器用な人の特徴&不器用な人との違い。なんでも上手にこなせるようになるには
「器用な人」って憧れますよね。
何でもそつなくこなす、器用な人は仕事面でも恋愛面でも魅力たっぷり。
特に元々自分は不器用だと自覚している人は、どうしたら器用さが身に着くかが気になりますよね。
ここでは器用な人になるにはどうしたら良いか悩んでいる人に向けて、器用な人の特徴や不器用な人との比較を解説しています。
仕事も恋愛も、何でも器用にこなす人をぜひ目指してみましょう。
器用な人に共通する12の特徴|なんでも器用にこなす人の共通点とは?
器用な人は仕事でも日常生活でも、何でもそつなくこなすイメージがありますよね。
器用な人を目指すなら、まずは器用な人の特徴を知っておくべきです。
器用な人が持つ仕事と恋愛を含めた日常生活での特徴をそれぞれ見てみましょう。
器用な人に共通する「仕事」に関する8つの特徴
職場の同僚から上司まで、仕事ができる器用な人が周りにいませんか。
同じように仕事をしているのに、気が付くと器用な人は仕事を終わらせている、ということもしばしば。
器用な人はなぜ仕事が早いのか、仕事ができるかを知るためにはどうやって仕事を進めているかを知るのが近道。
器用な人の仕事に関する特徴を8つご紹介します。
1. 自分の仕事だけでなく、他人の仕事を引き受けて、マルチタスクで対応できる
器用な人は、ひとつの仕事に集中するのではなく時間配分を考えて、違った仕事を同時進行できる能力を持っています。
決められた時間の中で、仕事の優先順位や段取りを考えて、同時に複数の仕事を進められるので、短い時間でも多くの仕事がこなせるのです。
時間内に自分の力量でできる範囲内なら、一緒に他人の仕事を引き受けて同時に片付けることもできるでしょう。
2. 要点を押さえることに長けているため、仕事を覚えるのが早い
同じ仕事でも毎日行っていると、どんどん要領を得られるため、仕事を進めるのも早くなりますよね。
器用な人は、物事の本質を見抜くのが得意です。仕事でも、作業の要点を見抜けるのでどうやったら早く進められるかもすぐに把握できるでしょう。
仕事も早いですし、さらに新しい仕事を与えられてもすぐに覚えて進められます。
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3. 急な要望でも、柔軟に対応できるほどの要領の良さを持つ
器用な人は、仕事の本質を見抜いているため、仕事をやり遂げるのにどのくらいの時間がかかるかも常に把握しています。
もしも急ぎの仕事が入ったとしても、今の仕事との配分や自分の力量を考えて、優先順位を入れ替えて取り掛かるなどの柔軟な対応も可能。
逆に仕事が早く終わった時でも油断せず、前倒しで仕事に取り掛かる頭が良い面も持っていますよ。
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仕事の休憩時間は、しっかりと休んでいる
器用な人は仕事が早いですが、決して無理して仕事をしているわけではありません。
休憩時間をしっかりとるためにはどうやって仕事を進めれば良いかも踏まえた上で仕事をしています。
午前中と午後の仕事配分を考え、もちろん休憩時間にはしっかり休めるように仕事を進めるでしょう。
残業も必要なければせず、いつでも定時で仕事を終わらせてさっと帰る器用な人も多いですよね。
4. どんな仕事でもできるように、常に自己成長を怠らない
器用な人が仕事ができる理由のひとつに、豊富な知識や技術を持っていることがあります。
持っている知識や技術を他の仕事に応用できる要領の良さもあるため、幅広い仕事もマルチタスクでこなせますよね。
さらに仕事の幅を広げるために、常に仕事の知識を増やしたり、資格を取ったりといった勉強やスキルアップも忘れずに行っているのも特徴です。
5. 効率良く仕事をこなすことを大切にしているため、仕事初めの段階では100%の完成を求めない
器用な人はとにかく決められた時間の中で、どれだけの仕事を終わらせるかに重きを置いています。
もしも同じくらいの重要度の仕事を同時に持っていたら、まずは完成度を重視するのではなく全てを同じくらいの成果で、期間内に終わらせることを考えて仕事を進めるでしょう。
急ぎの仕事なら、まずは決められた約束や納期を守るように進めて、最終的な調整でできるだけ100%に近づける出来栄えを目指します。
6. 仕事に対する自分の能力を把握しているため、行う仕事内容に関しては上手く立ち回れる
器用な人は、ただ多くの仕事をやみくもに受けているわけではありません。
自分の能力や力量にあった分の仕事だけを無理なく受けるようにしているため、仕事を受け過ぎて結局何も完成しなかったり、納期を大幅にオーバーしてしまったりということもありません。
急ぎの依頼も、できると考えれば受けて、無理な場合は遠慮なく断り、自分のキャパに合わせた仕事を受けられるのです。
7. 仕事の優先順位をしっかり決めている
器用な人は、仕事の重要度や本質もしっかり見極められる能力もあるため、同時期に複数の仕事を持っていても、優先順位をつけて進められます。
もしも急ぎの仕事が急に入った場合でも、自分のキャパや時間を考えた上で、優先順位を入れ替えて柔軟に対応できるでしょう。
大切な仕事が終わらなかった、ということは絶対にないため、職場や取引先での人望も厚いのが特徴です。
8. 何でもそつなくこなせるため、勝ち負けのこだわりは決して強くない
器用な人は、幅広い仕事をそつなくこなせるだけのスキルアップや勉強は欠かさないようにしています。
できる仕事の幅が広く何でもそつなくこなすため、仕事に対するこだわりもなく、誰にも譲れないといった競争意識もあまり芽生えないでしょう。
誰かが対立している横で、自分のペースを崩さず淡々と仕事を進めて終わらせるのも器用な人ならではの特徴です。
器用な人に共通する「日常生活」に関する4つの特徴
器用な人は、実は仕事だけでなく恋愛や日常生活でも器用さを発揮しています。
プライベートでも要領よく立ち回れる器用な人には、どんな秘密があるのでしょうか。
次に自分の人間関係や生活をより充実させるための、器用な人の日常生活における4つの特徴を見てみましょう。
プライベートでの人間関係や恋愛がどうしてもうまく進められない、という人もぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 人によってどう付き合えば良いか整理しているため、人間関係の構築が上手い
器用な人は、仕事も同じく人間でもその人の本質や立場、自分との関係を見抜いて上手に整理できます。
自分にとっても相手にとっても一番の距離を保てるため、過度な付き合いもせず、逆に人を避けるようなこともしません。
人間関係についても程良い距離感を保てるため、自然と器用な人自身が敵を作ることもないでしょう。
彼氏や彼女との親密度を高めるのも得意
器用な人は、日常生活に関わる人間関係だけでなく、恋愛面でも彼氏や彼女の本質を見極められます。
どうすればその人が喜ぶか、逆に何をしたら嫌がるかもすぐに判断できるため、彼氏や彼女が喜ぶことをさらっとできるでしょう。
大切な人の誕生日や記念日は必ず押さえる、好物や好きなものは必ず覚えておくなど、一度覚えたことは忘れずに恋愛面でも活かしています。
2. まめな性格で、友人や恋人への気配りができる
器用な人は、相手の嗜好や性格、趣味も一度覚えれば人間関係で活かそうとします。
たまたま出張で出かけた先の名物が親友や恋人の好物だったとしたら、器用な人は必ずお土産として購入して帰ってくるでしょう。
日常生活の色々なシーンも、自分に関わる人間関係との情報と常に連動して考えられるため、さっと人の喜ぶ気配りができるのです。
3. 仕事は仕事、趣味は趣味とオン・オフの使い分けがきっちりしている
器用な人は、オンオフの境目をはっきりとつけて仕事をする時はする、遊ぶときは思い切り遊ぶ、休む時は休むとメリハリのついた生活を送っています。
オンとオフの違いをはっきりすることで、自分がすべき対応を分けられるからです。
器用な人は、仕事で最高の結果を出すために、疲れやストレスを溜めないことの大切さも知っているでしょう。
恋人との時間も大切にする
器用な人は、友人や家族など自分と関わる人との時間を大切にしますが、もちろん恋人と過ごす時間も優先できる器用さも持っています。
例えば、週末金曜日の仕事の帰りに恋人とそのままデートの約束をしたら、何としても約束の仕事に間に合うようにしっかりと仕事を進めるでしょう。
万が一急な仕事が入ってしまい、恋人と会えなかったとしてもその分の埋め合わせはきちっとします。
4. いつも余裕を持っていることで、恋人との喧嘩などどんなトラブルにも対応できる
器用な人は、友人や家族、そして恋人の本質も見極めています。
人間関係でも、ほど良い距離を保てるため、付き合いも無理をしていないのも特徴。
もしも人間関係で何らかのトラブルが起きてしまっても、元々人間関係では無理をせず余裕を持った付き合いを心がけているため、トラブルに心を乱されることもないでしょう。
万が一恋人と喧嘩になっても、恋人が何を求めているかが分かるため、慌てず適切に対応できます。
”器用な人”と”不器用な人”の6つの違いって?
自分は器用な人間ではないと自覚している人は、器用な人と自分の違いが分からず悩んでいるのではないでしょうか。
次に、器用な人と不器用な人を比較し、6つの違いとしてご紹介します。
器用な人間ではないと悩む人も、器用な人になりたいと思っている人も、ぜひ参考にしてください。
1. 不器用な人は、仕事を覚える段階で要点ではなく100を覚えようとする
器用な人は、新しく仕事を覚える時には要点をかいつまみ、本当に大切な部分だけを要約できるため、仕事の覚えも進め方も早いです。
一方で不器用な人は、仕事を覚える時にも要点ではなく余分なことも含めて全てを覚えようとするため、覚えも遅く、早く進められないのです。
仕事で大切なのは、過程ではなく成果です。不器用な人は100覚えるのに必死な間に、器用な人は70だけ覚えてサクサク仕事を進めるという違いがあります。
2. 器用な人は常に余裕を持っており、不器用な人はいつも不安や焦りを抱えている
器用な人は、仕事でも人間関係でも自分の力量ほど良い距離感を把握し、決して無理をしていません。
一方で、不器用な人は自分のキャパを把握しきれていない、人間の本質を見極めていないため、仕事でも人間関係でも無理をしがちです。
例えば同じ仕事を割り当てられたときや、恋人と過ごしてる時でも、器用な人は無理なく仕事をして、恋人との時間を満喫するでしょう。
不器用な人は仕を終わらせられなかったり、恋人とはすれ違って喧嘩ばかり、ということも珍しくありません。
3. 不器用な人は自分だけの作業に集中する一転特化型なので、他の仕事を任せると咄嗟の対応ができない
器用な人は自分の力量と時間とのバランスを考えて、仕事の優先順位を組み立てて仕事ができます。そのため、マルチタスクでも問題なく仕事が終わるのです。
不器用な人は、目の前にある仕事からただ片付けようとするため、仕事の優先順位をつけられず、常にシングルタスクで仕事をしようとするでしょう。
急な仕事が入っても、器用な人は優先順位の入れ替えができますが、不器用な人は目の前の仕事に手一杯で、新しい仕事を受けられないでしょう。
4. 不器用な人は、情報を整理せずに伝えるため、仕事での認識相違が発生しやすい
器用な人は、得た情報の中から本質を見抜いて自分が理解した上で、人に伝えるべき内容の取捨選択ができます。
ところが不器用な人は得た情報を正確に理解できない上に、伝えるべき内容を整理できず、人に正確な情報を伝えられません。
器用な人が分かりやすく、正確な情報を伝えられるのに比べて、不器用な人は情報の整理ができないため、相手に誤解を与えてしまう情報の伝え方をしてしまうでしょう。
5. 不器用な人は、自分の知らない場所だと対応できなくなることがあるため、基本的にはデートの場所は同じ
器用な人は、恋人の嗜好や興味のあるものを知っています。そのため、デートに誘う時もまず恋人の趣味を優先したり、トレンドを押さえた話題のスポットを選んだり、毎回変化に富んだデートを楽しめる工夫をするでしょう。
一方で不器用な人は変化を嫌い、自分の対応できる範囲内でデートスポットを選ぶ傾向にあります。どうしても毎回デートが似たようになってしまい、マンネリを感じることもあるでしょう。
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【器用になりたい人必見!】不器用な人が器用になるには?
自分は器用な人間ではない、と悩む人も安心してください。実は器用な人になりたい、と思ったら少しの工夫で器用な人に近づけます。
次に、器用な人になりたい人はぜひ参考にしてほしい、今日からできる不器用な人が器用になるための5つの方法をご紹介します。
方法1. 器用さを身につけるには、まずは基礎となる知識を付けること
器用な人は頭が良く仕事が早いですが、これは器用な人が持っている知識や技術、経験を物事に応用しているからです。
そして、器用な人の中でも生まれながら頭が良い、という人はごくまれ。皆今まで自分で懸命に勉強し、知識を取り入れてきているのが大半。
不器用な人が器用な人を目指す第一歩は、仕事や日常生活で応用できる知識を仕入れること。
本を読んだり、色々な人の話を積極的に聞いたりと、知識を仕入れるために行動してみましょう。
方法2. 発表をする前、仕事をする前、デートをする前など、必ず脳で段取りをイメージしてから取り組む
器用な人は、自分の力量と状況を比べて、どのように対応するかを具体的にイメージできます。
仕事からデートまで、いつもと違いのある状況でもすぐに対応できるのは、きちんと頭の中でシミュレーションができているから。
不器用な人がいつもと違いのある仕事やデートをする時は、まず頭の中でイメージトレーニングをするのがおすすめ。
一度頭の中で段取りを体験していれば、実践でもうまく事を運べるでしょう。
方法3. 器用だと感じる人が身近にいるならば、仕事の仕方を真似してみる
同僚や上司など、器用な人が身近にいませんか。自分と同じように仕事を進めているのに、器用な人は自分よりも仕事が早い、分量も多くこなせるのはなぜだろう、と思いますよね。
仕事が早い器用な人は、優先順位をつけて自分で仕事の段取りを決めたり、要領を得て自分で一番早く仕事ができる方法を身に着けたりしているからです。
どんな風に仕事をしているかを真似してみると、器用な人に近づけるヒントが得られるでしょう。
方法4. 部下や同期と仕事関係で関わる人から、彼氏や彼女など恋人の行っていることをしっかり把握しておく
器用な人は、仕事だけでなく人間関係でも自分と適切な距離を取ったり、その人の本質を見抜いたりができます。
一方で、不器用な人は恋人に「鈍い」と言われてしまったり、良かれと思ってやったことが裏目に出てしまったりしますよね。
不器用な人は、まず自分の周りの人間関係を整理して、その人たちの性格や好きなもの、逆に苦手なものを改めてリサーチしてみるのがおすすめ。
さらに、自分との距離を見極めると、適度で疲れない人間関係や付き合い方が分かるでしょう。
方法5. 心に余裕を持ち、難しい仕事でも果敢に挑戦していくことを心掛ける
器用な人は自分の知識や経験をさらに積んで、より仕事の幅を広げたい、難しい仕事もこなしたいと思って努力をしています。
難しい仕事にチャレンジして失敗したらどうしよう、と物怖じしていませんか。
器用な人は、例え失敗したとしても失敗から物事を学び、次の成功に結びつけています。「失敗は成功の元」の言葉通り、自分の仕事の幅を広げるために、新しい事にもどんどんチャレンジしてみましょう。
器用な人も最初から器用だったわけではない!
器用な人も、新入社員の時から仕事が早いわけではありませんよね。今まで積み重ねてきた知識や経験を活かして、仕事が早い人になったのです。
「今は自分は器用な人間ではない」と自覚していてもこれから知識や経験を積み重ねて活かせば、誰でも器用な人になれる素質を持っているのですよ。
不器用な性格を卒業して器用で頭がいい人になりましょう。
何でも器用にこなす、器用な人は仕事でも恋愛でも充実している人が多いですよね。
不器用な人でも、器用な人の特徴や器用な人間になるにはどうすれば良いかを知れば、今日からでも器用な人間を目指せます。
今日から仕事が早い人を観察したり、イメージトレーニングをしたり、読書をして知識を取り入れたりなどすれば、少しずつ器用な人に近づけますよ。
【参考記事】はこちら▽
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