【結婚後or結婚前】結婚を機に転職ってどう?3つのチェックポイントを公開

椎名ゆり 2022.01.13
結婚を機に転職しようと思っている女性へ。今記事では、結婚を機に転職するのに最適なタイミングから、成功させるコツまで詳しくご紹介します。結婚で引っ越したり、新しい仕事を始めたりしたいと考えている女性は、ぜひ参考にしてみてください!

結婚を機に転職を考える女性は多い

結婚を機に転職ってどう?

結婚をすると生活パターンが変わりますよね。独身の時のように遅くまで残業したり、全国転勤をしたり、といった働き方が難しくなるかもしれません。

そのため、「結婚を機に新居から近い職場にしたい」「家事や育児と両立できる仕事をしたい」など、結婚をきっかけに、転職を考える女性は多いものです。

今記事では、転職するのにベストなタイミングや転職を成功させるコツをご紹介していきます。


転職をする場合、結婚前or結婚後のどちらがベストなタイミング?

転職のタイミングを誤ってしまうと、「こんなはずじゃなかった!」と後悔してしまいがち。とはいえ、結婚前と結婚後はどちらが転職が成功しやすいのか、分かりにくいですよね。

それぞれどちらにもメリット、デメリットがあるため、違いを把握して自身に合うタイミングを見極めましょう。


結婚前に転職するメリット、デメリットとは

転職すると決めたら、「1日でも若いうちに転職をした方が有利かも!」「結婚を機に早く転職したい」など、気持ちが先走ってしまいますよね。

ここでは、結婚前に転職するメリット・デメリットを詳しく解説します。


結婚前に転職をするメリット

結婚前に転職をするメリットはたくさんあります。結婚後もキャリアを継続させたい人におすすめですよ。

  • 転職のことを考えずに、落ち着いて新婚生活に臨める。
  • 結婚した後の生活スタイルに即して、働き方を調整しやすくなる。
  • 少しでも年齢が若い状態で転職活動をした方が、希望の業界や職種に就きやすくなる。
  • 婚約中から、転職先である程度の期間信頼関係を築いた上で妊娠や出産ができる。

結婚前に転職するデメリット

妊娠出産を考えている人は、以下のようなデメリットもあるためよく考えましょう。

  • 途中で苗字が変わって、事務手続きが面倒くさくなる。
  • 途中で家庭優先にシフトチェンジした場合、キャリアが止まってしまう可能性が高い。
  • 転職後すぐに妊娠・出産をすると気まずいため、結婚後はしばらく妊娠が難しくなる。
  • 転職後の慣れない生活の中、結婚準備をしなくてはならない。

結婚後に転職するメリット、デメリットとは

女性の中には、「結婚後に落ち着いて転職活動をしたい」と考えている人もいますよね。転職よりもまずは家庭を優先したい人も多いでしょう。

ここでは、結婚後に転職するメリット・デメリットを詳しく解説します。


結婚後に転職するメリット

家庭中心に転職活動をしたい人には、様々なメリットがあるのでおすすめです。

  • 引っ越し後に新居に近い場所や、夫の職場に近い場所などを選べる。
  • 結婚生活を経験した後なら、家庭と両立できそうな無理のない転職先を探せる。
  • 転職前に妊娠・出産を済ませてから、落ち着いた状態で転職活動をすることができる。
  • 苗字や住所が変わった状態で転職できるので事務手続きが楽。

結婚後に転職するデメリット

キャリアを中心に考えている人にとっては、結婚後の転職はデメリットになるかもしれません。

  • 既に妊娠・出産が終わって小さい子どもを育てている場合、ハローワークに行ったり、面接に行ったりするなどの転職活動が物理的に難しくなる。
  • 子どもがいる場合や妊娠・出産を予定している場合は、どんなに志望動機が素晴らしくても正社員として良い条件で雇用されるのが難しくなる可能性がある。

タイミングに限らず転職前に確認すべきポイントとは

転職をしたものの、家庭や子育てと両立できそうもない職場だったり、思っていた環境と違ったりすると、ストレスになってしまいます。

ここでは、結婚前、結婚後に限らず転職前に確認すべきポイントについて詳しくご紹介します。


転職前に確認すべきポイント1. 女性が活躍できる仕事環境か確認する

女性の人生は妊娠・出産・介護などでライフステージがよく変化するので、長期的なキャリアを築くのは男性に比べて難しいもの。

もし、転職先に子育て中の女性の先輩や、女性管理職がいれば、キャリアの方向性に悩んだときにヒントを得ることができますよ。

様々なケースのロールモデルがいることが大切なので、女性かきちんと活躍しているかどうか確認しましょう。


転職前に確認すべきポイント2. 産休や育休を積極的に取得しているか

産休とは、産前休業と産後休業を合わせたもので、育休とは、1歳未満の子どもを育てている労働者が取れる育児休暇のこと。転職直後でも取得することは可能です。

「制度はあっても、取得することなくほとんどの人が辞めている」といった場合だと妊娠後も仕事を続けるのは難しいので、希望する職場の産休や育休の取得状況を必ず確認しましょう。


転職前に確認すべきポイント3. 産後も復帰しやすい環境か確認する

育児中は、子どもの突然の発熱や、想定外のアクシデントで、どうしても会社を早退したり欠勤したりしなくてはならなくなります。また、フルタイムや残業、出張が思うようにできなくなることもあるでしょう。

時短勤務や、転勤無し、在宅勤務が可能かどうかなど、子育てと両立できる環境が整っているかどうかもチェックしておくのがおすすめですよ。


まだ転職を考えている程度なら、転職サイトをチェックしてみるのもおすすめ

具体的に転職先を決めていない場合は、情報収集から始めてみましょう。

転職サイトなら、空き時間にスマホで簡単に確認できるのでおすすめです。自分にとって譲れない条件を入力して、検索してみてくださいね。思ったよりも良い条件の会社が出てくるかもしれませんし、反対に「やっぱり転職しない方が良いかも」と思うこともあります。

まずは、転職の現実を知り、考えを少しずつ具体的にまとめていくことが大切です。

【参考記事】はこちら▽


自分のライフスタイルにあった転職を考えてみて

転職は結婚前か後かといった、ライフステージを大きく変化させる選択は、迷うのが当然です。

結婚前でも結婚後でも転職のメリット・デメリットがあります。どちらが自分に合っているかを考えて選ぶと良いでしょう。

結婚後に妊娠や出産を考えている女性は、転職する前に職場の環境や産休育休の取りやすさも確認すべきポイントです。

しっかり準備して、転職を成功させてくださいね!

【参考記事】はこちら▽

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