もう疲れた!と感じる理由は?何もしたくない時の対処法9つ
「もう疲れた」と感じる原因|何もしたくない理由とは?
物事が順調に進んでいる時は、その場に立ち止まって思い悩むことはないでしょう。心に影響を与えた何かがあったからこそ、どっと疲れを感じるようになるのです。
人はどういう時に「もう疲れた」と感じるのかその原因と、何もしたくない理由について詳しく解説していきますね。
「もう疲れた」と感じる理由1. 思うような成果が出ていない
一生懸命努力したのに具体的な成果が見えなければ、誰だってやる気が伏せてしまうもの。
寝る間も惜しんで仕事や勉強に取り組んだのに結果が今一つだったり、食事制限をしてダイエットしたのに、なかなか減量できなかったり。何かを犠牲にしていたのなら、「もう疲れた」と思うのも頷けます。
努力に対して思うような成果が得られなければ、「何のためにやっているのだろう」と無力さを感じてしまうでしょう。
「もう疲れた」と感じる理由2. 体調が優れなく、気持ちが沈んでいる
体が不調で思うように動けない時は、メンタル面にも影響を及ぼします。
風邪を引いて熱が出ている時やケガをして痛みを感じている時などは、「何もしたくない」「もう疲れた」と気持ちが落ちてしまうでしょう。思考がネガティブになってしまうのは、仕方がないこと。
心と体はつながっています。体が不調の時は、精神面も不安定になってしまうのです。
「もう疲れた」と感じる理由3. 頑張ったことが評価されない
見返りを求めているつもりはなくても、自分がやったことに対する反応がイマイチだった場合は、精神的に凹むものです。
恋愛を上手くいかせるために時間をかけて手料理を作ったのに、「美味しい」と言ってくれないなど。良かれと思ってやったことが感謝されないと、いたたまれない気持ちになることがありますよね。
「もう疲れた」と投げ出したくなるのは、自分の努力が評価されない反動です。
「もう疲れた」と感じる理由4. 自分の意見や価値観が受け入れられない
自分の存在を受け入れてもらえないことほど、悲しいことはありませんよね。
自分らしさが出せるファッションを冷たい目で見られたり、好きなジャンルの音楽を「うるさい」と煙たがられたり。自分の個性やオリジナリティが他人に理解されないのは、とても残念なこと。
物事に対する考え方や価値観を否定されたら、「もう疲れた」と気持ちが萎えてしまうでしょう。
「もう疲れた」と感じる理由5. 周囲から批判をされている
自分の意見に対して「それは間違っている」と強く批判されると、気分が滅入ってしまいます。
例えば、自分のやり方で進めてきた仕事、自分が出したアイディアや企画に対して、「全然できていない。ダメだ」と批判されたら、「もう疲れた」と悲しい気持ちに。
意見と批判は異なります。意見ではなく、周囲から批判されたのならば、八方塞がりで身動きが取れなくなるでしょう。
「もう疲れた」と思った時の対処法|しんどい時はどうすればいい?
ここからは、「もう疲れた」と思った時はどうすればいいのか、具体的な対処法を9つご紹介します。
心の持ち方を変えてみたり、何か新しい行動を起こしてみたり、今すぐ取り組める方法を詳しく解説しますので、参考にしてくださいね。
「もう疲れた」と思った時の対処法1. 頑張ることをやめる
勢いをつけて走り続ければ、いずれ限界が訪れます。何かを犠牲にしてまで頑張ることは、自分の首を絞めることになるでしょう。
努力するのは素晴らしいことですが、ストイックになり過ぎないことが大事。「もう疲れた」と感じたのなら、少し力を抜くことをおすすめします。
肩の力を抜いて自然体で生きられれば、ポジティブな気持ちで明るく対応できますよ。
「もう疲れた」と思った時の対処法2. 休息を取り身体の疲れを取る
体力と気力を使い果たした「もう疲れた」という状態は、「休みなさい」と言われているのと同じようなもの。定期的にリラックス&リフレッシュして、エネルギーをチャージすることが大切です。
たまには、目覚まし時計を設定せずに、疲れが取れるまでとことん寝続けてみるのもGOOD。また、マッサージなどに行って、疲れた体のコリをほぐすのもおすすめの対処法です。
一生懸命動かした心と体を休ませてあげれば、再起できる元気が取り戻せますよ。
「もう疲れた」と思った時の対処法3. 運動をして気分転換をする
「もう疲れた」と思い悩み、考え過ぎている時は、どうしても引きこもりがちに。ネガティブな状態を脱するには、行動から変えるのも一つの手です。
外に出て、太陽の光を浴びるだけでも気分が変わりますよ。ストレッチや運動をして、カチカチになっている体を解放してあげましょう。考えや悩みで頭がいっぱいになっている時こそ、体を動かして気分転換するのがおすすめです。
体を動かしている内に心も柔軟になって、晴れやかな気持ちになるでしょう。
「もう疲れた」と思った時の対処法4. ストレスになっていることを言語化する
自分の本音を抑え込み過ぎると、イライラが出せずに精神的に悪い影響が。心の奥底に閉じ込められたストレスを表に出すには、言語化が役に立ちます。
日常で不満に思っていることや嫌なこと、「もう疲れた」といったマイナスの感情を言葉で表現してみましょう。殴り書きでもいいので、紙に書くのがおすすめの対処法ですよ。
モヤモヤとした気持ちの言語化は、ストレス発散や癒し、自己分析にも繋がります。心の中が整理されて、スッキリとした気分になるでしょう。
「もう疲れた」と思った時の対処法5. 小さな目標設定を達成して、自己肯定感を高める
現実味のない大きな夢は、「やっぱり無理」と挫折するケースが多くなります。高く設定したハードルを乗り越えられなければ、自信を失ってしまうことになるので、小さく目標設定するのがベスト。
「今日はお菓子を食べるのを我慢しよう」「1週間に1回だけ、川沿いを歩いて運動をしよう」など、手が届きやすい目標を達成する経験を繰り返すことがおすすめです。
成功体験を繰り返して自信をつけ、自己肯定感が高まれば、「もう疲れた」と徒労感に苛まれることも少なくなるでしょう。
「もう疲れた」と思った時の対処法6. 信頼できる人に話を聞いてもらう
自分の考えや感じ方が、少し偏っている場合も多々あります。1人では気づけないことが、誰かのおかげで気づける場合もあるのです。
古くからの友人や尊敬できる親、信頼できる上司など、この人なら大丈夫と思える人に、「もう疲れた」と心の内を話してみましょう。場合によっては、カウンセラーに相談するのもGOOD。
信頼できる人に話すことで、自分では思いつかないような考え方やアイディア、アドバイスが聞けて、解決の糸口が見つかることがありますよ。
「もう疲れた」と思った時の対処法7. 人間関係を見直し、関わる人を整理する
旦那と夫婦喧嘩が多くて離婚を考えている場合や、ブラックな会社を辞めたくてもなかなか踏み切れない時など、宙ぶらりんの状態は「もう疲れた」と心が疲弊する一方です。
パートナーとの恋愛関係や夫婦関係、仕事の人間関係など、精神面に大きく影響する密な人間関係は見直すことが大事。お互いの足を引っ張り合うようなマイナスの関係は整理しましょう。
距離を置くなどして身辺整理していけば、自分らしさが取り戻せて心が穏やかになりますよ。
「もう疲れた」と思った時の対処法8. 努力が評価される環境に身を置く
仕事の上司など、自分のことを適切に評価してくれる人がいない場所で頑張っても、努力が水の泡のようになって空しくなるだけ。自分の能力を思う存分に発揮できるところ、正しく評価してくれる場所を見つけて身を置くことが大切です。
自分をダメにするヌクヌクとした温室ではなく、あくまでも、自分が成長できる場所を積極的に選んでいきましょうね。
長所が活かされる場所で自分らしさが発揮されれば、イキイキ・キラキラと輝き始めますよ。
「もう疲れた」と思った時の対処法9. 自分磨きを習慣化する
自分が自分を好きになること、自信をつけることで、世の中の見え方や感じ方が変わるものです。
本を読んで知識を増やしたり、ファッションにこだわって美しく彩ったり、内面も外見も磨いていけば、「もう疲れた」と弱音を吐くことも少なくなるでしょう。
自分磨きを習慣化することで、自然と心が前向きになり、何事に対しても意欲的に取り組めるようになりますよ。
「人生にもう疲れた」と感じた人におすすめの名言5つ
心に響く名言は、人を迷いから救ってくれるはず。ここからは、「人生にもう疲れた」と感じた人におすすめの名言を5つご紹介しますね。
経験に裏打ちされた重みのある言葉、心のこもったアドバイスにちょっとだけ耳を傾けてみましょう。
名言1.「我々の苦悩の中でも最も歓迎できないのは、自分の存在を軽蔑することだ」モンテーニュ
誰かが自分のこと評価する以前に、自分自身がありのままの自分を受け入れられない状態では、物事をプラスに捉えることができません。
「どうせ自分なんて」「自分はダメだから」と自分を貶し続けている限り、人生に喜びや幸せを見出だすことが難しくなるでしょう。自己愛が強過ぎて天狗になるのは問題ですが、自己卑下が行き過ぎるのは自分を苦しめてしまうので改善したいところ。
自分に誇りを持って生きるからこそ、仕事や恋愛などで良好な人間関係が築けるのですよ。
名言2.「頑張るということは決して無理をするということではない」茂木健一郎
頑張るという言葉には、「我慢して」という言葉が結び付きがち。しかし、頑張ることを間違えて捉えてしまうと、「もう疲れた」と苦しむことになるので注意が必要です。
「我(が)を張る」という意味もある頑張るは、ありのままの自分を素直に表現することでもあります。
「自分が持っている力で努力する。」背伸びしてまで頑張る必要はないのです。
名言3.「諦めないで何事も。無理しないで何もかも」桑田佳祐
夢を諦めた時点で、全てはそこで終わってしまいます。できないと思えば、それより先に進むことができなくなるでしょう。だからと言って、無理するのとは違います。燃え尽き症候群のように「もう疲れた」とくたびれないためには、何事も気楽に構えることが重要です。
目標を達成するには継続する必要がありますが、すぐに疲れてしまう全力疾走ではなく、散歩するように楽しく進むのがおすすめ。
無理のないペースで楽しく続けることで、夢と現実との距離が少しずつ縮まっていくでしょう。
名言4.「逃げた者はもう一度戦える」デモステネス
苦しくて辛いことをそのまま続行するのは、間違った状態を助長させるだけの場合があります。問題を解決しないまま前に進めば、悪い結末を迎えることも。
世間一般では、逃げたら負けのような風潮がありますが、真実は逆で逃げるが勝ちです。「このまま進むとちょっと危ないかも」と思ったのなら、潔く引き返して作戦変更することが大事。
回り道した方が、早くゴールに到達する場合もあります。逃げるからこそ、もう一度戦えるチャンスが生まれるのです。
名言5.「自分自身を信じてみるだけでいい。きっと、生きる道が見えてくる」ゲーテ
自分を偽って誰かに高く評価されても、心から幸せを感じることができないでしょう。また、演技した自分が嫌われるくらいなら、ありのままの自分をさらけ出して嫌われた方がマシなはずです。
世の中は、理不尽でいっぱい。親や上司など、自分より目上の人が間違っている場合もあります。「あの人が言ったから」と人任せにするのではなく、自分で考えて行動するようにしましょうね。
自己責任のもと自分を信じて前に進むことで、人生を輝かせる道を開くことができるのです。
「もう疲れた」と思った時は、自分に優しくしてあげましょう。
疲れを知らない人なんて、どこを探しても見つかりません。誰だって、何かの拍子に「もう疲れた」と強く感じるものです。体の怠さが原因なのか、苦労が報われなくて思わず本音が漏れたのか、疲れた理由も人それぞれ。
仕事やプライベートで、「もう頑張れない」とネガティブになることありますよね。疲労感は、「今までのやり方を変えなさい」というシグナルです。自分の気持ちを素直に受け入れて正しく対処していけば、明るい朝日が見られるようになりますよ。
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