決断したはずの離婚を後悔する理由とは?離婚後の辛い状況を乗り越える対処法を紹介

椎名ゆり 2021.11.02
離婚を後悔しているとお悩みの方へ。今記事では、離婚を後悔する主な理由から、後悔した時の対処法まで詳しくご紹介します。結婚生活に終止符を打ってから気づくことも多いため、離婚後に後悔している方は、ぜひ参考にしてみてください!

離婚した後に後悔する人は意外と多い

離婚後に後悔したときの対処法

結婚生活がうまくいかず、夫婦の関係性や状況によっては選んでしまうこともある離婚。離婚経験者の中には、悩んだり話し合ったりした末に離婚し、心機一転して前向きに新生活を始める人もいるでしょう。

しかし、理由は人によって様々ですが、離婚をした後に後悔する人も意外と多くいるもの。

今記事では、そんな離婚を後悔している人たちの特徴やその理由、後悔した時の対処法などを紹介していきます。


反対に、離婚をしても後悔しない人の特徴とは

離婚を後悔している人がいる一方で、全く後悔しない人も一定数いるものです。

このような人たちは、相手の浮気やモラハラなど、結婚生活において苦労を強いられていたというのが大きな特徴となっています。

離婚した今の方が解放感がありすっきりした気分になっているため、離婚しても後悔せず前向きな気持ちでいられるのでしょう。


離婚した後に後悔する理由|どうして未練が残ってしまうの?

悩んだ末に決意しても、人によっては後悔することがある離婚。なぜ苦労をして離婚したのに後悔してしまうのか、その理由が気になる人は多いでしょう。

そこでここからは、離婚したことを後悔する主な理由について詳しく解説していきます。


離婚を後悔する理由1. 別れた後にパートナーの魅力に気づくから

人は、男性女性問わず、失ってから初めて相手の良さに気づくということがあるものです。

一緒にいた時は嫌な部分ばかりが目についていた相手でも、離れてみると、優しかったりよく子供の面倒をみてくれていたりしたことを思い出すことがあるでしょう。

別れた後に改めてパートナーの魅力に気づくため、離婚を後悔してしまうのだと考えられます。


離婚を後悔する理由2. もっと冷静に対応すれば離婚を防げたから

夫婦は、一時の感情でお互いに熱くなってしまうと、大きな喧嘩をしたり別れの危機が訪れたりすることがあるもの。

売り言葉に買い言葉で思ってもみないことを言ったり、つい相手を罵倒したりひどい言葉を使ったりすると、後で悔やんでもなかなか関係を修復することはできません。

もっと冷静に対応すれば離婚に至らなかったと思っているため、離婚したことを後悔してしまうのでしょう。


離婚を後悔する理由3. 子供に会えないから

子持ちの夫婦の場合、子供の親権はどちらかしか持てないため、離婚後の関係性によってはなかなか子供の顔を見られなくなるものです。

どちらか一方が子供を連れて実家に帰ってしまったり、元夫・妻との関係が悪く子供に会うことを禁止されてしまったりすると、数十年会えないこともあるかもしれません。

大好きな子供に会えないことが辛いため、後から離婚を悔やんでしまうのでしょう。


離婚を後悔する理由4. 生活が経済的に苦しいから

結婚時は夫婦で生活費を工面していたという人の場合、一人になった途端に生活が苦しくなるというのはよくあること。

特に、自分は専業主婦で元旦那の収入に頼っていた人や、十分な収入がないのに子供を引き取ってしまったという人の場合、以前の生活水準を保つことは難しいでしょう。

離婚前と比べて経済的に苦しくなってしまうことも、離婚を後悔する理由の1つだと考えられます。


離婚を後悔する理由5. ワンオペ育児が大変だから

今まで協力して子育てをしていたという夫婦の場合、離婚してしまうと一気にやることが増えるもの。

子供が小さいうちはどうしても手がかかる上、生活のために働きながら育てるとなると、自分の時間など到底持てないぐらい忙しくなると考えられます。

以上のように、ワンオペ育児が大変で疲弊してしまうことも、離婚を悔やんでしまう原因だと言えるでしょう。


離婚を後悔する理由6. 子供に辛い思いをさせてしまうから

子持ちの夫婦の場合、どうしても子供が片親で満足しているかどうかは気になってしまうものです。

どれだけあなたが子供を愛していても、父親・母親それぞれにしかできないことがあるため、子供が寂しがったり満足できなかったりする場面はどんどん出てくるでしょう。

子供に辛い思いをさせてしまうと感じていることも、離婚を後悔する理由の1つであると考えられます。


離婚を後悔する理由7. 周囲の目が気になってしまうから

離婚は今や珍しいものではありませんが、まだまだ年代や地域によっては偏見の目を持っている人もいるもの。

「あの人は何か欠陥があったから離婚したのか」とか「子供がかわいそう」などと思う人もいるでしょう。

このように、男性・女性問わず周囲の目が気になってしまうことも、離婚を後悔する原因であると考えられます。


離婚を後悔した時の対処法|辛い状況を乗り越えるコツを大公開

男性・女性問わず、様々な理由により後悔してしまうことがある離婚。しかし、いつまでも離婚を悔やんでいるのは精神的に辛く、「なんとかこの状況を乗り越えたい」と考える人は多いでしょう。

そこでここからは、離婚を後悔した時に効果的な対処法を紹介していきます。辛い状況を乗り越えるコツを知りたい人は、ぜひ参考にしてください。


離婚を後悔した時の対処法1. 新しい生活リズムを構築する

離婚は確かに辛いものかもしれませんが、過去にとらわれているだけでは、いつまで経っても前向きになることなどできません。

そこで、心機一転するためにも新しい生活リズムを構築してみましょう。

子なしであれば仕事後や休日に新しい習い事を始めてみたり、思い切って転職してみたりすることで、新しいライフスタイルができあがり自然と前に進むことができるようになりますよ。


離婚を後悔した時の対処法2. 子供には会わせてもらう約束をする

たとえ元夫や妻と離れたことは後悔していなかったとしても、大好きな子供に会えないのは辛いもの。

そこで、なんとか子供には会わせてもらえるように約束を取り付けるといいでしょう。

1ヶ月に1回や、1日数時間などでもいいので子供に会える日があるだけで、その日を楽しみに日々の生活を頑張れるようになりますよ。


離婚を後悔した時の対処法3. 仕事や趣味に没頭する

どれだけ離婚したことを気にしないでおこうと思っても、子なしで時間に余裕がある状態の人は特に、どうしても離婚のことを考えてしまうもの。

そこで、できるだけ考える暇を作らないためにも、仕事や趣味に没頭することをおすすめします。

仕事に活かせそうな資格取得や昇進を目指してみたり、新しい趣味を始めたりすることで、毎日が忙しくなれば離婚のことで悩む時間は自然と減っていくでしょう。


もし離婚後も普通に連絡を取り合っているなら、復縁を申し出るのもあり

自分の生活や気持ちを変えることで、人によっては乗り越えられることもある離婚の後悔。しかし、中には「どうしても離婚前の生活に戻りたい」と思ってしまう人もいるでしょう。

離婚後の再婚は難しいと思われがちですが、もし今でも元パートナーと連絡を取り合っているのであれば、復縁することは不可能ではありませんよ。

まだ気持ちがあることや反省していることを述べ、「もう一度やり直したい」とストレートに伝えてみましょう。


離婚を後悔しているなら、今の自分に何ができるのか状況を整理して考えてみて。

性別や子供の有無などに関わらず、人によっては後悔することがある離婚。時間が経ってもなかなか気持ちの切り替えができず、「なんとか辛い状況を打破したい」と悩む人は多いでしょう。

しかし、離婚を後悔している理由をしっかりと理解し、自分の性格やライフスタイルに応じた対処法を用いれば、辛さから抜け出すことは不可能ではありません。

状況に応じて復縁を申し出ることも視野に入れながら、離婚の後悔を前向きに乗り越えていきましょう

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