの大親友になる人もいるかもしれません。

「転勤を繰り返すうちに友達が増えていって、今では全国各地に知り合いがいる!」という状態は、そこまで珍しいことではないですよ。


転勤が多い男性と結婚するメリット3. 単身赴任なら伸び伸び生活できる

夫のご飯を用意したり、夫の予定に合わせて行動したりするのは大変ですよね。

しかし、単身赴任なら夫がいないので、自由に生活ができます。

夫の好物を作ることも、ワイシャツのアイロンがけをすることも、休日夫の趣味に付き合うことからも解放されるのです。

夫の目を気にせず、必要最低限の家事と自分のことだけができる生活は、伸び伸びして最高ですよ。


転勤が多い男性と結婚するメリット4. 家族の絆が深まる

家族全員で知らない土地に移ると、「家族みんなで頑張って乗り越えよう!」という団結力が生まれます

慣れない土地で仕事をする夫を「パパならできる!」とみんなで励まし、新しい学校で頑張る子どもを夫婦で支え、家族全員で1日1日を乗り越えていくのは中々できない経験です。

転勤を乗り越える度に、家族の絆は強くなる。結婚生活においては、とても大きなメリットですね。


転勤が多い男性と結婚するメリット5. 家賃補助などで生活費が抑えられる

会社の都合で転勤させられる場合、家賃補助や地域加算といった金銭的な補助が出ることが多いです。

例えば、家賃10万円のマンションも、家賃を半額補助してもらえば5万円で済みます。寒冷地への転勤の場合は、暖房費名目の地域加算で光熱費を抑えることが可能になる場合も。

補助がある分、生活費が浮くので、転勤前よりも暮らしが楽になることがありますよ。


転勤族の男性と結婚するか迷う時に確認しておきたいポイント

転勤族の男性から「結婚してついてきて欲しい。」と言われると、誰だって迷ってしまうもの。

ここからは転勤が多い男性と結婚するか迷った時に確認しておいた方が良いポイントを紹介します。

ポイントが全てクリアできそうなら、転勤族との結婚も上手くいく可能性が高いですよ。


結婚前に確認すべきポイント1. 両親と離れられるかどうか

あなたの両親は、あなた無しでも生活できますか?

例えば、

  • 介護が必要であなたがメインで世話をしている
  • 両親の生活が不安定で金銭的にも精神的にも側にいてフォローが必要
  • 病気で頻繁な付添が必要

といった場合だと、両親から離れるのは現実問題難しいでしょう

転勤で地元を離れてしまうと、両親と中々会えなくなるので、離れても大丈夫かどうかの確認が必要です。


結婚前に確認すべきポイント2. 単身赴任か夫についていくのか

今後の結婚生活でも、転勤はついて回ります。

そのため、結婚前に、単身赴任をしていくのか一緒についていくのかの意思確認をお互いしておかなくてはなりません。

「子どもが小さいうちは一緒にいくけど、大きくなったら単身赴任にしよう。」「地元で子育てしたいから最初から単身赴任が良い。」など、転勤を前提としたライフプランを立てましょう


結婚前に確認すべきポイント3. 自分のキャリアプラン

転勤についていく場合、仕事を続けるかどうか迷うもの。キャリアプランについては主に以下の方法があります。

  • 専業主婦でいく
  • パートをする
  • 今の会社に転勤願いを出す
  • 資格を取る

家事や子育て中心の生活をするなら専業主婦やパートがおすすめです。

キャリアを築きたいなら、今の会社のまま夫と同じ地域に転勤できないか打診してみるか、医療事務などのどんな地域でも通用する資格を取るのが良いでしょう。


結婚前に確認すべきポイント4. 子供ができた場合

これから子どもを予定している場合、次の2点を確認しましょう。

  • どこで育てるか
    転勤先で夫と2人で頑張りたいのか、最初は単身赴任をしてもらって地元で育てたいのか、などの確認が必要です。

  • 誰がメインで育てるのか
    転勤先では両親などの頼れる人がいません。妻が専業主婦となってメインで育てるのか、共働きで保育園やベビーシッターをフル活用するのか、考えましょう。


結婚前に確認すべきポイント5. 今後の人生設計

転勤族の人生設計を立てる時のポイントを紹介します。

  • 最終的にどこに住むのか、終の棲家を考えておく。
  • 単身赴任をしてまで中学受験をさせたいのか、など、子どもの進路をある程度考えておく。
  • どこかのタイミングで家を買うのか、ずっと賃貸で転勤に着いていくかなどを決めておく。
  • 呼び寄せる、施設に入れるなど、両親や義両親の介護の方向性を決めておく。

これらのポイントを押さえておけば、転勤が多い男性と暮らした際の人生設計が立てやすくなりますよ。


転勤が多い男性と結婚する前に、今後のことをしっかりと考えてみて。

転勤族との結婚は、迷う女性は多いもの。「私、知らない土地でやっていけるかな?」と心配になる人もいるでしょう。

確かに、両親や友達と会えなくなる、自分の仕事が定着しない、といった悩みは出てきます。しかし、家族の絆が深まったり、新しい人間関係ができたりするメリットもありますよ。

結婚前に、本当に転勤族でやっていけるのかどうかよく考えて、未来への1歩を踏み出してみてくださいね。

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